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Vitantonioのホットサンドメーカーならカフェごはんも簡単に!あらゆるライトミールもこれひとつ
What is this feature?
キッチン家電といえば白色が主流でしたが、近年では、台所をスタイリッシュに格上げしてくれる黒色のブラック家電が人気です。デザインだけでなく、機能性に優れたものが多く、キッチン周りにも手を抜かないyour SELECT.読者にぴったりなアイテムがたくさん。「BLACK KADEN 30」では、そんなこだわりのブラック家電から、各ジャンルごとに選び抜かれたキッチン家電&ツールを毎回一つずつご紹介。おしゃれで使いやすい最高のキッチンを作るため、30個のキッチンマストアイテムを厳選していきます。
your SELECT.編集部による、今話題のアイテムを検証する研究チーム。キッチン家電やツールをはじめ、読者の生活を豊かにしてくれるモノを実際に購入して繰り返しテストを行い、本当にオススメできる新定番を探究します
忙しい平日の朝でもおいしくお腹を満たしたいけれど、準備が大変なのも事実。 コンビニや冷凍食品で用意することもできますが、ホットサンドメーカーがあれば、いつでも焼きたてのホットサンドやワッフルを楽しむことができます。 だけど「ホットサンドを作るためだけに家電を買い足すのは気が引ける」「丸洗いできないと掃除が面倒そう」「場所を取りそう」など、さまざまな理由で買うタイミングを逃す人が多いよう。
そこでyS Lab.のスタッフが注目したのは、プレート交換で幅広いライトミール作りに対応できる、Vitantonio(ビタントニオ)の「ワッフル&ホットサンドベーカー」です。
展開されているプレートを買い足せば、ホットサンドやワッフルだけでなくパニーニ、ドーナツ、マドレーヌ、タルトにパンケーキなど、あらゆるライトミールをこれひとつで調理することが可能です。 手軽でおいしいライトミールが作れるとウワサの商品を、ySLab.が徹底検証していきます。
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目次
プレート交換で可能性が広がる!
Vitantonio「ワッフル&ホットサンドべーカー」
ころんとしたフォルムがかわいらしい、Vitantonioのワッフル&ホットサンドべーカー。一見すると他のホットサンドメーカーとの違いは少なく、電源を入れてタイマーをセットするだけの簡単な仕様。
他社のホットサンドメーカーとの大きな違いは、取り外し可能なプレートが2種類付属していること。作りたいものに合わせてプレートを付けかえることで、幅広いライトミールの調理を可能にするのです。
VWH-600に標準で付属しているプレートは「マルチサンドプレート」と「ワッフルプレート」の2種類。この他にもカップケーキプレートやドーナツプレートなど12種類のプレートが別売りされており、ホットサンドに限らずさまざまな料理やお菓子作りに対応できます。
消費電力 | 900W |
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素材 | 本体:フェノール樹脂、ステンレス |
付属品 | 本体:フェノール樹脂、ステンレス |
付属品 | ワッフルプレート、マルチサンドプレート |
Vitantonio
ワッフル&ホットサンドベーカー VWH-600
参考価格: ¥9,900(税込)
サイズ | 幅251×奥行246×高さ98mm |
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重さ | 2.5kg(ワッフルプレート含む) |
使い方もプレート交換も「シンプル設計」
Vitantonioは調理家電を中心に展開する日本のメーカー。ワッフル&ホットサンドべーカーは、ブランドを代表する製品のひとつです。公式サイトでは随時レシピが更新され、自分では思いつかなかった使い方も提案してくれます。
一般的なホットサンドメーカーはガスコンロに直接かけて使えるタイプもあり、電気式か直火式かで検討する人も多いと思います。電気式の場合、火加減を細かく見守る必要がないので、ほったらかしで調理できるのが魅力です。Vitantonioのワッフル&ホットサンドベーカーはとても簡単に使える製品ですが、その実力を探っていきましょう。
予熱したら好きなものを挟んで、焼くだけ
使いたいプレートをセットしたら製品をコンセントにつなぎ、タイマーを回すと「POWER」のランプが赤く光り、予熱が始まります。火力は調整できませんが、5分ほど待つと「READY」のランプが緑に光ります。
両方のランプが光った状態になったら、予熱が完了して調理を開始できます。中に好きなものを挟み、再度タイマーをセットすればほったらかし調理がスタート。予熱後はボディの金属部分も熱くなるので、加熱後は取り扱いに注意しましょう。
プレートの取り外しも簡単
プレートの取り付け・取り外しは非常に簡単。本体のフタを開け、プレート近くの矢印マークをぐっと手前に引くだけで、プレートの取り付け・取り外しができます。上のプレートも同じように取り外していくのですが、本体の上下をひっくり返してからの作業が安全です。
調理後や予熱後はプレートが熱くなっているので、取り扱いに注意が必要です。使い終わった後は、十分に熱を冷ましてからプレートを取り外せば、中性洗剤での丸洗いが可能。プレートが取り外せないタイプのホットサンドメーカーは拭き掃除をするしかなく、衛生管理が難しいですが、これなら安心して後片付けできますね。
プレートを取り外してみると、ヒーター熱源がプレートの中心を通って加熱される仕組みになっています。なかには火力が高すぎて真ん中だけ焦げやすい製品もありますが、この構造のおかげで、まんべんなく熱が通るようになっています。
3枚のプレートを使って使用感を検証!
今回は付属の「マルチサンドプレート」と「ワッフルプレート」に加え、シンプルなホットサンドが作れる「スクエアホットサンドプレート」を使って、実際にホットサンドやワッフルを焼いて使い勝手を検証していきます。
「厚い具が挟めるか」「パンどうしがくっつくか」「具があふれないか」「焦げ付かないか」などに注目しながら、調理を行っていきます。
汎用性の高い「マルチサンドプレート」
仕切りがないプレートなので、バゲットなどの食パン以外のパンも焼くことができます。卵やお肉、野菜なども焼いてみたいところですが、プレートを傷める原因になるということで、推奨されていませんでした。
ということで、まずは朝ごはんの定番、ゆで卵を使ったホットサンドを作ってみます。
レタスの上にゆで卵とマヨソースをのせ、その上からさらに食パンをかぶせてみると、厚さは約8cmほどに。
腹持ちが良くパンにも合うゆで卵ですが、ただ挟むだけでは少々食べづらそうなので、ホットサンドにしてみます。しっかりとプレスしてくれるのでしょうか?
パンをセットして、そのまま上ぶたを閉じてみます。厚いゆで卵を挟んだ食パンも上ぶたとプレートには適度な重みがあるため、自然にプレスできました。最後は持ち手部分がカチッと音が鳴るまでしっかりプレスして、準備完了。
タイマーを4分にセットしたら、焼き上がりを待つだけです。
4分後ふたを開けてみると…ゆで卵の厚みで少しパンの位置がずれてしまいましたが、しっかりとプレスされたホットサンドが完成。グリル風の焼き目も食欲をそそりますね。
ホットサンドを切って断面を見てみると、ゆで卵はちょうどよくつぶれていて、食べやすい厚さに。パンは外側や耳までカリッと焼き上がっていましたが、中の具が必要以上に加熱されることはありませんでした。
マルチサンドプレートで焼いたホットサンドは、パンどうしがしっかりとくっつくことはありませんでしたが、具だくさんのホットサンドを作るのに向いています。耳部分にも火が通って、外側までサクサクの仕上がりに。心配していた焼きムラもなく、ちょうどよい焼き加減になりました。
カフェのようなワッフルが焼ける「ワッフルプレート」
しょっぱいものを食べた後は、甘いものが食べたくなるもの。次は、朝食にもおやつにもぴったりなワッフルの焼き上がりを検証します。
生地のレシピを変えることで、ベルギーワッフルやアメリカンワッフルなど、お好きな食感のワッフルを焼くことができます。今回はワッフルの素を使って、アメリカンワッフルよりも食べ応えのあるベルギーワッフルを作ります。
生地ができあがったら予熱済みのプレートにバターを塗り、お玉を使ってワッフル生地を流し込んでいきます。ベルギーワッフルの生地は粘り気が強く、自然に平たくなっていかないので、ヘラなどを使って均一にならしましょう。
ワッフル生地には水分が含まれているため、焼いている間に蒸気が立ち上ります。調理は換気扇の近くで行うのがおすすめです。
レシピにならって5分加熱すると、こんがりとした色味のベルギーワッフルが焼き上がりました。厚みもしっかり出ており、まるでカフェのデザートメニューのような本格的な焼き上がりに。
プレートからワッフルを取るときは、竹串を使うと便利です。側面から刺して、お皿の上に滑らせるようにすると安全。
焼き上がったワッフルには、ホイップクリームやアイス、はちみつやベリーソースなど、好きなものをトッピング。
外はカリッと、中はモチモチの本格ワッフルを簡単に焼くことができました。生地をたくさん作って、大人数でワッフルパーティーをしてみるのも楽しそうです。
ワッフルを焼いた後のプレートには、特に大きな焦げ付きなどありませんでした。調理くずは残ったので、片付け時やプレートを変えるときに本体部分に落ちないように注意しましょう。
本体は水洗い不可なので、調理くずが落ちてしまったときは、本体が冷えた後に乾いた柔らかい布を使っての拭き取りが必要です。
本格的なホットサンドを楽しめる「スクエアホットサンドプレート」
別売りのスクエアホットサンドプレートでは、シンプルなハムチーズのホットサンドを作って検証。
仕切りがあるプレートなので、2食分一気に作ってみます。マルチサンドプレートでは食パンのふちがうまくくっつきませんでしたが、こちらのプレートではどうでしょうか?
食パンにハムとチーズを挟んで、予熱済みのプレートの上にのせてみると…食パンがプレートからはみ出てしまいました。どうやら、耳付きの食パンだと少し大きすぎるようです。今回は全面をしっかり焼くために、8枚切りの食パンの耳を切り落として使用します。
耳を切り落とした食パンを予熱後4分焼くと、ホットサンドが完成。中のチーズが少しはみ出していましたが、パンの表面にはちょうどいい焼き色がついています。
できあがったハムチーズサンドを切ってみると、中からチーズがとろりとあふれ出してきました。表面はサクッと焼き上がっており、スクエアにプレスされたおかげで、パンのふちもしっかりくっついて食べやすくなりました。
外側はサクッと焼き上がり、内側にはパンのふんわり感が残って、食感も楽しい焼き上がりに。
取り外せるプレートで、後片付けもラクラク
使った後のプレートは、中性洗剤で丸洗いします。プレートはフッ素樹脂加工がされているので、柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。
本体はプレートを取り外した状態でも閉じることができるので、プレートはよく乾かしてから、傷つかないように保管します。プレートの置き場所に少し悩みますが、食器棚の奥や調理器具の収納スペースなどに置いておくのがよさそうです。
使わないときは縦置き収納OK
調理中は横置きですが、ワッフル&ホットサンドベーカーは縦置き収納が可能。幅10cmの小さなスペースでも収納できます。
シンプルなデザインで他の調理器具ともマッチするので、キッチンスペースに置いても違和感がありません。
レビュー結果
Vitantonio「ワッフル&ホットサンドベーカー」の見た目から使い勝手まで、yS Lab.のスタッフが判定します。
お手入れのしやすさ | 4.0
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使い勝手のよさ | 4.0
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機能・性能の充実度 | 3.0
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デザイン性・おしゃれ度 | 5.0
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サイズ感 | 5.0
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忙しい朝に簡単調理でおいしい朝食が食べられる!
yS Lab.のキッチンに仲間入り!
総評
直火で使えるホットサンドメーカーと比較検討する方も多いと思いますが、一番の魅力はどのライトミールを作っても均一な「焼き上がりの再現性」でした。火力の調整ができないので、一見使い勝手が悪そうに見えますが、その分どのメニューも同じくらいの時間で予熱し、加熱するだけで「中ふわ、外サク」を再現することができました。
スクエアホットサンドプレートを使えばお弁当にも入れやすいですし、プレートを買い足していけばさらにいろいろなお菓子作りにも対応できるので、ホットサンドメーカーというにはもったいない使い勝手の良さです。
唯一の欠点といえば、プレートの収納に迷うことくらいでしょうか。プレートを収納するケースなどは付いていないので、複数購入する場合は、製品の入っていた箱などにうまく保管するのがよさそうです。
Vitantonio
ワッフル&ホットサンドベーカー VWH-600
参考価格: ¥9,900(税込)
サイズ | 幅251×奥行246×高さ98mm |
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重さ | 2.5kg(ワッフルプレート含む) |