フェイスシェーバーおすすめ11選！肌に優しい＆眉毛や産毛処理に便利な人気商品を紹介

「使いやすくて肌に優しいおすすめのフェイスシェーバーを教えて！」
「フェイスシェーバーを選ぶ際のポイントが知りたい」

フェイスシェーバーは、顔のウブ毛や眉毛を簡単に処理できる便利なアイテムです。しかし、刃の形状や付属のアタッチメントなどが商品によって異なるので、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。

そこでこの記事では、家電ライターの倉本春さんにフェイスシェーバーの選び方についてお話を伺いました。

また、倉本さんのアドバイスをもとに、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのフェイスシェーバー11商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

いろいろな商品が販売されているフェイスシェーバー。自分に合ったものを選ぶにはどのようなポイントに注目したらいいのか、倉本さんに教えてもらいました。

「しっかり処理したいか、肌への優しさを優先するかで、適切な商品が変わります」と倉本さん

カミソリ型は細かい部分の処理もしやすい。敏感肌なら回転式の円筒型がおすすめ

フェイスシェーバーは刃の形状から「カミソリ型」と「円筒型」の2タイプに大別できます。

カミソリ型は、比較的毛を深く剃れるのが特徴です。また、小回りの良さが魅力で、眉や鼻周りなど細かい部分の処理に向きます。アタッチメントの種類も豊富なので、顔全体をトータルでケアしたい人におすすめです。

円筒型は刃が直接肌に当たらず負担がかからないので、敏感肌の人にはこちらのタイプがおすすめです。細かい部分の処理には向きませんが、初心者の方でも頬や額など広範囲のウブ毛処理が安全に行えます。ただし、円筒型はカミソリ型ほど深剃りができないのがネックです。

「円筒型よりカミソリ型の方が深剃りできるので、しっかりケアしたいならカミソリ型がおすすめです」と倉本さん

顔用アタッチメント付きなら眉毛やノーズケアも簡単

フェイスシェーバーは、顔のウブ毛用の刃が付いているのが基本ですが、その他に眉毛用（マユコーム）やノーズケア用など、細かい部分がケアできる専用のアタッチメントが付属しているものもあります。例えば、眉毛の長さを調節できるマユコーム付きを選べば、自分の好みに合った眉ボリュームに仕上げることができて便利です。

また、替え刃が販売されているかなど、切れ味が悪くなったら交換できるかどうかも確認しておきましょう。

長さが調節できる眉用のアタッチメントを装着すれば、アイブロウシェーバーに早変わり

防水対応ならお手入れが楽！ 便利な機能や付属品もチェック

フェイスシェーバーは肌に触れるものなので、使用後のお手入れのしやすさも選ぶ際のポイントになります。本体が防水対応のものなら、使用後に丸ごと水洗いでき、お手入れがグンと楽になります。専用の掃除ブラシが付いているかどうかもチェックするとよいでしょう。

防水機能を備えたものなら、水洗いができてお手入れがカンタン（左）／掃除用ブラシが付いているかも要チェック（右）

また、LEDライトが付いているタイプなら、処理面を明るく照らしてくれて、見落としがちな細かいウブ毛も剃り残しが少ないです。

ここからは、倉本さんのアドバイスをもとに、your SELECT.編集部が厳選したおすすめのフェイスシェーバー11商品をタイプ別にご紹介します。

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• 【カミソリ型】おすすめのフェイスシェーバー8選
• 【円筒型】おすすめのフェイスシェーバー3選

【カミソリ型】おすすめのフェイスシェーバー8選

まずは、小回りの利くカミソリ型のフェイスシェーバー8選です。

レディース用フェイスシェーバーの中で、人気の高いパナソニックのフェリエシリーズ。コンパクトなペンシルタイプで、ポーチの中でも邪魔になりません。

約0.12mmと薄く丸い刃先は肌に優しく、メイクの上からでも使用できます。長さ調節可能なマユコームやまつ毛を保護してくれるマユカバー付きで、眉毛ケアにも対応。

カラーは、シルバー、ピンク、ルージュピンクの三色展開です。

同じくパナソニックのフェリエシリーズの上位モデルで、ヘッドが肌に合わせてスウィングする構造が大きな特徴です。肌に刃が密着するので、安全かつスムーズに深剃りができます。握り心地を重視した、手にしっくりとなじむデザインです。

マユカバー、掃除用ブラシ、さらに長さが三段階に調節可能なマユコームが付いています。

薄型ロングヘッド採用をしており、額や頬など広範囲のウブ毛を一気に剃ることが可能。錆びにくいチタンコーティングを施したノーズケア用アタッチメントは、女性の小さい鼻にフィットするサイズです。

給電はUSB充電式なので、乾電池の交換も必要ありません。また、アタッチメントは水洗対応で、お手入れもカンタンです。

回転式シェーバーで有名なフィリップスが、女性に向けて「サテンのようになめらかな肌へ導く」をコンセプトに開発したカミソリ型のフェイスシェーバー。信頼の技術で、肌の摩擦を最低限に抑えつつ、深剃りできます。

顔用の短い刃と体用の長めの刃が付属しており、全身トータルケアが可能。眉毛ケアの際に長さを調節できるトリミングコームや、掃除用のクリーニングブラシなど、付属品が充実しているのもうれしいですね。

フェイス＆ボディケアが1台で行える商品です。

肌を痛めにくいラウンド刃のフェイス用、コンパクトで細かい箇所をケアしやすいマユ用、T字刃で石けん剃りも可能なボディ用の3つのアタッチメントが付いています。

収納スタンド、キャップ、掃除用ブラシなど付属品も充実しています。

刃の長さが25mmのフェイス用の他に、刃の長さが5mmのマユ用のアタッチメントが付属。フェイス用は額や頬など広範囲に、マユ用は眉毛周りなどの処理にと使い分けられます。

また、2・4・6・8mmと4段階に調節できるマユコームを使えば、眉毛を自分の好きな長さに仕上げられます。特に、マユメイクを中心にケアしたい人には、ピッタリな商品です。

日本の老舗カミソリメーカー貝印が開発した音波振動カミソリです。1秒間に約100回のなめらか音波振動で刃が円運動し、肌への抵抗を大幅に軽減できるようになっています。

また、敏感肌用プレミアムガードにより肌に刃が直接当たる割合を極力減らし、より肌に優しい剃り心地に。丸ごと水洗いができる、衛生的な生活防水機能付きです。

ハイパワーで深剃りができ、剛毛な人でもスムーズにケアできるオーム電機のフェイスシェーバー。極薄0.1mmのダイヤモンドカット刃は弧を描いた形状が肌の凹凸にフィットし、切れ味も滑らかで肌を痛めません。

長さが調節できる2種類のマユコームが付いていて、マユメイクにも対応しています。

【円筒型】おすすめのフェイスシェーバー3選

続いて、肌への負担が小さい円筒型のフェイスシェーバー3選をご紹介します。

円筒型ながらコンパクトで軽量なので、持ち運びに便利です。USB充電式のバッテリーは1回10時間でフル充電され、約60分連続使用できます。

アタッチメントは取り外して水洗いできるので、お手入れも簡単に行えて清潔に保てます。

世界50ヵ国以上で愛用されているカミソリメーカーのSchick（シック）が、女性用に開発した肌に優しい円筒型のフェイスシェーバーです。顔のウブ毛ケアに加えて、付属の眉用アタッチメントで眉毛ケアにも対応しているのが特徴です。

低刺激で肌にやさしく敏感肌の人でも安心して使用できるうえ、切れ味が確かで、しっかり処理できる商品です。

本来は顔のウブ毛用の商品ですが、約5mm以下の毛なら腕や脚などにも使えます。

内蔵の回転刃はニッケルフリー18金ゴールドプレートを採用。刃に毛が詰まらず、付属のブラシで払うだけで、簡単にお手入れできます。LEDライト搭載で手元を明るく照らせるので、剃り残しを防げるのも魅力です。

フェイスシェーバーを購入するために、事前にチェックしておきたい3つのポイントを倉本さんに教えていただきました。

1. フェイスシェーバーを使うメリットとカミソリとの違い

フェイスシェーバーとカミソリとの一番大きな違いは、フェイスシェーバーは「乾いた肌で処理できる」という点です。

カミソリで毛を剃る際には、肌を濡らした状態にするか、シェービング剤などを使用する必要がありますが、フェイスシェーバーならどこでも気軽に処理ができます。

「カミソリとフェイスシェーバーでは、肌を傷つけるリスクも大きく異なります」と倉本さん

また、多くのフェイスシェーバーはカミソリに比べて皮膚を傷つけにくいように設計されており、ケガや肌トラブルに繋がるリスクが低いのが最大のメリットです。

ちなみに、カミソリで顔剃りをすると、産毛だけではなく肌の角質の一部もそぎ取ってしまいます。一方、フェイスシェーバーの多くは刃の切れる部分が直接肌に当たらない構造になっているため、目に見えない肌ダメージを抑制できるのです。

フェイスシェーバーの刃は小さく、厚さもごく薄いものになっており、さらに一部の商品では顔の凹凸に沿ってヘッド部分が動くなど、安全性を重視したさまざまな工夫が施されています。

2. 給電方式はUSB充電式と電池式がある

フェイスシェーバーの給電方式はUSB充電式と電池式があります。

USB充電式の充電口は本体底部にあることが多い（左）　電池式は充電の手間なく手軽に使える（右）

USB充電式は、パソコン、モバイルバッテリーなどからUSBケーブルで充電できます。ただし、USB充電式のフェイスシェーバーは製品数は少ないです。

電池式の多くは、カミソリ型が単4乾電池、円筒型は単3乾電池を1本使用するという手軽さです。現在のフェイスシェーバーは、電池式が主流となっています。

パワーの違いはモーターによるので「どちらが強い」というのはありません。一般的に乾電池や充電式の内蔵電池は残量が減ってくるとパワーが落ちて不安定になることがありますが、リチウムイオン電池を内蔵している機種にかぎっては、電源がなくなるまでパワーを落とさず使い切れます。

3. 体用のアタッチメントが付属していて、顔以外にも使用できるタイプもある

脇や腕、足などの処理に使える体用アタッチメントが付属したフェイスシェーバーもある

フェイスシェーバーには、体用のアタッチメントが付属しているモデルもあります。腕や脚、脇、さらにはVIOゾーンのムダ毛ケアも一緒にしたいという人は、体用のアタッチメントが付いているかチェックしてみましょう。

付属するアタッチメント次第で、顔以外に体のさまざま部位で使用することができます。ただし、どんなアタッチメントが付いているのかは、刃の種類やモデルごとに異なるため、注意してください。

最後に、フェイスシェーバーに関するよくある疑問や疑問点について倉本さんにお答えいただきました。

「顔用の刃で体の毛を処理するのは、あまりおすすめしません」と倉本さん

Q. フェイスシェーバーで体の毛を処理するのは危険？

A. 体用の専用アタッチメントが付属しているもの以外で、身体の毛を処理するのはやめておきましょう。顔用の刃で無理に腋毛など体の太い毛を処理しようとすると、刃の凹凸間隔が狭すぎて毛がひっかかってしまいます。また、非常に時間がかかり、長時間の操作で手元や力加減が狂い、肌を傷める心配も出てきます。

また、フェイスシェーバーは顔のウブ毛を剃るのを目的に作られたものなので、すぐに刃が駄目になってしまう可能性もあります。

Q. 肌を傷つけない正しい使い方は？

A. フェイスシェーバーを使う際は、まず洗顔して肌を清潔にし、よく乾かしてから処理するようにします。ムダ毛剃りは毛の流れに沿って刃を動かすのが基本です。毛の生える方向は人によって異なるので、自身の毛並みをよく観察してから行いましょう。

また、日中はメイクしたり紫外線に当たったりと刺激が多いので、できれば夜、入浴後の肌が清潔なときに行うのが理想です。

「皮膚を伸ばして引っ張ることで毛を立たせるのがコツ」と倉本さん

Q. プチプラのフェイスシェーバーって使えるの？

A. 安価なものでも顔の毛を剃ることは可能です。とはいえ、100円ショップなどで売っているものは、もともとの切れ味があまり良くなく、毛をつかまえられない、深剃りできないといったことがあります。また、数回の使用で刃が駄目になってしまうものも多いです。切れ味の悪い刃で処理すると、肌を痛めてしまう心配があります。

日常的に繰り返して使用するのはおすすめしません。

Q. フェイスシェーバーをメンズが使っても問題ない？

A. 特に問題はありません。女性用と男性用の大きな違いはカラーやデザインなので、男性が女性向けに売られているものを使っても心配はありません。ただし、男性の太く硬いヒゲだと、フェイス用の刃のギザギザにひっかかりることがあるので注意してください。

また、衛生上の観点から、複数の人間で同じ刃を共有するのは避けましょう。家族で共有するのであれば、アタッチメントや替え刃を用意して、それぞれ自分専用の刃を使用してください。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは「フェイスシェーバー」の売れ筋ランキングを見ることができます。どれを買おうか迷ったときは、売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

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今回は、家電ライターの倉本春さんに、フェイスシェーバーを選ぶ際のポイントや、購入前に知っておきたいことなどをお聞きしました。

フェイスシェーバーは処理したい部分や肌への優しさを考え、眉毛などのお手入れをしたいなら顔用アタッチメント付き、お手入れを楽にしたいなら水洗いに対応するものを選ぶとよいでしょう。

購入を検討中の方は、ぜひこの記事を参考に、自身にぴったりのフェイスシェーバーを見つけてみてください。