ボディソープのおすすめ10選！選び方のポイントや香りがよく保湿性にも優れた市販の人気商品を紹介

ボディソープは商品によって香りや配合されている成分が異なります。乾燥肌の人でも使いやすものや、体のニオイが気になる人向けのものなど、商品によって特徴が異なるので、自分の重視するポイントに合わせて選ぶことが大切です。

この記事では美容家のCaoruさんにボディソープの選び方や気になる疑問について伺いました。また、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのボディソープも紹介しているので、購入を検討されている方は参考にしてみてください。

美容家が教える！ ボディソープの選び方

香りにこだわりたい、体臭や汗のニオイを抑えたい、肌にやさしいものを使いたいなど、同じボディソープでも人によって重視するポイントが異なるでしょう。美容家のCaoruさんに、自分に合ったボディソープの選び方を解説していただきました。

「香りや肌のケアなど目的に合わせて選びましょう」とCaoruさん

日々の疲れを癒したい人は、香りを重視して選ぶ

香りには副交感神経を優位にしてリラックスさせる作用があります。就寝前のバスタイムで、香りの良いボディソープを利用することで緊張がほぐれ、睡眠の質を高める準備にもなります。

ボディソープの香りは、ローズヒップやバニラ、ベンダー、オレンジなど、さまざまな種類があるので、自分の好みに合わせて選びましょう。香りの強さなどはネットの口コミなども参考になります。香りがない方が良い人は、無香料のものを選ぶとよいでしょう。

香り	おすすめの人
ローズヒップやハイビスカスなど	フローラル系の香りが好みの人
バニラやココナッツなど	甘い香りが好みの人
カモミールやラベンダーなど	清涼感のある香りが好みの人
オレンジやグレープフルーツなど	柑橘（かんきつ）系の香りが好みの人

自分の好きな香りのものを選ぶとリラックスできる

体臭や汗のニオイが気になる人は、チャ葉エキスやカキタンニンなどの成分が配合されているものを選ぶ

体臭や汗のニオイが気になる人は、ニオイを抑える働き（※）のある成分が入っているボディソープを選ぶとよいでしょう。具体的には、チャ葉エキスやカキタンニン、サトウキビエキスなどの成分が配合されているものがおすすめです。また、消臭効果のある成分として泥もあげられます。泥はニオイのもととなる皮脂や汚れを吸着する働きがあるので、体臭をやわらげる効果が期待できます。ただし、必要な油分まで吸着してしまう場合があるので、乾燥肌の人は注意が必要です。

※薬用化粧品（医薬部外品）に限る

カオリン（白泥）は皮脂を吸着してニオイを抑える効果があるといわれている

乾燥肌の人は保湿成分が配合されているものを選ぶ

乾燥肌の人は、保湿成分が含まれているボディソープを選びましょう。保湿力の高いものであれば、肌にうるおいを与えながら、汚れを洗い落とすことができます。おもな保湿成分には、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどがあります。反対に、石ケン素地や脂肪酸といった石けん系の洗浄成分が多く含まれているものは、洗浄力が高く、肌のうるおいを保つ皮脂なども洗い落としてしまうので注意が必要です。

以下の表におもな保湿成分と作用をまとめたので、参考にしてください。

成分	効果が期待できる作用
ヒアルロン酸	・肌の水分保湿作用
セラミド	・角質水分量の増加 ・キメの粗さを改善する効果 ・たるみを抑える作用
グリセリン	・角層水分量増加による保湿作用

乾燥肌の人にはグリセリンなど保湿成分のあるものがおすすめ

肌が荒れやすい人や敏感肌の人は、アミノ酸系の成分に注目する

肌が弱くすぐに荒れてしまう人は、「肌荒れ防止」「かゆみ防止」などと書かれている医薬部外品のボディソープがおすすめです。医薬部外品は厚生労働省が許認可した効能が期待できる成分が一定量で含まれているものをさします。また、アミノ酸系洗浄成分（グルタミン酸、アラニン、グリシン、タウリン、サルコシンなど）が多く含まれているボディソープも、洗浄力が強すぎず肌への負担が抑えられるので、肌が荒れやすい人や敏感肌の人に向いています。

肌が荒れやすい人は、医薬部外品のものをチェック

毎日使うものだからコスパもチェックする

ボディソープは毎日使用するものなので、買い替えの頻度も高くなります。特に家族が多い家庭はコスパもチェックするといいでしょう。ボディソープには大容量タイプや詰め替えが可能な商品がありますので、1回あたりの使用量などをチェックして比較してみましょう。泡で出てくるタイプより液体タイプの方が1回の使用量が少ないため、コスパはいい傾向にあります。

おすすめのボディソープ10選

Caoruさんのお話をもとに、編集部がおすすめの市販のボディソープを10商品ピックアップしました。香りの良いもの、ニオイが気になる人向けのもの、保湿力に優れているもの、肌にやさしいものなど、ニーズ別に紹介します。

「ボディソープ選びで大事なのは香り。好みの香りのものを選べばリラックス効果も高まります」とCaoruさん

気になる内容をクリック

• 香りを重視する人におすすめのボディソープ4選
• 体のニオイが気になる人におすすめのボディソープ2選
• 保湿力を重視する人におすすめのボディソープ2選
• 肌へのやさしさを重視する人におすすめのボディソープ2選

香りを重視する人におすすめのボディソープ4選

香りを重視して選びたい人におすすめのボディソープをご紹介します。好みのものが見つかるよう、異なる香りの人気商品をセレクトしました。

フローラルの香りが好みの方におすすめのボディソープ。保湿成分としてローズヒップオイルやハーブのカワカワエキスなどが配合され、しっとりとした洗い上がりが魅力。天然由来の成分にもこだわっています。バブルバスとしても使用できます。パッケージがおしゃれで、プレゼントにもおすすめです。

バニラ＆ココナッツの甘い香りが特徴的なボディソープ。ほのかな香りできつすぎないと口コミでも好評です。ニュージーランド原産の植物であるニューサイラン葉エキス配合でうるおいのあるつるんとしたお肌を目指せます。なめらかな泡が特徴で汚れをすっきり落とし、清潔な肌に整えます。

赤ちゃんから高齢者まで幅広く使えるやさしい成分のハンド＆ボディソープ。九州南部の大隅半島でつくられた天然由来100%植物ソープです。肌のphバランスを整え、うるおいのある洗い上がりを叶えてくれます。清涼感のある香りが好きな人におすすめのラベンダーとカモミールローマンの香り。バスタイムをさらにリラックスできるひとときにしてくれます。

着色料フリー、合成香料フリー、鉱物油フリー、パラベンフリーの肌にやさしい4つのフリーが魅力のボディソープです。コメヌカ油配合で、お肌にうるおいを与えます。泡立ちが良く、やさしい洗い上がりです。さわやかな柑橘系の香りで、リフレッシュしたいときにおすすめ。ギフト商品としても人気です。

体のニオイが気になる人におすすめのボディソープ2選

体臭や汗のニオイが気になる方におすすめのボディソープをご紹介します。チャ葉エキスやカキタンニンなどを配合し、さっぱりとした使用感のものを選びました。

ビタミンA・Bを配合し、肌を元気にしてくれるボディシャンプー。天然由来100％の洗浄成分で肌にやさしいのも特徴です。エッセンシャルオイルやニオイ対策に効果があるといわれるチャ葉エキスやチャ乾留液が配合されている点もポイント。レモン＆ベルガモットの香りは、口コミでも好評です。売り上げの一部は、「ウォーターエイド」へ寄付しており、発展途上国の人々の水と衛生を実現できるように支援しています。

ニオイが気になる人向けに開発されたボディソープで、男性女性どちらにもおすすめです。合成着色料、石油系界面活性剤などを使用せず無添加にこだわっています。天然成分で製造されており、肌にもやさしく、子どもから大人まで年齢は関係なく使用できます。さわやかなユーカリの香りで洗い上がりもさっぱりです。

保湿力を重視する人におすすめのボディソープ2選

乾燥肌の人や、肌にうるおいを与えたい人におすすめのボディソープを紹介します。濃グリセリンやヒアルロン酸Na液などの保湿成分を含んだ商品を選びました。

植物性アミノ酸系洗浄成分配合、低刺激、弱酸性、無香料・無着色で赤ちゃんから高齢者まで幅広く使えるボディシャンプーです。肌のうるおいを奪わず、汚れだけを洗い落とす洗浄力でしっとりとした洗い上がりです。泡タイプのため、泡立てる手間がなく、赤ちゃんや子どもの身体を洗うときにも片手でプッシュできて便利です。医薬部外品で、肌荒れを防ぐ薬用処方がされており、肌が荒れやすい方や弱い方にもおすすめです。

保湿成分であるヒアルロン酸や肌の炎症を鎮める成分であるグリチルリチン酸ジカリウム（有効成分）といった成分を厳選して配合しているボディソープです。アミノ酸系界面活性剤や植物由来の石けん成分でやさしく洗えます。きめ細かい泡も特徴で弾力性があり、長持ちする独自処方で肌を守りながら汚れもしっかり落とします。身体だけでなく洗顔にも利用できます。

肌へのやさしさを重視する人におすすめのボディソープ2選

お肌にやさしいおすすめのボディソープをご紹介します。デリケートな赤ちゃんの素肌にも使用できる商品を選びました。

オーガニック成分を配合し、健康志向が高い米国で人気のボディソープです。食品基準のオーガニック認証を取得しており、人体や肌へのやさしさにこだわっています。トウキンセンカ花エキス（保湿成分）が肌を柔らかくし、肌が乾燥しがちな赤ちゃんや敏感肌の人におすすめです。カモミールとマンダリンオレンジの香りでさわやかな洗い上がりも人気です。

乾燥から肌を守るセラミドの働きを補い、肌のうるおいを保ちます。汗や汚れをしっかりと洗い落とす、マイルド洗浄処方も特徴です。さらに炎成分を配合し、肌荒れを予防します。弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリーで赤ちゃんの素肌にも使える肌にやさしいボディソープです。

ボディソープを購入する前に知っておきたい2つのこと

ボディソープのトレンドやタイプなど、商品を購入する前に押さえておきたいポイントについてCaoruさんに教えていただきました。

1. ボディソープは利用者のニーズに合わせた商品開発が進んでいる

ボディソープは、身体を洗うことだけが目的だった時代は終わり、香りの良いボディソープで入浴時間をリラックスタイムとして楽しんだり、保湿成分を多く含んだもので肌荒れを予防したりといったように、目的に合わせて選ばれるようになってきました。メーカー各社の商品ラインナップを見ても、肌の弱い人や敏感肌の人の増加に合わせて、肌にやさしい植物由来や天然由来配合の商品も増えています。

また、最近の傾向としては女性特有のデリケートゾーンをケアするフェムケア（※）と全身用の2種類を使い分けている人が増えています。欧米では一般的でしたが、日本でも2～3年前くらいからフェムケア用の商品も充実してきています。

※Feminine（女性）とCare（ケアする、配慮する）をかけあわせた造語。女性特有の身体に関連した悩みを解決する商品やサービスのことを指す。

体臭が気になる人向けのポディソープ

ボディソープとは異なりますが、透明のさらさらした液体石けんの「シャワージェル」も登場しています。メーカーやブランドによって、「シャワージェル」「バスジェル」など表記や呼び方はさまざま。保湿力が優れているものが多く、身体だけではなく髪の毛なども洗えるタイプや泡風呂を作ることのできるタイプなどがあります。

2. ボディソープは液タイプと泡タイプに分かれる

ボディソープは、大きく分けて液体タイプ、泡タイプの2つがあります。

液体タイプは、泡立ちが良く、泡の持続性があり、洗浄成分の残留感がないのが特徴です。商品数が多く、自分の好みや目的に合ったものを選びやすいタイプといえます。使用する際は、肌への負担を考慮して、しっかりと泡立ててから使うのがポイントです。

泡タイプは、発泡している状態でボトルから出てきます。いちいち泡立てる手間がなく簡単に使えて、使用感がマイルドなものが多いのが特徴です。ボディタオルやスポンジなどで肌をゴシゴシ洗う癖のある人は、角質を傷つけ乾燥の原因になる恐れがあるので、泡タイプのものでやさしく洗うと肌への負担を抑えられます。

「液体タイプと泡タイプの特徴を理解し、自分に合った方を選びましょう」とCaoruさん

ボディソープに関するQ&A

美容家のCaoruさんに、ボディソープについてよくある疑問に回答していただきました。

Q. ボディソープの香りを長持ちさせるにはどうすればいい？

A. 長持ちさせる方法は特にありません。むしろ、ボディソープはしっかり洗い流さなければ成分が肌に残って刺激を与える可能性があるため、いつまでも香りが続く状態は避けた方がよいでしょう。どうしても好きな香りを感じていたい場合は、フレグランスソープを使用することやお風呂上がりにボディクリームやローションをしっかりと塗ることをおすすめします。

Q. 体を洗う際に注意することはある？

A. 肌を強くこすらないこと、角質を傷つけない素材で洗うこと、しっかり洗い流すことが大切です。体を洗うときはぬるま湯がおすすめです。ぬるま湯は一般的に34～36℃とされていますが、冬など寒い日にはこの温度だと冷たく感じることがあります。季節や体調などに合わせて臨機応変に調整しましょう。

「乾燥の原因になるので角質を傷つけないようにやさしく洗うことが大切です」とCaoruさん

Q. ボディソープを使用するときの注意点は？

A. しっかりと泡立ててから洗いましょう。泡立てずに使用すると肌へ負担がかかり、肌荒れの原因となる可能性があります。またタオルで拭くときは、こすらずに軽く押さえて水分をやさしく拭き取るようにするとよいでしょう。

Q. バスタイム後の正しいボディケアの方法は？

A. 肌の状態に合わせて保湿剤を使いましょう。例えば、肌が乾燥しやすい冬であれば油分の多いオイルやバームなどを使用する、夏場はさらっとしたローションで保湿するなど使い分けると良いです。また、保湿剤を使用するときは、角質を傷つけないようにやさしく、肌になじませるように塗ることが大切です。正しいボディケアが肌トラブルを回避するために重要ですので、ぜひ意識してください。

「汗ばむ夏はローションなど、季節に合わせた保湿剤を使うことが大切です」とCaoruさん

Q. 乳児、幼児用のボディソープは何歳まで使える？

A. 2～3歳で大人と同じボディソープに切り替える人が多いですが、子どもの性格や運動量、肌質によって異なります。活発に動き回ったり、走ったりするようになると汗をかく量も増えます。汗のニオイが気になりだしたら切り替え時でしょう。何歳で切り替える必要があるといった固定概念に縛られずに、子どもの状況に合わせて使用するのが大切です。

Q. 乳児、幼児用のボディソープを選ぶときの注意点は？

A.免疫力や抵抗力が弱い乳児や幼児には、天然由来の成分が配合されているものや、添加物などが入っていないボディソープを選ぶとよいでしょう。刺激が強いものや化学物質が多く含まれるボディソープを使うと肌が赤くなったり、湿疹ができたりする場合があります。個人差があるので、子どもの状況に合わせて使用することが大切です。

ボディソープのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングではボディソープの売れ筋ランキングをチェックできます。いまの売れ筋ランキングを、商品選びの参考にしてみてもいいでしょう。

Amazonの売れ筋ランキングへ 楽天市場の売れ筋ランキングへ Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングへ

まとめ

さまざまな種類があり、目的別に選べるボディソープ。好きな香りを選ぶのか、ニオイや肌トラブルに対応したものを選ぶのかなど、人によって見るべきポイントが異なります。本記事を参考に、ご自身に合ったボディソープを探して、充実したお風呂時間を過ごしてください。