What is this feature?

BLACK KADEN30

「キッチン家電&ツール BLACK KADEN30」とは?

キッチン家電といえば白色が主流でしたが、近年では、台所をスタイリッシュに格上げしてくれる黒色のブラック家電が人気です。デザインだけでなく、機能性に優れたものが多く、キッチン周りにも手を抜かないyour SELECT.読者にぴったりなアイテムがたくさん。「BLACK KADEN 30」では、そんなこだわりのブラック家電から、各ジャンルごとに選び抜かれたキッチン家電&ツールを毎回一つずつご紹介。おしゃれで使いやすい最高のキッチンを作るため、30個のキッチンマストアイテムを厳選していきます。

yS Lab.

「yS Lab.」とは?

your SELECT.編集部による、今話題のアイテムを検証する研究チーム。キッチン家電やツールをはじめ、読者の生活を豊かにしてくれるモノを実際に購入して繰り返しテストを行い、本当にオススメできる新定番を探究します。

低い温度でじっくり加熱することで食材のうま味を保持したまま料理ができる「低温調理器」。2017年に日本で初めての低温調理器ブランドとして誕生した「BONIQ」がブームの火付け役となり、近頃は家庭で低温調理器を使用する人も増えてきました。ローストビーフや鶏ハムなど、素人では火通しが難しい塊肉料理も「ほったらかし調理」が可能とあって、仕事や家事が忙しくて時間がないけど、おいしさにこだわりたい人の間で人気を集めています。

なかでも2022年11月の発売以来、より簡単により本格的な低温調理が楽しめると評判なのがTESCOMの「芯温スマートクッカー」です。低温調理器は、水を張った鍋に取り付けるタイプがメジャーですが、この「芯温スマートクッカー」は食材の芯温を測りながら本体庫内で水なしで調理可能。その実力をさっそくチェックしていきましょう。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

誰でも手軽にプロ並みの低温調理ができる
TESCOM「芯温スマートクッカー」

芯温温度計

「芯温スマートクッカー」の最大の特徴である芯温温度計

低温調理器を使えば、食材のうま味や栄養素を閉じ込めて調理ができ、ほったらかし調理も可能などのメリットがあります。
ただし一般的な低温調理器はお湯の温度を測って調理しているため、実際に中の食材が何℃で何分加熱されているかわからないことが多く、レシピどおりに作っても火が通りすぎてパサパサになったり、本当に中まで火が通っているか不安になったりすることも少なくありませんでした。

初心者にはハードルが高いとされていた低温調理ですが、「芯温スマートクッカー」なら食材の中心温度を芯温温度計で測れるようになり、誰でも失敗なく安全な調理が可能です。また本体庫内で加熱調理するため、鍋や水の用意は不要で便利。スペースを取らないのでひとり暮らしのキッチンでも置き場所に困らないサイズ感なのもうれしいポイントです。

モード種類 芯温調理モード・調理モード
設定可能温度 【芯温調理モード】
芯温:40〜85℃(1℃単位)
庫内温度:設定芯温温度+5〜95℃(1℃単位)
【調理モード】
庫内温度:40〜95℃(1℃単位)
庫内寸法 W69(底部58)×H190×D190(底部178)mm

TESCOM

芯温スマートクッカー

参考価格: ¥19,800(税込)

サイズ W112×H229×D306mm(本体のみ)
重さ(重量) 1.8kg

低温調理ビギナーでも安心の機能性をチェック

オシャレなルックス

省スペースかつオシャレなルックスは日本のキッチン向き

「食材の条件に左右されない低温調理を実現したい」という社員の想いから生まれた、芯温温度計を搭載した業界初の低温調理器。まずは基本的な機能についてyS Lab.が徹底検証しました!

低温調理初心者でも操作は簡単!

左側のスタートボタンを押す

付属のレシピを右側のダイヤルで設定し、左側のスタートボタンを押す

初めて低温調理をする人にとってハードルが高いのが、食材に応じた温度調整。「芯温スマートクッカー」は基本的には付属レシピに応じて、調理モードと温度と時間を設定すれば、あとはできあがりを待つだけ。細かな調整は必要ないので初心者でも大丈夫。

調理モード・温度・時間を設定する様子(0:42)

ただし、パネル表示に出る「調理時間」は芯温が設定した温度に到達した後の保持時間で、設定した時間では調理は完了しないので注意! 芯温が設定温度に到達するまでは経過時間が表示され、「調理中」ではなく「加熱中」表示となります。

本体の設置面積はA4の縦半分、隙間収納OK!

キッチンでの収納にも困らない

スリムなサイズでキッチンでの収納にも困らない

スリムなボックス型で使用時も収納時も省スペースできるのも大きなメリット。
本体幅は112mmで高さは229mm、奥行きは306mmなので一般的なポップアップトースターとちょうど同じぐらい。ちょっとした隙間にもすっぽりと収まるので、わざわざキッチンにスペースを確保しなくても大丈夫そうです。

低温調理器の庫内

庫内の幅が限られているので、大きすぎる食材は入らない可能性も

ただその分「芯温スマートクッカー」はスティック型の低音調理器と比べると、一度に調理できる量が決まっている(塊肉で400g程度)のが懸念ポイント。食材を入れる庫内は最大58mmの厚さの食材まで。1〜2人家族なら充分な容量ですが、食べ盛りの子どもがいる家庭では、メイン料理の調理を一回で行うのは厳しいかもしれません。

メモリー機能で設定の手間を省ける!

調理設定はメモリーに登録可能

よく作るメニューの調理設定はメモリーに登録可能

お気に入りの調理設定が、メモリー機能で登録できるのも見逃せない大きなメリットです。頻繁に作るメニューは、いちいちダイヤルを回さなくていいのでかなりストレスフリー。芯温調理モードと調理モードそれぞれ3種類の温度と時間の設定を登録することができ、次回調理時にスピーディーな設定が可能です。

メモリーモードを設定している様子(0:33)

設定方法は以下のとおりです。

  1. モードを設定し、選択/設定ダイヤルスイッチを押す
  2. メモリー番号1~3の中から番号を設定し、選択/設定ダイヤルスイッチを押す
  3. 温度・調理時間を設定。選択/設定ダイヤルスイッチを長押しし、「ピー」と鳴ったら登録が完了

実際に時間を測ってみたところ、通常の設定方法より2分ほど時短できました。メモリーモードを使えば、いちいちレシピを見るわずらわしさもなくなり、より手軽に調理できそうです。

芯温センサーを使わない「調理モード」でレシピも豊富!

バリエーション豊かなレシピ

バリエーション豊かなレシピで幅広い料理に挑戦できる

「芯温調理モード」と「調理モード」の2種類の調理方法が搭載されている「芯温スマートクッカー」。「芯温調理モード」では、芯温温度計を食材に刺し、食材の中心温度を測定しながら調理。鶏ハムやローストビーフ以外に、野菜のうま味を凝縮したポトフや絶妙食感のサーモン ミ・キュイ(半生という意味)といったメニューが作れます。また、芯温温度計を使用しない「調理モード」では、庫内の加熱のみを行います。このモードではヨーグルトや甘酒などの発酵調理や出汁取り、りんごのコンフォート、温泉卵といったメニューも。「低温調理=塊肉」というイメージを覆す、幅広いレシピも「芯温スマートクッカー」の魅力です。

サラダチキン作りでTESCOM「芯温スマートクッカー」の実力を検証

芯温スマートクッカーを使って調理

yS Lab.スタッフが実際に「芯温スマートクッカー」を使って調理

低温調理器を使ったことがなくても、「芯温スマートクッカー」なら上手に調理できるかをチェック! 今回は付属のレシピから、人気のメニューサラダチキン作りをしていきます。

手間いらずで気軽に調理!使い方の手順を確認

手順は簡単で、以下のとおりです。

  1. あらかじめ食品保存用袋に鶏むね肉と塩と砂糖を入れて揉んで、1時間ほど冷蔵庫で寝かしておく
  2. 1.の肉の中心に芯温温度計の針を刺して、スマートクッカーに入れ、「芯温調理モード」で芯温70℃、庫内温度80℃、調理時間6分に設定しスイッチオン
  3. 調理が終わったら食品保存用袋ごと氷水に入れ、粗熱をとって完成
ジューシーなサラダチキン

ムラなく中心まで火が通りつつ、しっとりジューシーな仕上がりに

完成したものは、コンビニで売っているサラダチキンのような仕上がり。下準備を済ませておけば、あとはボタンを押すだけ。加熱時間や火加減で迷うこともないし、台所が汚れることもない。これなら仕事のある日も無理せず自炊できそうです。

「調理モード」を使えば、温泉卵も簡単に

「加熱モード」は芯温温度計は使用せずに、庫内を設定した温度に維持して調理もできます。今回は温泉卵を作ってみました。固さの加減が難しい温泉卵もこれなら安定した仕上がりに。

  1. 卵と水400mlほどを食品保存用袋に入れ、庫内にセットする
  2. 選択/設定ダイヤルスイッチで「調理モード」40℃で30分を設定する。スタート/停止スイッチを押して調理開始
  3. 調理終了の音が鳴ったら完成!

もちろん設定温度を変えれば、より柔らかい・硬いを選択することも可能なので、お好みの硬さの温泉卵が作れます。

水を使わないから調理スペース不要で洗い物もゼロ!

庫内には水を入れる必要はなし

庫内には水を入れる必要はなし

低温調理器といえば、水を張った鍋やボウルにスティック状の本体を入れて使用するものを思い浮かべる人が多いはず。
TESCOM「芯温スマートクッカー」が画期的なのは、水を使用しない点。ボックス型の本体の中にチャック付きポリ袋などで密封した食材を入れて、水を張らずにそのまま中で加熱調理するスタイルなので、水を入れる手間が省けて調理台も汚れないうえに、洗い物も出ないというメリットだらけ!

芯温温度計は取り外し可能

芯温温度計は取り外し可能

芯温温度計のみ洗えばOK

水を使わないので、芯温温度計のみ洗えばOK

使用後は芯温温度計センサーを取り外して、食器と同じように洗うだけ。お手入れも本体を拭く程度で、メンテナンスも基本的には必要ありません。

レビュー結果

TESCOM「芯温スマートクッカー」の見た目から使い勝手までyS Lab.のスタッフが厳正に判定します。

お手入れのしやすさ
5.0
使い勝手のよさ
4.0
機能・性能の充実度
4.0
デザイン性・おしゃれ度
5.0
サイズ感
5.0

認証

誰でもおいしく簡単に低温調理ができる!
yS Lab.のキッチンに仲間入り!

yS Lab.のキッチンに仲間入り

yS Lab.総評

低温調理器のイメージを覆す、スタイリッシュなデザインに料理のモチベーションも自ずとアップ。水も鍋も使わないので準備も後片付けも不要と、使い勝手も従来品と比べてかなり楽で、操作性もメモリー機能を使えばワンタッチでOKと至れり尽くせりです。
低温調理器は料理初心者にはハードルが高いと感じていたyS Lab.スタッフですが、スタイリッシュなデザインに使ってみたい欲が湧いてきます。実際に鶏ハムを作ってみて、簡単さとおいしさに感動。鶏ハムなら仕込みも寝る前に数分ででき、サラダやサンドイッチにしたりアレンジもきいて、食事の充実度もアップ。
「時間どおり加熱しても火が通りすぎる」「ちゃんと火が通っているか心配」といった従来の低温調理器のネックを見事にクリアしたTESCOMの「芯温スマートクッカー」。スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さは、低温調理器に興味がなかった人も思わず使いたくなる完成度。導入すれば、生活がグッと豊かになること間違いなしです。

TESCOM

芯温スマートクッカー

参考価格: ¥19,800(税込)

サイズ W112×H229×D306mm(本体のみ)
重さ(重量) 1.8kg