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キッチンにもテーブルにも映える!包丁に優しくにおいや汚れに強い釜浅商店“黒いまな板”を徹底レビュー
What is this feature?
キッチン家電といえば白色が主流でしたが、近年では、台所をスタイリッシュに格上げしてくれる黒色のブラック家電が人気です。デザインだけでなく、機能性に優れたものが多く、キッチン周りにも手を抜かないyour SELECT.読者にぴったりなアイテムがたくさん。「BLACK KADEN 30」では、そんなこだわりのブラック家電から、各ジャンルごとに選び抜かれたキッチン家電&ツールを毎回一つずつご紹介。おしゃれで使いやすい最高のキッチンを作るため、30個のキッチンマストアイテムを厳選していきます。
your SELECT.編集部による、今話題のアイテムを検証する研究チーム。キッチン家電やツールをはじめ、読者の生活を豊かにしてくれるモノを実際に購入して繰り返しテストを行い、本当にオススメできる新定番を探究します。
キッチンツールをそろえていくうえで、まな板と包丁は台所に欠かせないアイテム。特にまな板は包丁の刃が当たってついた傷に入り込んだ汚れが気になったり、色移りやにおい移りをしてしまったり……。ベーシックなキッチンツールだけど、意外とお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
料理をする人なら毎日といっていいほど使うアイテムだからこそ、ストレスフリーで高性能なまな板を選びたいですよね。
そんな人にオススメしたいのが、釜浅商店の「庖丁にやさしいまな板 黒」。
なかでも、人気の「中」サイズを使用してみました。名前のとおり包丁に優しく、メンテナンスをしながら長い期間愛用できると評判の、このまな板の実力をレビューします。
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目次
クッション性の高い素材で包丁を受け止める
釜浅商店の「庖丁にやさしいまな板」
素材にクッション性の高い酢酸ビニルを使用。一般的な木製やプラスチック製のまな板と比べると、柔らかいので包丁の刃へのダメージが少なく、傷つきにくいのが特徴です。
食材を切ったときに、刃を受け止めてくれるような不思議な感触を感じられます。
包丁に優しい“デキるまな板”の機能性を検証
“庖丁にやさしい”理由や、本当に包丁やまな板自体に傷がつきにくいのか、まずは基本性能を確認していきます。
食のプロフェッショナルも多数愛用しているという釜浅商店の「庖丁にやさしいまな板」。いったいどんなところがプラスチック製や木製のまな板と違うのでしょうか。
食材を見やすい&おいしそうに見えるので調理が楽しい!
プラスチックの白のまな板と比べるとその違いは一目瞭然! 黒のまな板だと、食材との色のコントラストがはっきりしているので、作業がしやすい。さらに食材の色が鮮やかに見えて、種やヘタなどの不要なものが鍋に入ってしまうようなミスを防ぎやすいのもうれしいポイントです。 何よりスタイリッシュなマットブラックのまな板は、食材がおいしそうに見えるので、毎日の作業が楽しくなります。
色移りが気になるお肉やお魚も安心して切れる!
お肉やお魚などの生ものを切った後のまな板は色移りが気になる、という人も多いはず。そこで、鶏肉とお刺身を切って、色の移り具合を検証しました。
鶏肉とまぐろのお刺身を切った後のまな板を、中性洗剤で洗って自然乾燥させてみると、色移りはまったく見られませんでした。
色移りの原因の多くは、汚れを長い時間放置すること。包丁の切り傷がついたまな板は、スポンジだけでは切り傷の奥までは洗い切れておらず、お肉やお魚のドリップの色が移ってしまうということがありがちです。
「庖丁にやさしいまな板」は、そもそも包丁の切り傷がつきにくいので、スポンジで表面をしっかり洗えば、長時間汚れを放置することもなく、色移りを防ぐことができます。 もし切り傷がついてしまっても、漂白剤が使えるので定期的にお手入れをしていれば長くきれいな状態を保てるので安心。
におい移りがすごいニンニクも漂白したらほぼ無臭に
まな板を使ううえでの悩みの上位に来るであろうにおい移りはどうでしょうか?
においがつきやすそうなニンニクをみじん切りにして検証します。
みじん切りをした後に中性洗剤でまな板を洗ったところ、傷がついているプラスチック製や木製のものでは、においがかなり残ってしまいました。
それに比べ、釜浅商店のものは中性洗剤だけだとほんのりにおいが残ってしまったのですが、その後に漂白剤を入れた水に30分漬けてみると、においはほぼゼロに。差は歴然です。
におい移りの原因は包丁の切り傷にあるので、傷がつきにくいまな板だと、嫌なにおいも防げるのはうれしいですね。
硬い食材を切ってもすべらない&傷つきにくい
トウモロコシやカボチャなど硬い食材を切ったときに、まな板がずれるのをストレスに感じる人も多くいるのではないでしょうか? 釜浅商店のまな板は厚みが2cmあって重さも約2.0kgあるおかげで安定するので、硬い食材を切ってもすべりにくいのがポイント。
実際に生のトウモロコシを切ってみたところ、まな板は安定したまま微動だにしませんでした。さらに、力を入れて包丁の刃を当てても、傷がつくことはありませんでした。
硬い食材を切る様子(0:11)
また、硬い食材を切ったとき、木製のカッティングボードやプラスチックのまな板だと「ゴンッ」と音がするのですが、釜浅商店のものは音がかなり小さいことが印象的でした。
刃を受け止めてくれている感触があり、他の素材と比較してもクッション性に優れていることがわかります。
デザイン性の高いまな板の活用方法やお手入れ方法をご紹介
まな板はキッチンツールのなかでも比較的大きいので、置き場所に困ったり、安っぽい色や素材だとキッチンの雰囲気を乱してしまうことがありますよね。
釜浅商店のまな板は、キッチンの壁にラフに立てかけておくなど、あえて見せる収納にすることが可能です。スタイリッシュなデザインなので悪目立ちせず、どんなキッチンにもスッとなじんでくれます。
また、毎日使うものだからこそ、大事なのはお手入れ方法です。毎日のお手入れ方法や、定期的なメンテナンス、切り傷がついてしまったときの解決策なども徹底検証しました。
食材が映えるデザインをフル活用してそのまま食卓へ
急な来客時に写真のような使い方ができるのも、釜浅商店のまな板の良いところ。今回、コンビニで購入した材料を使って、チーズや生ハム、オリーブなど好きなものをひとつのボードに盛り合わせたシャルキュトリー・ボードを作ってみました。
まな板が黒色で高級感があるので、安い食材でもホームパーティーのおつまみには十分な見映えに! ただし、焼いたソーセージは油染みが目立ってしまうので、油物は小皿に入れたり、レースペーパーを敷いたりするのがオススメです。
漂白剤が使えるので、簡単にお手入れが可能
ふだんのお手入れは簡単。中性洗剤を使ってスポンジで洗い、自然乾燥させるだけでOKです。色やにおいが移りそうな食材を切った後は、適量の漂白剤に漬け置きしてお手入れをすれば、さらに清潔に保てます。
耐熱温度が70度なので熱湯消毒ができないのと、食洗機は使用できないので注意が必要です。
別売りの「ミガクリン」と削り直しでメンテナンスが可能
使い続けて包丁の傷がついたり、刃が多く当たった部分が凹んでしまっても大丈夫。「ミガクリン」を使ってお手入れすることで、ある程度の傷は消すことができます。
お手入れの仕方はまな板を水に濡らして、ミガクリンの荒い面でけば立ちや傷を取ったら、裏側の仕上げ面で磨くだけ。
それでも傷や汚れが落ちなかったり、黄ばみや黒ずみが取れなかったときは、メーカーが削り直し(有料)をしてくれるので安心。2cmの厚みがあるからこそ、メンテナンスをして長く使うことができますね。
レビュー結果
釜浅商店の「庖丁にやさしいまな板 黒」の見た目から使い勝手までyS Lab.のスタッフが厳正に判定します。
お手入れのしやすさ | 4.0
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使い勝手のよさ | 4.0
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機能・性能の充実度 | 5.0
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デザイン性・おしゃれ度 | 5.0
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サイズ感 | 4.0
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見た目と使い勝手のバランスが秀逸!
>yS Lab.のキッチンに仲間入り!
yS Lab.総評
検証前は「まな板が黒いだけで何が違うの?」という疑問がありましたが、圧倒的に食材やキッチンがかっこよく見えることに驚きました。硬い食材を切ったときに従来のまな板のような大きな音が鳴らないところや、包丁の刃を受け止めてくれる不思議な感覚はこのまな板ならではだと思います。そのまま料理を盛り付けて食卓に出してもオシャレなので、来客が多い人や、人前で料理することが多い人にもぴったりのアイテムです。そもそも商品がタフなうえ、傷ついてもメーカーにメンテナンスに出せるので、長く使えるのも大きなメリット! インテリアにこだわりのある人へのプレゼントや、まな板の買い替えを考えている人にオススメしたい商品です。