飽き性の私が何年も使い続けているボディケアのお供「トリガーポイントのフォームローラー」

10年以上の体のお悩み“肩こり”をほぐすグッズを求めて

12歳でモデルデビューして以来、長年、さまざまなファッション誌や人気ブランドの“顔”として活躍してきた松井さんは、16歳のときにスタートした俳優活動においても、多数の作品で幅広い役柄を演じてきました。モデル業と俳優業を両立するためには、忙しい日々の中でも入念なボディケアを欠かさないのかと思いきや、「実は、何をやってもあまり続かないんです」と少々照れながら明かします。

「運動することは好きだし、習慣にしたいけど、ジムを予約したり、決まった時間に行ったりするのが苦手で通い続けられなくて。急に『この日空いてる』となっても、他の予定とのスケジュール調整があるじゃないですか。そういう手間が面倒になって、行かなくなっちゃうことが多いんです」

時間に拘束されることが苦手なのは、体のメンテナンスにおいても同様とか。

「昔から肩こりがひどくて、もう10年以上悩まされています。マッサージに行ってもすぐもとに戻ってしまうし、そもそも予約を取る、という行為がどうしても苦手だったりもして。だから家で簡単にストレッチしたり、ケアしたりできるように、気になるマッサージ器具をいろいろ試してきたのですが、やっぱり三日坊主というか（笑）、使わなくなってしまったものも多いんです。もともと体がすごく硬いのもあって、筋肉のこりをほぐす効果も期待できる“筋膜リリース”に前から興味があり、いろいろ調べるうちに出合ったのがトリガーポイントの『フォームローラー』でした」

テレビを見ながら手軽に“筋膜リリース”ができると思い、即購入

近年、話題の“筋膜リリース”。筋膜とは、筋肉を包む薄い組織膜のこと。筋膜が萎縮・癒着すると体のこりや痛み、筋肉の柔軟性を損なう原因に。硬くなった筋膜をほぐし、正しい状態に戻すことを“筋膜リリース”といいます。今や多種多様な“筋膜リリース”をうたうケアアイテムが販売されている中、松井さんが「フォームローラー」を選んだ理由はどこにあったのでしょうか。

「体に良さそうだったり、以前から気になっていたりするアイテムは、ふだんからネットで検索するので、『フォームローラー』を買うときもネットのレビュー評価を参考にしました。マッサージガンのように振動するタイプの筋膜リリースグッズも気になったけど、飽きっぽいので、高価なものを買っても、すぐ使わなくなったらもったいないな、と……（笑）」

ネットでの評価も高く、価格的にも「高価すぎず、安すぎず、試しやすいお値段だった」ことに加えて、ケアしたいときに手軽に使える点も決め手の一つになったといいます。

「円柱状のローラータイプの中でも、適度な硬さのでこぼこがついたトリガーポイントのフォームローラーが気持ちよさそうだな、と思ったのもありますね。ローラーの上に寝転がるだけでよかったり、家でテレビを見ながらできるくらい使い方が簡単すぎたりするところも、面倒くさがりな私にぴったりだなって」

AIRI’S BEST SELECT

トリガーポイント

グリッドトラベル

参考価格： ¥4,730（税込）

Amazonで詳細を見る 楽天市場で詳細を見る Yahoo!で詳細を見る

パフォーマンスケア市場における世界的ブランドであり、日本でも数多くのアスリートやプロトレーナーが愛用しているトリガーポイント。マッサージセラピストの手法を再現した特殊構造を用いて、高い耐久性を備えるうえに使い方も簡単で、血行を良くするなどの効果が期待できます。

体のほぐれと血流の改善を実感。手放せない存在に

自らを“飽き性”という松井さんですが、3年ほど前のコロナ禍の最中にネット購入した「フォームローラー」に関しては、飽きる気配はない様子。

「ふだんから視界に入るようにしておくと、目についたときに『やろうかな』って気分になるので、いつもリビングに置いています。背中や腰の下に置いて、体重をかけながらゴロゴロと移動させると、かなり気持ちいいんですよ。意外とこりやすい太ももの外側やお尻の横部分も『フォームローラー』を使うとストレッチしやすいですし、私はストレートネック気味なのですが、首の下に置いて寝るだけでも気持ちがいいですね」

「フォームローラー」を手放せなくなったいちばんの理由は、「体がほぐれる感覚があるから」だと続けます。

「使っていると血流が良くなるんでしょうね。『フォームローラー』を使った後は肩のこりがやわらぐ感じがしますし、体がほぐれている実感がすごくあります。買ってから数年たつのに、ヘタって変形することもなく使用感がまったく変わらないですし、全身で乗っかっても大丈夫なくらいしっかりしたつくりもいいですね」

新しいお仕事への挑戦に向け、体をつくって準備中

「体のケアに限らず、いろんなことに飽きっぽくて続かないんです」と謙遜する松井さんですが、お仕事に対する情熱だけは別。ここ最近は自宅での筋トレを習慣にするなど、より熱心に体のケアに意識が向いているそうです。というのも、10月には初の舞台作品『Come Blow Your Horn〜ボクの独立宣言〜』への出演が控えているから。

「今年の6月に初めて朗読劇をやらせていただいて、今度は初めての舞台への挑戦です。筋トレをしているのも、舞台向きの声を出すためには筋肉が必要だから。ボイストレーニングにも通っていますが、おなかから声を出すので、やっぱりふだんのお芝居とは感覚が違って、日々学びが多いです。新しいことへの挑戦は楽しいけれど緊張もするので、家に帰ってから体や気持ちをほぐすためにも、『フォームローラー』は欠かせないですね」

情熱をもって真摯（しんし）に仕事と向き合う松井さんにとって、ベストコンディションを維持するための「健康」のアイテムはもはや仕事道具。オンとオフを切り替え、心身をときほぐすことの大切さを知る松井さんの物選びには、人生を豊かにするささやかで重要なヒントが詰まっていました。

松井愛莉さんに聞いた、買い物にまつわる一問一答

買ってよかったものだけでなく、ふだんどんなスタイルで買い物を楽しんでいるのか。毎回5つの質問を通して松井さんの買い物観に迫ります。

Q. 今欲しいものはある？

A. 炊飯器かソファ。
今使っている炊飯器はもうかなり長い間使用しているので、さらにおいしくお米を食べたいなと思って、今よりちょっとレベルアップした炊飯器が欲しいです。でも良い炊飯器は値段が高いので、なかなか手が出せずに数年間考え続けてます。ソファは1回買い替えたんですけど、あんまり座り心地がよろしくないのでまた変えたくて。でもソファも大きい買い物なので、新しく買いたいなと思いつつ、何年も悩むことになりそうです（笑）。

Q. 買い物は現⾦派？　キャッシュレス派？

A. 最近はキャッシュレス。
ここ数年でキャッシュレス派になりました。一応現金も持ち歩いていますけど、今の財布がカードケースくらいの大きさなので、ほぼキャッシュレス。クレジットカードか、Suicaか、楽天ペイの三択です。

Q. どんなときに買い物したくなりますか？

A. トレスがたまったとき。
買い物がしたくなったら、めっちゃネットサーフィンします。でもそれだけで満足することも多くて、実際に買うのは3〜4割くらいかなぁ。じっくり考えてから買うので、あまり衝動買いはしないですね。

Q. 御用達のお店、お気に入りのお店はありますか？

A. 無印良品にはめちゃくちゃ行きます。
レトルト食品もお菓子もおいしいし、添加物不使用の食料品が多いところも気に入っています。日用品も無印で買いそろえられるので、安心感がありますね。

Q. 買ってもらう方が好き？ 買ってあげる方が好き？

A. 買ってあげる方が好きです。
買ってあげる相手はやっぱり家族が多いかな。私は母と好みが似ているので「これは母が好きそうだな」と思うものは一緒に買ったりします。両親の誕生日、母の日、父の日、結婚記念日とかは、毎年必ず姉弟みんなでお金を合わせてプレゼントをしてますね。逆に、買ってもらうのはあまり好きじゃない。ご飯をおごってもらうのも好きじゃなくて、「半々でいいじゃん」って思っちゃいます。

ロングTシャツ¥13,750、スウェットパンツ¥20,900（共に税込）／Nicolas Jenson

●お問い合わせ
Reknown（Nicolas Jenson）　info@nicolasjenson.com

撮影／菅原景子　ヘアメイク／北一騎（Permanent）　スタイリング／大浜瑛里那　取材・文／齋藤春子　編集／小野光梨（Roaster）