デスクワークにおすすめのゲーミングチェア10選 |チェアコンシェルジュが解説

おすすめゲーミングチェア10選

「テレワークには慣れてきたけど、腰や肩の痛みが気になる」
「ゲーミングチェアを使いたいけど、どれを選べばいいかわからない」

テレワークが増えたことで、自宅での快適なワーク環境を整え始めた人も多いはず。そんな中で注目を集めているのが、ゲーマーのために作られたゲーミングチェア。長時間座っていても疲れにくく、高機能なワークチェアに比べて安価なため、デスクワーク用のチェアに取り入れやすいんです。でも、どれを選べばいいかわかりませんよね。

そこで、ワークチェアの専門家“チェアコンシェルジュ”の伊藤僚範さん(WORKAHOLIC)にインタビュー。そのお話をもとに、編集部がデスクワークにおすすめのゲーミングチェアを価格帯別に10種類ピックアップしました。プロゲーマー3人の座談会の様子とともに、ゲーミングチェア選びの参考にしてください。

伊藤僚範さん

Eviro株式会社
「WORKAHOLIC」 チェアコンシェルジュ

伊藤僚範さん

高機能オフィスチェアをメインに扱うセレクトショップ「WORKAHOLIC」に勤務。チェアコンシェルジュとして、一人ひとりの体型や作業環境に合った最適な一脚とともに、正しい姿勢での座り方も提案。「WORKAHOLIC」の累計客数は約4万3200人、累計販売数は約6万脚にも及ぶ。
HP:https://www.iamworkaholic.jp/

チェアコンシェルジュが教える!

デスクワークにおけるイスの重要性

快適なデスクワークのための最重要アイテムといえば、長時間体を預けるイス。合わないイスを使い続ければ、体に支障をきたしてしまいます。そこで、ゲーミングチェアを選ぶ前に、デスクワークにおけるイスの重要性、正しい姿勢・座り方といった基本を、チェアコンシェルジュ・伊藤僚範さんに伺いました

※写真は、ゲーミングチェア「WINcase Type-R」を使用しています

(1)イスは“デスクワークアスリート”の超重要アイテム

「WORKAHOLIC」はワークチェア専門店なのですが、お店に来る方は、体を痛めてしまい、「治療にお金を出すならいいイスを買いたい」とか「ワークチェアは体に負担が少ないと聞いて見に来た」という方が多いです。痛くなってみないとわからないんですよね。

伊藤さんインタビュー01

よく“デスクワークアスリート”という表現をしますが、デスクワークで仕事をする方をアスリートと考えた時に、体に密着するイスは、走る選手にとっての靴みたいなもの。そこに手を抜く選手はいないじゃないですか。

体を壊していいパフォーマンスを出せなければ、評価が悪くなり、対価をもらえなくなってしまう。健康な状態でいいパフォーマンスを出して、長く仕事をするためにも、デスクワークをする人にとってイスは重要なんです。

(2)選び方の重要な2大ポイント&各部の名称・機能

ゲーミングチェア各部の名称
  • ヘッドレスト……頭を置くことで、頭と首を支えてくれる
  • アームレスト……腕を支えることができるひじ掛け
  • リクライニング……背もたれを倒して、作業途中のリラックスに
  • ランバーサポート……腰椎を支え、正しい姿勢をサポートしてくれる
  • 座面……腰を下ろす部分。幅や高さ、素材が重要

重要なのは、背もたれと座面

お店に来る方は、「首が痛い」「腰が痛い」「背中が張る」など、いろいろな理由を抱えているんですけど、原因として背もたれを使えていない方が多いんです。背中のS字カーブのサポート部分が柔らかすぎたり弱すぎると、悪い姿勢を受け入れやすく、腰を痛めてしまいます。

座ってみた時に、S字のメリハリがちゃんとついていて、腰をしっかり支えてもらっていると感じられるようなイスを選ぶと、座りやすいし体の負担も少ないです。

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座面に関しては、ゲームチェアはビニールレザーやファブリックの生地が多いと思うんですけど、夏場は特に長時間座っていると蒸れたり汗をかいてしまうと思います。それなら、素材がメッシュになっているイスもありますし、逆に硬くて座りづらいと思ったら、柔らかいクッションのものもあります。自分がお尻をのせた時に、感触がいいと思うものを選ぶのが大事です。

あと、地面から座面までが高いイスが多いと思うんですけど、女性や小柄な方だと足が浮いてしまって、無理してかかとをつけようとすることで太ももの裏が圧迫されてしまうんですよね。座面の長さにしてもそうで。座面が長すぎると奥深くまで座った時に足が届かない。一般的なゲーミングチェアにはなかなかないかもしれませんが、シートの高さや座面の長さが変えられるものが一番いいですよね。

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座面の高さや奥行きの調整ができるかどうかも選ぶうえでのポイント

パソコン作業の鍵はアームレスト

パソコンで作業する時、デスクに手首をのせてキータッチする方が多いと思います。でもその姿勢だと、頭が前に出てしまって、頭の重さを首と肩が支える形になってしまい、肩こりの原因になるんです。腕の重さを手首だけで支えているのも、無意識に肩でバランスをとろうと力が入ってしまう。それを軽減するには、アームレストに腕をのせれば、肩が楽な状態でキータッチできます

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アームレストは、休憩時だけでなくパソコン作業の際にも重要なパーツ

ただ、一般的なゲーミングチェアは、アームレストの左右の幅が広いものが多いので、腕を乗せてパソコンの作業をするのは難しいです。その場合は、アームレストを低く下げられるタイプを選ぶのがいいと思います。

アームレストを低く下げて、お腹がくっつくぐらいまで机の中に入り込んで、机の上に腕をのせてキータッチする。引き出しが付いている机だと、下がるアームレストでもぶつかっちゃうことがあるので、自分の机との相性も考えた方がいいと思います。

リクライニングの深さはゲーミングチェアの魅力

純粋にゲーミングチェアのいいところだと思うのは、リラックスする時にリクライニングを深く倒せること。テレワーク期間中、木のイスなどに座って作業していて、形を変えられないから体が痛くなっちゃうという方がいるので、ある程度自分のやりやすい角度で作業ができるとか、疲れた時に倒せるといった機能は必要かなと思います。

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リラックスした使い方でいえば、ヘッドレストが付いているものであったり、オットマン(足をのせるパーツ)が付いているものもあるので、自分がどういう使い方をしたいのかをイメージしながらゲーミングチェアを選んでもらうといいかなと思います。

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収納式オットマンを装備しているゲーミングチェアもあります

(3)座る時の基本的な姿勢を学ぶ

パソコンをする時、多くの方は机に体をのせたり、疲れてお尻がすべった状態になっていると思いますが、それはもともとの背骨の形を崩してしまっているんです。女性の方に多いのが、浅く座ってまっすぐ背筋を立てているんですけど、だんだん疲れてきて背筋が丸まってきちゃったり。

ワークチェアでもゲーミングチェアでも、人間工学に基づいて、姿勢をサポートしてくれる形状になっているんですけど、背もたれを使わないとあまり意味がない。だから、しっかりと深く座って、背もたれが自分の体と密着している状態で作業すると疲れづらいんです。

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写真左は「良い姿勢」、写真右は「悪い姿勢」の例

肩が上がらないように、ひじが90度ぐらいになるところにアームレストを持ってきて腕をのせると、肩が楽な状態で作業ができる。机の際まで寄って、後ろに寄りかかって、正面をしっかり向く。この姿勢をとった時に、背もたれと自分の背中が隙間なくくっついた状態で、腰の付け根のところを支えてもらっている感じがあれば、自分の体にフィットしているということなんです。

ノートパソコンを使っている方は、「ANGLE10」のような卓上傾斜台でモニターの位置を上げてもらうのがいいと思います。実際、イスとセットで購入される方が多いです。

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ノートパソコンで作業する場合の良い姿勢。卓上傾斜台「ANGLE10」を使用すればさらに快適

(4)イスの寿命と価格帯は? 自分に合うイスを選ぶことが重要

「WORKAHOLIC」で扱っている高機能ワークチェアは、価格帯が4万円台から30万円くらいの間で、テレワーク期間中は10万円前後で選んでいる方が多いです。
一方で、一般的なゲーミングチェアはだいたい3万円台くらいからと考えると、ゲーミングチェアを選ぶ理由に、価格はやっぱりついてくるものかなとは思います。

いずれにしてもそれなりの価格はしますが、イスは買い替える頻度が多くないですし、イスの寿命はだいたい8年前後といわれています。初期投資としては少し高く感じるかもしれないですけど、10年近く使えると考えると、例えば日に換算すれば数十円ぐらいでいいイスが使えると思えば、それもありかなと。長い目で見て、価格帯を考えてもらった方がいいと思います。

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それなりの価格はするし、大きいし、長く使えるからこそ、皆さんにはイス選びに失敗してほしくないと思っています。失敗しないためにも、お店に行って試してもらうのが一番ではありますが、いろいろな種類のゲーミングチェアを試せたり、見られる場所があまりなかったりすると思います。自分が困っている部分や求めている部分を知っておいたうえで、機能などを確認した方がいいと思います。

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(5)保証年数と修理の対応もチェック

寿命が一般的に8年前後といっても、その前に修理が必要になるかもしれません。ゲーミングチェアの場合、特に価格が安いものになってくると、ちゃんと直してくれるメーカーさんがあるわけじゃなかったりして、また買い替えなくちゃいけなくなります。

メーカー保証がどれくらい付いているのか、壊れた時にどう対応してくれるのかということを、購入する際のポイントとして考えておいた方がいいと思います。

価格帯別!
編集部おすすめのゲーミングチェア10選

ここでは、伊藤僚範さんのお話を参考にして、デスクワークにおすすめのゲーミングチェアを編集部が厳選。

ベーシックタイプの「約3~5万円」高機能な「5万円~」低価格な「1~3万円」の3つの価格帯別にセレクトしたので、ゲーミングチェア選びの参考にしてみてください。

※ゲーミングチェアの選定は編集部によるものです
※特に記載がないかぎり、紹介しているゲーミングチェアは「WORKAHOLIC」で取り扱いはありません

一般的な価格の約3~5万円機能と価格のバランスがとれたベーシックタイプ

AKRacing Nitro V2:4万3593円(税込)

出典:https://www.akracing.jp/nitro/

素材 PUレザー ヘッドレスト あり
耐荷重 150㎏ アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 180° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 43~50cm オットマン なし
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ゲーミングチェアの有名メーカー「AKRacing」のスタンダードモデル。レッド、ブルー、グリーン、オレンジ、ホワイトの5色展開。高級感あふれ、お手入れも簡単な高品質PUレザー素材を張地に使用しています。

背面部分は適度なホールド感をもたせつつ、座面内部には疲労を軽減する専用設計のウレタンを採用し、理想的な座り心地を実現。アームレストは、28~35cmの昇降調整機能付きで、作業しやすいポジションにひじを置くことができます。

DXRACER DXR:2万9800円(税込)

出典:https://dxracer.jp/SHOP/114422/151445/list.html

素材 ファブリック ヘッドレスト あり
耐荷重 90㎏ アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 150° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 41~51cm オットマン なし
公式サイトへ

ゲーミングチェアのパイオニアブランド「DXRACER」の中で、もっとも人気のあるシリーズ。細身、普通体型の方向けのスタンダードタイプで、身長155~175cm推奨。

座面生地には通気性と肌触りの良いファブリック生地を採用しているので、長時間の使用も快適。背もたれリクライニング機能135度+座面ロッキング機能(ゆりかごモード)15度の組み合わせで、最大150度リクライニングすることができます。座面高さ、アームレストの高さを調整できます。

Bauhutte RS-950RR:3万8900円(税込)

出典:https://www.bauhutte.jp/product/rs950rr/

素材 ファブリック ヘッドレスト あり
耐荷重 100㎏ アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 135° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 38~45.5cm オットマン なし
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ゲーミング家具ブランド「Bauhutte」のスタンダードモデル。長時間の着座でも快適な、さらっとした肌触りで通気性の良いファブリックの張材を使用。推奨身長154~184cm、日本人向けに調整された低座面(38~45.5cm)

前後・左右・上下の3方向に可動する3Dアームレストにより、用途に合わせたポジションの微調整が可能です。

ITOKI クロスフォーカスチェア:3万9900円(税込)

出典:https://shop.itoki.jp/shop/pages/xfocus.aspx

素材 ファブリック ヘッドレスト あり
耐荷重 不明 アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 135° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 43~52.5cm オットマン なし
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老舗オフィス家具メーカー「ITOKI」のモデル。長時間の着座でも疲れにくいゲーミングチェアの特徴をもちつつ、ソファに使用される肌触りの良いファブリック(布張地)を採用したデザインが、自宅のインテリアにもなじみます。

アジャスタブル肘(アームレスト)は7段階上下昇降で好みの高さに調整できます。ランバーサポートは上下に位置調整が可能。

Contieaks Rosa :3万8800円(税込)

出典:https://www.sekikagu.co.jp/contieaks/product/rosa.html

素材 ジャージファブリック ヘッドレスト あり
耐荷重 150㎏ アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 160° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 42~50cm オットマン なし
公式サイトへ

家具の総合商社「関家具」が手がけるゲーミングチェアブランド「Contieaks」のモデル。表面素材には、高い通気性で蒸れにくいジャージファブリックを使用。カラーバリエーションは、グレー、レッド、ブルー、ピンクの4色。

昇降、前後、左右、回転をなめらかに調整できる、新型4Dアームレストを装備しています。

高価格帯の5万円以上ハイブリッドな機能を搭載した高級チェア!

noblechairs ICON:5万9660円(税込)

出典:https://archisite.co.jp/products/noblechairs/icon/

素材 PUレザー ヘッドレスト あり
耐荷重 150kg アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 135° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 43.5~50cm オットマン なし
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ドイツのゲーミングチェアブランドのモデル。表面には、合成皮革(PU/ポリウレタン樹脂性レザー)を使用し、牛革風のシボ加工を施しており、本革のようなしっとりとした肌触り。流線型のフォルムや重厚感と相まって、ラグジュアリーな雰囲気にあふれています。

大柄なドイツ人を想定して設計されており、座面の横幅は最大52cmとゆったりワイドなデザイン。アームレストは4方向(上下・前後・左右・斜め)に調節でき、左右の調節や取り外しも可能なので、アームレストが不要な人にはうれしいポイント。

WINcase Type-R:メーカー小売希望価格14万8170円(税込)

出典:https://www.ergohuman.jp/wincase/

素材 メッシュ ヘッドレスト あり
耐荷重 不明 アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 131° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 43.4~52.5cm オットマン あり
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オフィスチェアブランド「Ergohuman」監修による高機能ゲーミングチェア。張地には、通気性・耐久性に優れたエラストメリックメッシュを採用。背骨をサポートする「スパインアジャストメント」やアームレスト、ヘッドレストの調整機能など、緻密な設定が可能。収納式オットマンも標準装備。

伊藤さんポイント

アームレストの高さ調整ができて、内側に畳むこともできるので、腕をのせやすいのが他のゲーミングチェアと違うところだと思います。ヘッドレストが前に倒れてきてくれるので、頭をのせたまま前のパソコンの画面を見ながら作業ができるのはいいですね。
オットマンが付いていて足が伸ばせるのもいいところの一つ。他にエルゴヒューマンが出している、足が伸ばせるワークチェアも今すごく人気があって、お客様も入荷待ち状態なんです。オットマンの要素は、自宅で作業する方にとって大事みたいですね。あとは、他のゲーミングチェアは腰のところにクッションが入っているだけなので、腰の支え方の調節もできるというのは、WINcaseのいいところかなと思います。

OKAMURA STRIKER SEATING EX:7万9860円(税込)※オープン価格

出典:https://www.okamura.co.jp/product/seating/striker/sp/

素材 ビニールレザー、ファブリック ヘッドレスト あり
耐荷重 124kg アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 113° ランバーサポート なし
座面高さの調節幅 43.2~53.2cm オットマン なし
公式サイトへ

※背もたれ角度は、直角から前傾10度も可

オフィス家具の大手メーカー「オカムラ」が昨年立ち上げたゲーミング家具ブランド「STRIKER」のゲーミングチェア。周囲の視線を遮り集中力を高めるヘッドパネル(プレイヴェール)、可動ヘッドレスト付き。座面の奥行き・座面の高さ・アーム(3D)の調整が可能です。

伊藤さんポイント

座面の高さと奥行きがちゃんと調節できて、自然な腰のカーブもちゃんとあるので、ゲーミングチェアとしてはいいと思います。
あと、前に傾く機能が付いているんです。例えば、机の上で何か書いたりする時など、前に重心が傾いた時に、イス自体がついてきてくれるような機能があって、そこが一番違うところかなと思います。

低価格帯の1~3万円デザイン重視のお買い得品!

E-WIN CL-BG1C:2万2900円(税込)

出典:https://ewinracing.jp/products/detail/8

素材 PUレザー ヘッドレスト あり
耐荷重 150㎏ アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 155° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 41~49cm オットマン なし
公式サイトへ

高密度高反発ウレタンを座面・背面に使用した、肉厚で程よく弾力のあるボディが特徴。リーズナブルな価格ながら、リクライニングやロッキング機能、可動アームレスト、座面昇降機能など、ゲーミングチェアとしての機能は一通り装備

Dowinx LS-6689:2万1700円(税込)

出典:amazon

素材 PUレザー ヘッドレスト あり
耐荷重 165㎏ アームレスト あり
背もたれ角度(最大) 170° ランバーサポート あり
座面高さの調節幅 46~54cm オットマン あり
詳細を見る

中世ヨーロッパ風PUレザーを採用した個性的なデザインのゲーミングチェア。170度リクライニングや15度ロッキング機能のほか、収納式のオットマンも装備され、リラックスにも最適。腰のクッションには振動機能も付いています。

ゲーミングチェアを愛用するプロゲーマー座談会

「ゲーミングチェアって、本当にいいの?」
eスポーツのプロチーム「Creatives」に所属する3名のゲーマーの座談会を実施。ゲーミングチェアを愛用している人だからわかる、実際の使い心地や気になる点を伺いました。

Creatives スプラトゥーン部門 Phoenix (フェニックス)

Nintendo Switchソフト「スプラトゥーン2」をプレイするプロチーム。2020年に「第2回 ブラスター杯」準優勝。マネージャーのオレがAceさんと、プレイヤー4人のうち、びshoじょさんいぬまるさんが座談会に参加。
オレがAce
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オレがAce びhoじょ いぬまる

ゲーミングチェアの使い心地

3人が愛用しているゲーミングチェア

——皆さんが実際に使っているゲーミングチェアの機種と、使い心地を教えてください。

びshoじょ:スポンサーから頂いたものになるんですが、Thermaltakeさんの「X Comfort」というゲーミングチェアを使っています。幅が広いので、横幅が大きい自分でもフィットする感じがあって、座り心地も抜群です。後ろにもけっこう倒れるので、ゆっくりしたい時にも使えます。それまでは一般的なイスを使っていたんですけど、2、3ヶ月前にこれに出会ってから革命的に変わりましたね。長時間ゲームをやっても疲れないのが一番のメリットだと思います。

びshoじょさんのゲーミングチェア

いぬまるAKRacingの「Wolf パープル」というゲーミングチェアを使っています。使い始めて半年ぐらいたちますが、長時間座ってももちろん疲れないし、座った時のフィット感があって、すごく座り心地がいいです。誕生日プレゼントにもらったのですが、だいたい4万5000円ぐらいだったと思います。

いぬまるさんのゲーミングチェア

オレがAce:今は廃盤になってしまっているんですが、自分が使っているのは、Willstarというメーカーのゲーミングチェアです。買った時の値段は1万5000円ぐらいで、よくある格安ゲーミングチェアっていうんですかね。ピンキリみたいなイメージがあると思うんですけど、安いから悪いとか全然そんなことはなくて。もう3、4年使っているんですけど、頑丈で壊れないですし、フィット感もしっかりしていますね。

俺がAceさんのゲーミングチェア

——そのゲーミングチェアを選んだ理由を教えてください。

オレがAce:その時は学生で、ゲーミングチェアに対する知識も全然なかったので、とにかく安いものが欲しいと思ってネットで探しました。安いものっていろいろあるので、その中で、僕の場合は色で選んだって感じですね。ただ、安いゲーミングチェアって中国製が多いんですけど、説明書が英語か中国語だったりするんですよ。だから図面を見て組まなきゃいけなくて、ちょっとめんどくさいなって思っちゃいましたね(笑)。
びshoじょ:僕のは日本語の説明書でしたけど、ゲーミングチェアの組み立ては初めてだったので、意外と難しかったです。けっこう重量感もあるので、体力を使うし、簡単にパッと作れるわけじゃなかったです。
いぬまる:僕は長期間使うので、有名メーカーの高い値段の商品にしようと思って買いました。革だと、長期間使うとはがれそうだと思ったので、布製のものにしました。

——他の人が使っているゲーミングチェアについて、気になっていたりはしますか?

オレがAce:僕としては、びshoじょさんがそのゲーミングチェアを使い始めた頃から、めっちゃいいなと思っているんで、感想とか詳しく聞きたいです。
びshoじょ:ブラックで、カーボン調のデザインがめちゃくちゃかっこよくて、友達にも自慢できるなと思っています(笑)。あと、幅が広いのが一番よくて。座り心地がだいぶゆったりしているので、Aceさんとか体格の大きい人にもおすすめですね。
いぬまる:僕も横幅太いんで、うらやましいです。

オレがAce:僕らがやってるのってコントローラーでやるゲームだから、手を横に広げるじゃん。そのへんはどうなの?
びshoじょひじ掛けが上下に調整でき、左右にも広げられるので、自分のひじの高さに合わせて固定できるんです。コントローラーとかを持つのに、位置を固定できるのはいいですね。
オレがAce:一般的なゲーミングチェアは上下にしか調整できないよね。左右にも動くのはすごい。コントローラーでゲームする人にはいいね。
びshoじょ:そうだね。「スプラトゥーン」はジャイロ操作(コントローラーを動かして視点を操作する機能)っていうのがあって。コントローラーを持って、敵にエイム(照準)を合わせて戦うっていうゲームなんですけど、不安定だとぶれるじゃないですか。だから、ひじ掛けを自分の位置に調整できるのは、プレイヤー向きではあるかなと思いますね。Aceさんは長く使っているけど、どこか悪くなってきたりとかはある?
オレがAce:きしむようにはなりましたね。ギーギー音が鳴っちゃうようになって。昼間なら気にならないんですけど、ゲーマーの人って割と深夜にゲームやったりするので、夜中にギーって音がすると家族とかに申し訳ないじゃないですか。そこ以外は、目立った傷とかもないですし、劣化している部分はないですね。

ゲーム以外の場面でもおすすめ

——ゲームをしている時以外にも、ゲーミングチェアは使っていますか?

いぬまる:僕はゲーミングチェアに座って休憩したり、ご飯も食べていますね。めっちゃ快適です。後ろにけっこう倒れるので、仮眠をとったりしています。
オレがAce:びshoじょさんも練習前とかに、「ちょっと寝るから、後で起こして」みたいな感じで、イスで仮眠とってるイメージがあります(笑)。
びshoじょ:そう。けっこう後ろに倒れるから、快適すぎて寝ちゃいますね(笑)。

オレがAce:僕はゲームだけじゃなくて、動画編集や資料を作ったり、ビジネスマンがパソコンに向かってやるような作業もしたりするんです。そういう作業をしていても、ゲーミングチェアだと腰の部分を押さえてくれるので、腰が痛くなりづらいというのはありますね。ゲーミングチェアってゲームする人のものみたいなイメージがあると思うんですけど、普通にデスクワークにも向いていると思うので、そういうことがもっと知れ渡ったらいいかなって思いますね。
びshoじょ:長時間座ると腰を痛めたりすると思うので、デスクワークをする方にはゲーミングチェアが本当におすすめです。疲れないというのがメリットだと思うので。
いぬまる:今回の取材のように、Zoomを使って長時間座りながら会議する人もいると思うんですけど、ゲーミングチェアを使うと、腰を痛めないのでおすすめだと思います。

ゲームチェア談義

オレがAce:ちなみに、ゲーミングチェアは腰のところにクッション(ランバーサポート)が付いているんですけど、けっこう使わない人が多いんですよね、このクッションって、付けることで背筋とかをサポートしてくれる役割があるので、絶対付けた方がいいです。

こんなゲーミングチェアが欲しい

——使っていて気になる点や、「もっとこうだったらいい」と思うことはありますか?

オレがAce:ゲーミングチェアって、ずっしりしていてけっこう重いんですよね。ゲームのイベントとかに行くにしても、運ぶのが大変なんです。コロコロ転がすのも、普通のイスに比べたら重量があるので大変で。家でも、別の部屋に持っていくっていう時も、ちょっとめんどくさいなと思っちゃいますね。軽量化したものが出てきたらなとは思います。

びshoじょもっといろんなデザインがあってもいいかなと思います。赤だったら赤、ブルーだったらブルーって、だいたい色が決まっている感じなので、いろんな色を混ぜ合わせたり。色の工夫があってもいいのかなと思います。
オレがAce:確かに、カラーバリエーションの豊富さはあまりないですね。汚しやすいっていうのがあると思うので、だいたい黒いものが多いんですよね。最近、自分で好きな配色を選んで、オーダーメイドしてくれるキーボードがはやっているんですけど、そんな感じでゲーミングチェアも、クッションとかのパーツごとにカラーバリエーションを自分で選べて作れる、みたいなのがあったら、遊び心があって楽しいかなと思います。

いぬまる:僕はよく寝転ぶので、足を伸ばせる支えみたいなのが付いていたらほしいですね。あと、座りながら飲み物をよく飲むので、映画館のイスみたいに、飲み物を置くホルダーが付いていたらいいなと思います。

購入時に留意する点は?

——ゲーミングチェアを買う時に、どこに気をつけて選んだ方がいいと思いますか?

オレがAce:AKRacingさんやThermaltakeさんとか、国内販売している有名メーカーであれば間違いないです。買うなら、少しお金がかかっても、有名なメーカーさんのものを買うのが重要かなと思います。
びshoじょ:僕は、自分の体格に合ったものを選ぶべきかなと思います。幅が狭いと窮屈になってしまうので幅の広いものにしたり、ひじ掛けがあるものだったり、ひじ掛けが動かせるものだったり、自分の体格に合ったものを買うのが一番重要かなと思います。
いぬまる:デスクワークとかいろいろな場面でも使えるので、長い期間使うのであれば、高いものだったとしても、有名なメーカーのものを買うべきかなと思います。

オレがAce:ゲーミングチェアって座り心地もいいですけど、どこがいいって、個人的にはデザインだと思うんですよね。学校とかでビデオ通話をすることがあったんですけど、Zoomとかで会議や授業を受ける時、普通のイスに座っている人に比べて、ちょっといいイス使ってるな、ってなるんで(笑)。ワクワク感というか。機能性だけじゃなくて、インテリアとか見た目でゲーミングチェアを買うっていうのも全然ありだと思います。
びshoじょ:こうやってみんなでゲーミングチェアについて話すことが今までなかったので、例えば、このひじ掛けが曲がらないのが多いんだなとか、そういう知識も初めて知って。そういうのを知ることができたので、次に選ぶものに関しても、ある程度知識をつけた方がいいのかなと思いました。

まとめ

長時間座っても疲れにくいだけではなく、今ではデザインや機能面においてもさまざまなタイプのモデルが販売されているゲーミングチェア。少し調べるだけで「ゲーミングチェアはゲーマーのもの」という固定概念が覆ると思います。

テレワークが日常化し、イスの重要性を実感し始めた今、快適なデスクワークのアイテムとしてゲーミングチェアの購入を考えてみてはいかがでしょう。

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