コードレスヘアアイロンのおすすめ10選！人気美容師が選び方から使い方までを徹底解説

外出先や旅先などでスタイリングするときにも便利なコードレスヘアアイロン。使いやすいものを探しているけれど、使用できる時間や何度まで上がるものがいいのか…など、コードレスヘアアイロン選びに迷っている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、大人かわいいヘアスタイルでファッション誌やテレビでも取り上げられる人気美容師の一番合戦彩さんにコードレスヘアアイロンの選び方や上手な使い方を教えてもらいました。

一番合戦さんのお話をもとにyour SELECT.編集部がピックアップしたおすすめのコードレスヘアアイロンも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

人気美容師が解説！

使いやすいコードレスヘアアイロンの選び方

「外出先でもしっかり手直しできるように、使いやすいコードレスヘアアイロンを選ぶポイントを押さえておきましょう」と一番合戦さん

出先でのちょっとしたスタイリングや雨の日など湿気でうねった毛先の直しをするときに便利なコードレスヘアアイロン。使用できる時間や立ち上がり時間、サイズによる使い勝手の差などコードレスヘアアイロン選びのポイントを知って、自分に合ったものを選びましょう。

充電式で連続使用時間が10分以上のものを選ぶ

コードレスヘアアイロンはいちからスタイリングするというより、外出先でちょっと直したいというときに使うもの。簡単な直しでも5分程度はかかるので連続使用できる時間は最低でも10分以上あるものを選びましょう。

10分以上使えるものでも、フル充電までの時間に差があるのでチェックしておきましょう。例えば、フル充電に3時間、使用時間が10分ほどのものやフル充電に1時間、使用時間が30分というものもあります。充電時間が短く、使用時間が長いものが使い勝手が良くおすすめです。

突然の充電切れにも備えておくこともポイントです。充電残量の表示が把握しやすいものを選びましょう。充電残量は、残りの充電量を％やランプで表示しているものがわかりやすいです。2段階表示などはいつ充電切れを起こすかわからないため、使用する際には注意が必要です。充電方法は、専用のACアダプターとUSBケーブルを使用する2つのタイプがあるので使いやすい方を選びましょう。

充電方法はACアダプタ―（左）とUSBケーブル（右）の2タイプがある

最高温度は160℃まで出るものを選ぶ

コードレスヘアアイロンの最高温度は200℃を超えるものから150℃程度のものまでさまざまあります。150℃以下の低温だと髪質によってはストレートヘアやカールなどのくせづけができないことがあるので、短時間で手直しすることの多いコードレスヘアアイロンは最高温度が160℃以上のものを選ぶのがおすすめです。

髪の毛がやわらかい人やダメージがある人は120～140℃程度だと髪を傷めないので、温度調節機能があると安心です。また、160℃で30分、180℃で20分というように、温度によって連続使用時間が違うものもあるので確認しておくと外出先での使用に便利です。

コードレスヘアアイロンは140～180℃程度の温度設定のものが多い

長さは25cm以下、重さは200g程度のものが使いやすい

持ち運ぶことが多いコードレスヘアアイロンは軽量でコンパクトなサイズのものが使いやすいです。バッグに入れやすい長さ25cm以下、重さは200g程度だと持ち歩きの負担が少ないでしょう。

キャップ付きなら、使用した直後、熱が残っていてもバッグに入れられる

また、コンセントに差して使わないため電源の切り忘れが起こりやすいので、安全機能も大切なポイント。消し忘れを防ぐ自動電源OFF機能やプレート部分が露出しないキャップ、開閉ロック機能などがあるかもチェックしましょう。

開閉ロック機能があればうっかり開いたままになる心配もない

立ち上がり時間は90秒以内が目安

コードレスヘアアイロンはコード付きのヘアアイロンに比べると立ち上がりまでに時間がかかる傾向があります。出先で使うことを考えると90秒以内に使用温度まで立ち上がるものだとストレスがないでしょう。設定温度になるとランプが点滅したり、音で教えてくれる機能があるとより便利です。

時間だけでなく到達温度もチェックできるものが便利

コードレスヘアアイロンのおすすめ10選

一番合戦さんのアドバイスを参考に、your SELECT.編集部が厳選したコードレスヘアアイロンを紹介します。サイズ25cm以下、重さ200g程度、160℃以上の温度が出るものを中心に選びました。

内側にはプレート、外側にはヒーターを設置することで、ストレート、カール、ボリュームアップなどいろいろなスタイリングが楽しめます。ブラシ部分はランダムに配置されたピンが髪の毛をしっかりキャッチしてゆるいカールやトップのボリュームを簡単につくれます。
プレート部分には髪をつぶさないクッションプレートを採用しダメージを軽減。温度の低下を防ぐリカバリー機能ですばやくスタイリングできます。立ち上がりが19秒と早いので外出先でヘアスタイルを直すときにも便利。

2WAY仕様で、ストレートは内側、カールは外側のプレートが温まる仕組み。スイッチ1つでカールとストレートを切り替えできるのも便利。すべりのいいセラミックコーティングでストレートヘアもつややかに仕上がります。持ち手の部分も握りやすく、顔周りやおくれ毛などのスタイリングも簡単。ヴィダルサスーンとポール&ジョーのコラボのおしゃれなデザインも魅力。

小さめのバッグにも収まるコンパクトサイズながら機能は本格的。200℃まで出る温度設定や髪のダメージを軽減するクッションプレートを採用しています。プレートは1.8cm×6.4cmで前髪やショートヘアのスタイリングにもぴったり。閉じると丸みのあるラウンドヘッドになり毛先のワンカールや外はねアレンジも可能。

3段階の温度調節機能でダメージヘアからくせの強い髪の毛まで幅広い髪質に対応。ストレートからワンカール、外はねアレンジなども可能です。持ち運びの際に便利な電源ロック機能を搭載。設定温度に到達するとランプが点灯してお知らせしてくれる機能や充電の残量表示などがあり使い勝手の良さはバツグンです。

155gと超軽量で毎日持ち歩いても負担にならないコードレスヘアアイロン。フル充電で27～28分（160℃で使用時）の連続使用ができるのもうれしいポイント。プレートは髪のひっかかりを防いてなめらかにスタイリングできるセラミックを使用し、ストレートヘアやカールスタイルも対応。温度表示ランプで一目で温度がわかるのも便利。

ストレートとカールどちらもハイレベルでスタイリングできるコードレスヘアアイロン。根元からしっかり開いてしっかり髪の毛をキャッチできる設計でストレートヘアをキレイにスタイリング。25mmのパイプ径で細めのカールや波ウェーブもつくれます。お出かけ先での直しはもちろん、日常使いもできる多機能なコードレスヘアアイロンです。

パイプ径が25mmで毛先のカールから巻き髪スタイルまでいろいろなスタイリングが楽しめるカールアイロン。ショートからロングヘアまで長さを問わず使えます。また、180℃まで温度が出るので、つくったスタイルが長時間続くのも魅力。セラミックコーティングで髪のダメージも軽減しつややかなスタイルに。2重スイッチで電源の誤作動防止もしてくれるので持ち運びや旅行にも便利です。

コードレスヘアアイロンを買う前に知っておきたいこと

コードレスヘアアイロンを使用するメリット・デメリットや上手な使い方について一番合戦さんにお伺いしました。

コードレスヘアアイロンを使うメリット・デメリット

バッグに入れて持ち歩いても負担にならない大きさで便利

コードレスヘアアイロンの特性を理解し、外出先での手直しやスタイリングをより効果的に行えるようにしましょう。コードレスヘアアイロンを使うことのメリット・デメリットをまとめました。

メリット	デメリット
・軽量なので外出先で使うことができる ・USBなどで充電できるので海外でも使いやすい ・プレートの長さが短めなので前髪や顔周りのアレンジなどがしやすい	・パワーが弱めなので全体をスタイリングできない ・連続使用時間が限られている ・充電に時間がかかる

コードレスヘアアイロンは、軽量で持ち運びがしやすいなど便利ですが、コードがあるヘアアイロンと比べるとパワーが弱い、充電に時間がかかるなどのデメリットもあります。外出先で使用するためなど、2台目以降の購入に適しているでしょう。

充電に3～4時間かかるものも多いので充電残量をチェックしておく必要がある

機内持ち込みは、電池が取り外せればOK

コードレスアイロンは持ち運びに便利なアイテムですが、飛行機利用時には、機内に持ち込む場合や預け入れを利用する場合は注意が必要です。

基本的には、電池を取り外すことができれば、機内に持ち込むことも預け入れもできます。充電池が内蔵されているタイプのものは機内には持ち込めません。
取り外した電池は、種類によって対応が異なります。リチウムイオン電池は、ワット時定格量が100Wh以下のもの、100Wh以上160Wh以下のものは2個までなら機内に持ち込むことが可能です。預け入れはできないため、必ず機内に持ち込むようにしましょう。
それ以外の乾電池などは、機内への持ち込みも預け入れもできます。

飛行機を利用する機会が多い人は、機内に持ち込めるかどうか購入前に必ずチェックしておきましょう。

アイロンのカーブに沿わせてくせづけすることがコードレスヘアアイロンをうまく使うコツ

コードレスヘアアイロンはプレート幅が3cm未満のものが多く、顔周りのアレンジなどがつくりやすいです。カーブに自然に髪を沿わせるようにしてくせづけするだけでOK。巻き込もうとするとカクッとしたラインになってしまうので注意しましょう。

顔周りのアレンジ方法

カールをつくろうとして手首を返すような動きはNG

前髪の手直し方法

コードレスヘアアイロンに関するよくある疑問 Q＆A

コードレスヘアアイロンに関するよくある疑問について、一番合戦さんに答えていただきました。

「コードレスヘアアイロンの価格帯もさまざま。自分に合ったお気に入りの1台を探してみて」

Q.毛量が多い人でもコードレスヘアアイロンでスタイリングできる？

A. 全体のスタイリングよりポイント使いがおすすめです。コードレスヘアアイロンはコンパクトなものが多いので、毛量が多い人やロングヘアの人が全体をスタイリングするのには向いていません。前髪や顔周りなどのアレンジに使う方が良さを実感できると思います。

一番合戦さんも顔周りのスタイリングに使うことが多いそう

Q.ストレートタイプとカールタイプどちらが使いやすい？

A. カールタイプでストレートヘアをつくるのは難しいので、いろいろな髪型やアレンジに使えるのはストレートタイプだと思います。ストレートアイロンはヘッドが閉じると円形になるラウンド型になっているものが多いので、ワンカールや毛先の動きをつけるのに便利です。しっかりしたカールもつくりたいけれどうねりも気になるという人はプレートを閉じるとカールタイプになる2WAYタイプがいいと思います。

ラウンド型のカーブやサイドコームがあればカールや流れもつくりやすい

Q.価格が高いものほど性能がいい？

A. 価格と性能はある程度比例します。コードレスはコードありのものよりもパワーが弱いこと多いのですが、高価なものは熱伝導率やパワーの供給法も工夫されているので高めの温度で使うことができると思います。ちょっとした直しにしか使わないというのであれば、1万円以下でも問題なく使えると思います。

コードレスヘアアイロンの最高峰、5万円を超えるダイソンのコードレスヘアアイロンはパワーも性能も抜群

Q.コードレスヘアアイロンは壊れやすい？

A. 使い方を間違わなければ簡単に壊れることはありません。私が愛用しているものも撮影などに持っていきますが長持ちしています。衝撃や電源を入れっぱなしにして放置するのは故障につながるので、持ち運ぶときはポーチなどに入れると安心です。

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どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

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まとめ

スタイリングのしやすさや持ち運びに便利な機能など選ぶときのポイントを一番合戦さんにお聞きしました。サイズや連続使用時間などもチェックして自分に合うコードレスヘアアイロンをぜひ見つけてください。