【2021年】スマートスピーカーおすすめ10選|専門家が徹底比較でセレクト!

スマートスピーカー

「スマートスピーカーで、どんなことができるのか知りたい」
「Amazon、Googleなど、いろんな機種があるけど何が違うの?」

スマートスピーカーはインターネットにつながり、音声操作によってさまざまな指示が出せるデバイスです。

そんなスマートスピーカーの魅力を、テックライターの太田百合子さんに聞いてみました。 おすすめのスマートスピーカーや、選び方も伺ったので、これから購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

太田百合子プロフィール写真

テックライター

太田百合子さん

パソコン、タブレット、スマートフォンからスマートホームを実現するIoT機器まで、身近なデジタルガジェットと、それらを使って利用できるサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。多くのスマートスピーカーを使いこなすマニアとして、TBS「マツコの知らない世界」のスマートスピーカー特集にも出演。

スマートスピーカーの基本をおさらい

「スマートスピーカー」はスピーカーとマイクを備え、インターネットの向こう側の音声AIアシスタント(以下、AI)との会話を通して、さまざまなサービスが利用できるデバイスです。

「〇〇(曲名)をかけて」のように話しかけるだけで、音楽配信サービスやインターネットラジオで好きな音楽を楽しめるほか、対応するスマート家電を操作したり、わからないことに答えてくれたり、メッセージの送受信や通話など、スマートフォンさながらにいろいろなことができます。

<スマートスピーカーでできること(一例)>

  • 音楽やラジオを聴く
  • 家電を操作する
  • さまざまな質問に答えてくれる
  • メッセージの送信や読み上げ
  • スマホやスマートスピーカーとの通話
  • タイマーやアラームのセット
  • 天気やニュースを聞く
  • スケジュールの読み上げ
  • 備忘録や買い物リストをメモする など

最近ではディスプレイが付いて、音声だけでなく画面に情報を表示できる機種も増えています。

ディスプレイ付きスマートスピーカー

スマートスピーカーは何ができる?専門家に聞いてみた

ここからは、専門家である太田さんから聞いた、スマートスピーカーの魅力を紹介します。

最大の魅力はあらゆる機能が「話すだけ」で使えること

スマートスピーカーの最大の魅力は、「話すだけでさまざまなことができる」という点。 キーボードもマウスもタッチ操作も不要なので、手が離せないときも操作ができます。「話すだけ」ならパソコンやスマホが苦手という人から、まだ読み書きのできない小さな子どもまで、老若男女を問わず、誰でも使えます。

もしベッドサイドにスマートスピーカーが一台あれば、夜はベッドから起き上がることなく消灯して、好きな音楽を聴きながら眠れ、朝には目覚ましが鳴って、布団を出る前に今日の天気やニュース、スケジュールを確認できます。面倒くさがりな人には、特におすすめのデバイスと言えます。

一方で、音声での操作を開始するには、「アレクサ」「ねぇGoogle」などのきっかけになる言葉をAIに話しかける必要があり、これを照れくさく感じる人もいるかもしれません。 ですが、スマートスピーカーは基本的に家の中で使うもの。照れくさいのははじめのうちだけで、すぐに慣れてしまいます。逆に一人暮らしの人などは、良い話し相手ができたと感じるはずです。

「おはよう」のひと言で複数のことができる

太田さん取材風景

スマートスピーカーの設定には、スマートフォンの専用アプリを使用します。このアプリで、あらかじめ「定型アクション」「ルーティン」と呼ばれる機能を登録しておくと、AIに決まったフレーズを話すだけで、一度にいろいろなことができるようになります。

例えば、朝「アレクサ、おはよう」と話しかけると、アラームが止まり、照明がオンになって、天気予報と今日のスケジュールが読み上げられるといった感じ。

下の画面写真のように「おはよう」というフレーズをトリガーにして、AIにさせたい動作を登録しておくだけです。

AIへの動作登録をしているスマホ画面

「○○と覚えておいて」でかんたんにメモ&リマインド

メモやリマインダーも一度使うと手放せなくなる便利な機能です。

例えば「Googleアシスタント」では、思いついたらすぐに「〇〇と覚えておいて」と話しかけるだけ。家事などで手が離せないときもぱぱっと話すだけで、誰かの誕生日や鍵を置いた場所、買い物するものなどを、片っ端から覚えておいてくれます。

思い出したいときには、「○○って何?/どこ?」と話しかければOK。また「〇時に〇〇ってリマインドして」と頼んでおくと、ちゃんとお知らせもしてくれます。忘れっぽい人はぜひ試してみてください。

リマインダー機能

話しかけるだけで予定を記憶してくれる便利なリマインダー機能。

「スマートリモコン」との連携で家電が操作できる

スマートスピーカーでは、照明やテレビ、エアコン、ロボット掃除機などの家電も音声で操作できます。各AIに対応した家電が販売されているほか、「スマートリモコン」と呼ばれる機器を使えば、リモコンで操作できる既存の家電を、音声操作に対応させることもできます。

「スマートリモコン」はいわゆる学習リモコンのようなもので、赤外線リモコンで操作できる家電を複数台登録できます。音声で「電気をつけて」と話すと、「スマートリモコン」から赤外線の信号が出て、電気が付くしくみ。もう暗い中、リモコンを探す必要はありません。

スマートリモコン 「Nature Remo mini 2」

スマートリモコン 「Nature Remo mini 2」

出典:https://nature.global/nature-remo/nature-remo-mini/

初めて使うときは「何ができるの?」と話しかけよう

電化製品は買った瞬間が一番新しく、使い込んでいくとどんどん古くなっていくものですが、スマートスピーカーはインターネットを介して、新機能が常にアップデートされるので、いつも最新の状態で使えます。

昨日までできなかったことも今日にはできるようになっている可能性がありますので、初めて使うときには、「何ができるの?」と話しかけてみてください。今どんなことができるのか、AI自身が例を教えてくれます。

専門家が教える!

スマートスピーカーの選び方

ここからは太田さんにスマートスピーカーの選び方について詳しく聞いていきましょう。

太田さん取材風景

<スマートスピーカー選びの5つのポイント>

  1. AIの種類をチェック
  2. 音楽配信サービスの対応
  3. ディスプレイ/カメラの有無
  4. 音質にこだわる
  5. そのほかのこだわりで選ぶ

1. AIの種類をチェック

スマートスピーカーでできることは、AIによって異なります。そこでまず重要なのが、それぞれのAIの特性、特徴を知ることです。

今国内で販売されているスマートスピーカーで利用できるAIは、Amazonの「Alexa」、Googleの「Googleアシスタント」、LINEの「Clova」、Appleの「Siri」の4つになります。

冒頭「スマートスピーカーでできること(一例)」として紹介した基本的な機能は、どのAIでも概ね利用できますが、その使い勝手やプラスαの特徴はAIによって異なります。
以下に紹介するのはその一例です。

<AIごとの特徴>

AI 代表的なスピーカー 特徴
Alexa Amazon Echo 連携するスマート家電が豊富。Amazonでのショッピングや、Kindleの読み上げが利用できる。ディスプレイ付きではグループビデオ通話も可能。
Googleアシスタント Google Nest 通訳機能が使えるほか、Googleの各種サービスと連携。Google検索で調べられることなら、何でも答えてくれる。
Clova LINE CLOVA Desk 利用者の多いLINEでつながっている相手とメッセージの送受信、通話が可能。ディスプレイ付きではLINEビデオ通話もできる。
Siri HomePod 初期設定から音楽再生までiPhoneとの連携がかんたん。利用するには必ずiPhoneまたはiPadが必要。

AIの設定には必ずスマートフォンを使用します。また冒頭に紹介したように、スマートスピーカーでできることは、スマートフォンでできることに似ています。AIを選ぶ際には、今使っているスマートフォンの種類や、どんな機能やサービスをよく使っているかを参考にすると良いでしょう。

例えば「Alexa」「Googleアシスタント」「Clova」はiPhone、Androidスマートフォンのどちらでも、専用アプリをインストールすれば利用できますが、「Siri」が利用できるスマートスピーカー「HomePod」は、iPhoneではアプリのインストールが不要な一方で、Androidスマートフォンでは利用できません。

またAmazonでよく買い物をしたり「Kindle」を利用している人には、商品のお届けを通知してくれたり、電子書籍の音読が利用できる「Alexa」が便利なはず。

GoogleカレンダーやGoogleマップなど、Googleのサービスや検索をよく利用している人には「Googleアシスタント」、「LINE」のヘビーユーザーには「Clova」対応のスマートスピーカーがおすすめと言えます。

なお「Alexa」「Googleアシスタント」「Clova」では、「スキル」や「アクション」と呼ばれるサードパーティ製(※)の機能を追加したり、呼び出したりして、できることをさらに増やすことができます。

追加できる機能には家電の操作に必要なもののほか、ニュース、レシピ、カラオケ、クイズ、語学学習などさまざまな種類があり、その数は「Alexa」と「Googleアシスタント」が突出しています。対応するスマート家電の数もダントツで、スマートスピーカー市場では事実上、この2つのAIが2強となっています

※Google以外の企業やデベロッパーが作成したもの

2. 音楽配信サービスの対応

4つのAIではそれぞれ、利用できる音楽配信サービスも違います。各AIで利用できるおもな音楽配信サービスは以下のとおりです。

<対応する音楽配信サービス>

Alexa Googleアシスタント Clova Siri
Amazon Music × × ×
YouTube Music × × ×
Apple Music ×
LINE MUSIC × ×
Spotify × ×
AWA × ×
dヒッツ × ×
うたパス × ×

3. ディスプレイ/カメラの有無

最近では「Amazon Echo Show」シリーズや「Google Nest Hub」シリーズなど、スマートスピーカーにディスプレイを搭載するデバイスも増えています。

音声で「話しかけるだけ」で使えるというスマートスピーカーならではのメリットと、大きな画面で見てわかりやすく、タッチ操作もできるというタブレットの良さを併せ持ったようなデバイスです。

スマートスピーカーのディスプレイを見る太田さん

「スキル」や「アクション」にも、ディスプレイ付きに特化したものが増えていて、例えばニュースや料理の作り方を動画で見られたり、動画配信サービスを楽しむこともできます。もちろんタブレットでも同様のことはできますが、ディスプレイ付きのスマートスピーカーは声での操作を前提にしているため、操作がよりシンプルで価格も安価です。

ディスプレイを操作しないときも「Amazon Echo Show」シリーズはAmazon Photos、「Google Nest Hub」シリーズはGoogle フォトと連動。アップロードした写真をデジタルフォトフレームのように、待ち受け画面として表示できます。

ディスプレイに加えてカメラを搭載する製品では、ビデオ通話を楽しむことも可能。ビデオ通話は同じAIが利用できるカメラ&ディスプレイ付きのスマートスピーカーどうし、またはスマートフォンとの間でも利用できます。

4. 音質にこだわる

サウンド性能もスマートスピーカー選びの重要なチェックポイントです。部屋のどの場所に置いても音が聞き取りやすい360度スピーカーのほか、一方向に音を出す指向性スピーカーを搭載するものもあります。

音質や音圧については実際に店頭で音を聞き比べて選ぶのが一番ですが、仕様にあるスピーカーユニットの種類や大きさも参考にすることができます。一般にツィーターとウーファーが分かれている方がより広域の音を再現でき、ウーファーはサイズが大きいほど低音がよく響きます。

なお、スマートスピーカーは通常1台を単独で使用しますが、「Siri」が利用できる「HomePad」も「Alexa」や「Googleアシスタント」には、複数台を同期してステレオ再生ができる機能も備わっています

5. その他のこだわりで選ぶ

このほか、マイクの性能や、どういった場所で使うか、サイズ、デザイン、もちろんコストパフォーマンスも選び方のポイントになります。

  • マイクの性能
  • 音声を正しく聞き取ってくれるかどうかは、環境音や滑舌などにも左右されますが、搭載されているマイクの数は、ひとつの目安になるでしょう。ただし単に数が多ければいいというものではなく、実際にはマイクの配置やノイズキャンセリング性能なども重要です。
  • バッテリーの有無
  • スマートスピーカーの中には、バッテリーを内蔵している製品もあります。屋外に持ち出す可能性がある場合は、バッテリー内蔵モデルがおすすめです。
  • 防水機能
  • キッチンなどの水回りで使用する場合は、防水・防滴性能もチェックしましょう。
  • サイズやデザイン
  • スピーカーは一般的に大きい方がより迫力のある音を鳴らせますが、その分スペースを要します。またスマートスピーカーにはカラーが選べるモデルが多いので、置く場所のインテリアなどに合わせられるのもメリットです。
  • コストパフォーマンス
  • 安価なものでは、5000円を切る価格から購入できます。スマートスピーカーがどんなものか試してみたいという人は、こうしたお手頃モデルから始めてみましょう。

専門家が選ぶ!

おすすめスマートスピーカー10選

ここまでの選び方のポイントを踏まえて、太田さんに10種類のスマートスピーカーを選んでいただきました。自分に合ったスマートスピーカーを見つけてみてください。

AI 商品名 価格(税込) モニター/カメラの有無 防滴
Alexa Amazon Echo(第4世代) 1万1980円 × ×
Amazon Echo Show 8(第2世代) 1万4980円 ×
Amazon Echo Show 10(第3世代) 2万9980円 ×
Googleアシスタント Google Nest Audio 1万1550円 × ×
Google Nest Hub(第2世代) 約1万1000円
(カメラなし)
×
Google Nest Hub Max 2万8050円 ×
Clova LINE CLOVA Desk 2万8050円 ×
Siri Apple HomePod mini 1万1800円 × ×
Alexa/Googleアシスタント Bose Portable Smart Speaker 4万4000円 ×
Googleアシスタント Belkin SOUNDFORM ELITE Hi-Fiスマートスピーカー+ワイヤレス充電器 G1S0001DQ 約2万円 × ×

Amazon Alexa系3選

「Alexa」はAmazonが提供するAIで、これまでに紹介した基本的な機能のほか、音声でAmazonでの買い物ができる、注文した商品の配達をお知らせしてくれるといった、独自の機能が利用できます。

ディスプレイ付きの製品ではグループでのビデオ通話も楽しめるほか、カメラを使った見守り機能なども提供。利用できる「スキル」という、スマホでいうところのアプリも豊富で、対応するスマート家電も多いなど、スマートスピーカーでもっとも利用しやすいAIのひとつです。

なお「Alexa」が利用できるスピーカーはAmazon以外のメーカーからも発売されていますが、実際にはスマートスピーカーというよりもBluetoothスピーカーで、近くにあるスマートフォンのアプリを通じてAlexaを呼び出すしくみになっているものが少なくありません。

その点、Amazon純正の「Amazon Echo」シリーズ、ディスプレイ付きの「Amazon Echo Show」シリーズは、レスポンスも速くストレスがありません。

Amazon Echoシリーズのベーシックモデル
Amazon Echo(第4世代)

amazonecho

出典:Amazon

参考価格 1万1980円(税込)
マイクの数 6
Bluetooth
サイズ (幅)144×(奥行)144×(高さ)133mm、重量940g
カラー チャコール、グレーシャーホワイト、トワイライトブルー
対応スマートフォン iOS、Android

丸くコロンとしたフォルムがかわいい、Amazon Echoシリーズのベーシックモデル。丸型ですが360度サウンドではなく、正面に向けて音が鳴る構造になっています。

「Alexa」に対応するスマートスピーカーとしてはもちろん、BluetoothのA2DPに対応し、Bluetoothスピーカーとしても活用できます。また3.5mmオーディオの入出力にも対応。パソコンなどの外部スピーカーとして使用することもできます。

このほか温度センサーも備えていて、対応するスマート家電との組み合わせによって、「〇度になったら自動的にエアコンをつける」といった使い方ができます。

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サウンドがクリアで聞きやすいスピーカーです。話しかけると球体の下に光るリングライトも見やすく、反応がわかりやすいです。カラーが3色から選べるのもうれしいポイント。さらにコスパにこだわるなら、販売価格が6000円を切るなど安価でひとまわり小さい「Amazon Echo Dot(第4世代)」もおすすめです。

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カメラ解像度が高く、ビデオ通話向けAmazon Echo Show 8(第2世代)

amazon echo show

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B084TNP2B4/ref=ods_dp_aucc_ath

参考価格 1万4980円(税込)
ディスプレイ 8.0インチタッチスクリーン(1280×800ピクセル)
カメラ 13メガピクセル
マイクの数 4
Bluetooth
サイズ (幅)200mm×(高さ)130mm×(奥行)99mm、重量1037g
カラー チャコール、グレーシャーホワイト
対応スマートフォン iOS、Android

大きすぎず小さすぎない、A5ノートサイズの8.0インチディスプレイを搭載。

13メガピクセルと高解像度のカメラには、ビデオ通話の際に画面の真ん中に映るようにフレームを自動調整してくれる便利な機能も備わっています。

ホーム画面にはAmazon Photosにアップした写真をデジタルフォトフレームのように表示することができ、その際には写真がきれいに見えるように、部屋の明るさに合わせて色味を自動調整します。

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カメラの解像度が高く、ビデオ通話の際に相手にきれいな映像を届けられます。カメラの自動フレーミング機能は自分をアップに映してくれるので、背景をあまり見せたくないときにも便利。なおカメラにはシャッターも付いていて、使わないときは閉じておくこともできるので、プライバシーが気になる人にも安心です。別売りで角度を調整しやすい、専用スタンドも販売されています。

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ディスプレイが350度回転する Amazon Echo Show 10(第3世代)

amazon echo show10

出典:Amazon

参考価格 2万9980円(税込)
ディスプレイ 10.1インチタッチスクリーン(1280×800ピクセル)
カメラ 13メガピクセル
マイクの数 4
Bluetooth
サイズ (幅)251mm×(高さ)230mm×(奥行)172mm、重量2560g
カラー チャコール、グレーシャーホワイト
対応スマートフォン iOS、Android

カメラで人の動きを検知してディスプレイが350度回転して追いかけるという、ほかにはないユニークな機能を備えています。10.1インチの大画面ディスプレイが常に自分の方を向くので、家事をしながら動画配信サービスを見たり、ビデオ通話ができます

ディスプレイと一緒に2.1チャンネルシステムの指向性スピーカーもユーザーの位置に合わせ回転。迫力のあるサウンドで映像、音楽、どちらのコンテンツを楽しむのにもおすすめです。

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ディスプレイが回転するので、設置場所には左右にそれなりのスペースが必要。壁際に設置する場合は、回転する角度をあらかじめ自分で設定しておくこともできます。回転するカメラを使って外から家の様子が確認できる、見守り機能なども便利に利用できます。

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Googleアシスタント搭載スピーカー3選

スマートスピーカー市場において「Alexa」と双璧をなすのが、Androidスマートフォンにも搭載されているAIの「Googleアシスタント」です。Googleだけに情報検索が得意で、目的地までの行き方や所要時間、通貨換算から動物の鳴き声まで、Google検索で答えが見つかるものなら、どんな質問にも答えてくれます。

またGoogleカレンダーなどのサービスとも連携。ユーザーの声や顔を認識して家族それぞれの予定を確認したり、メモなどを記録できるほか、外国語を双方向に逐次通訳してくれる「通訳モード」などの便利な機能が利用できます

「Google Nest」シリーズは、「Googleアシスタント」が使える、Google純正のスマートスピーカー。手のひらサイズのコンパクトなスピーカーからディスプレイ付きの製品、Wi-Fiルーターと一体になったモデルまで、バラエティに富んだラインナップがそろっているのが魅力です。

薄型でシンプル操作 Google Nest Audio

google nest audio

出典:https://store.google.com/product/nest_audio?hl=ja

参考価格 1万1550円(税込)
マイクの数 3
Bluetooth 5.0
サイズ (高さ)175mm×(幅)124mm×(奥行)78mm、重量1200g
カラー チャコール、チョーク
対応スマートフォン iOS、Android

「Googleアシスタント」が使えるスタンダードなスピーカーで、コンテンツや周囲の環境音に合わせてサウンドを最適化する機能が備わっています。どっしりと重く安定感がある一方で、側面から見ると楕円形の形状で奥行きが薄いので、棚の空きスペースなどにも設置しやすいデザイン。

ボタンなどがなく見た目はとことんシンプルですが、スピーカーの上部がタッチセンサーになっていて、声で命令する以外にもタッチ操作でボリューム調整などの操作ができます。音量の大小は正面に表示される4つのLEDの点灯で確認するしくみです。

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スピーカーから流れるコンテンツに合わせて音が最適化されるので、ボリュームを絞ってもしっかり聞き取りやすいのが特徴。1台でももちろん便利に使えますが、スマートフォンの「Google Home」アプリから設定すれば、2台をペアのステレオスピーカーとして使うこともでき、さらに迫力のあるサウンドが楽しめます。

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レーダーセンサーを搭載し、触らず操作できる Google Nest Hub(第2世代)

Google-Nest-Hub

出典:https://store.google.com/product/google_nest_hub_max?hl=ja

参考価格 1万1000円(税込)
ディスプレイ 7インチタッチスクリーン(1024×600ピクセル)
カメラ なし
マイクの数 3
Bluetooth 5.0
サイズ (高さ)120.4mm×(幅)177.4mm×(奥行)69.5mm、重量558g
カラー チャコール、チョーク
対応スマートフォン iOS、Android

7インチのタッチディスプレイを搭載したスマートスピーカー。Googleフォトと連携して、デジタルフォトフレームのように写真を表示したり、音声で呼び出したレシピや地図などを画面で確認するといった使い方ができます。

カメラはありませんがレーダーセンサーが搭載されていて、タッチのほかにジェスチャーでもスクロールやページ送りなどの操作が可能。料理などで手が汚れていても、音声とジェスチャーで画面を操作できます。

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ベッドサイドに設置すれば、レーダーセンサーが体の動きや音を検知して睡眠の状態をモニターしてくれるユニークな機能が備わっていて、睡眠時間や睡眠の質もチェックできます。スマートスピーカーではアラームや音楽再生のほか、照明など家電の操作もできるので、ベッドサイドに置くデバイスとしてもおすすめです。

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オートフレーミング機能付きカメラ搭載 Google Nest Hub Max

Google-Nest-Hub-Max

出典:https://store.google.com/product/google_nest_hub_max?hl=ja

参考価格 2万8050円(税込)
ディスプレイ 10インチHDタッチスクリーン(1280×800ピクセル)
カメラ 6.5メガピクセル
マイクの数 2
Bluetooth 5.0
サイズ (高さ)182.55mm×(幅)250.1mm×(奥行)101.23mm、重量1320g
カラー チャコール、チョーク
対応スマートフォン iOS、Android

10インチHDタッチディスプレイに加えて、「Google Nest」シリーズでは唯一カメラを搭載。カメラにオートフレーミング機能も備わっていて、Google Duoを通じたスマートフォンとのビデオ通話ができるほか、外出先から自宅の様子を見守ることもできます。

明るさなど部屋の環境に応じて、設定を自動で最適化してくれる機能があり、前面にステレオスピーカー、背面には大口径のウーファーを内蔵するなどサウンド性能も充実。YouTubeやNetflixなどの映像コンテンツを楽しむデバイスとしても、おすすめできます。

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「Face Match」という機能が利用でき、カメラであらかじめ登録した顔が認識されると、ホーム画面にスケジュールなど自分用の情報が表示されます。一方で来客時などに家族の情報を表示したくない場合はゲストモードに切り替えられるなど、プライバシーにもしっかり配慮されています。

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Clovaを搭載したスピーカー1選

AI「Clova」が利用できる製品は、キャラクターを模したかわいらしいコンパクトスピーカーなど、LINEから数機種が販売されています。「Clova」の最大の特徴は、何といってもLINEでのコミュニケーション。多くの人が利用しているので、「Alexa」や「Googleアシスタント」のように相手に改めてアプリを追加してもらわなくても、手軽にメッセージの送受信や通話ができます。スマートスピーカーがあれば、まだ読み書きのできない小さな子どもともLINEでコミュニケーションができます。

LINEビデオ通話も可能 LINE CLOVA Desk

LINE-CLOVA-Desk

出典:https://clova.line.me/desk/

参考価格 2万8050円(税込)
ディスプレイ 7インチタッチスクリーン(1024×600ピクセル)
カメラ 5メガピクセル
マイクの数 2
Bluetooth 4.2
サイズ (幅)181.0mm×(奥行)104.5mm×(高さ)173.0mm、重量915g
バッテリー 3000mAh
カラー ホワイト、ブラック
対応スマートフォン iOS、Android

LINEのAI「Clova」の特徴はLINEのサービスとの連携。音楽配信サービス「LINE MUSIC」での音楽再生やLINEメッセージの送信が音声操作でできます。「Clova」が利用できるスマートスピーカーのうち、唯一ディスプレイを搭載するのが「LINE CLOVA Desk」です。

7インチタッチディスプレイで、音声入力したメッセージを確認したり、届いたメッセージが読めるほか、カメラも搭載されているのでLINEビデオ通話ができるのも大きな魅力。また赤外線リモコン機能を内蔵しているので、これひとつでテレビやエアコンなど、リモコン操作できる家電の音声操作が可能です。

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LINEでのコミュニケーションには個人アカウントを使うほか、スピーカー専用のアカウントを用意することもできます。個人アカウントを使用する場合は、本人の許可なくメッセージが送受信されないなど、プライバシーにもしっかり配慮されています。ディスプレイ付きのスマートスピーカーでは珍しくバッテリーを搭載しているので、電源がとれない場所に持ち出して使うこともできます。

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AppleのSiriを搭載したスピーカー1選

AppleのAI「Siri」が使えるスマートスピーカーは、Apple製の「HomePod」と「HomePod mini」の2機種。

「Siri」に話しかけることでいろいろな機能が使えるのは、ほかのAIが利用できるスマートスピーカーと同様ですが、高いサウンド性能に加えてiPhoneで再生中の音楽を簡単に出力できるなど、特に音楽を聴くための機能が充実しています。逆にiPhoneやiPadがないと使えないので、ふだんiPhoneやiPadで「Apple Music」を利用している人におすすめします。

コンパクトながら360度スピーカー搭載 Apple HomePod mini

Apple-HomePod-mini

出典:https://www.apple.com/jp/homepod-mini/

参考価格 1万1880円(税込)
マイクの数 4
Bluetooth 5.0
サイズ (高さ)84.3mm×(幅)97.9mm×(奥行)97.9mm、重量345g
カラー ホワイト、スペースグレイ
対応スマートフォン iOS

コンパクトサイズながら高音質なので1台でも満足度は高いですが、さらに2台を連携すればステレオサウンドを楽しむこともできます。「Apple Music」での音楽再生のほか、iPhoneを通じた電話の受発信やメッセージの送受信、「カレンダー」への予定の追加、調べた場所を「マップ」に表示するなど、音声で操作した結果をiPhoneに反映して活用できます。スピーカーの管理はiPhoneの「ホーム」アプリで行うしくみ。ここに対応する家電を登録すれば、Siriを使った音声操作が可能になります。

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iPhone経由でなら、「Apple Music」以外の音楽配信サービスの曲を出力することも可能。「Alexa」や「Googleアシスタント」と比べると、対応するスマート家電の数やできることは少ないですが、設定の簡単さも含めてiPhoneとの連携力はピカイチです。iPhoneが見つからないときに、音声操作で音を鳴らして探すことも。Appleの紛失防止タグ「Air Tag」を付けた鍵なども同様に探すことができます。

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その他のスピーカー

スマートスピーカーは各AIの開発元が自ら手がける純正のデバイスのほか、「Alexa」「Googleアシスタント」対応の製品は、オーディオメーカーからも発売されています。純正のデバイスに比べてサウンド性能にこだわった製品が多いので、音楽を聴くことがおもな利用目的なら検討の価値ありです。

防水機能+バッテリーでアウトドアにも Bose Portable Smart Speaker

BOSE-Portable-Smart-Speaker

出典:https://www.bose.com/en_us/products/speakers/smart_home/bose-portable-home-speaker.html#v=bose_portable_home_speaker_black

参考価格 4万4000円(税込)
Bluetooth 4.2
サイズ (幅)11.9mm×(高さ)19.15mm×(奥行)10.4mm、重量1060g
バッテリー
カラー トリプルブラック、ラックスシルバー
対応スマートフォン iOS、Android
防滴 IPX4

「Alexa」と「Googleアシスタント」のどちらのAIを利用するか選べて、なおかつBluetoothやiPhoneのAirPlayにも対応するなど、マルチに使えるスピーカーです。IPX4相当の防滴仕様でバッテリーも搭載。持ち運びに便利な取っ手まで付いているので、どこへでも好きな場所に持ち運んで、好きな音楽配信サービスから好みの曲を再生できます。

ミュージシャンからも信頼される老舗のBOSEだけあってサウンド性能も非常に高く、音が360度全方向へ広がる仕様。特に重低音はパワフルで、迫力があります。

太田百合子プロフィール写真

音声で呼びかけなくても上部のボタンを長押しすればAIが呼び出せるので、「呼びかけ」が照れくさいという人にもおすすめ。「Alexa」か「Googleアシスタント」を選ぶと聞くと設定が難しそうですが、専用の「Bose Musicアプリ」を使って、かんたんにセットアップができるのもおすすめのポイントです。さらに「Alexa」では「Amazon Echo」シリーズと同様に、音声通話も利用できます。

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スマートフォンの非接触充電が可能 Belkin SOUNDFORM ELITE Hi-Fiスマートスピーカー+ワイヤレス充電器 G1S0001DQ

Belkin-G1S0001DQ

出典:https://www.belkin.com/jp/speakers-headphones/speakers/soundform-elite-hi-fi-smart-speaker-wireless-charger/p/p-g1s0001/

参考価格 約2万円(税込)
マイクの数 2
Bluetooth 5.0
サイズ (幅)162mm×(奥行)162mm×(高さ)168.5mm、重量1250g
カラー ブラック、ホワイト
対応スマートフォン iOS、Android

ベルキンとフランスのオーディオメーカー、デビアレのコラボレーションによって誕生したスマートスピーカー。上部が斜めに切り取られたようになっていて、そこにiPhoneなどワイヤレス充電に対応するスマートフォンを置いて充電ができるようになっています

スマートスピーカーの設定にはスマートフォンが欠かせませんが、その2つを1つにまとめておけるユニークな製品といえます。AIは「Googleアシスタント」が利用でき、セットアップも「Google Home」アプリで行えるようになっています。

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ほかのスピーカーに比べるとサイズは大きいですが、その分2つのウーファーを搭載しているため、重低音はかなりの迫力。にもかかわらずデビアレ社の独自技術によって、振動はほとんど感じられません。音を小さく絞っても低音の迫力が損なわれず、高音質なサウンドが楽しめます。量販店での店頭価格が2万円を切るなど、お値打ちになってきているのも狙い目です。

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専門家に聞いたスマートスピーカー使いこなしのポイント

スマートスピーカーは決して難しいデバイスではありませんが、できることが多いだけに、使いこなすには知識や準備が必要です。

例えば設定のほとんどはスマートフォンの専用アプリから行うしくみになっていて、アプリを使って「スキル」や「アクション」を追加したり、操作する家電を登録したり、通話する相手を選べるようになっています。

話しかけるだけでも使えますが、使いこなすためにはアプリを攻略する必要があるというわけです。ここではその一部を紹介します。

利用にはスマートフォンとWi-Fi環境が必須

スマートスピーカーで音楽視聴

スマートスピーカーとはいろいろな会話ができる。聞きたい音楽も話しかけるだけでOK。

スマートスピーカーの設定には必ずスマートフォンが必要になります。設定に必要なスマートフォンは一台だけですが、家族の誰もスマートフォンを使っていない家庭では、残念ながら利用することができません。またスマートスピーカーでAIを利用するにはインターネットにつなぐ必要があり、Wi-Fiが必須です。自宅にWi-Fi環境がない人は、まずそこから準備する必要があります。

スマートスピーカーでは「〇〇に電話して」と話しかけるだけで、遠く離れた人と通話ができます。ディスプレイ付きのモデルでは、顔を見ながらのビデオ通話も可能ですがこの設定にもスマートフォンが必要です。通話相手とは「Alexa」では「Alexa」アプリ、「Googleアシスタント」では「Google Duo」アプリ、「Clova」では「LINE」アプリを通じて、互いを登録している必要があります。これらのアプリはiPhoneでも、Androidスマートフォンでも利用できます。

なお「Siri」が利用できるスマートスピーカー「HomePod」は、iPhoneの通話機能を使って通話ができるしくみになっています。

同じAIのスマートスピーカー同士はグループ化すると便利

リビング、子ども部屋、寝室のように、自宅に複数台のスマートスピーカーを設置する場合、AIに「Alexa」または「Googleアシスタント」を使用するスピーカーで統一すれば、グループをつくって同じ音楽を一斉に再生したり、音声メッセージを一斉配信したりすることができます。

異なる部屋にある複数台のスピーカーをグループ化することで、家のどこにいても同じ音楽が楽しめる環境を簡単に実現できます。

またキッチンから子ども部屋のグループへ「ごはんできたよ」と話しかけるといった使い方もできます。

復数のスマートスピーカーへの設定画面

復数のスマートスピーカーへの設定画面

なお、同じ「Alexa」が利用できるスマートスピーカーが近くに複数台ある場合は、「アレクサ」と声を発した場所からもっとも近いスピーカーが反応します。ただし距離があまり変わらないと意図しないスピーカーが反応してしまうこともあるので、複数台設置する場合は距離を離すことをおすすめします。

スマートスピーカーを安心して使うために

スマートスピーカーには「アレクサ」や「ねぇGoogle」といった「トリガーワード」が設置でき、このトリガーワードを発しないかぎり起動しません。

ただしまれに「トリガーワード」を聞き間違えて、勝手に起動してしまうことがあります。予期せぬ起動は、意図しない言葉に反応するなど誤作動の元になります。起動するとランプが点灯するなどしてわかるようになっていますが、これに気づかないこともあります。起動時にランプだけでなく、音を鳴らす設定にしておくと安心です。

勝手に起動してしまう様子

なお、スマートスピーカーが起動しても、意味のある言葉が発せられないかぎり、それがクラウドに送信されて解析されることはありません。また送信される場合も、その内容はもちろん暗号化され、プライバシーにも十分配慮されています。

まとめ

スマートスピーカーを使ってみると、話すだけのかんたんさ、ラクさに驚くことと思います。AIに話しかけることに最初は少し抵抗を感じるかもしれませんが、話すことは老若男女の誰にとっても、もっともかんたんで身近な操作方法だと気づくことでしょう。使い慣れてしまえばきっと、キーボードやマウス、タッチ操作がわずらわしくなってしまうはず。特に聴きたい曲を「いうだけ」で聴ける手軽さは、ほかにないものです

まずは音楽配信サービスを手軽に楽しむ道具として、スマートスピーカーに触れてみてください。

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