auひかりの評判! プロバイダ8社の料金、速度を専門家が徹底比較【12月更新】

auMVMV

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

「auひかりは『速度は速いけど、料金が高い』って聞くけど、実際どうなの?」
「auひかりを一番お得なプロバイダで契約したい!」

auひかりには「通信速度が速い」というよい評判がある一方で、「初期費用や解約費用が高い」ともいわれています。しかしauひかりの料金は、戸建てとアパート・マンションで細かく違っており、安くできる方法もあります。しっかり調べてプロバイダやプランを選べば、高速かつお得に使いこなすことができます

今回は、auひかりのおすすめプロバイダやキャンペーン、auひかりを選ぶメリット・デメリットITジャーナリスト・久原健司さん監修のもと徹底比較。本当にauひかりにするべきか悩んでいる方や、プロバイダをどこにするか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

auひかりはこんな人におすすめ

auひかりはどんな人におすすめなのでしょうか。久原さんに教えてもらいました。

ITジャーナリスト
久原健司さん
久原健司
ITの人材派遣会社やソフトウェア開発会社を経て、2007年に株式会社プロイノベーションを設立。現在はIT企業を経営するとともに、"日本一背の高いITジャーナリスト"としてさまざまなWebメディアで執筆する傍ら、デジタル化推進やテレワークなどITについてのセミナーや講演会も全国各地で精力的に行っている。
おすすめのケース

auひかりがおすすめのケース

  • 通信速度にこだわりがある
  • auのスマホを使っている
  • 他社からの乗り換えを検討している
  • 引っ越しする予定が当面ない

auひかりは、NTTが敷設した未使用の回線と自社回線を組み合わせて使用する光回線です。通信速度が速いため、インターネットを快適に楽しみたい方におすすめです。

またauひかりは、auユーザーにもおすすめ。auのスマホとセットで使うと「auスマートバリュー」が適用され、スマホの月額料金が最大1100円(税込)割引されます。

さらに、auひかりの特徴のひとつに「乗り換え時に他社の違約金を負担してくれる」点があります。光回線の契約は2年もしくは3年単位のことが多く、契約満了月以外に解約すると数万円の解約料が発生します。auひかりは他社の違約金を3万円まで負担してくれるので、乗り換えやすいといえます。

一方で、auひかりは解約料が高額で、違約金以外にも設備の撤去工事費や開通工事費の残債などを支払う必要があります。近々引っ越しをする予定がある場合は、auひかりの契約は見送った方がいいでしょう。

auひかりをもっとも安く申し込むには? プロバイダ8社比較

auひかりのプロバイダは、「実質月額料金が安くて、速度が速い」業者を選ぶのがおすすめです。具体的には以下の2つを推奨します。

<おすすめのプロバイダ>

  • 「So-net」(窓口は代理店NEXT)
  • 「GMOとくとくBB」(窓口は公式)

auひかりのプロバイダ料金は高い?

auひかりのプロバイダ料金は、光回線の中でもほぼ平均的といえます。

<光回線の月額料金例>

戸建て アパート・マンション
auひかり ●ずっとギガ得プラン
1年目:5610円
2年目:5500円
3年目以降:5390円
●お得プランA(タイプV)
4180円
NURO光 1年間:980円
13〜37ヶ月目まで:5200円
ドコモ光 5720円(タイプA) 4400円(タイプA)
SoftBank 光 5720円 4180円
OCN光 5610円 3960円

※価格はすべて税込です

ただ、アパート・マンションについては少し注意が必要。物件の規模や共用部から各戸への配線方式によって料金が8タイプに細かく分かれており、通信速度も違います

<アパート・マンションの提供タイプと月額料金>

月額料金 配線方式 特徴 最大通信速度
マンション ギガ 4455円 光ファイバーケーブルを使用 下り1Gbps
マンション ミニ ギガ 5500円
タイプF 4290円 下り100Mbp
タイプG 16契約以上:4180円
8契約以上:4510円
G.fast 通信速度を大幅に改善した電話回線を使用 下り664Mbps
都市機構G 2585〜4180円
タイプE 16契約以上:3740円
8契約以上:4070円
LAN LANケーブルを使用 下り100Mbp
タイプV 16契約以上:4180円
8契約以上:4510円
VDSL 電話回線を使用 下り100Mbp
都市機構G 4180円

※価格はすべて税込です

「マンション ミニ ギガ」など、通信速度が速い代わりに料金も高めに設定されているケースがあるので契約前にチェックしておきましょう。自分が住んでいるアパート・マンションがどのタイプかは、auの提供エリア検索ページから確認できます。

auひかりを語る久原さん2

プロバイダの選び方

<選びたいプロバイダの条件>

  • 実質月額料金が安い
  • 速度が速い

auひかりのプロバイダは、月額料金は基本的に同じですが、キャンペーンでもらえるキャッシュバック額が異なるため「実質月額料金」が変わってきます。また通信速度も違います

<auひかりのプロバイダ一覧>

プロバイダ
(窓口)
実質月額 キャッシュバック額 受取時期 平均速度
(下り)
詳細
戸建て マンション 戸建て マンション
So-net(NEXT) 5610円 4180円 5万6000円 6万1000円 5ヶ月目 422.97Mbps 詳細
GMOとくとくBB(公式) 5610円 4180円 6万1000円 5万1000円 11ヶ月目
23ヶ月目
566.12Mbps 詳細
BIGLOBE(公式) 3769円 2193円 6万円 11ヶ月目
24ヶ月目
363.88Mbps 詳細
@T COM(公式) 5610円 2610円 5万円 7ヶ月目 247.59Mbps 詳細
DTI(公式) 4930円 3110円 3万8000円 13ヶ月後 555.09Mbps 詳細
@nifty(公式) 5137円 3443円 3万円 12ヶ月目
24ヶ月目
418.38Mbps 詳細
au one net(公式) 5708円 4277円 「au WALLET」1万円 4ヶ月後 409.0Mbps 詳細
ASAHIネット(公式) 6444円 4693円 379.44Mbps 詳細

※価格はすべて税込です
※実質月額の算出方法
戸建て=(月額料金+ひかり電話使用料)×36+初期費用−キャッシュバック/36
アパート・マンション=(月額料金+ひかり電話使用料)×24+初期費用−キャッシュバック/24
※平均速度は「みんなのネット回線速度」より(2021年11月18日時点)

「実質月額料金が安くて、速度が速い」おすすめのプロバイダは、代理店NEXTを窓口にした「So-net」と、公式から申し込む「GMOとくとくBB」になります。

auひかりのおすすめプロバイダ

【キャッシュバック最高額】So-net(代理店NEXT)

So-net(代理店NEXT)

出典:NEXT

戸建て アパート・マンション
プロバイダ So-net
窓口 NEXT
初期費用 事務手数料:3300円、工事費:実質無料
月額料金 ●ずっとギガ得プラン
1年目:5610円
2年目:5500円
3年目以降:5390円
●お得プランA・タイプV
4180円
契約期間 3年(自動更新)
更新月:36〜38ヶ月目
2年(自動更新)
更新月:24〜26ヶ月目
スマホセット割 auスマートバリュー:最大1100円/月×利用台数
契約期間中の実質月額
スマホセット割適用時
4180円
3080円
2193円
1093円
解約料 1万6500円 7700円
IPv6接続対応ルーターのレンタル ◯(無料)
平均速度(下り) 422.97Mbps
※「みんなのネット回線速度」より(2021年11月18日時点)
キャッシュバック 5万6000円 6万1000円
指定オプション:auひかり電話への加入、受け取り時期:5ヶ月目
条件:受け取り月の15日~45日間、指定のメールアドレスに受け取り手続きの申請を行うこと

※価格はすべて税込です

公式サイトへ

KDDIの正規代理店「NEXT」経由で、auひかりのネットとauひかり電話(月額550円・税込)を申し込めば、戸建てで6万5000円、アパート・マンションで6万円のキャッシュバックがあります。さらに、他社からの乗り換えでキャッシュバックが最大5万5000円上乗せされるのもポイントです。

プロバイダは、So-netやBIGLOBE、@niftyから選べますが、「So-net」はキャッシュバックの時期が他よりも早いのでおすすめです。

久原健司さん

NEXTから申し込んだ場合、代理店キャッシュバックに加えて、プロバイダのキャッシュバックもあります。対象は、戸建て「ずっとギガ得」プランだと2万5000円、アパート・マンション「お得プランA」だと2万円です。対象となる場合は忘れずに申請しましょう。

【高速×高額キャッシュバック】GMOとくとくBB(公式)

GMOとくとくBB(公式)

出典:GMOとくとくBB

戸建て アパート・マンション
プロバイダ GMOとくとくBB
窓口 公式
初期費用 事務手数料:3300円、工事費:実質無料
月額料金 ●ずっとギガ得プラン
1年目:5610円
2年目:5500円
3年目以降:5390円
●お得プラン・タイプV
4180円
契約期間 3年(自動更新)
更新月:36〜38ヶ月目
2年(自動更新)
更新月:24〜26ヶ月目
スマホセット割 auスマートバリュー:最大1100円/月×利用台数
契約期間中の実質月額
スマホセット割適用時
3741円
2641円
2018円
918円
解約料 1万6500円 7700円
IPv6接続対応ルーターのレンタル ◯(無料)
平均速度(下り) 566.12Mbps
※「みんなのネット回線速度」より(2021年11月18日時点)
キャッシュバック 8万2000円 8万2000円
指定オプション:auひかり電話への加入、受け取り時期:11ヶ月目と23ヶ月目
条件:回線開通月を含む11ヶ月目と23ヶ月目にメールで連絡が来るので、返信すること

※価格はすべて税込です

公式サイトへ

プロバイダ「GMOとくとくBB」経由で、auひかりのネットとauひかり電話(月額550円・税込)を申し込めば、戸建てで6万1000円、アパート・マンションで5万1000円のキャッシュバックがあります。さらに、他社からの乗り換えでキャッシュバックが最大3万円上乗せできる他、BUFFALO製「WXR-1750DHP2」などの高性能ルーターももらえます

久原健司さん

「GMOとくとくBB」は設備が強く、「回線が安定しているプロバイダ」といえます。auひかりのプロバイダの中でも通信速度がトップクラスなので、快適なインターネット生活を求める方におすすめです。

auひかりの申し込み手順と工事費用

auひかりの申し込み手順と工事費用について解説します。

auひかりの申し込み手順

auひかりは独自回線のため、「アパート・マンションで、前の住人がauひかりを使っていた」などの限られた場合を除いて、光回線の工事が必要です。しかし、キャンペーンを使えば工事費を無料にすることができます。

<auひかりの申し込み手順>

  1. 提供エリアを確認する
  2. Webから申し込む
  3. 工事費を無料にする
  4. 工事日を決める
  5. 工事を行い、利用開始する

1. 提供エリアを確認する

auひかりは、市区町村によって提供エリア外となる場合があるほか、アパート・マンションによっては提供エリア外となります。まずは提供エリアを確認しましょう。

2. Webから申し込む

auひかりの申し込みは、Web窓口から行うと高額キャッシュバックがあるのでお得です。賃貸住宅やアパート・マンションの場合は、大家さんや管理会社に工事の許可を取る必要があるので、申し込む前に申請しておきましょう。

3. 工事費相当額を月額割引し、工事費を無料にする

auひかりの開通工事費は、戸建てが4万1250円(税込)、マンションが3万3000円(税込)かかりますが、キャンペーンを使えば「月額利用料から工事費相当額を毎月割引」する形で、工事費を実質無料にすることができます。

<工事費相当額の割引額>

戸建て アパート・マンション
1ヶ月目 1194.6円(ネット644.6円+電話550円) 1ヶ月目 1443.2円
2〜34ヶ月目 1178.1円(ネット628.1円+電話550円) 2〜22ヶ月目 1434.4円
35ヶ月分の合計 4万1250円 23ヶ月分の合計 3万3000円

※価格はすべて税込です

ただし、このキャンペーン利用には注意点があります。

<auひかりのキャンペーンを利用するときの注意点>

  1. 戸建ての場合、auひかり電話にも契約する必要がある
    ※ネット回線のみの申し込みも可能ですが、その場合の割引額は2万2000円(税込)になり、残りの工事費1万9250円(税込)は自己負担となります。
  2. 工事費の割引適用が終わる前に解約した場合、残債を支払う必要がある

このキャンペーンはどの窓口から申し込んでも適用することができます。Web代理店経由で申し込み、高額キャッシュバックと一緒に申請しましょう。

4. 工事日を決める

申し込みが完了すると、数日後に工事担当者から電話がかかってくるので工事日を決めます。開通工事には立ち会いが必要なので在宅可能な日をあらかじめリストアップしておきましょう。土日祝日を工事日に指定すると、3300円(税込)の追加費用がかかります。

工事が行われるまでには、戸建ての場合、申し込みから1~2ヶ月、アパート・マンションは2週間ほどかかります。プロバイダや代理店によっては開通日までモバイルルーターを貸してくれるので上手に活用しましょう。

5. 工事を行い、利用開始する

工事日の2日前までに基本機器(ONUやホームゲートウェイ)が宅配便で送られてきます。

  • ONU:光回線終端装置。光回線から送られる光信号をデジタル信号に変換する機器
  • ホームゲートウェイ:ルーターに、ひかり電話を利用できる機能をプラスした機器

そして工事日に工事担当者が訪問してくるので、開通工事に立ち会います。工事の所要時間は2時間程度です。

工事が完了したら、基本機器とパソコンやスマホ、テレビなどを自分でつなぎます。機器の接続手順はこちらで公開されているので参考にしてください。

auひかりを選ぶメリット・デメリット

フリー素材

auひかりにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。久原さんに教えてもらいました。

auひかりを選ぶメリット

auひかりのメリットは以下の3つがあります。

メリット

1. インターネットが高速

auひかりは、NTTが敷設した未使用の回線と自社回線を組み合わせて使用する「独自回線タイプ」の光回線です。光回線のシェアのうち約7割を占めるNTT回線(※)に比べてユーザーが少ないため、回線が混雑せず、快適な通信速度を維持できているといわれています。

※総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表」(令和2年度第2四半期(9月末))より


通信速度測定サイト「みんなのネット回線速度」によると、主要な光回線のうち、auひかりはNURO光に次いで平均速度が速く、400Mbps近い数値が出ています。これだけのスピードが出ていれば、最高画質での動画視聴やオンラインゲーム、リモート会議などもストレスを感じることなく快適に行えるでしょう。

<おもな光回線の平均速度(下り)>

NURO光 504.44Mbps
auひかり 403.84Mbps
SoftBank 光 310.98Mbps
フレッツ光ネクスト 268.86Mbps
OCN光 267.25Mbps
ドコモ光 262.62Mbps

※「みんなのネット回線速度」より(2021年11月18日時点)

  • 下り
    インターネット回線の通信速度の種類。「上り」は送信/アップロード、「下り」は受信/ダウンロードを意味します。
  • bps(bits per second)
    通信速度の単位で、「1秒間に何ビットのデータを転送できるか」を表します。「1M(メガ)bps」は毎秒100万ビット、「1G(ギガ)bps」は毎秒10億ビットのデータを転送できます。

ただし、アパート・マンションの場合、共用部から各戸への配線方式によって最大速度が変わってきます。LAN/VDSL方式で接続していると通信速度は最大100Mbpsになるので注意しましょう。

<アパート・マンションにおける光回線の配線方式>

対応プラン 特徴 最大通信速度
光配線方式 ギガ
ミニギガ
光ファイバーケーブルを使用 下り1Gbps
G.fast方式 タイプG
都市機構G
通信速度を大幅に改善した電話回線を使用 下り664Mbps
LAN配線方式 タイプE LANケーブルを使用 下り100Mbps
VDSL方式 タイプV
都市機構
電話回線を使用 下り100Mbps

2. 家族全員のドコモスマホ代が安くなる

auひかりとauのスマホをセットで使うと「auスマートバリュー」が適用され、スマホの月額料金が最大1100円(税込)割引されます。一緒に住んでいる家族も、離れて暮らす家族も全員割引対象になりお得です。(2021年から始まったauの新料金プラン「povo」には適用されないのでご注意ください)

<auスマートバリューの料金プランと割引額>

割引額
使い放題MAX 5G
使い放題MAX 4G
タブレットプラン20
1100円
ピタットプラン 5G
ピタットプラン 4G LTE
550円

※価格はすべて税込です

ちなみにauは、スマホと電気料金とのセット割も行っており、「auでんき」に加入することで電気料金の最大5%相当が毎月「au WALLET」にキャッシュバックされます。スマホと光回線と電気をすべてセットにするとお得になるので検討してみましょう。

3. キャッシュバックが高額

auひかりは、公式サイトよりも代理店から申し込んだ方がお得です。例えば代理店の「NEXT」経由で申し込むと、戸建てで6万5000円、アパート・マンションで6万円のキャッシュバックがあります。

auひかりを選ぶデメリット

一方でauひかりは、「対応エリアが限定的」「解約時の負担が大きい」などのデメリットがあります。

デメリット

1. 対応エリアが限定的

auひかりは、戸建ての場合、関西地方(大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀)、中部地方(静岡、愛知、岐阜、三重)と沖縄には対応していません。また市区町村によって対応エリア外になる場合があります。

アパート・マンションは全国に対応していますが、建物によっては対応エリア外になります。auひかりを検討する際は必ず対応エリアを確認しましょう。

2. 工事費・解約金が高いため、解約時の負担が大きい

auひかりは、解約時の費用が他の光回線よりも高額になる場合があります。特に、設備の撤去工事費と開通工事費の残債は負担が大きいので、一度契約したら長期間使い続ける気持ちで臨んだ方がいいでしょう。

<auひかりの解約料>

戸建て アパート・マンション
違約金 2年契約:1万450円
3年契約:1万6500円
7700円
設備の撤去工事費 3万1680円 なし
開通工事費の残債 4万1250円(23回/35回/60回払い)の残債 3万3000円(23回払い)の残債
高速サービス解除料 2750円
※5ギガ、10ギガプラン契約時、12ヶ月以内に解約した場合
なし

※価格はすべて税込です

こんなときどうする?
auひかりの契約、利用時のよくあるQ&A

auひかりの契約、利用時に関する疑問を久原さんに聞きました。

auひかりを語る久原さん1

Q. ネットが不安定、途切れる、つながらないときの対処法は?

A. ネットが不安定になる原因は「端末の問題」「ホームゲートウェイの問題」「回線の問題」が考えられます

端末の問題

ネットが途切れたときはまず、他の端末の状況を確認しましょう。「PCは途切れたけど、スマホはつながっている」など特定の端末だけ途切れている場合は、その端末自体に問題があると思われます。いったん端末を再起動し、それでもつながらない場合は設定をチェックしましょう。

ホームゲートウェイの問題

ネットがつながらない原因の多くは、ホームゲートウェイの一時的な不具合にあります。ホームゲートウェイおよびONUを再起動すれば、不具合が改善されてネットに接続できる可能性があります。

<ホームゲートウェイとONUの再起動手順>

  1. ホームゲートウェイ→ONUの順番で電源アダプターを抜く
  2. 5分ほど放置する
  3. ONU→ホームゲートウェイの順番で電源アダプターを入れる

回線の問題

ネットワーク障害が発生し、インターネットがつながらないことがあります。KDDIの公式サイト「障害情報:auひかり(ホーム・マンション)」で知ることができます。

Q. ホームゲートウェイやONUが故障した場合はどこに問い合わせる?

A. プロバイダに連絡して交換してもらいましょう

ONUは、光回線から送られる光信号をデジタル信号に変換する機器です。ONUには、下から順に「電源」「光入力」「通信」「ホームゲートウェイ」のランプがあり、正常に機能していれば緑色に点灯します。

またホームゲートウェイは、ひかり電話に接続できるルーターです。上から順に「更新」「ネット」「電話」「無線」「電源」のランプがあり、正常に機能していれば緑色に点灯します。

これらのランプが消灯しているときは何らかのトラブルが発生しているので一度再起動してみて、それでもダメなら交換する必要があるので、電話で問い合わせましょう。

<auひかりのプロバイダのサポートセンター連絡先一覧>

電話番号 受付時間 営業日
au one net 0077-7084(無料) 9:00~18:00 無休
@nifty 0570-03-2210(有料)
03-6625-3232(有料)
10:00~18:00 年末年始以外
@T COM 0120-805633(無料) 10:00~19:00
(土日祝~18:00)
メンテナンス日以外
ASAHIネット 0120-577-108(無料) 10:00~17:00 年末年始以外
BIGLOBE 0120-86-0962(無料)
03-6385-0962(有料)
9:00~18:00 無休
DTI 0570-004740(有料) 10:00~17:00 平日
So-net 0120-80-7761(無料) 9:00~18:00 日曜・年始以外
GMOとくとくBB 0570-045-109(有料) 10:00~19:00 平日

Q. プロバイダを変更したいときは?

A. auひかりはプロバイダの変更ができません

auひかりは、回線とプロバイダがセット契約になっており、プロバイダの変更ができません。どうしても変えたい場合は、一度解約し、改めて新規で申し込む必要があります。しかし解約違約金や回線工事が再度発生する場合があり、おすすめしません。

Q. 引越し先で継続利用したいときは?

A. プロバイダの引っ越しサポートに連絡しましょう

引越し先でもauひかりを継続利用したい場合は、プロバイダに連絡しましょう。以下、プロバイダごとの引っ越しサポートのURLを記載します。

手続きには1ヶ月程度かかる場合があるので、引っ越し日、新しい住所が決まったら、早めに連絡しましょう。

Q. 法人契約したいときは?

A. 代理店やプロバイダのWeb窓口から行えます

auひかりの法人契約は、「個人向けのauひかり回線を『法人名義』で契約できる」というもので、個人プランと同じ月額料金と速度、サポート内容になります。申し込みは、代理店やプロバイダのWeb窓口から行えます。

<法人向けauひかりのメリット>

  • 個人向けプランの価格で契約できるため、お店や事務所などの小規模経営に向いている
  • 工事費が実質無料
  • 他社から乗り換える場合、違約金を3万円まで負担してもらえる
  • auスマートバリュー適用で、スマホ1台につき月額料金が最大1100円(税込)割引(10回線まで)

<法人向けauひかりのデメリット>

  • 固定電話サービス「auひかり電話」は2回線までしか使えない
  • 提供エリアが限定的

auひかりのオプションサービス

auひかりに加入すると使えるオプションサービスを紹介します。

固定電話サービス

auひかり電話対応ルーター
  • auひかり電話|月額550円(税込)
    通話料は全国どこへかけても一律8.8円(税込)/3分。音質はそのまま、今使っている電話番号と電話機もそのままで使えます。

auひかり電話は基本料金が安い代わりに、機能をオプションでプラスします。おもなオプションは以下になります。

<auひかり電話のオプションサービス>

内容 月額料金
割込通話 キャッチホンサービス。通話中にかかってきた電話に出られる 330円
発信番号表示 ナンバーディスプレイサービス。電話がかかってきたときに、相手の電話番号を表示する 440円
割込番号表示 通話中にかかってきた電話の番号を表示する 110円
着信転送 他の回線(固定電話、携帯電話)に着信を転送する 550円
番号通知リクエスト 非通知電話からの着信を受けないようにする 220円
迷惑電話撃退 登録した番号からの着信を拒否する 770円
迷惑電話 発着信ブロック 迷惑電話番号データベースを活用し、詐欺や勧誘などの迷惑電話番号の発着信を自動でブロックする 330円

※価格はすべて税込です

テレビサービス

アンテナを設置することなく、6ジャンル(ムービー、アニメ、スポーツ、ドラマ、ライフ、エンタメ)46の専門チャンネルを視聴できます。

  • ジャンルパック(1ジャンル)|月額1628円(税込)
  • オールジャンルパック(全チャンネル)|月額2728円(税込)

今なら新規加入で月額利用料が最大2ヶ月間無料となりお得です。

au HOME

auHOME

出典:au

スマホとIoT(モノのインターネット)を活用したサービス。大切な家族やモノの居場所をスマホで確認できる「あんしんウォッチャー」、外出先からご自宅を確認できる「ネットワークカメラ」、家電を遠隔操作できる「赤外線リモコン」、開閉や動きを検知する「センサー」、接続した家電の電気使用量を確認する「スマートプラグ」などのデバイスを購入・レンタルして使うことができます。

<au HOMEのプラン>

内容 月額料金
基本プラン 自分でデバイスを選んで組み合わせて使用
※初期費用2200円が必要
539円+デバイス購入代金
おすすめセットプラン カメラ・リモコンセット
外出先から子どもやペットの様子を確認、遠隔で家電を操作
1078円
声で家電コントロールセット
状況に合わせて声で家電を操作
1078円
リモコンセット
スマホで自宅の家電を操作
869円
あんしんウォッチャーセットプラン あんしんウォッチャーの購入(1万1000円)とau HOMEの契約がセットになったプラン 12ヶ月無料
13ヶ月目以降539円

※価格はすべて税込です

まとめ

auひかりは、第一に「通信速度にこだわりがある」人におすすめ。また「auスマートバリュー」を適用すれば、スマホの月額料金を最大1100円(税込)割引できるので、auユーザーにもおすすめです。さらにauひかりは、他社の違約金を3万円まで負担してくれるので、乗り換えやすいといえます。

一方で、auひかりは解約時に、違約金のほか、設備の撤去工事費や開通工事費の残債などを支払う必要があるので、いったん契約したらなかなか変えづらい光回線といえます。本記事を参考に、高額キャッシュバックがあるプロバイダをしっかり選んで、快適な光回線ライフを送りましょう。

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