メンズ化粧水のおすすめ10選 【美容皮膚科医監修】肌タイプに合わせた選び方を解説

「最近、顔の脂っぽさや肌荒れが気になってきた…」
「いま使ってる化粧水イマイチだけど、自分にあった化粧水ってどれ？」

最近は男性の中にも、肌悩みを抱える方が増えています。男性のスキンケアも身だしなみのひとつとして当たり前と捉えられる時代となってきたいま、最初の一歩として取り入れたいのが「化粧水」です。

本記事では、肌タイプやお悩みに合わせたメンズ化粧水の選び方を、美容皮膚科医の乾雅人先生監修のもと、わかりやすく解説します。

※価格は税込です

スキンケアに興味はあっても、何から手をつければいいのかわからないという方のために、乾先生にスキンケアの基本を教えてもらいました。どんなアイテムを使えばいいのか、男性用化粧水と女性用化粧水の違いなど、スキンケアの基礎知識をマスターしましょう。

そもそも、化粧水を使う目的とは？

化粧水は肌に水分を与える「保水」のために使われます。スキンケアの目的は、肌を清潔にし、見た目や状態の良さを保つことです。肌の状態を悪化させる原因のひとつに水分不足があるため、化粧水を使って保水することが重要になります。

さらに、肌から水分が蒸発するのを防ぐ「乳液」、紫外線から肌を守る「日焼け止め」をセットで使うとより効果的です。「いきなり3つも使うのはハードルが高い」という方は、まず化粧水から始めてみましょう。

男性でもスキンケアは必要？

「男は別にスキンケアをしなくてもいい」と考えている方も多いかもしれませんが、もちろん男性にもスキンケアは必要です。男性の場合、紫外線に加えて毎日のひげそりが肌にダメージを与えていることもあるので、化粧水をはじめとしたスキンケアはきちんとした方がいいですね。

スキンケアの第一歩として、毎日きれいな水と洗顔料を使って顔の汚れをしっかり洗い流しましょう。通常であれば1日1回、ニキビ肌の方は起床後・就寝前の1日2回洗顔するのがおすすめです。それ以上洗顔すると、かえって肌に負担をかけてしまう恐れがあります。

男性は洗顔を勢いよくやりがちですが、肌をゴシゴシこするのはNGです！ 物理的な刺激は肌へのダメージになりますので、洗顔フォームはしっかり泡立ててください。泡立てるのが面倒な方は、ポンプタイプの泡洗顔料を使うのがおすすめです。

以上のポイントをおさえて洗顔した後は、化粧水を使ってしっかり保水しましょう。

化粧水を使うメリットとは？

皮脂分泌量が多い傾向にある男性の場合、“肌の乾燥”を気にしている方はあまりいないかもしれません。しかし、肌の表面が皮脂で覆われていても、じつは内側が乾燥している「隠れ乾燥肌」の場合もあります。肌の内側が乾燥してしまうと、これ以上水分の蒸発を防ごうと皮脂が過剰に分泌され、テカりやベタつきの原因になることも。また、ひげそりをすると肌にダメージが残りますので、肌が乾燥しやすくなります。

このような、見た目からではわからない“乾燥”から肌を守ってくれるのが、化粧水の最大のメリットです。

短期的なスパンで見たとき、スキンケアの効果をあまり感じられない方も多いかもしれません。ですが、スキンケアは資産形成と同じで、早いうちからコツコツと地道に続けていくことが重要なんです。スキンケアを続けている人といない人では、シミやシワの数など、数十年後にはっきりと差が出てくるはずですよ。

メンズ用化粧水と女性用化粧水、何が違う？

“メンズ用”とうたっているものは、女性用と比べてさっぱりとした使用感の成分や、皮脂を抑える成分が入っている傾向にあります。理由は、肌のベタつきで悩んでいるのは、女性よりも男性の方が多いからです。皮脂の分泌量は、男性ホルモンが皮脂腺を刺激することによって増幅します。したがって、男性ホルモンが多い方ほど、脂性肌になりやすい傾向にあるのです。

男性が女性用化粧水を使っても問題ない？

男性でも、自分の肌に合っていると感じた化粧水なら、女性用を使用しても問題ありません。実際に10～20代の若い世代では、女性用化粧水を使用している方も多いと聞きます。

化粧水選びのポイントは？

化粧水選びで重要なのは、使い続けられる商品かどうかです。具体的にいうと、金銭的に無理のない範囲で商品を選ぶことです。スキンケアは継続することが重要ですから、無理をして高額な商品を買うよりも、安価でリピート購入できる商品を選ぶ方がいいですね。

“使い続ける”という意味では、商品の手に入りやすさも重要です。ドラッグストアやコンビニエンスストアで取り扱いのある商品だと、いつでもどこでも購入できて、出張や旅行の際もふだんと同じケアができますよね。旅行向けの携帯用ボトルのようなサイズのバリエーションがあると、出張先にももっていきやすいですし、出先でも荷物を重くせずにすみます。

ひと口にスキンケアといっても、肌タイプによって適切なケア方法は変わってきます。まずは、自分がどの肌タイプなのか、「診断チャート」を使ってチェックしてみてください。分類した肌タイプ別に適切なスキンケア方法を紹介した後、肌質ごとのお悩み別に化粧水の選び方を解説します。

＜肌タイプ診断チャート＞

＜肌タイプごとの適切なスキンケア方法＞

　 　 　 　

肌タイプ	肌質	適切なスキンケア方法
乾燥肌	頬を触るとカサカサしている	化粧水（保水力のあるもの）＋乳液 体内の水分不足も原因なので、こまめに水分補給を
普通肌	カサつきもベタつきもしない	化粧水＋乳液 基本的なケアでOK
混合肌	ベタつく部分もあるが、カサカサしている部分もある	単一のケアだけでは不十分 アイテムを複数使いしたり部分的に使い分けたりする必要あり
脂性肌	頬を触るとベタつく	化粧水 皮脂の分泌が多いので、保湿よりも保水を重点的に行う

肌タイプの種類とは別に、ニキビができやすかったり肌荒れを起こしやすかったりする「敏感肌」の方もいます。ひげそりや紫外線で肌が荒れがちな方や、化粧水をつけたときにピリピリと痛みを感じる方は、「敏感肌用」や「低刺激」と表記された化粧水や乳液を選んでスキンケアを行いましょう。

ここからは肌タイプごとのよくあるお悩みと、それぞれの肌悩みに効果的な成分を解説します。

【乾燥肌向け】化粧水の選び方

乾燥肌の方で多い悩みが、粉を吹いたように白っぽくなる粉吹き肌や、乾燥によるシワです。肌を乾燥させないためには内側からのケアも大切ですが、外側からの保水・保湿も怠ってはいけません。化粧水や乳液を使い、肌のうるおいをキープしましょう。

乾燥肌には、保湿成分である、「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「トレハロース」などの成分が含まれている化粧水の使用がおすすめです。

　　　 　　　　　

	肌質	肌悩み	効果的な成分
	乾燥肌	粉吹き 乾燥によるシワ	ヒアルロン酸、コラーゲン、トレハロースなど

【脂性肌・混合肌向け】化粧水の選び方

肌がベタつく、毛穴がつまるといったお悩みは、皮脂分泌量が多い脂性肌や、部分的にベタつく混合肌に多いです。

肌のベタつきや毛穴つまりにお悩みの方は、皮膚表面の皮脂のバランスを整える「ビタミンC誘導体」「レチノール」「エラスチン」などの成分が含まれている化粧水を選ぶといいでしょう。

　　　 　　　　　

	肌質	肌悩み	効果的な成分
	脂性肌 混合肌	肌のベタつき 毛穴がつまる	ビタミンC誘導体、レチノール、エラスチンなど

【脂性肌・混合肌向け】化粧水の選び方

過剰な皮脂分泌により毛穴がつまりやすい脂性肌や混合肌の方は、ニキビができやすい傾向にあります。ニキビができるおもな条件は、「過剰な皮脂分泌」「毛穴のつまり」「アクネ菌の繁殖」です。過剰に分泌された皮脂や古い角質が毛穴につまり、酸化して黒くなると黒ニキビに、アクネ菌が繁殖して炎症を起こすと赤ニキビになります。

ニキビができやすい方は、ニキビのもとになりにくい成分で作られた「ノンコメドジェニック」の化粧水を選びましょう。すでにニキビができている方には、肌荒れを抑える効果が期待できる「グリチルリチン酸ジカリウム」「アラントイン」、皮膚表面の皮脂のバランスを整える「ビタミンC誘導体」が含まれている化粧水がおすすめです。
ホームケアで改善されない場合は、すみやかに皮膚科を受診しましょう。

　　　 　　　　　

	肌質	肌悩み	効果的な成分
	脂性肌 混合肌	黒ニキビ 赤ニキビ	グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン、ビタミンC誘導体など

【全ての肌質向け】化粧水の選び方

紫外線やひげそりなどの肌に対するダメージの蓄積や、加齢によって引き起こされるシミ・くすみ。これらのお悩みを抱えている方は、美白（※メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ）効果があるといわれている「ビタミンC誘導体」、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑える効果が期待できる「トラネキサム酸」「アルブチン」などの成分が含まれた化粧水を取り入れるといいでしょう。

　　　 　　　　　

	肌質	肌悩み	効果的な成分
	全て	日焼けによるシミ 乾燥によるくすみ	ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチンなど

【敏感肌】化粧水の選び方

日焼けによる赤みやかゆみ、ひげそりによる肌荒れ（カミソリ負け）など、頻繁に肌トラブルが起きる方は、もともと肌が敏感な場合が多いです。肌が荒れているときに通常の化粧水を使うと、ピリピリとした痛みを感じてしまうこともあるので、「パラベン」「アルコール」などの成分が含まれていない、肌に優しい化粧水を選びましょう。

　　　 　　　　　

	肌質	肌悩み	効果的な成分
	敏感肌	日焼けによる赤みやかゆみ ひげそりによる肌荒れ	パラベン、アルコールなどが入っていないもの

乾先生が解説した化粧水選びのポイントをまとめると以下のようになります。

上記を基準に、編集部がおすすめのメンズ化粧水を10種類ピックアップして肌タイプ別に分類しました。自分に合った化粧水選びの参考にしてください。

気になる内容をクリック

• 【乾燥肌向け】おすすめ化粧水2選
• 【肌のテカリ・ベタつきが気になる！】おすすめ化粧水2選
• 【繰り返すニキビを何とかしたい！】おすすめ化粧水2選
• 【シミ（※1）・くすみ（※2）が気になる方に】おすすめ化粧水2選
• 【肌の赤み・かゆみが出やすい方に！】おすすめ化粧水2選

※価格は税込です

【乾燥肌向け】おすすめ化粧水2選

肌のカサカサや乾燥によるシワが気になる方は、保湿成分が多く含まれる化粧水を選びましょう。おすすめの商品を2つご紹介します。

「ORBIS Mr.（オルビス ミスター）」は、ベタつくのに乾燥しやすい男性の肌を研究して開発されたメンズスキンケアシリーズです。ジェル状のローションなのでこぼれにくく、肌につけるとすばやくなじんで角質層のすみずみまで浸透。保湿成分のヒアルロン酸やコラーゲンなどが肌にうるおいを与えます。油性の成分が入っていないため、保湿しながらもベタつきはありません。軽やかな使い心地で、オールインワンローションとしても使えます。

乾燥しやすい男性の肌のために生まれた化粧水です。美肌の湯として知られる出雲の玉造温泉水が肌の角質層まで浸透。また、トレハロースがそのうるおいを保持し、グリセリルグルコシドが水分を一定に保ちます。ベタつかずサラッとした使い心地です。低刺激性で、シェービング後も安心して使えます。

【肌のテカリ・ベタつきが気になる！】おすすめ化粧水2選

洗顔しても、すぐに肌がテカったりベタついたりするのが気になる方は、さっぱりした使用感の化粧水がおすすめ。保湿力もあるものを選びましょう。

ベタつかず、さっぱりとした使い心地の男性向け化粧水。グリセリン、エリスリトールなどの保湿成分が含まれているので、水分を補給して快適な肌に導いてくれます。アレルギーテスト済み（※1）。シトラスとバンブーグリーンを調和させた、大人らしいフレッシュな香りが特徴です。

※1 全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。

皮脂を吸着するセリサイトアパタイトを配合した化粧水で、テカリやベタつきの抑制に特化しています。パウダー入りで、肌につけるとすぐにサラサラに。メントールによるクールな使い心地で、シトラスの香りもさわやかです。保湿成分のハマメリスエキスやグリセリンが肌の乾燥を防ぎます。シェービング後にも使用が可能です。

【繰り返すニキビを何とかしたい！】おすすめ化粧水2選

ニキビでお悩みの方は、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示された化粧水がおすすめです。ニキビ肌用の化粧水も、保湿力のある商品をピックアップしました。

無添加化粧品にこだわるファンケルが、繰り返す大人ニキビのために開発した化粧水です。肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムのほか、保湿成分のトウニン、シャクヤク、ソヨウエキスを配合。ニキビを予防しながら肌の乾燥も防ぎます。殺菌剤、防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤は使用していません。コメド（ニキビのもと）が発生しにくいことを証明するノンコメドジェニックテスト済み（※1）。

※1 全ての方にコメドが発生しないということではありません。

ニキビケア用の化粧水。グリチルリチン酸ジカリウムがニキビを防ぎ、保湿成分グリセリンがうるおいを与えます。ノンコメドジェニックテスト（※1）、アレルギーテスト済み（※2）。メントールやアルコールは配合していないので、シェービング後でもヒリヒリしにくくなっています。とろみがあるテクスチャーです。

※1 全ての方にコメドが発生しないということではありません。
※2 全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。

【シミ（※1）・くすみ（※2）が気になる方に】おすすめ化粧水2選

※1 日焼けによるシミ
※2 乾燥によるくすみ

メラニンの生成を抑える効果のある化粧水は、シミやくすみが気になる男性向け。保湿力も重要なポイントです。

製薬会社として品質にこだわり、研究・開発した男性用のシミ対策化粧水です。シェービングなどでシミができやすい炎症状態にある男性の肌に合わせて作られました。トラネキサム酸がメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぎます。また、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムや、保湿成分としてグリセリンも配合。ニキビ予防や、荒れた肌の保湿にも使えます。

男性の肌を研究して作られた化粧水。トラネキサム酸が肌荒れを防止するとともに、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎます。また、乾燥による小ジワを目立たなくする、ヒアルロン酸Naやグリセリンなども配合。さらに、オイルコントロールパウダーが過剰な皮脂を抑制します。容器はポンプ式で使いやすく、とろみのあるテクスチャーです。

【肌の赤み・かゆみが出やすい方に！】おすすめ化粧水2選

肌が赤くなったりかゆみが出たりしやすいデリケートな肌には、刺激の少ない化粧水がおすすめです。成分がシンプルで保湿力の高い商品を選びましょう。

肌トラブルを起こしやすいデリケートな肌のための化粧水です。肌荒れを防ぐトラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムのほか、保湿成分として酵母エキスやトレハロースなどを配合しています。アレルギーテスト（※1）、敏感肌によるパッチテスト済み（※2）で、ニキビのもとになりにくい処方です。無香料、無着色、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリー。しっとりタイプのほか、さっぱりタイプもあります。

※1 全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※2 安全性を保証するものではありません。

岩手県釜石の天然水を使用した化粧水で、グリセリンやヒアルロン酸Na、スベリヒユエキスなどの保湿成分が配合されています。無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーで、刺激に弱い肌でも安心。高保湿タイプのほか、さっぱりタイプ、しっとりタイプもあります。アレルギーテスト済み（※1）。

※1 全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。

マスクを着用しての生活が当たり前になった今、以前よりも肌トラブルのお悩みが増えています。そこで、マスクによる肌トラブルの原因とその対処法を、乾先生に解説していただきました。

マスクで肌が荒れるのはなぜ？

マスクによる肌トラブルの原因は、ほとんどがマスクとの摩擦による物理的刺激です。先ほどスキンケアの基本は「肌への物理的刺激」を避けることとお伝えしましたが、マスク生活だと常に肌とマスクが接触している状態なので、摩擦も起きやすく、肌トラブルにつながりやすくなります。また、マスクによる皮膚炎は、摩擦以外にも乾燥が悪化の要因と言われています。

肌トラブルとは直接関係はありませんが、マスクの着用で顔が隠れると、表情筋をあまり使わなくなり、顔が老けやすくなる恐れもあります。

外出するとマスク以外の部分に汚れが付着しますし、マスクの下にも汗をかきます。肌トラブルが気になるなら、洗顔で汚れを落としてから、化粧水でしっかり保水しましょう。このとき、染みるようなら刺激の弱いものに変えるか、少し時間をおいて肌が落ち着いてから化粧水をつけてみてください。

まだ化粧水をつけ慣れていない方は、正しいつけ方や1日の使用回数など、よくわからないことが多いのではないでしょうか。そこで、化粧水のよくある疑問を乾先生にお伺いしました。

Q. 正しい化粧水のつけ方を教えて！

A.正しい化粧水のつけ方は、以下のとおりです。

＜正しい化粧水のつけ方＞

　　　 　　　　　

	1. 500円玉くらいの量を手に取って、両手に広げる ＜Point！＞ 多すぎてもあまり意味はないので、顔全体に広げられるくらいの量がベストです。
	2. 手につけた化粧水を軽くポンと顔にのせ、全体になじませる ＜Point！＞ ゴシゴシこすると肌への刺激になってしまうので、優しく肌につけましょう。

Q. 1日の使用回数は何回がベスト？

A. 基本的には、朝の洗顔後と夜の入浴後の1日2回がおすすめです。あとは、汗をかいてシャワーをした後など、気になったときにつけてもいいですね。朝はひげそりの後につけた方がいいですが、メントール入りなど刺激が強いものは染みることがあります。刺激の弱いものにするか、少し時間をおいてからつけましょう。

Q. 乳液や美容液も一緒に使った方がいい？

A. できれば乳液をセットで使いましょう。冒頭でお話ししたように、化粧水は保水、乳液は保湿と、それぞれ役割が違います。化粧水をつけた後、何もせずにそのまま放置するとせっかく補った水分が逃げてしまうため、乳液でフタをするようにしましょう。

化粧水と乳液は同じブランドやシリーズにしておくと、大きな失敗は防げますが、必ずしもそろえる必要はありません。自分の肌に合っていると感じられるものなら、別メーカーで組み合わせてもOKです。

化粧水と乳液だけでは解決できない悩みがあれば、それに合った美容液を追加してもいいでしょう。特に問題がなければ、美容液は使わなくても大丈夫です。

スキンケアは、始めてすぐに目に見えるような効果は得にくいです。しかし、続けていれば数年後、数十年後には、何もしていない人と大きく差がついています。後になって、「ちゃんとやっておけばよかった……」と悔やむことのないよう、今から自身のスキンケアを見直してみてください。

化粧水選びはそのための第一歩。これまであまりスキンケアを気にかけてこなかった方も、ぜひ今回の記事を参考にして、自分に合った化粧水を探してみてください。