今、気になるタレント&モデルに、“本当に買ってよかったもの”を紹介してもらうインタビュー企画。買ったものから見えてくるのは、その人のライフスタイルやパーソナリティ。第一線でたくさんの“本物”を見てきた彼女たちに選び抜かれた逸品たち。その中から、あなたにとっての「the best of your select」が見つかるかもしれません。

今回ご登場いただいたのは、長年モデルとして第一線で活躍しながら、人気俳優として幅広い作品に出演している松井愛莉さん。モードからカジュアルまで自在に着こなすファッションアイコンであり、役に合わせて自在に表情を変える表現者である松井さんにとって、自宅で過ごすひとときは心と体を解放できる大切なリラックスタイムです。そんな自宅時間を彩る、“本当に買ってよかった”と思った「香り」に関する愛用品を教えてくれました。

SELECTor

松井愛莉

モデル・俳優

松井愛莉さん

1996年生まれ、福島県出身。2009年にティーンズ向けファッション誌『ニコラ』のオーディションでグランプリを受賞し、モデル活動をスタートする。2013年に結婚情報誌『ゼクシィ』の6代目イメージガールに抜てきされ、以降、モデル、俳優と幅広く活躍。近年の主演作品としてドラマ『エロい彼氏が私を魅わす』『ブルーバースデー』『シークレット同盟』など。10月に初の舞台出演作となる『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』が東京・大阪で上演予定。

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目次

心地よい空間づくりに大好きな香りは欠かせない

10代の頃からモデル業と俳優業を両立してきた松井さん。主演をつとめた連続ドラマ『シークレット同盟』(読売テレビ)では、役のために髪をバッサリ切ったベリーショート姿も話題となりました。初の朗読劇に続き、舞台にも初挑戦するなど、意欲的に仕事に取り組んでいるからこそ、自宅は気持ちと体がほっとくつろげる環境を整えているそうです。

「性格的に一人で考え込みすぎて、悩みの渦に入り込んでしまうことも多いんです(笑)。だから、自宅にいるときはできるだけゆったり過ごしたい。インテリアはベージュや茶色といった視覚的にも落ち着いた色みでまとめていますし、何よりリラックスには、大好きな“香り”が必需品です」

松井愛莉さんの買ってよかったもの‐02-2

もともと香りものが大好きで、身にまとうフレグランスや香り系コスメはもちろん、自宅にはキャンドルやお香などさまざまなルームフレグランスがそろっているそう。

「おうちでキャンドルやお香もたきますし、ヒノキチップにフレグランスオイルを垂らしたり、スペイン語で“聖なる木”を意味する『パロサント』を使ったり。雑誌の撮影でスタジオに行ったときにKITOWAの『インセンススティック ヒノキ』が置いてあったんです。思わず香りを嗅いだところ本物のヒノキの森にいるような心地よい香りが広がって、『めっちゃいいにおいだな!』と驚いたのが最初の出合いですね」

空間をやさしい香りで包み込むKITOWAのお香

香り好きであることから、「キャンドルなど香りのプレゼントをいただく機会も多いです」と松井さん。KITOWAの「インセンススティック 」も、最初は仕事先からギフトとしてもらってお気に入りとなり、自身でリピート購入するようになったのだとか。

松井愛莉さんの買ってよかったもの‐02-3

「私が香りに求めるのは、とにかく“リラックスできる”こと。好みの香りに包まれることで、お風呂に入ったときのようなゆったりした感覚になりたいんです。田舎で育ったせいか森や自然の香りが大好きなので、入浴剤もウッド系の香りを使うことがよくあります。中でもヒノキの香りは心身ともに安らげる感じがして大好きですね」

ヒノキ、ヒバ、クスノキといった、他国では分布の少ない和木の天然オイルにフレグランスを融合したKITOWAの「インセンススティック」は、自然の香りを愛する松井さんにはまさにうってつけ。さらに、さまざまなルームフレグランスの中でもお香ならではの良さがあるといいます。

「火をつける前と後の香りの違いを楽しむのも好きですし、火をつけて、くゆらせたときに、上がっていく煙をボーッと眺めるのも好き。何もない空間で、ほんのちょっとした風にたなびく煙を眺めていると、心が落ち着くんですよね。たき火を見る感覚にも少し似ていて、癒やされます」

AIRI’S BEST SELECT

KITOWA(キトワ)

インセンススティック ヒノキ

参考価格: ¥5,940(税込)

和木天然オイルにフレグランスを融合した日本初のメゾンフレグランスブランドのKITOWA。400年以上に渡り受け継がれた薫香製造技術を用いてていねいにつくられた、スティックタイプのお香で、香りはヒノキ、ヒバ、クスノキの3種類。ヒノキは、三重県産のヒノキオイルを配合した高級感のある香りに、ゼラニウムやイリスを加えて華やかさを演出。サンダルウッドのアクセントがさらに深みを出しています。

リラックスするときにちょうどいい香りの強さ

生活に香りは欠かせませんが、決めごとをつくることがあまり好きではない松井さんらしく、いつ、どんな香りを使うかは「完全に気分」で決めているとか。

「香りもそうですし、キャンドルとお香とオイルの使い分けも特に決まってなくて。香りを楽しむのは夜、家に帰ってきてからや寝る前が多いですが、ちょっとリフレッシュしたいときはミントのオイルを使ったり、純粋に炎が見たいときはキャンドルを使ったりと、気分によって使い方はバラバラです。でもお香は、リラックスしたいときに使うことが多いですね。お香をたくと子どもの頃に行ったおばあちゃんの家を思い出して、すごく落ち着くんですよ(笑)。一瞬で当時の感覚に戻れるので、やっぱり香りの力はすごいなって思います」

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KITOWAの「インセンススティック」で特にお気に入りの点は、香りの漂う具合がちょうどいいことだという。

「他のお香ももってはいますが、香りが強すぎてもうまくリラックスできないんです。香りの好みが人それぞれであるように、香りの強さにも好みがあって。KITOWAの『インセンススティック ヒノキ』は、ただ置いているだけでもすごくいい香りですし、火をつければお香らしい癒やされる香りが、主張しすぎることなく適度に広がります。ほかにヒバとクスノキの香りもありますが、このヒノキがいちばん好き。上品さと華やかさが感じられるからなのか飽きることがなくて、これからも使い続けたいお香です」

自然や緑の香りを感じるだけで元気になれる理由

そのときの気分や目的によって香りを使い分けつつも、「好きな香りのベースは昔からずっと変わっていない」という松井さん。甘い香りよりも、どちらかといえばさわやかな香りに引かれる、と続けます。

「福島県いわき市出身の私は、自然がたくさんある場所で育ったので、土や森のにおいが大好きなんです。だからヒノキをはじめ、木の香りをついつい集めてしまいがちですね」

現在暮らしている東京は、自然を感じる機会が少ない場所。それだけに、気がつけば体と心が凝り固まっているような感覚になることも多いといいます。

「そういうとき、やっぱり都会は自分には合ってないんだなって思いますね(笑)。自分の中で何か行き詰まりを感じたら、なるべく自然がいっぱいの公園とかに行くようにしています。そうやって視覚と香りから緑を感じると、元気が湧いたり幸せな気分になったりするんですよ。落ち込んだ気分を切り替えることもできる。その意味でも、自然や緑を感じる木の香りが大好きだし、私の毎日になくてはならないものです」

松井さんの元気の源にもなっている、自然を感じる「香り」のアイテム。#3では、長年のお悩みである“体のこり”に抜群の効果を感じたという「健康」にまつわる愛用品を紹介してくれます。どうぞお楽しみに!

松井愛莉さんに聞いた、買い物にまつわる一問一答

買ってよかったものだけでなく、ふだんどんなスタイルで買い物を楽しんでいるのか。毎回5つの質問を通して松井さんの買い物観に迫ります。

Q. 買い物はリアル店舗派? ネットショッピング派?

A. ネットショッピングが多いです。
最近の買い物は8割くらいがネットショッピングです。お家が大好きというのもありますし、用事がないと外に出ないんですよ。姉と一緒に買い物に行って、ウィンドウショッピングで欲しいと思ったものを買うこともありますが、今はお洋服も買うブランドがだいぶ限られてきて、サイズ感もなんとなくわかるから、ネットで買うことが多いですね。

松井愛莉さんの買ってよかったもの‐02-9

Q. 宝くじが当たったら何を買う?

A. 半分は貯金して、残りの半分で旅行。
高額当せんしたら、絶対に半分は貯金します! 残りの半分は家族みんなを連れて、海外旅行とかに行きたいですね。

Q. 買って後悔したものはある?

A. たぶん、ないです。
ちょっとしたものは後悔したこともあるけど、基本的に欲しいものはちゃんと考えてから買います。勢いでパッと買うことはないので、そこまで後悔したものはないですね。

Q. お買い物の頻度はどのくらい?

A. 日用品以外だと、1ヶ月に1回くらい。
あまりモノを買わないので、自分のお洋服とかだと1ヶ月に1回買うか……それすら買わないときもあります。セールのときはめっちゃ買いますけど、ふだんは物欲があまり湧かないですね。自分のためにはあまりお金を使わないかも。

Q. おすすめの買い物スポットは?

A. 新宿、表参道、二子玉川。
新宿と表参道は昔から買い物のときはよく行きますし、二子玉川はクルマを動かしたいときによく行きます。新宿や表参道ほど交通量が多くないし、映画館もあってなんでもそろっているので、何も目的がなくても運転したいなってときは二子玉川に行くことが多いです。

シャツワンピース¥132,000、パンツ¥84,700/DAWEI、ダブルリング¥40,700/Rieuk、ゴールドイヤーカフ¥36,300/PLUIE(全て税込)

●お問い合わせ
MAISON DIXSEPT(DAWEI) 03-3470-2100、Rieuk info@rieuk.com、PLUIE Tokyo(PLUIE) 03-6450-5777

撮影/菅原景子 ヘアメイク/北一騎(Permanent) スタイリング/大浜瑛里那 取材・文/齋藤春子 編集/小野光梨(Roaster)