焼きそばやお好み焼き、ホットケーキなどが作れるホットプレート。最近は「肉を焼く」ことに特化したものや、煮込み料理にも対応できるもの、キッチンに出しっぱなしにしておけるようなスタイリッシュなものなどが登場し、料理の幅を広げてくれる便利な調理アイテムとして再注目されています。しかし、商品の種類が多くて結局どれを選んだらいいのかわからない人も多いはず。

この記事では、ホットプレート料理のレシピ本を出している料理研究家の上島亜紀さんに、ホットプレートの魅力や選び方について伺いました。

ホットプレートの選びのポイント

  • 作りたい料理に合わせてプレートの種類を選ぶ
  • 煙やにおいが心配な人は、プレートの形状にも注目
  • 作る料理に合わせて温度を細かく調節できるものだと便利
  • 分解して丸洗いできるか、収納しやすい構造になっているかもチェック

また、your SELECT.編集部おすすめのホットプレート12選もご紹介します。12選の中でも特におすすめのホットプレートに関しては、上島さんに実際に試してもらいながら特徴を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

おすすめのホットプレート12選

タイプ 編集部イチオシ フラット型 浅型 深型
メーカー
商品名
バルミューダ|BALMUDA The Plate Pro K10A-BK タイガー|ホットプレート CRC-A300-T 象印|STAN. ホットプレート EA-FA10-BA abien|abien MAGIC GRILL XGM24-BK PRINCESS|Table Grill Pure ホットプレート 103030 ウィナーズ|レコルト 卓上IHクッキンググリドル クリームホワイト RIH-1 パナソニック|ホットプレートNF-W300-S 吉井電気|アビテラックス IHホットプレート AIH-HP アイリスオーヤマ|左右温調ホットプレートWHP-021-W 良品計画|無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK1 象印|やきやき ホットプレート EA-KK30-BA BRUNO|コンパクトグリルホットプレート BOE109-SET-2P-GRG

バルミューダ

タイガー魔法瓶

象印マホービン

abien

PRINCESS

ウィナーズ

パナソニック

吉井電気

アイリスオーヤマ

良品計画

象印マホービン

BRUNO

BALMUDA The Plate Pro K10A-BK

ホットプレート CRC-A300-T

STAN. ホットプレート EA-FA10-BA

abien MAGIC GRILL XGM24-BK

Table Grill Pure ホットプレート 103030

レコルト 卓上IHクッキンググリドル クリームホワイト RIH-1

ホットプレートNF-W300-S

アビテラックス IHホットプレート AIH-HP

左右温調ホットプレートWHP-021-W

無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK1

やきやき ホットプレート EA-KK30-BA

コンパクトグリルホットプレート BOE109-SET-2P-GRG

参考価格(税込) 4万2900円 1万3656円 1万2980円 1万7800円 1万5980円 1万9800円 1万9800円 2万7500円 9110円 6997円 1万3970円 2万7280円
サイズ(奥行×幅×高さ) 33.4×57.3×8.8cm 35.8×48.4×12.7cm 30.5×44.5×14cm 30.5×40.5×7.9cm 22.2×61.4×7cm 33×38×9.7cm 35.5×60.9×15.2cm 24.4×46.2×14.4cm 42.4×59.6×14cm 16.5×22×14.5cm 33×48×14cm 23.5×37.5×17.5cm
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

SELECTor

上島亜紀

料理研究家

上島亜紀さん

ジュニア・アスリートフードマイスター、パン講師、食育アドバイザー。神奈川県の自宅にて、料理教室「A’s Table」を主宰。女性誌やテレビでのレシピ提供のほか、カフェや企業のレシピ監修なども手掛ける。著書に『ホットプレートで作るまいにちのごはん120』(ワン・パブリッシング)などがある。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

料理研究家が教える!ホットプレートの魅力

各社からさまざまなタイプのホットプレートが発売されています。一〜二人暮らしの食卓にも合うような小型サイズや、IHコンロとしても使えるモデル、鉄板のようなデザインで肉を焼くのに適したフラット型などが登場しており、ホームパーティーや食卓での調理で活躍する場面が増えています。

グリル鍋とホットプレートの両方の機能を合わせもったものが登場したのをきっかけに、作れる料理のレパートリーも広がりました。例えば、パエリアなどのごはんもの、すき焼きやおでんなどの煮込み料理、付属のプレートでたこ焼きやアヒージョなどが楽しめたりと、いろいろなレシピにトライできるのが魅力です。

鉄板のようなプレートタイプ(左)や深型タイプ(右)などが登場しており、作れる料理の幅が広い

鉄板のようなプレートタイプ(左)や深型タイプ(右)などが登場しており、作れる料理の幅が広い

これまでは家族や友人と焼肉やお好み焼きをするときなど、たまにしか使わなかったホットプレートですが、キッチンに出しっぱなしにしておけるようなおしゃれで高性能なものも出ており、日常的にも使いやすい便利なアイテムとして注目されています。

チーズタッカルビのような汁気のある料理も作れる(左)。付属のプレートでたこ焼きやアヒージョなどを作るのも楽しい(右)

チーズタッカルビのような汁気のある料理も作れる(左)。付属のプレートでたこ焼きやアヒージョなどを作るのも楽しい(右)

ホットプレートの選び方

ホットプレートは商品によって、プレートの形状や加熱方式、機能などが異なり、使いやすさや作れる料理などに差があります。自分に合ったホットプレートの選び方について、上島さんに解説していただきました。

「プレートのタイプによって向いている料理が異なります」と上島さん

「プレートのタイプによって向いている料理が異なります」と上島さん

作りたい料理に合わせてプレートのタイプを選ぶ

プレートのタイプは「浅型」「深型」「フラット型」の3種類に大別でき、それぞれ向いている料理に違いがあります。

プレートのタイプ別の特徴

タイプ 浅型 深型 フラット型
プレートのタイプ別の特徴 浅型 プレートのタイプ別の特徴 深型 プレートのタイプ別の特徴 フラット型
特徴・向いている料理 ・オーソドックスなタイプ
・焼き肉、焼きそば、ホットケーキなどにも向いている
・深さがあるので、他のタイプより油はねが少ない
・深さを活かしておでんやすき焼きなどの煮込み料理が作れる
・蓄熱性の高い鉄板がステーキや塊肉をおいしく焼き上げてくれる
・鉄板焼き、ローストビーフなども作れる

もっともポピュラーな浅型プレートは、焼き肉、チャーハン、焼きそばなどの焼き料理メインで使いたい人におすすめです。

浅型は焼き料理に適している(左)。深型は煮込み料理にも対応可能(右)

浅型は焼き料理に適している(左)。深型は煮込み料理にも対応可能(右)

深型は深さがあるので、すき焼きやおでんなどにも対応できます。焼き肉のときに油はねが少なくて済むのも特徴です。焼き料理だけでなく、お鍋などにも使いたいなら深型を選びましょう

フラット型は、ステーキや鉄板焼きなどを作りたい人におすすめ。蓄熱性が高く、ステーキの表面をカリッと焼き上げ、肉汁を閉じ込めてジューシーに仕上げてくれます。

お肉をおいしく焼き上げたいならフラット型に注目

お肉をおいしく焼き上げたいならフラット型に注目

また、ステーキや焼き肉に使いたい人は、プレートの面の形状にも注目しましょう。波形などになっていて脂が落ちやすい構造のものを選ぶと、お肉の水分も凹んだ部分に落ち、表面がしっとりせずカリッと焼き上がります。脂がプレート下のトレーなどに流れ落ちて加熱されず煙も出にくいので、お部屋の空気やにおいが気になる方にもおすすめです。

脂や水分が落ちやすいよう波形になっているプレートだと、煙が立ちにくくなる

脂や水分が落ちやすいよう波形になっているプレートだと、煙が立ちにくくなる

また、交換プレート付きのものを選ぶと、より料理の幅が広がります。例えば、たこ焼きプレートがあれば、たこ焼きだけでなく、ベビーカステラやアヒージョ、しゅうまいなども作れます。他にもグリルプレートなどが付属している商品もあるので、作りたい料理に合わせてチェックしてみましょう。

「たこ焼きプレートが付属したものを選べば、アヒージョやしゅうまいも簡単に作れます」と上島さん

「たこ焼きプレートが付属したものを選べば、アヒージョやしゅうまいも簡単に作れます」と上島さん

使いやすさや焼き上がりに影響する「加熱方式」や「機能」をチェックする

一口にホットプレートといっても、加熱方式や機能もさまざまです。料理の作りやすさや効率、焼きムラなどに影響してくるのでチェックしましょう。

加熱方式|電気ヒーター式は電熱線やプレートの構造に注目して選ぶ

ホットプレートの加熱方式には、電気ヒーター式IH式カセットガス式の3つがあります。

プレートのタイプ別の特徴

加熱方式 電気ヒーター式 IH式 カセットガス式
画像 ホットプレートの加熱方式 電気ヒーター式 ホットプレートの加熱方式 IH式 ホットプレートの加熱方式 カセットガス式
メリット ・安価な商品が多い
・商品のバリエーションが豊富
・加熱のムラも少ない
・ヒーター式よりも熱効率がいい
・IHコンロとしても使えるものも多い
・アウトドアなどの屋外でも使いやすい
デメリット ・予熱に時間がかかる
・焼きムラが起こりやすい
・本体価格がやや高価になりやすい
・商品のバリエーションが少ない
・ガスボンベを購入する必要がある

電気ヒーター式は、内蔵された電熱線に電流を流し、その熱でプレートを温める仕組みです。商品数が多く、好みのデザインやサイズのものを探しやすいのが特徴。IHコンロとして使う予定がなく、アウトドアなどでの用途がなければ、電気ヒーター式から選ぶのがおすすめです。

電気ヒーター式を選ぶ際は、電熱線やプレートの仕様に注目しましょう。電熱線ヒーターがプレート全体に行き渡っているものや、プレートの蓄熱性を高めるように工夫された構造のものだと、焼きムラが起こりにくくなります。

電熱線で加熱する電気ヒーター式。電熱線が全体にいき渡っているものだと焼きムラが出にくい

電熱線で加熱する電気ヒーター式。電熱線が全体にいき渡っているものだと焼きムラが出にくい

「BALMUDA The Plate Pro 」は蓄熱性の高い3層構造のプレートで圴一に火入れが可能(左)。「MAGIC GRILL」はプレート内に張り巡らされたシート状のヒーターが温度センサーとしても機能し、温度を一定にキープ(右)

「BALMUDA The Plate Pro 」は蓄熱性の高い3層構造のプレートで圴一に火入れが可能(左)。「MAGIC GRILL」はプレート内に張り巡らされたシート状のヒーターが温度センサーとしても機能し、温度を一定にキープ(右)

IH式は電気ヒーター式より熱効率が良くて焼きムラが出にくいのが特徴です。ホットプレートとIHコンロの2wayで使いたい方はIH式を検討してみるのも良いでしょう。ベランダやアウトドアなどの屋外で使いたい場合は、カセットコンロ式がおすすめです。

機能|作る料理に合わせて細かく温度が調節できるものが便利

温度調節機能はどのホットプレートにも備わっていますが、最高温度やどのくらい細かく温度を設定できるかは商品によって異なります。料理によって適切な温度が異なるので、できるだけ細かく設定できるものを選ぶと調理がしやすくなります。最高温度は250℃程度のものだと、お肉もおいしく焼き上がります。

作る料理と温度の目安

温度の目安 料理
約250℃ ステーキ
約200℃ たこ焼き、鉄板焼き
約180℃ 焼きそば、チャーハン
約140℃ クレープ、パンケーキ
保温(または60〜90℃) 料理が冷めず、温かいまま食べられる
商品によって設定できる温度が異なる。作る料理に合わせて細かく調節できるものだと使いやすい

商品によって設定できる温度が異なる。作る料理に合わせて細かく調節できるものだと使いやすい

また、保温機能があるものを選ぶと、料理が完成した後にいちいち電源を切る必要がなく、食材も焦がさずにすむので便利です。家族や友人と話をしながら食事をしているときなど、料理が冷めず温かいままで食べられるメリットもあります。

分解できるものを選ぶとお手入れや収納がしやすい

ホットプレートを使用する料理は、油がはねることが多いので、お手入れがしやすい構造になっているかどうかは、かなり重要なポイント。丸洗いできたり、パーツに分けて掃除できたりするものだと、お手入れがしやすいです。ただし、安価なものは取り外しができなかったり、洗える部分が決まっていたりするものが多いので注意が必要です。

また、プレートにフッ素樹脂加工が施されているものは焦げつきにくく、汚れが落ちやすいので、手入れが簡単です。

パーツを分解できるものだと、隙間についた油汚れも拭き取れる

パーツを分解できるものだと、隙間についた油汚れも拭き取れる

収納については、ホットプレートの内部に電源コードや付属品などをすべてしまっておけるものや、分解して立てかけておけるものだと、収納スペースを最小限に抑えられます。交換プレートが付属しているものは、すべてをホットプレートの内部しまえるかどうか、チェックしてみましょう。

立てかけておけるものだとスペースを取らずに収納できる(左)。本体の中に電源コードや交換プレートがすべて収納できると便利(右)

立てかけておけるものだとスペースを取らずに収納できる(左)。本体の中に電源コードや交換プレートがすべて収納できると便利(右)

おすすめのホットプレート12選

料理研究家・上島亜紀さんのアドバイスをもとに、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのホットプレートをご紹介します。

おすすめのホットプレート12選

タイプ 編集部イチオシ フラット型 浅型 深型
メーカー
商品名
バルミューダ|BALMUDA The Plate Pro K10A-BK タイガー|ホットプレート CRC-A300-T 象印|STAN. ホットプレート EA-FA10-BA abien|abien MAGIC GRILL XGM24-BK PRINCESS|Table Grill Pure ホットプレート 103030 ウィナーズ|レコルト 卓上IHクッキンググリドル クリームホワイト RIH-1 パナソニック|ホットプレートNF-W300-S 吉井電気|アビテラックス IHホットプレート AIH-HP アイリスオーヤマ|左右温調ホットプレートWHP-021-W 良品計画|無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK1 象印|やきやき ホットプレート EA-KK30-BA BRUNO|コンパクトグリルホットプレート BOE109-SET-2P-GRG

バルミューダ

タイガー魔法瓶

象印マホービン

abien

PRINCESS

ウィナーズ

パナソニック

吉井電気

アイリスオーヤマ

良品計画

象印マホービン

BRUNO

BALMUDA The Plate Pro K10A-BK

ホットプレート CRC-A300-T

STAN. ホットプレート EA-FA10-BA

abien MAGIC GRILL XGM24-BK

Table Grill Pure ホットプレート 103030

レコルト 卓上IHクッキンググリドル クリームホワイト RIH-1

ホットプレートNF-W300-S

アビテラックス IHホットプレート AIH-HP

左右温調ホットプレートWHP-021-W

無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK1

やきやき ホットプレート EA-KK30-BA

コンパクトグリルホットプレート BOE109-SET-2P-GRG

参考価格(税込) 4万2900円 1万3656円 1万2980円 1万7800円 1万5980円 1万9800円 1万9800円 2万7500円 9110円 6997円 1万3970円 2万7280円
サイズ(奥行×幅×高さ) 33.4×57.3×8.8cm 35.8×48.4×12.7cm 30.5×44.5×14cm 30.5×40.5×7.9cm 22.2×61.4×7cm 33×38×9.7cm 35.5×60.9×15.2cm 24.4×46.2×14.4cm 42.4×59.6×14cm 16.5×22×14.5cm 33×48×14cm 23.5×37.5×17.5cm
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

編集部イチオシのホットプレート3選

おしゃれで機能性にも優れている、編集部イチオシのホットプレートをタイプ別に1商品ずつご紹介します。

鉄板焼き店のような金属プレートでお肉がおいしく焼ける バルミューダ(BALMUDA) BALMUDA The Plate Pro K10A-BK

参考価格: ¥42,900(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 33.4×57.3×8.8cm
重量 5.2kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(160、180、200、220℃)
付属品 油受けトレー、ヘラ(別売りでフタやプレートがあり)
プレートの素材または加工 ステンレス&アルミニウム

専門家のおすすめポイント

鉄板焼きのお店に行ったような、ライブキッチンが楽しめるホットプレートです。鉄板の上でナイフを使うこともできるので、焼けたら直接サーブして振る舞う、というようなホームパーティーにもぴったり。ホットプレートという概念を超え、とにかくお肉をおいしく焼きたい!という願いをかなえてくれる商品だと思います。別売りで、フチつきの鉄板やたこ焼きプレートも用意されています。プレートには重さがあり、蓄熱性は高いのですが、つり戸棚などへの収納は難しそうなので、しまう場所は考える必要があります。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

「とにかくおいしくステーキや塊肉や焼きたい」「おしゃれなものが欲しい」 という方におすすめなのがバルミューダのホットプレートです。ステンレスとアルミニウムでできた分厚いクラッドプレートは、蓄熱性が高く、焼きムラが出にくい構造設定温度と実際のプレートの温度がズレないよう研究を重ねて作られているのも特徴です。デザイン性にも優れているので、食卓やキッチンにずっと出しておいて、第二のコンロとして使うこともできそうです。

プレートが温まるまでに10分以上かかるので、早めの準備が必要

プレートが温まるまでに10分以上かかるので、早めの準備が必要

厚みのあるお肉を焼きたいなら、別売りのフタを併用し、お肉の水分が飛びすぎないようにするのがポイント。保温機能がなく、プレートの蓄熱性が高いので、焼き上がったらすぐにお皿に取り出すなどの工夫が必要です。

付属の金属ヘラでお肉をカットすることもできる。保温機能がないので、焼けたらすみやかにお皿へ

付属の金属ヘラでお肉をカットすることもできる。保温機能がないので、焼けたらすみやかにお皿へ

ライブキッチンのように調理できる

ライブキッチンのように調理できる

3種類のプレートで幅広い料理に対応可能 タイガー魔法瓶(TIGER) ホットプレート CRC-A300-T

参考価格: ¥13,656(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 35.8×48.4×12.7cm
重量 6kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(160、200、250℃、保温)
付属品 たこ焼きプレート、穴あき波形プレート
プレートの素材または加工 遠赤土鍋コーティング

専門家のおすすめポイント

ジンギスカンやサムギョプサルなど脂の多い焼き肉も、穴あき波形プレートのおかげで、ヘルシーに焼き上げることができます。焼き肉をたくさんする人におすすめしたい商品です。また、波形プレートで焼くと、お肉にしまの焼き目がつくので、おいしそうに見えるのもポイント。お子さんが小さいご家庭や二人暮らしの方などにちょうどよいサイズです。たこ焼きも一度に30個焼けるので、パーティー用にも向いています。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

たこ焼きプレートと穴あき波形プレートが付属していて、どんな料理にも使いやすい商品です。プレートが広々していて、2〜3人家族におすすめのサイズ。プレートに遠赤土鍋コーティングを施しているため、熱伝導率が良く、お好み焼きなどもふっくらと焼け、厚みのあるお肉をじっくり焼くのにも向いています。また、特筆すべきは穴あきの波形プレートが付いていること。お肉を焼いたときの脂や水分が流れ落ちる仕組みで、カリッと焼き上げられます。保温機能付きで250℃まで温度を設定できます。

中央の穴から下の受け皿に脂や水分が落ちる仕組み。受け皿は取り外して洗える

中央の穴から下の受け皿に脂や水分が落ちる仕組み。受け皿は取り外して洗える

パーツごとに分解できるのでお手入れが楽

パーツごとに分解できるのでお手入れが楽

「穴あきプレートは、脂が加熱されにくいので煙が出にくいのがメリットです」と上島さん

「穴あきプレートは、脂が加熱されにくいので煙が出にくいのがメリットです」と上島さん

スタイリッシュなデザインが魅力 象印マホービン(Zojirushi Corporation) STAN. ホットプレート EA-FA10-BA

参考価格: ¥12,980(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 30.5×44.5×14cm
重量 4.8kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(140、200、250℃、保温)
付属品 フタ、レシピブック、温度調節プラグケース、樹脂ヘラ
プレートの素材または加工 チタンセラミック

専門家のおすすめポイント

私のホットプレートのレシピ本でもこの商品をずっと使っていましたが、本当に使い勝手が良くて見た目も素敵なので、とても気に入っています。深型プレートは油はねの防止にもなり、焼き肉にも使いやすいです。お好み焼きならギリギリ2枚焼ける、といったサイズ感。食卓に出したときの圧迫感がないので、他の食べ物をのせるスペースも生まれそうです。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

分解して洗うことができたり、電源コードやレシピブックなどはホットプレートの中にしまって収納できたり、付属のヘラが机につかない作りをしていたり、使う人の気持ちを考えた、こまやかな気配りを感じます。実用性に長けているうえに、デザインはかなりスタイリッシュ。見える場所に収納したり、出しっぱなしにしておいたりしても気にならず、出番が増えそうです。

レシピ本が付属しているので、いろいろな料理に挑戦しやすいでしょう。また、温度調節も保温機能が付いていて最高250℃まで設定できるので、どんな料理にも向いています。

分解できるのでお手入れもしやすい(左)。机に直接つかないヘラも優秀(右)

分解できるのでお手入れもしやすい

付属のレシピブック

付属のレシピブック

プレートは鍋に対応できるほど十分な深さがある

プレートは鍋に対応できるほど十分な深さがある

フラット型ホットプレートのおすすめ3選

フラット型のおすすめ3商品を紹介します。スタイリッシュなデザインでお肉がおいしく焼けるものを選びました。

ホットプレートのイメージを変えた画期的なデザイン アビエン(abien) abien MAGIC GRILL XGM24-BK

参考価格: ¥27,500(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 30.5×40.5×7.9cm
重量 2.6kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(100、150、190、250℃)
付属品
プレートの素材または加工 合金鋼

専門家のおすすめポイント

超薄型フィルムヒーターをプレートに内蔵して全面に熱電源が通っている状態なので、とにかくステーキ肉がおいしく焼けます。煙が出にくい構造なので、家の中ににおいがこもりにくいでしょう。ステーキの他、ホットケーキや餃子を焼いたり、ホームパーティーにも使えそう。ビジュアルが良いので、食卓も華やかになりそうですね。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

薄型で画期的なデザインで注目を浴びているマジックグリル。プレート全体がムラなく温まる高密度なヒーターを内蔵し、ステーキや塊肉がジューシーに焼き上がります。4つの温度帯に調節することができ、最高250℃まで上昇するので、ローストビーフもおいしく焼けます。さらに小さなSサイズや、ホワイトのカラーもあり。別売りのシリコン製のフタを使うと、さらに料理の幅が広がります。

白いプレートが斬新なデザイン プリンセス(PRINCESS) Table Grill Pure ホットプレート 103030

参考価格: ¥15,980(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 22.2×61.4×7cm
重量 3.4kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(Min、Mid、Max)
付属品
プレートの素材または加工 セラミック・ノンスティック加工

専門家のおすすめポイント

従来の黒いホットプレートとは違ってプレートが白いので、食材がより良く見え、お皿にのせたような印象があります。中心に向かって傾斜がかかっているので、お肉の脂も落ちやすい構造。ホームパーティーでお肉を焼く際に活躍してくれます。また、おしゃれなデザインなので食卓にずっと出しておいて、ちょっとパンを温めたり、朝の目玉焼きを焼いたり、というような日常使いもできそうです。  

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

おしゃれでインテリアになじみやすく、ホットプレートのごつごつした雰囲気を一掃し、人気となった商品。食卓にずって置いておきたくなるデザインです。コンパクトサイズのスキレットやお鍋をのせて温めるといったこともでき、使い勝手にも優れています。

ドーム型の傾斜プレートが使いやすい ウィナーズ(Winner’s) レコルト 卓上IHクッキンググリドル クリームホワイト RIH-1

参考価格: ¥19,800(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 33×38×9.7cm
重量 2.8kg
加熱方式 IHヒーター式
温度調節機能 ◯(1〜7、保温、低温調理、揚げ)
付属品 スタンド
プレートの素材または加工 フッ素樹脂加工

専門家のおすすめポイント

立てかけて収納できるスタンドが付属しており、狭いキッチンでも置きやすいのがうれしいところ。プレートが傾斜していて中心が深いので、チャーハンやチーズフォンデュなどを作る際にも使うことができます。かわいいので置いておくだけでテンションが上がるのも大事なポイントです。 

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

丸型のIHヒーターの上にグリルプレートがセットになった新しいタイプのホットプレート。低温調理から揚げ物までできる火力調整が可能で、さまざまなレシピに挑戦できます。サッと拭くだけでキレイになるフッ素樹脂加工のプレートで、お手入れも楽。IHコンロとしても使える2wayなので、もうこれ以上調理機器を増やしたくないという人にもおすすめです。

浅型のホットプレートおすすめ3選

浅型のホットプレートを3商品ご紹介します。たくさん焼くことができる広々としたプレートのものや、IHコンロとしても使用できる2wayタイプ、左右で温度調節ができるものなど、実用性に優れた商品をセレクトしました。

網焼きのような焼き肉グリルプレートが優秀 パナソニック(Panasonic) ホットプレート NF-W300-S

参考価格: ¥19,800(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 35.5×60.9×15.2cm
重量 8.8kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(140、200、250℃、保温)
付属品 穴あき焼き肉プレート、たこ焼きプレート、収納専用ホルダー、ウォームキーパー、専用金属ヘラ、フタ
プレートの素材または加工 ダイヤモンドハードコート

専門家のおすすめポイント

とにかく大型で、5~6人はカバーできそうなサイズ。友人などを呼んでパーティーをするときや、家族が多いご家庭におすすめです。サイズは大きいのですが、立てかけて収納できるようホルダーが付いていて収納も便利です。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

フッ素コーティングの耐久性が約2倍という「ダイヤモンドハードコート」採用で、長く愛用できるホットプレート。ビッグサイズなので、お好み焼きなら楽々3枚同時に焼くことができ、大人数で楽しめます。保温もできますが、ウォームキーパーという保温ネットが付属していて、プレートの上に設置すると、その部分だけが保温状態に。お肉を焼きながら同時に保温することが可能です。

白いプレートがかわいい、IH調理も可能な2wayモデル 吉井電気(YOSHII ELECTRIC) アビテラックス IHホットプレート AIH-HP

参考価格: ¥27,500(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 24.4×46.2×14.4cm
重量 5.8kg
加熱方式 IHヒーター式
温度調節機能 ◯(0〜230℃)
付属品 フタ
プレートの素材または加工 ナノセラミック加工

専門家のおすすめポイント

プレートで焼き物ができるほか、プレートを外せばIHコンロとしても使用でき、ゆでたり、煮たり、揚げたり、コンロがあるのと同じように調理ができます。また、大型なのにおしゃれなフォルム。横長で2品同時調理も楽々できます

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

IHコンロとホットプレートが一台になった、理想的な家電。ホットプレートは1分で100℃まで上昇し、料理の時短にも活躍します。プレートを外すとIHコンロとして使用でき、左右で温度設定を変えられるので、2つの鍋で同時調理することが可能です。また、サイズは横長でコンパクト。4人家族の食卓に置いても、邪魔になりません。プレートにはナノセラミック加工がされていて、焦げつきにくく、お手入れも簡単です。

お手頃価格なのに使い勝手抜群 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 左右温調ホットプレート WHP-021-W

参考価格: ¥9,110(税込)

左右温調ホットプレート WHP-021-W

出典:Amazon

サイズ(奥行×幅×高さ) 42.4×59.6×14cm
重量 6.6kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(120、180、250℃、保温)
付属品 フタ、収納用バックル、スタンド
プレートの素材または加工 ナノセラミック加工

専門家のおすすめポイント

薄型ですが大判サイズなので、4〜5人でもゆったり使うことができます。お好み焼きや焼き肉を一度にたくさん焼きたいという方におすすめ。プレートの左右別々に温度調整ができるので、同時に異なる料理を作ることができます。立てかけて収納できるのも、キッチンの圧迫感がなく、棚がいっぱいで収納できないという方にもおすすめ。また、立てかけておけばすぐに取り出せるので、使う頻度が増えそう。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

高さ14cmとかなりの薄型ホットプレートで、使い勝手が良く収納もしやすいのが特徴です。左右別々に温度調節ができるので、2種類の料理を同時に作ったり、どちらかを保温スペースにしたりと、調理のしやすさを考えた設計です。また、縦置きスタンド付きで幅を取らずに収納できます。

深型のホットプレートおすすめ3選

深型のおすすめのホットプレートをご紹介します。おでんやすき焼きなどにも使いやすい商品を選びました。

お鍋もできる! 楽しみ方いろいろ 良品計画(Ryohin Keikaku) 無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK1

参考価格: ¥6,997(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 16.5×22×14.5cm
重量 1.4kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(WARM、LOW、MID、HIGH)
付属品 フタ
プレートの素材または加工 フッ素樹脂加工

専門家のおすすめポイント

価格も6千円台とかなりお手頃で、シンプルなデザインがオシャレ。深鍋なので、鍋や炒め物、煮込みなど、卓上でいろいろな調理ができます。一人暮らしなら、これでおかずか具だくさんスープを用意すれば十分。自宅のコンロが一口で使いづらい、という方なら、2つ目のコンロとして活躍しそうです。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

コロンとしたフォルムで、1〜2人用のホットプレートとしては十分なサイズの商品。深さがあるので、餃子やお肉を焼いたりする他、お鍋をしたり、スープを作りたいときなどにも活躍します。内部には電熱線ではなく、電熱プレートが入っているので焼けムラがなく、まんべんなく火が通ります。フタも付いていて、水を張れば蒸し器としても使うことができます。

3枚のプレートでどんな料理もお手のもの 象印マホービン(Zojirushi Corporation) やきやき ホットプレート EA-KK30-BA

参考価格: ¥13,970(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 33×48×14cm
重量 7kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(140、200、250℃、保温)
付属品 深型プレート、傾斜溝つき焼肉プレート、区切り線つきたこ焼きプレート、フタ
プレートの素材または加工 トリプルチタンセラミックコート

専門家のおすすめポイント

深型ホットプレートの他に、焼肉用やたこ焼き用の交換プレートが付属しているので、幅広い料理を網羅することができます。大型で深さもあり、パエリアやおでんなども作れます。プレートよりも外枠の方が高くなっていて手がプレートに触れにくい作りなので、小さな子どもがいるご家庭にも、安心して使っていただけると思います。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

大型で、傾斜のついた焼き肉プレートとたこ焼きプレートが付いた、いろいろな料理が作れるホットプレートです。焼き肉プレートは、脂を落としながら焼くことができるので、肉のうま味を残してカリッと焼くことができます。たこ焼きプレートは生地をまとめやすいように溝があり、初めて焼く人が使いやすい構造。3層でできたチタンセラミックコートで、コーティングが剥がれにくく、金属のヘラも使えるという丈夫さです。

アタッチメントが充実していて楽しい ブルーノ(BRUNO) コンパクトグリルホットプレート BOE109-SET-2P-GRG

参考価格: ¥27,280(税込)

サイズ(奥行×幅×高さ) 23.5×37.5×17.5cm
重量 3kg
加熱方式 電気ヒーター式
温度調節機能 ◯(WARM、LOW、MID、HI)
付属品 平面プレート、減煙グリルプレート、たこ焼きプレート、トング、フタ
プレートの素材または加工 フッ素樹脂加工

専門家のおすすめポイント

深型プレートの他にも3枚のプレートが付属しています。さらに蒸し料理ができるホットプレート用のスチーマー、波形プレート、6つの丸型がついたプレートなどが別売りであり、多様に使える商品です。一〜二人暮らしならこのサイズで十分。コンパクトでデザインもかわいいので、ずっと出しておけるのもいいですね。。

料理研究家

上島亜紀

Amazonの口コミ・レビュー

かわいいビジュアルで大ヒット商品となったBRUNOの深型タイプです。一人暮らしやカップルにちょうどいいサイズ感。お皿を出すような手軽さで使え、食卓に出しても邪魔にならないのが魅力です。小さいわりに、たこ焼きが一度に24個も焼ける専用プレートや、焼き肉用の煙が出にくい構造のプレートが付属するなど、使い勝手も優れています。

ホットプレートを買う前に知っておきたい3つのこと

無煙ロースターとの違い、サイズの目安、プレートのおもな形状など、ホットプレートを購入するうえで押さえておきたい3つのポイントについて、上島さんに解説してもらいました。

1. 無煙ロースターとの違い

家庭用の無煙ロースターは、脂が熱源に当たらないようにトレーなどに流れ落ち、煙が発生しにくい構造になっています。ファンが付いていて煙を吸い込んでくれるモデルもあります。ホットプレートは、脂が熱源に当たらない構造のものもありますが、すべてがそうではありません。

焼き肉など煙が出やすい料理の場合は、無煙ロースターの方が快適に楽しむことができるでしょう。ただし、無煙ロースターにはたこ焼きや鍋などができる交換プレートが付属していないので、いろいろな料理を作りたいという方にはホットプレートがおすすめです。

無煙ロースターはプレートに穴が空いていたり、ファンがついていたりして煙が出にくいのが特徴(左)。ホットプレートの方が作れる料理のバリエーションが多い(右)

無煙ロースターはプレートに穴が空いていたり、ファンがついていたりして煙が出にくいのが特徴(左)。ホットプレートの方が作れる料理のバリエーションが多い(右)

2. 適切なサイズの目安

一人暮らしの人やカップルで使う場合は幅が20〜30cmぐらいの小型のホットプレートが使いやすいでしょう。収納スペースが狭い場合も、小型のものであれば収納しやすくて便利です。
ファミリーや友人どうしのホームパーティーなどに使う場合は、40cm超えの大型サイズが適しています。

適切なサイズの目安 一人暮らしの人やカップル向け、ファミリーやホームパーティー向け

ただし、一人で使う場合も、「食パンと目玉焼き、ベーコンを同時に焼きたい」「大きな鉄板で炒め料理を楽しみたい」など、作る料理によってはプレートが大きい方が適しているケースもあります。また家族など複数人で使う場合も、おかずの一品を少しずつ焼きながら食べるようなときは、コンパクトタイプが便利でしょう。どのように使いたいかを想定して購入するのがベターです。

幅37.5cm、奥行23.5cmのBRUNOのホットプレート。一人または二人暮らしなら十分なサイズ

幅37.5cm、奥行23.5cmのBRUNOのホットプレート。一人または二人暮らしなら十分なサイズ

3. ラウンド型とスクエア型の違い

プレートの形状は、大きくラウンド(丸)型とスクエア(四角)型に分かれます。

形状 ラウンド型 スクエア型
画像 プレートの形状 ラウンド型 プレートの形状 スクエア型
特徴 ・テーブルにのせたときの圧迫感が少ない
・少人数で楽しみたい人におすすめ
・プレートの面積が広く一度にたくさん調理できる
・大人数での使用におすすめ

ラウンド型は、テーブルにのせたときに余裕が生まれやすく、圧迫感が少なくなります。少人数で楽しむ場合や、ホットプレートの料理以外にもたくさん食事を並べたい方におすすめです。

スクエア型は商品数が多いので、好みのデザインのものを探しやすいメリットがあります。また、大人数のときはスクエア型の方が囲みやすく、一度にたくさん調理することができます

ホットプレートに関するよくある疑問 Q&A

ホットプレートについてのよくある疑問点について、上島さんに解説していただきました。

「ホットプレートの汚れは固まる前に拭き取ることがポイントです」と上島さん

「ホットプレートの汚れは固まる前に拭き取ることがポイントです」と上島さん

Q.ホットプレートのお手入れの方法は?

A. 使い終わったら脂が固まる前に汚れを拭き取るようにしましょう

使い終わってから時間がたってしまうと脂が固まってしまい、脂くささが残ってしまったり、汚れが取れにくくなってしまったりするので、やや温かいと感じるうちに拭いておくとよいでしょう。

どうしても油はねするので、パーツの隙間にも油がついてしまいます。分解して洗えるものは洗剤でしっかり洗い、洗えない部分はウエットティッシュなどでよく拭き取るようにしてください

Q.ホットプレートを使うときの注意点は?

A. 加工が剥がれないよう、使う調理器具には注意が必要です

ホットプレートには金属のヘラが使えるものと、使えないものがあります。フッ素樹脂加工のものは金属のヘラが使えないものが多く、加工が剥げる原因になります。プレートを傷つけないよう、使う前に説明書などを確認してみましょう。加工が剥がれてきたときは、新しいものを購入するか、別売りのプレートがあれば買い直すしかありません。

編集部イチオシ商品として紹介しているバルミューダのホットプレートは金属のヘラが使える

編集部イチオシ商品として紹介しているバルミューダのホットプレートは金属のヘラが使える

Q.煙やにおい、油はね対策はどうしたらいい?

A. 煙やにおいの対策としては、ホットプレートを使用するときに換気扇を回したり、サーキュレーターを使用したりして、空気が循環するようにするとよいでしょう。また、お肉の脂が煙やにおいの原因になるので、たくさん焼き肉をする方は脂が落ちる穴あき構造のプレートのものがおすすめです。

油はねはどうしてもしてしまうのですが、プレートに油分があるとそれが飛び散るので、こまめにキッチンペーパーでプレートを拭くようにしましょう。

溝や受け皿に脂が落ちていく構造のものだと、煙やにおいも出にくい

溝や受け皿に脂が落ちていく構造のものだと、煙やにおいも出にくい

Q.ホットプレートを焦げつかせないためのポイントは?

A. プレートに焦げつき防止加工が施されているものを選ぶのがいいでしょう。

また、ホットプレートは火力が強いものが多いので、早く焼きたいからといっていきなり最高温度にして調理すると焦げつきの原因になることがあります。ホットプレートそれぞれのヒーターの位置によって温まり方に違いや特性が出るので、慣れるまでは少しずつ温度調整することが大切です。

ホットプレートのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングではホットプレートの売れ筋ランキングを紹介しています。どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみるのもおすすめです。

まとめ

  • 焼き料理が中心なら「フラット型」「浅型」、すき焼きなどもしたいなら「深型」を選ぶ
  • 煙やにおいが気になる人は、波形プレートに注目
  • 作る料理に合わせて細かく温度調節できるものだと便利
  • お手入れのしやすさ収納性も要チェック
  • 1〜2人で使うなら幅20〜30cm程度、4人以上なら幅40cm以上が目安

ホットプレートを食卓に置いておくことで、家族や友人と一緒に楽しみながら調理をしたり、作れるレシピの幅が広がったりと、日々の食事シーンがにぎやかになります。

この記事を参考に、自分に合ったホットプレートを選んでみてください。

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