コーヒー特化の電気ケトルならFELLOWのStagg EKG一択!大容量で1℃刻みの温度調整も!ミニゲームも搭載
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目次
こだわりの喫茶店のような、おいしいコーヒーを自宅で淹れられたら最高ですよね。そのためには、いい豆を選ぶことも大切ですが、実は大事なのが「お湯の温度と注ぎ方」。でもコツをつかむまでが難しいし、毎日同じようにドリップするのはプロでも難しいといいます。
そこでyS Lab.スタッフが注目したのが、FELLOWの「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」。温度設定が可能な湯沸かし電気ケトルと、コーヒーを抽出するときに使用するドリップポットを組み合わせたような、コーヒーのドリップ用に特化した電気ケトルです。ハンドドリップコーヒーをおいしく淹れられるとあって、ブルーボトルコーヒーをはじめ、さまざまなコーヒーショップで使用されています。そんな噂のアイテムをコーヒー好きを自認するスタッフが徹底検証していきます。
独自のグースネック、1℃単位の温度設定…欲しい機能が詰まったFELLOWの「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」
「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」は、シリコンバレー発のコーヒープロダクトメーカー「FELLOW(フェロウ)」による電気ケトル。コーヒーが大好きな“オタク”を自称する総勢20人ほどのチームで、コーヒー好きのための製品作りをしています。美しさと機能性を追求し尽くしたデザインには定評があり、確かな所有欲を満たしてくれるアイテムです。
電源 | 100-120V 9A 50/60Hz |
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消費電力 | 900〜1200W |
電源コード | 約76cm |
素材 |
Stagg EKG 温度計付き電気ケトル
注ぎ口、温度調節、持ち手の3つがポイント
サイズ感は他の電気ケトルと大きく変わりませんが、ハンドル先から注ぎ口までが少し長い印象。ベースは約17cm四方の薄いスクエア型。CDケースよりひと回り大きい程度のサイズ感で、かなりコンパクトな印象です。このサイズであれば、キッチンでの置き場に困ることはなさそうです。
コーヒーのハンドドリップ用に特化した電気ケトルは、「BALMUDA」をはじめ、いくつかのメーカーから販売されていますが、一般的な湯沸かし電気ケトルとの違いはハンドドリップに適した注ぎ口・細かな温度調節・持ちやすい持ち手の3つ。早速チェックしていきましょう。
お湯をゆっくり細く注げるグースネックがハンドドリップにぴったり
FELLOWの「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」の特徴のひとつであるグースネックは、ゆるやかすぎない形状がポイントです。なめらかな曲線のネックだと注ぎ始めに勢いよくお湯が出てきてしまうことがありますが、少し角がある形状だとお湯をゆっくりと注げます。またお湯を注ぐ際にドリッパーとちょうどぶつからない角度になっており、静かに細く、思いどおりに注げるハンドドリップに最適なネックといえそうです。
簡単操作で1℃単位の温度設定が可能
温度設定はメインボタンを回すだけ。57℃から100℃までの範囲で、1℃単位で調整ができます。加熱している間も現在の温度を確認できるのでストレスフリーです。
使い方は以下のように、簡単です。
- 使用前にベース側面の温度表示スイッチで摂氏(℃)と華氏(℉)、好みの温度設定を選ぶ
- メインボタンを押して電源が入ると液晶画面が点灯。温度設定はメインボタンを時計回りに回すと、設定温度が上がる仕組み。温度は液晶画面に表示される
- その後、自動的に加熱が始まる。液晶画面の見方は、上部に小さく表示されるのが設定した温度、真ん中の大きい数字が現在の温度
一般的にコーヒードリップの湯温は90~95℃がベストといわれていて、沸騰したお湯を冷ます必要がありますが、待っているのは面倒だし、毎回温度を計るのも大変。その点、1℃単位の温度設定ができる「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」は、ボタンひとつでお任せできるのでとてもお手軽です。
また、緑茶が76~93℃、烏龍茶が85~93℃、ハーブティー・紅茶が85~100℃と、お茶の種類によって最適とされている温度があります。入れるお茶に合わせてお湯の温度を調整するのは手間なため、そこまでやる人はなかなかいないかと思いますが、「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」なら簡単に最適な温度のお湯を用意することができるんです。
遊び心満載!ベースにミニゲームを内蔵
電気ケトルのベース部分にはミニゲームが内蔵されています。まずケトルをベースに置いたまま電源を入れ、その後ケトルをベースから外します。ベースにある摂氏(℃)と華氏(℉)のスイッチを2回切り替えると、WORMY(ワーミー)というオリジナルキャラクターが登場し、FELLOWのロゴを食べさせるというミニゲームができます。とてもシンプルなゲームですが、このようなちょっとした遊び心がこのブランドらしさといえそうです。
キッチンにいると野菜を茹でているときやレンジで解凍するときなど、「〇〇待ち」の状態が生まれてちょっと手持ぶさた、ということがありませんか。そんなときに、FELLOWのStagg EKGならベース部分でミニゲームができるので、暇つぶしにもってこい。意外と重宝する機能かもしれません。
60分間継続して温度保持ができる
さらにうれしいのが、沸かしたお湯をそのままの温度で保持できる機能。HOLDスイッチをONにするだけで最大60分間、設定温度を保ってくれる優れもの。お湯を沸かしている途中で急な電話があったり、来客を待たせることなく温かい一杯を出す、なんてこともできるのです。慌ただしい朝にもかなり重宝しそうですね。
ただHOLDスイッチを入れていないと、沸騰した後はそのまま温度が下がってしまうので注意しましょう。
手にフィットする取っ手で思いどおりに注ぎやすい!
スタイリッシュなデザインに高い機能性が込められている点も、「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」が多くのプロに選ばれている理由です。人間工学に基づいたグリップで快適な握り心地を実現。
重心を手の近くに設定することで軽く感じるように作られており、ハンドル上部のくぼみに親指を掛けられるので、たっぷりお湯を入れてもぐらつかず、楽に注ぐことができます。
またオープンハンドルになっているため、狙ったところにお湯を注ぎやすい仕組みに。楽に、思いどおりに注げる持ち手はハンドドリップにぴったりです。
置いてあるだけで絵になる佇まい
国際的なプロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞しているFELLOWの「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」は、必要最低限の機能とミニマルな美しさを追求した、これぞプロダクトデザイン!な逸品。どんなキッチンにもなじみながら、パッと目を引く存在感があります。
大容量なのにコンパクトだから日本の住宅事情にもぴったり。使用しないときも、ふと目に入っただけでテンションが上がって、楽しい気分になれる。所有欲を満たして、日々を豊かにしてくれるアイテムです。
本当にプロのドリップがかなう? 使い心地を徹底検証!
容量が多いのでドリップ以外にも使用できそうですが、本当に繊細なドリップが可能なのかは気になるところ。実際にコーヒーを淹れてみましょう。
滑らかに注げて水切れもいい
細くカーブしたグースネックの注ぎ口は、「BALMUDA」をはじめ、最近の電気ケトルの主流となりつつありますが、「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」の注ぎ口は、他社と比べてカーブの角度が深すぎないので、お湯の流れがコントロールしやすいのが特徴です。
ドリップはコーヒー粉の真ん中をめがけて、細くゆっくりお湯を注いでいくのが上手に淹れるポイントです。
「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」の場合は、ピンポイントに細くゆっくりと安定してお湯を注ぐことができて、ケトルひとつでこんなに変わるとはと感じたほど。注ぎ終わりの水切れも良く、使用後にお湯が垂れないのもうれしいポイントでした。
お湯の温度を下げることも可能? コーヒー好きがプロを真似して淹れてみた
毎朝ハンドドリップ コーヒーを淹れているというyS Lab.スタッフがケトルの使いやすさをチェック。今回のドリップは、3回に分け、2℃ずつお湯の温度を下げて豆のおいしさを抽出していきます。3段階の温度でドリップすることで、さまざまな味わいが出るようになるのだとか。
「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」は1℃単位で温度が設定できるので、コーヒー好きにはぴったりな商品。ただ少しずつ温度を上げるのは簡単ですが、温度を下げていくことは可能なのでしょうか? 早速検証していきます。
まずは94℃にセットしHOLDスイッチをオン。レギュラーコーヒー12g(1人分)をコーヒーフィルターにセットします。
持ち手が手にしっかりフィットするので女性でも持ちやすく、スピードや湯量の加減がコントロールしやすい。これは、まだテクニックがないハンドドリップ初心者にもぴったりといえそうです。
続いて2投目では、HOLDスイッチをオフにし、設定温度を94℃から2℃下げて92℃にセット。お湯の温度が下がるのを待ちます。
1投目が淹れ終わった後、15〜20秒後には2投目のお湯を注ぎたいのですが、なかなかお湯が冷めません…。温度が2℃下がるまでかかった時間は約1分。「温度を上げる」のは簡単ですが、「温度を下げる」をコントロールするのはなかなか難しそうです。
最後の3投目では、設定温度を92℃から2℃下げて90℃にセットしました。今回は少しでも早くお湯の温度を下げるためにケトルの蓋を開けてみることに。
蓋を開けて待ってみると、10〜15秒ほどでお湯の温度が2℃下がりました。このやり方であれば、スムーズのお湯の温度を下げ、おいしいコーヒーが淹れられそうです。
900mlの大容量で多機能に使える!
BALMUDAなど多くのコーヒードリップ向けの電気ケトルの容量が600mlなのに対して、FELLOWの「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」は900ml。コーヒー1杯分のお湯の量は、150〜180mlとされているので、5〜6杯分のコーヒーにも対応できる大容量。大人数のコーヒーを一度に入れられるのがうれしいです。
ちなみに、通常サイズのカップ麺に必要なお湯は300~400ml程度なので、「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」なら一度の湯沸かしで2~3人分が作れます。ちなみに900mlのお湯が沸くまでの時間は約6分。ガスを使うより早くて安全なので、お子さんのいる家庭にもぴったり。オフィスや店舗でも活躍しそうです。
シンプル構造だから、お手入れもらくらく
毎日使うものだけに、お手入れのしやすさも気になるところ。デザインも構造もシンプルなので、お手入れもらくらく。ケトルの口径が広くて、奥まで手を入れてしっかり洗えるのは、かなりポイントが高いですね。
ケトルの内側は見た目にも美しいステンレス素材。フタの裏側も余計な溝やくぼみがなく、汚れがたまりにくい構造なので、常に清潔を保てます。
フタにある穴部分は外に蒸気が出るようになっており、ほとんど汚れることはなさそうですが、気になったら竹串などで洗ってみるのがよさそうです。
レビュー結果
FELLOW「Stagg EKG 温度計付き電気ケトル」の見た目から使い勝手まで、yS Lab.のスタッフが判定します。
お手入れのしやすさ |
5.0 |
---|---|
使い勝手のよさ |
4.0 |
機能・性能の充実度 |
4.0 |
デザイン性・おしゃれ度 |
5.0 |
サイズ感 |
3.0 |
yS Lab.のキッチンに仲間入り!
Stagg EKG 温度計付き電気ケトル