FEATURE
使ってみたら便利すぎて手放せなくなった「Technicsのワイヤレスイヤホン」
今、気になるタレント&モデルに、“本当に買って良かったもの”を紹介してもらうインタビュー企画。買った物から見えてくるのは、その人のライフスタイルやパーソナリティ。第一線でたくさんの“本物”を見てきた彼女たちに選び抜かれた逸品たち。その中から、あなたにとっての「the best of your select」が見つかるかもしれません。
今回ご登場いただいたのは長年、モデルとして活躍しながら、執筆活動やさまざまなブランドとのコラボレーションなど幅広い活躍を行う小谷実由さん。ゲストの“好き”を深掘りするポッドキャスト番組のナビゲーターも務める“おみゆ”さんが、“本当に買ってよかった”と思った「ライフスタイル」に関するアイテムを教えてくれました。
モデル・文筆家
小谷実由さん
1991年生まれ、東京都出身。通称「おみゆ」。14歳からモデル活動をスタートし、ファッション誌やカタログ・広告を中心に活躍。自分の好きなものを発信することが誰かの日々の小さなきっかけになることを願いながら、エッセイの執筆、ブランドとのコラボレーションなどに取り組む。好きなものは猫と純喫茶。2022年7月に初の書籍『隙間時間』(ループ舎)を刊行。現在はJ-WAVE original Podcast番組「おみゆの好き蒐集倶楽部」のナビゲーターを務める。
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自ら企画書を作り直談判。その情熱がポッドキャスト番組になった
2023年の4月から、小谷さんがナビゲーターを務めるJ-WAVE original Podcast「おみゆの好き蒐集倶楽部」が始まりました。「念願がかなった」というポッドキャスト番組は、小谷さん自身が会員番号00となり、多彩なゲストの“好き”を深掘りすることで、ゲストの考え方やアイデア、思い出を蒐集(しゅうしゅう)していく内容です。
「もともとJ-WAVEをよく聞いていて、土曜日の『RADIO DONUTS』という番組がすごく好きなんですが、以前、代打で1ヶ月だけ『RADIO DONUTS』のナビゲーターをやらせてもらったことがあるんです。それまでゲストとしてのラジオ出演はあっても、ナビゲーター側になったのは初めて。この仕事を始めてけっこう長くなりますが、ここまですべてが初めての挑戦となる経験は珍しくて、難しいし、失敗もいっぱいあったけど、すごく楽しかったんですね。だからこそ、楽しかったとここで終わりにせず、もっとがんばりたい、もっと話すことが上手になりたいって、向上心みたいな思いが芽生えたんです」
ラジオが大好きでずっと聞いてきたからこそ、自分もしゃべる側としての経験をもっと重ねてみたい。そう考えた小谷さんは、驚きの行動力を発揮します。
「友達に協力してもらって企画書を作り、J-WAVEさんに直接『こういう番組をやらせてください』ってもち込みました。周りの友達がけっこうポッドキャストをやり始めていたのもあって、『ポッドキャストでやりたいんです』って。ただ『やりたいんです』というだけじゃダメだと思ったし、番組の構想はこうで、私がやりたいのはこういうことですって、具体的な形にまとめた方が熱意が伝わると思ったんです。もちろん、こんなことしたのは人生で初めてです。モデルや執筆の仕事はけっこう待ちの姿勢でいることが多いので、自分にこんな行動ができるパワーがあったことに、自分でも驚きました」
落とすのが怖くて、ずっと食わず嫌いを続けてきたワイヤレスイヤホン
「おみゆの好き蒐集倶楽部」を始めてから収録後の聴く確認作業が増えたり、勉強のため何かと番組を聞き返しているという小谷さん。そんなときに大活躍しているのが、初めて購入したというワイヤレスイヤホン、テクニクスの「EAH-AZ40M2」です。
「最近買ったばかりなんですが、それまで、イヤホンは有線じゃないとなくしそうで怖かったんです。ヘッドホンは大きいから、ワイヤレスでも落とさないじゃないですか。ワイヤレスヘッドホンの見た目もすごく好きなので、外に出るときは基本的にワイヤレスヘッドホン、荷物が多いときは有線のイヤホン、という具合に使い分けています」
「でもスマホを変えたら、イヤホンジャックが変わってしまったんですよ。仕事先とかで『確認用にちょっと聞かなきゃ』ってときも多いので気軽に持ち歩けるものが欲しくて、やっとワイヤレスイヤホンを買う決心をしたんです。なんとなく食わず嫌いで避け続けてきたけど、いよいよ私も時代の波に乗るときがやってきたのかもしれないって(笑)」
MIYU’S BEST SELECT
Technics
ワイヤレスイヤホン EAH-AZ40M2
参考価格: ¥14,986(税込)
Techinis(テクニクス)はパナソニックのハイファイオーディオブランド。「EAH-AZ40M2」はハイレゾワイヤレス音源にも対応する完全ワイヤレスイヤホンで、空気の流れを精密に制御する独自の音響構造によりクリアで自然な音を再現しています。片側約5gと軽量でコンパクトなデザインで、長時間の使用でも疲れにくい装着感を追求した高品位モデル。
いざ使ってみたら、“コンパクトで便利”は最強と気づいた
いまやワンコインショップでも購入できるほど身近になったワイヤレスイヤホンは、プチプラから超ハイエンドモデルまで数え切れないほどの選択肢があります。その中から、初めてのワイヤレスイヤホンにテクニクスをセレクトした理由は、どこにあったのでしょうか。
「ワイヤレスイヤホンを買う決心をしたものの、フィット感とか、音とか、すごいこだわり始めてしまって全然決まらなかったんです。そしたら夫が、もともと自分が使っていたテクニクスのEAH-AZ40M2を『これいいよ』ってすすめてくれて。家のレコードプレイヤーもテクニクスだからブランド的な信頼感もあったし、見た目もシンプルだし、フィット感もすごく気に入ったので、同じ物を買うことに決めました」
「いざ使ったら、『ちっちゃくて便利って最高だな』と思ってしまいましたね(笑)。音について詳しいことはわからないけど、コンパクトなのに低音がしっかり聞こえるし、バッテリーのもちも良くて、外に出るときはもちろん、仕事で確認用の音源を聞くときは家の中でも使ったりしています。装着もラクだし、すぐに聞けるし、とにかく便利。何かに引っかかって引っ張られたり、マスクのひもとイヤホンコードが絡まったりといった有線のときに感じていたストレスが全部なくなって、もう戻れないなと感じています」
声の表現はすごく繊細で難しいからこそ、魅力的に感じる
トークスキルを磨き、番組をブラッシュアップするために、小谷さんは電車での移動中にも「EAH-AZ40M2」で自身の番組を聞き直し、よく「ひとり反省会」をしています。
「これからも番組を通じて、人によって違う“好き”を深掘りしていきたいですし、ナビゲーターとは違う“しゃべるお仕事”もやってみたい。声だけで表現するってすごく難しいといつも思うけど、ポッドキャストを始めて、より声の表現に耳を傾けるようになりました。『この番組のナレーション、すごくすてきだな』とか、『この人の声が心地良いな』とか意識するたびに、声の表現ってすごく繊細なものだと感じるし、だから魅力的なんだなって感じています」
最後に、番組のエンディングでゲストに必ず投げかける質問を、小谷さん自身に尋ねてみました。「おみゆさんにとって、“好き”って何ですか?」
「その質問、自分で言っておいていっつも『なんて難しい質問しているんだろう』って思っているんですよ!(笑) “好き”って何でしょうね……でも、“好き”は自分、かな。私は日常の全部、自分が何かを話す理由とか、自分の身の回りに置くものとかにも、“好き”しか存在させたくない。そこに好きじゃないものが混じると、嘘をついている気分になるからです。“自分”って、“好き”で構成されていると思う。番組でいろんな方のお話を聞いていても、その人の“好き”を知ることは、その人の人となりを知ることと同じような気がしています」
自身の“好き”を原動力に、活躍する世界をぐんぐん広げている小谷さん。そんな小谷さんのもの選びには、人生を豊かにするささやかで重要なヒントが詰まっていました。
小谷実由さんに聞いた、買い物にまつわる一問一答
買って良かった物だけでなく、ふだんどんなスタイルで買い物を楽しんでいるのか。毎回5つの質問を通して小谷さんの買い物観に迫ります。
Q. 特に買い物欲が刺激されるジャンルは?
A. 本とレコード。
レコードはすごく高価な場合もあるけど、基本的に1枚の単価がそんなに高くないので、購入には迷いません。絶対に自分の蓄えになるというか、自分のためになると思って買うものが多いので。
Q. お買い物は1人派? 誰かと一緒派?
A. う〜ん…誰かと一緒派かも。
本屋さんは自分の世界に入っちゃうので1人でも平気だし、レコード屋さんとかも全然1人で行けるけど、服とかは誰かと見に行くことが多いです。お店の人と話すのがちょっと恥ずかしいんです。
Q. 人にプレゼントを買うのは好き?
A. 大好きです。
友達のために誕生日プレゼントを買うとか、お菓子をあげるとかよくします。特に仲が良い友達だったら、お店に行ったときに「これ好きそうだな」と思う物を見つけたら「あの人は本を読むのが好きな人だから、このしおり、かわいいしあげよう」とか、そういうことを考えるのが好きです。
Q. 人にプレゼントを買ってもらうのは好き?
A. 好きです。
でもこれ、「買ってもらう」のか「プレゼントをもらう」のか、どっちの意味ですか?(笑)。プレゼントをもらうことはもちろん好き。今まで印象的なプレゼントは……本が好きな友達が選んでくれた本はうれしかったですね。新しい世界を知ることができるし、「あ、好みをわかられてる!」と思って。あと、私がくし好きだと知ってる人から、くしをもらうのも好きです。「旅先で見つけたから買ってきたよ」ってもらうことがあるけど、そんなパーソナルな時間にまで思い出してくれた気持ちがもううれしいです。
Q. 初めて行った土地で必ず買ってしまうものは?
A. その土地らしいくしを探します。
ないときもあるけど、海外でくしを見つけるのが楽しいんです。なので、何か良いくし情報を知っている人は教えてください。
ワンピース¥17,600(税込)/yuw 、その他スタイリスト私物
●お問い合わせ
アダストリア カスタマーサービス 0120-601-162
撮影/藤井由依 スタイリング/川上薫 ヘアメイク/ボヨン 取材・文/齋藤春子 編集/勝又美月(Roaster)