本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)
目次
テレワークを導入する企業が多くなり、自宅やカフェなど、オフィス以外でデータ通信を利用する機会が増えています。そこでおすすめしたいのが「ポケットWi-Fi」です。しかし、いざ調べてみるとさまざまな会社がサービスを提供しているため、どこがいいのか迷ってしまうでしょう。
そこで、ポケットWi-Fiなどインターネット回線に詳しいブロガー・YouTuberのふじもんさんに、ポケットWi-Fiの選び方と、おすすめのポケットWi-Fiを紹介していただきました。
<専門家が教える!ポケットwifiの選び方>
- 毎月どのくらいデータ通信をしているかを把握する
- 契約期間の「縛り」を把握する
- キャンペーン情報も含めて毎月の利用料金を考える
- 自宅や行動エリアでつながるか
- これからは「5G対応」に注目
▼専門家が選ぶおすすめポケットwifi10選
サービス名
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特徴
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ポイント
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詳細
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Broad WiMAX |
月額料金(税込)
コスパDX 通信回線
WiMAXの高速 端末
Speed Wi-Fi 契約期間 2年契約 |
5Gプランだけでなく地方ユーザーもつながる |
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AiR-WiFi |
月額料金(税込)
100GB: 通信回線
SoftBank・au 端末
U2s・U3・G4 契約期間 1年契約(※2) |
最安級のWi-Fiサービス |
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モンスターモバイル |
月額料金(税込)
50GB: 通信回線
SoftBank・au 端末 Macaroon SE 契約期間 1年契約 |
Macaroon製端末がかわいい |
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FUJI Wifi |
月額料金(税込)
30GB: 通信回線 docomo 端末
H01 契約期間 縛りなし |
老舗のWiFiサービス |
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ZEUS WiFi |
月額料金(税込)
100GB: 通信回線
SoftBank・au 端末
H01 契約期間 2年契約 |
総合的にサービスが充実 |
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クラウドWiFi |
月額料金(税込)
100GB: 通信回線
SoftBank・au 端末 U3 契約期間 なし |
縛りがない安心プラン |
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Mugen WiFi |
月額料金(税込)
100GB: 通信回線
SoftBank・au 端末 U3 契約期間 2年 |
30日間のおためし全額返金キャンペーンがお得 |
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それがだいじWi-Fi |
月額料金(税込)
100GB: 通信回線
SoftBank・au 端末 T6,T8 契約期間 2年 |
端末の返却必要あり |
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BIGLOBE WiMAX |
月額料金(税込)
実質無制限: 通信回線 WiMAX・au 端末
Speed Wi-Fi 契約期間 なし |
契約期間なしが魅力のWiMAX |
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GMOとくとくBB WiMAX |
月額料金(税込)
実質無制限: 通信回線 WiMAX・au 端末
Speed Wi-Fi 契約期間 2年 |
キャッシュバックのタイミングに注意 |
※1:端末によって月額料金が違うが最安プランはU2s
※2:オプション(月額330円)で契約縛りなしも可能
※3:1万円のキャッシュバックで月額は実質3438円
※4:契約月:0円(実質無制限)
※5:1-12か月:3784円
SELECTorが教える!
ポケットWi-Fiの基礎知識
インターネット回線を手軽に使えるポケットWi-Fi。すでに使っている人も多いかと思いますが、興味はあるけどまだ使ったことがないという人もいることでしょう。そこで、ポケットWi-Fiに詳しいふじもんさんに、ポケットWi-Fiの基礎知識を教えていただきました。
ポケットWi-Fiの端末の数々。さまざまな形状のものがある
ポケットWi-Fi利用のメリット・デメリットについて
固定回線と比較した場合、ポケットWi-Fiにどんなメリット、デメリットがあるのか、解説していきます。
<固定回線と比較した場合のメリット>
- 外出先でも使える
- ご家庭で契約している固定回線は高速で安定していますが、家の外では使えません。固定回線とポケットWi-Fiを比較した場合、ポケットWi-Fiの最大のメリットは、家の外でもインターネット回線を利用できるというところです。
- 工事不要
- 自宅に固定回線を使用するには宅内工事が必要になりますが、ポケットWi-Fiならば工事不要ですぐに使用することができます。もちろん工事費などがかからないため、初期費用が安く済むというメリットもあります。
- 月額料金の安さ
- もうひとつのメリットは、月額料金の安さです。固定回線は通信速度が高速で安定しており、データ容量の制限がありませんが、その分月額料金が高くなってしまいます。サービスにもよりますが、月額5000~6000円ほど。一方ポケットWi-Fiは、月額100GB契約で4000円以下になることがほとんど。月額1000円ほどの節約になります。
<固定回線と比較した場合のデメリット>
- 容量制限がある
- 固定回線とポケットWi-Fiを比較した場合のデメリットは、1ヶ月で利用できるデータ容量に制限が設けられているところでしょう。データ容量の制限を超えると、通信速度に制限がかかる場合が多く快適な通信が難しくなるため、1ヶ月のデータ通信量が多い人には向いていません。
スマートフォンとの組み合わせでさらにメリットが
それでは、スマートフォンと比較した場合はどうでしょうか。最近はスマートフォンのデータ通信も大容量化が進んでいますが、月額料金が高額だったり、使いすぎて制限がかかってしまうということがあります。
特に最近は、通勤通学時に動画配信サービスを見たりする方も増えていると思います。そのような使い方をスマートフォンのデータ通信だけで行うと、すぐに上限に達してしまいます。
そこで、スマートフォンとは別にポケットWi-Fiを使うことで、スマートフォンのデータ容量を消費せずに移動中でもインターネットが使えます。また、データ通信をポケットWi-Fiに任せることで、スマホのバッテリーの節約にもなります。
この特長を生かすと、スマートフォンの契約をデータ容量の少ない安いプランにしてポケットWi-Fiを併用することで、毎月のスマートフォンとデータ通信の料金をトータルで安くすることも可能になります。これもポケットWi-Fiのメリットといえます。
例えば、スマートフォンのデータ通信無制限プランは、およそ7000円となります。一方、ポケットWi-Fiは月100GBで4000円程度、月50GBで3000円ほど。スマートフォンの低価格プランは2000円ほど(各種割引サービス適用後)なので、スマートフォンとポケットWi-Fiを組み合わせて利用すれば月1000円~2000円の節約ができます。
ポケットWi-Fiの利用に向いている人、いない人
基本的に、インターネットを使う方であれば使って損はないサービスだと思います。特に、自宅だけではなく電車での移動中やカフェなどでスマートフォンを使って動画を見る人や、旅行や出張に行く機会が多い人など、自宅以外でインターネット接続を頻繁に使う方は、必須といってもいいかもしれません。
逆に毎日長時間、動画配信サービスを視聴するという大容量のデータ通信を日常的に行う人は、固定回線の方がオススメです。
ポケットWi-Fiは、1ヶ月のデータ容量に制限があるサービスがほとんど。そのため、ポケットWi-Fiの制限以上のデータ通信を毎月行う人は、データ通信の上限がない固定回線を利用した方がいいでしょう。
また、固定回線と比較した場合、ポケットWi-Fiは応答速度が遅くなる傾向があります。応答速度はpingと呼ばれるもので、この速度が速ければ速いほどレスポンスがよくなります。一般的に、固定回線(光回線)ではpingは50ms未満、ポケットWi-Fiでは50ms以上となっています。その差は0.何秒という世界ですが、シューティングゲームや格闘ゲームなどシビアなゲームをプレイする人は、ポケットWi-Fiはあまり向いていないと思います。
スマートフォンのテザリングとの違いは?
スマートフォンを親機(アクセスポイント)として利用することで、パソコンなどをインターネットに接続することができるテザリング。ポケットWi-Fiは、スマートフォンのテザリングとシステム的に違いはありませんが、スマートフォンでのテザリングのデメリットとして、以下のようなことが考えられます。
- スマートフォンの通話中は使えない
- スマートフォンのバッテリー消費が激しいなど
ポケットWi-Fiを使えばこのようなデメリットを回避することができます。
ポケットWi-Fiの回線は大別すると2種類
2021年5月時点でポケットWi-Fiを提供している企業は60社以上あります。ただし、回線の種類で言えば2種類となります。
サービス名に「WiMAX」と付いているものは、UQコミュニケーションズが提供している「UQWiMAX」の回線を借りて運用しているサービスです。比較的高速なデータ通信ができることが特徴ですが、地下街など一部つながりにくい場所があるのがデメリットです。
「AiR-WiFi」「Mugen WiFi」のように、サービス名が「○○WiFi」というサービスは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリアの回線を利用している「クラウドSIM」というサービスとなります。人口カバー率99%といわれている回線網を利用しているため、つながりやすいのが最大の特徴です。速度面に関しても、実用レベルでは問題ありません。
また、今後はポケットWi-Fiも5G通信に順次対応していくものと思われます。5Gに対応すると、さらに高速通信が行えるだけでなく、混雑している場所や地下などもつながりやすくなります。
WiMAX | クラウドSIM | |
---|---|---|
メリット | ・速度が速く実質無制限 ※3日間の使用容量が10GB以内の場合 |
・月額料金が安い回線が多い ・三大キャリアの回線を使えるのでどこでもつながりやすい ・海外でも使える |
デメリット | ・3日間で10GB超えた日の翌日18~26時に、最大通信速度1Mbpsに制限される ・地下などでつながりにくい場合がある |
・WiMAXよりも通信速度は遅い ・通信障害発生の可能性がある |
ポケットWi-Fiの「実質無制限」とは?
家の固定回線ならばデータ容量は無制限ですが、ポケットWi-Fiでは月20GBや50GB、100GBといった上限が設けられていることがほとんどです。ただし、WiMAX系のポケットWi-Fiでは「実質無制限」というものもあります。
「実質無制限」とは、「3日で10GBのデータ通信をすると、翌日18時から翌々日2時まで下り最大1Mbps」という制限がかかるものです。
1Mbpsの制限と聞くと遅く感じますが、実は1Mbpsという速度はWebサイトや各種SNSの閲覧、メールチェック、YouTubeの視聴には困らないくらいの速度です。また、制限がかかるのは夜の時間帯だけというのもポイントで、日中のビジネスタイムには影響がありません。このことから「実質無制限」とうたっているのです。
一方、WiMAX系以外のポケットWi-Fiでは、データ容量が上限に達すると128Kbpsまたは256Kbpsの速度制限がかかります。さすがにこの通信速度ではメールチェックすら厳しくなるので、実用的とはいえません。
SELECTorが教える!
ポケットWi-Fiの選び方
ポケットWi-Fiと一口に言っても、サービスの数は膨大。いざ選ぼうと思っても、どれがいいのかわからないと迷っている方も多いのではないでしょうか。どのようにポケットWi-Fiを選べばいいのか、チェックポイントなどをふじもんさんに教えていただきました。
各社が提供するサービスの違いは?
通信回線については、WiMAX系とNTTドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリア系の2種類になりますが、通信回線以外にもポケットWi-Fiの各サービスには違いがあります。
大きく分けると……
- 用意されているプラン
- 一定期間の契約を行ういわゆる「縛り」があるかどうか
- 毎月の利用料金、実際に使用した場合の通信速度
- 対応エリア
そして今後普及するであろう5G通信に対応するかどうかといった点が、ポケットWi-Fiを選ぶ際のポイントになると思います。
データ容量は適切か?
現在のポケットWi-Fiサービスの多くは、毎月のデータ容量の上限により月額料金が変わるタイプが主流です。もちろん、20GBより50GB、50GBより100GBというように、より大容量の方が安心ですが、その分月額料金が高くなってしまいます。
自分が毎月使うデータ容量に合った料金コースがあるサービスを選ぶのがいいでしょう。そのためには、まず自分が毎月どのくらいデータ通信をしているかを把握することが重要です。最近ではスマートフォンのアプリなどで計測できるものがあるので、実際に計測してみましょう。
また、サービスによってはデータ容量が上限に達した際に、有料で追加できるものもあります。使用するデータ容量が月ごとにばらつきがあるという人は、データ容量が追加できるサービスを選ぶというのもひとつの手です。
契約期間の「縛り」について
契約時に1年や2年といった一定期間の契約をすると月額料金が安くなる「縛り」を行っているサービスが大半です。なんとなく「縛り」があると、サービスがユーザーの囲い込みをしていると感じてしまいがちですが、実はそうでもないんです。
ポケットWi-Fiの料金はほとんど横並び状態のため、各社は少しでも月額料金を安くするために「縛り」を設けています。「2年間使っていただけるなら月額料金を安くします」というわけです。
一方、縛りがないサービスもありますが、こちらは若干月額料金が高くなります。いつでも解約できるというメリットはありますが、月額料金が高くなるというデメリットもあるわけです。
両者のメリット・デメリットを比較検討して、自分の使い方に合ったサービスを選ぶのがいいでしょう。
実質の月額料金とキャンペーン情報をチェック
ポケットWi-Fiの月額料金は、現在はほとんどが横並び状態。100GBで4000円弱というのが相場です。サービスにより違いはありますが、おおむね100円程度の差となります。月額料金で選んでもそれほど差が出ません。
おトクにポケットWi-Fiを使いたいと思うなら、月額料金ではなくキャンペーンに注目しましょう。契約時期にもよりますが、契約すると1万円から1万5000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しているサービスもあります。3月4月といった引っ越しシーズンは、3万円から4万円といったキャッシュバックを行っているサービスもあります。そのようなサービスを選べば、かなりおトクにポケットWi-Fiを使うことができます。
これらをうまく利用して、1年または2年縛りが終わるタイミングで他のサービスに乗り換えていくことで、利用料金を大幅に安くすることができるでしょう。
月額料金だけではなく、キャンペーン情報も含めて毎月の利用料金を考えるようにするのがポイントです。
実際に出る速度はどれくらいか
いろいろなポケットWi-Fiを契約して、実際に日本各地で速度計測などを行っていますが、平均するとWiMAX系サービスは下り50Mbpsから100Mbps、その他のサービスは30Mbpsから50Mbpsという感じです。
この数字だけ見ると、WiMAX系のサービスの方がいいのかなと思ってしまいますが、実際に使用するうえではどちらのサービスも十分な速度が出ているので、どちらを選んでもあまり問題はないと思います。
自宅や行動エリアでつながるか
通信速度はもちろん重要ですが、もっと気にしなければいけないのは対応エリアです。せっかくポケットWi-Fiを契約しても、自宅や行動範囲内がエリア外だったら使えませんからね。
三大キャリアの回線を利用したサービスは、人口カバー率は99%といわれているため、人間が生活しているエリアのほとんどで使えるはずです。なので、あまりエリアのことは気にする必要はないといえます。もちろん、人が住んでいない山奥などの地域では、そもそも電波自体がきていないので使えないでしょう。各社サイト(以下図)で対応エリアがチェックできるので、参考にしてみてください。
出典:https://www.au.com/mobile/area/
また、WiMAX系サービスは、地下でつながりにくいなどの弱点がありましたが、最近では改善されつつあります。また、一部のサービスでは5G対応端末の取り扱いも開始しました。5Gに対応すると、これまでの通信エリアに加え、地下などのWiMAXの電波が届きにくかった場所での通信も行えるようになります。
これからは「5G対応」に注目
すでに一部のWiMAX系サービスが5G対応端末の取り扱いを開始しています。5Gの通信規格はいくつかありますが、日本では従来の4G基地局を流用して5Gに対応する「サブ6」と呼ばれる規格が主流になっています。
サブ6は他の5G規格に比べ通信速度の向上は控えめですが、通信エリアの拡大や同時接続時の安定性などの向上により、安定した通信ができるというメリットがあります。
現在はまだ5Gは都心の一部でしか使えませんが、今後2、3年で拡大していくものと思われます。現時点では4Gと5Gのどちらを選んでもあまり違いは感じられませんが、将来的なことを考えた場合に5G対応端末を扱っているサービスを選ぶというのもアリかもしれません。ただし、5Gで契約すると月500円ほどの料金アップになるので注意が必要です。
現在のWiMAXの5Gプランはスタンダードモードでも4G LTE回線が利用できます。以前は「ハイスピードプラスエリアモード(別料金)」でなら4G LTE回線を利用することができましたが、今はそのままでも利用できるので5G対応端末のメリットがあると思います。
編集部厳選!
ポケットWi-Fiおすすめサービス10選
ここからは、ふじもんさんのお話を参考に、編集部が厳選したおすすめポケットWi-Fiを10サービスご紹介します。ポケットWi-Fi選びの参考にしてください。
Broad WiMAX|5Gプランだけでなく地方ユーザーもつながる
月額料金(税込) | 初月:1397円 1-36ヶ月:3773円 37ヶ月以降:4818円 |
通信回線 | WiMAXの高速5G回線・au |
端末 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
データ制限 | 無制限 |
契約期間(縛り) | 最低2年 ※途中で他のサービスに乗り換える場合は【いつでも解約サポート】を使うことによって、実質解約金を無料にできるので、契約の縛りはあまり考える必要なし |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 不要(端末代金0円) |
2021年4月に始まったばかりの新しいサービス(5Gプラン)。従来のWiMAXの「地下などでつながりにくい」というデメリットをかなり改善している仕様になっており、日中は実質無制限で高速通信ができるので、ビジネス目的であれば安心しておすすめできます。5G対応エリアの人しかメリットがないように思われがちですがそんなことはなく、地方都市など一般的な携帯電波の入るエリアなら使えるので、地方の人も安心して使えます。
AiR-WiFi|最安級のWi-Fiサービス
月額料金(税込) | 契約月からずっと3278円~(100GB) |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | U2s・U3 ※端末によって月額料金が違うが最安プランはU2s |
データ制限 | 100GBを超過すると128Kbpsに制限されるため、使用は困難 |
契約期間(縛り) | 1年契約 ※オプション(月額330円)で契約縛りなしも可能 |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 必要 不備があると税込2万2000円の端末損害金が発生 |
端末にU2sの新古品を利用することで最安級のWi-Fiサービスになっています。2021年2月に始まった後発のWi-Fiサービスでありながら、端末は新品である必要がないという観点で、業界最安値に挑戦しています。また、契約縛りなしプランも月額330円(税込)プラスするだけで可能ですし、そもそもデフォルトが1年縛りなので、契約に対する心理的ハードルは低いでしょう。最近は30日間お試しレンタルというサービスも始めたので、ポケットWi-Fiを使ったことがない人にはおすすめしやすいWi-Fiサービスです。
モンスターモバイル|Macaroon製端末がかわいい
月額料金(税込) | 1800円(20GB)、2530円(50GB) ※縛りなしプラン2640円(20GB)、3190円(50G) |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | Macaroon |
データ制限 | 容量を超過すると256Kbpsに制限されるため、使用は困難。ただし追加チャージが可能※ |
契約期間(縛り) | 2年契約 |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 必要 不備があると1万6500円の端末損害金が発生 |
※500MB(税込225円)~30GB(税込3450円)
公式サイトへ→Macaroon製端末をレンタルできる唯一のWi-Fiサービスです。追加チャージができたり、より高速な回線に接続し直すことが簡単にできるなど機能が豊富なうえ、バッテリー容量が大きく、円形のデザインがかわいらしいので女性にもおすすめです。契約の縛りプランを途中で変更できるというのも非常に珍しく、特徴的です。
FUJI Wifi|老舗のWiFiサービス
月額料金(税込) | 契約月からずっと3410円(30GB) ※デポコミ(デポジットを預ける支払い)適用で2860円(30GB) |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | H01,Trip WiFi |
データ制限 | 30GBを超過すると128Kbpsに制限されるため、使用は困難 |
契約期間(縛り) | 縛りなし ※デポコミで総額を安くすることができる |
支払い | クレジットカード・コンビニ支払い(別途月額税込209円) |
端末返却 | 必要 不備があると税込2万6400円の端末損害金が発生 |
FUJI Wifiは月額料金4880円(1日10GB)といった大容量プランが用意されているのが特徴です。このサービスは業界的に老舗の立ち位置で、古くから根強いファンがいます。顧客対応がよいと評判で、随時情報発信しているのは評価できるポイントです。
ZEUS WiFi|総合的にサービスが充実
月額料金(税込) | 契約月〜3ヶ月目:3278円(100GB) 4ヶ月目〜:3212円(100GB) ※縛りなしオプション: 3828円(100GB) |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | MR01,H01 |
データ制限 | 100GBを超過すると128Kbpsに制限されるため、使用は困難。ただし追加チャージが可能 |
契約期間(縛り) | 2年契約 ※途中で他のサービスに乗り換える場合は「あんしん解約サポート」を使うことによって、実質解約金を無料にできる |
支払い | クレジットカード atone翌月払い |
端末返却 | 必要 不備があると税込1万9800円の端末損害金が発生 |
女優などを広告モデルに起用し、認知度が急上昇しているWi-Fiサービスです。端末スペックが高く使いやすいということや、追加チャージができる点、そして縛りなしオプションや安心解約サポートなど、総合的にサービスが充実しています。随時キャンペーンをしており、契約から数ヶ月は安い月額料金で使用できることもあるので、最新情報をチェックして契約のタイミングを見極めましょう。
クラウドWiFi|縛りがない安心プラン
出典:https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/cloudwifi/u3/
月額料金(税込) | 契約月からずっと3718円(100GB) |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | U3 |
データ制限 | 100GBを超過すると128Kbpsに制限されるため、使用は困難 |
契約期間(縛り) | 最低1か月 |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 必要 不備があると税込2万7500円の端末損害金が発生 |
クラウドWiFiは、気軽に使いやすいサービスです。運営会社がもともと短期レンタルWi-Fiサービスをやっていた実績もあり、契約期間の縛りがないのが特徴です。月額料金も安く、数ヶ月だけ利用したい人にとってはおすすめで、非常に人気のWi-Fiサービスです。
Mugen WiFi |30日間のおためし全額返金キャンペーンがお得
月額料金(税込) | 契約月からずっと3718円(100GB) ※1万円のキャッシュバックで月額は実質3438円 |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | U3 |
データ制限 | 100GBを超過すると128Kbpsに制限されるため、使用は困難 |
契約期間(縛り) | 2年 |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 必要 不備があると税込2万2000円の端末損害金が発生 |
30日間のおためし全額返金キャンペーンをやっており、はじめてポケットWi-Fiを試したいという人におすすめです。業界最安級でさらにおためし全額返金キャンペーンなどで申し込みが殺到し、2020年の年間を通して一番人気だったといっても過言ではないぐらい、多くの利用者がいるWi-Fiサービスです。現在はキャッシュバック1万円といった魅力的なキャンペーンを開催しています。
それがだいじWi-Fi|端末の返却必要なし
出典:https://www.soregadaiji-wifi.com/
月額料金(税込) | 2948円(50GB) 3267円(100GB) |
通信回線 | SoftBank・docomo・au |
端末 | グローバルモバイルWi-Fi,T8,T6 |
データ制限 | 容量を超過すると最大384Kbpsに制限されるため、使用は困難 |
契約期間(縛り) | 2年 |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 返却あり 端末損害金最大27500円 |
30GBと100GBのプランが用意されているので、自分の使い方にあったプランが選べます。契約期間以上使った場合は、そのまま端末を返却する必要がないのが他のWi-Fiサービスとの違いです。
BIGLOBE WiMAX |1年契約が魅力のWiMAX
出典:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/
月額料金(税込) | 契約月:0円(実質無制限) 2ヶ月目〜:3773円(実質無制限) |
通信回線 | WiMAX・au |
端末 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
データ制限 | 無制限 |
契約期間(縛り) | なし |
支払い | クレジットカード・口座引き落とし |
端末返却 | 端末は購入することになるが、端末代のほとんどがキャッシュバックされるため実質無料 |
WiMAX系サービスの中で唯一契約期間なしでできるサービスです。また1年以内の解約でも解約違約金が税込1100円なので、契約の縛りが気になる人にとってはおすすめです。5G対応端末であり、3日間10GBのデータ制限もないです。ただしハイスピードプラスエリアモードの1ヶ月30GBの制限(超過時128Kbps)があるので、注意した方がいいでしょう。
GMOとくとくBB WiMAX|キャッシュバックのタイミングに注意
月額料金(税込) | 1-12ヶ月:3784円 13-35ヶ月:4334円 36ヶ月以降:5104円 |
通信回線 | WiMAX・au |
端末 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
データ制限 | 制限なし ※超過した翌日の18~26時が1Mbpsに制限されるが、基本的に使える |
契約期間(縛り) | 2年 |
支払い | クレジットカード |
端末返却 | 端末は購入とすることになるが、端末代のほとんどがキャッシュバックされるため実質無料 |
WiMAXの中でも非常に人気のあるサービスです。キャッシュバック金額が1~4万円と幅があり申し込みのタイミングによって異なるので、少しでもおトクに契約したい場合は定期的に公式サイトをチェックして、キャッシュバック額が大きくなるタイミングを狙うといいでしょう。サービス内容はBIGLOBE WiMAXとほぼ同じです。
SELECTorが教える!
ポケットWi-Fiの注意点
ポケットWi-Fiの基礎知識と各社の違いがわかったところで、実際に契約してから困った場合はどうすればいいのか、ふじもんさんに解説していただきます。
使ってみて思ったより速度が出ない場合は?
まずは、契約している会社のサポートセンターに問い合わせることです。端末に問題があるのか、回線に問題があるのか、原因を明確にすることができます。
また、自宅など屋内で使用している場合は、端末を窓際に置いて試してみましょう。窓際で正常な速度が出ている場合は、部屋の環境が悪いということになります。逆に窓際でも速度が出ない場合は端末の不具合の可能性もあります。
ポケットWi-Fiは、電子レンジやエアコンから発生する電波に干渉してつながりにくくなることがあるので、できるだけそれらからは離して使用するようにしましょう。
加えて、水周りも避けましょう。水は電波を吸収しやすいという特性があります。部屋に水槽がある場合などは、水槽から離しておくとつながりやすくなることがあります。本や雑誌などにも水分が含まれているので、本棚に置くのも避けた方がいいでしょう。
データ容量を使い切ってしまった場合は?
毎月のデータ容量を使い切ってしまうと、基本的に通信速度に制限がかかってしまいます。WiMAX系サービスは制限が夜間のみで、速度も1Mbpsなのであまり影響はありませんが、三大キャリアを使用しているサービスは128Kbpsとなり、実用的ではありません。
通信速度制限が気になる方は、追加チャージができるサービスを選んでおけば、いざというときにデータを追加できるので安心です。なお、端末がU2s、U3のサービスは端末の性質上チャージができないので注意しましょう。
クレジットカード以外で支払いたい場合は?
ポケットWi-Fiのほとんどのサービスがクレジットカード払いであり、逆にそれ以外の支払いに対応しているところはあまりありません。今回ピックアップしたサービスでも、2社のみとなっています。
基本的にはクレジットカード払いがおすすめです。口座振替やコンビニ払いは、別途手数料などが加算されるため、結果的に月額料金がアップしてしまいます。おトクにポケットWi-Fiを使いたいのならクレジットカード払いにしましょう。
ポケットWi-Fiをレンタルで使ってみたい場合は?
ポケットWi-Fiはレンタルのサービスも行っていますが、月額が高いため短期間の利用、例えば入院をするときや、海外に出張に行くときに使いたい、といった場合に限られると思います。
サービス名 | 1ヶ月あたりの実質費用(税込) |
---|---|
e-ca | 3965‐15800円 |
WiFiレンタルどっとこむ | 3965‐15800円 |
WiFi RENTAL JAPAN | 2900円-17600円 |
88MOBILE | 3000‐17610円 |
カシモバ | 5800‐9900円 |
WiFiレンタル本舗 | 2160~8250円 |
WiFiレンタル屋さん | 5850~14850円 |
どこでもネット | 6000‐9500円 |
短期間の利用でない限り、レンタルのメリットはないので通常の契約がおすすめです。
まとめ
ポケットWi-Fiは、月額料金だけで比較すると各社ともあまり差がありません。選ぶ際の一番の重要なポイントは、自分の使用目的とタイミングです。
スマートフォンと合わせた月額料金を抑えたいのか、いつでもどこでも快適なデータ通信がしたいのかによっても、選ぶサービスは変わってきます。前述のように、動画配信サービスを心ゆくまで楽しみたいという場合や、オンラインゲームでシビアな勝負で勝ちたいという用途にはポケットWi-Fiは向いていないので、その点に注意しましょう。
また、キャンペーンによりかなりおトクになるタイミングがあります。こまめに情報収集をして、キャッシュバックの金額がアップしているときなどを狙って契約するのがいいでしょう。
現在ポケットWi-Fiを契約している人も、1年に1回、2年に1回というタイミングで各社の情報をチェックして、より快適でおトクなサービスに乗り換えるようにすると、ムダな出費のないポケットWi-Fi生活が送れます。そのためにも、常日頃の情報収集が大切です。