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矯正中の歯磨きにジェットウォッシャーは必要?歯科医師が解説する磨き残しを防ぐセルフケア
歯の矯正治療を始めると、多くの人が直面するのが「歯磨きの難しさ」ではないでしょうか。複雑な装置の隙間に食べカスが詰まったり、時間をかけて磨いてもスッキリしなかったりという悩みは尽きません。実は、装置を外した後に「むし歯」や「ホワイトスポット(白斑)」が見つかり、せっかく歯並びがきれいになったのに見た目を損なってしまうケースは少なくありません。
そこで今回は、恵比寿I's歯科・矯正歯科の歯科医師、白石聖惠先生をお招きし、矯正中に汚れが残りやすい原因と、その解決策の一つとして注目される「ジェットウォッシャー」の活用法について解説していただきます。

歯科医師
白石聖惠先生
恵比寿I's歯科・矯正歯科の院長。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、長崎大学歯学部、長崎大学病院 医療教育開発センターにて臨床研修修了。医療法人星樹会 はち歯科医院を経て現職。小児矯正歯科を得意とし、子どもの歯並び治療や矯正、トレーニング指導を積極的に行う。
目次
矯正中の歯磨きで意識したいポイント
「装置をつけてから歯磨きの時間が倍になった」「鏡を見ながら磨いても汚れが落ちない」といった悩みは、矯正中の患者さんからよく聞かれる声です。まずは、矯正装置をつけることで口内環境がどう変化するのか、なぜ従来のケアだけでは磨き残しが発生してしまうのか、そのメカニズムを白石先生に伺いました。
矯正装置の周りに汚れが残りやすい
矯正治療中は、ブラケットやワイヤーなどの複雑な形状の装置が歯に固定されるため、物理的に汚れがたまりやすくなります。特に注意が必要なのが、ブラケットの周囲や歯を動かすためのゴム(パワーチェーン)がかかっている部分です。
「ご本人はきれいに磨けたと思っていても、マイクロスコープのような拡大鏡で見ると、矯正装置の周りにプラーク(歯垢)がべったりと付着していることは珍しくありません。特に奥歯の頬側は歯ブラシが届きにくいうえに、ワイヤーの終端近くにある凹みに食べカスが挟まりやすく、そこから歯肉の炎症を起こしてしまう方も多いのです」
また、抜歯矯正をしている場合、歯と歯の間にスペースができますが、この孤立した歯の側面もブラシが当たりにくく、磨き残しの多い場所となりやすいため注意が必要です。
磨き残しの多い部位
いつもの歯磨きだけではケアしきれない
「実は、矯正をしていない人でも歯ブラシだけで完璧に汚れを落とすのは難しく、赤染め液でチェックすると歯ぐきのキワなどに磨き残しがあるケースが大半です」と白石先生。そのうえ、矯正器具が装着されていると、歯ブラシの毛先が阻まれ、歯と歯の間や歯ぐきとの境目に届かせるのがさらに困難になります。
磨き残しがあると、強固な細菌のネットワークであるバイオフィルムが形成され、簡単には落とせない汚れに変わってしまいます。お風呂場のぬめり(ヌメリ)取りと同じで、物理的にこすり落とさないと除去できません。しかし、矯正中はワイヤーが邪魔をしてデンタルフロスも通しづらく、その『こすり落とす』動作が物理的に難しくなってしまいます。どんなにがんばっても歯ブラシだけでは限界があるのが、矯正中のセルフケアの大きな課題なのです」
ジェットウォッシャーとは? 矯正中に使われる理由
歯ブラシやデンタルフロスを駆使しても届かない「死角」や、装置に絡みついた頑固な汚れ。こうした課題への効率的なアプローチとして推奨されるのが、水流の力で汚れを洗い流す「ジェットウォッシャー」です。「磨く」のではなく「洗う」というアプローチは、なぜ矯正中のケアに適しているのでしょうか。
ジェットウォッシャーでできるケアの特徴
強力な水流を噴射して汚れを弾き飛ばし、洗い流すことができるジェットウォッシャー。最大の特徴は、ブラシでは取りにくい「大きな汚れ」や「繊維質の食べカス」を瞬時に洗い流せる点にあります。
「パンのような粘り気のある食べカスが複雑な装置に絡まると、歯ブラシだけで取るのは一苦労ですが、水流なら一気に流し出すことができます。プラークそのものを除去するには物理的なブラッシングが必要ですが、その前段階として『詰まっているゴミ』を洗い流すことにおいて、水流洗浄は絶大な効果を発揮します。歯ブラシが届きにくい深い歯周ポケット周辺や、ブラケットとワイヤーの隙間にも水流ならアプローチできますから、矯正中の方には非常に心強い味方です」
歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助ツールとの違い
口腔ケアにはさまざまなツールがありますが、それぞれ得意分野が異なります。ジェットウォッシャーはこれらに代わるものではなく、「併用することで効果を高めるもの」だと白石先生は語ります。
| 種類 | 歯間ブラシ | デンタルフロス (指巻き・矯正用) |
タフトブラシ (ワンタフト) |
ジェットウォッシャー |
|---|---|---|---|---|
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|
| 向いている箇所 |
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| 特徴・注意点 |
サイズ選びが最重要 歯科で測定し、隙間に合ったサイズを使うことが大切 歯ぐきケア 歯と歯の間の歯ぐき(歯間乳頭部)のケアに最適br> 操作性 ワイヤーの横から挿入できるため、矯正中はデンタルフロスより扱いやすい |
接点のむし歯予防に 歯と歯の接触点のむし歯予防には不可欠。また、歯周病予防にも 使い分け 「指巻き」は慣れると効率的。「矯正用」は先端が硬くワイヤーを通しやすい 難易度 矯正中はワイヤーが邪魔で少しコツが必要 |
死角に強い 通常の歯ブラシでは届かない「死角」に毛先を当てられる 誰でも使いやすい 一つの毛束で操作が簡単 矯正の必需品 抜歯矯正や裏側矯正(舌側矯正)で特に活躍する |
役割は「洗浄」 水流で大きな食べカスを効率よく弾き飛ばす。時短になる 落とせる汚れ ぬめり(バイオフィルム)は流水やブラッシングでは破壊しきれないため。歯科医院での専門的クリーニングが有効 |
「歯と歯の間の汚れをこすり落とすには歯間ブラシが有効ですが、サイズ選びを間違えると歯ぐきを傷つける原因になります。また、歯が接している部分の清掃にはデンタルフロスが不可欠ですが、矯正中はワイヤーの下を通す必要があり、操作が難しく挫折してしまう方もいます。ジェットウォッシャーは、こうした物理的な清掃器具を使う前の『大掃除』役です。先に水流で大きな汚れや詰まりを吹き飛ばしておくことで、その後のデンタルフロスや歯磨きがスムーズになり、トータルでのケア時間を短縮できるという大きなメリットがあります」
矯正中のケアに合うジェットウォッシャーの選び方
装置の調整直後で歯ぐきが敏感になっていたり、外出先でのケアが必要だったりと、矯正中は状況が変化します。白石先生ご自身の矯正体験も踏まえ、挫折せずに使い続けるための選び方のポイントを解説していただきました。
水流の強さを調整できるか
矯正中は歯が動く痛みがあったり、歯肉炎で歯ぐきが敏感になっていたりする時期があります。そのため、常に一定の強い水流ではなく、その時々の痛みに合わせて強さを細かく微調整できる機能が重要です。
「調整日の直後など、歯が痛いときは強い水流だとつらいことがあります。最初は弱い水流から始められるものが安心です。また、ぜひ注目してほしいのが『超音波水流』のような技術です。私もいろいろな機種を試しましたが、単に水圧が強いだけのものは歯ぐきに当たると痛くて続きませんでした。汚れを落とすパワーはありつつ、歯や歯ぐきへの当たりはマイルドで痛みを抑えたモデルを選ぶことが、習慣化の近道だと思います」
ノズル形状や本体サイズのチェックポイント
矯正装置周りは細かいケアが必要なため、ノズルの形状も重要です。先端が細いものの方が、ブラケットの間やワイヤーと歯面の隙間に水流をピンポイントで届けやすくおすすめです。
「ノズルが太いと、細かい装置の隙間にうまく水流が当たらない感覚があります。また、本体サイズも重要です。個人的には、洗面台のスペースを取らず、旅先にも持って行けるコードレスタイプが便利でした。タンク一体型は水がなくなるのが早いですが、口を閉じて『右下』『左下』とブロックごとに分けて洗浄し、その都度給水するなどの工夫をすれば、大きな問題にはなりません。自分の手の大きさになじんで、扱いやすいサイズ感かどうかを確認してみてください。また、舌磨き用や細かな部分を磨けるブラシが付属するものもあるので、口腔ケアをしっかりと行いたい方は、購入前にチェックするといいでしょう」
矯正中の口腔ケアに!ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55の注目ポイント
数あるジェットウォッシャーの中でも、機能性と使いやすさのバランスに優れ、特に矯正中の方におすすめしたいのがパナソニックの「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55」です。デリケートな歯ぐきへの優しさと、頑固な汚れへの洗浄力を両立した独自の技術について紹介します。
商品概要・ご購入はこちら!
Panasonic
ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55
参考価格(編集部調べ): ¥17,820(税込)
超音波水流※で、歯間や歯周ポケットの汚れまでスッキリ洗浄。水流の強さや勢いではなく、気泡が弾ける力でパワフルかつ歯ぐきにやさしくケアできる。歯ブラシやデンタルフロスだけでは取りきれない場所も含めてしっかり口腔ケアしたい人におすすめ。
※超音波水流ノズル装着時のみ
独自の超音波水流で歯ぐきにやさしくケアできる
パナソニックの特許技術が生む「超音波水流」は、ノズルの絞り出し部分で水流の速度を上げ、気泡が弾ける際の「衝撃波」で汚れを剥がし飛ばす技術です。矯正中は歯ぐきが腫れやすくデリケートになりがちですが、この技術により歯や歯ぐきへの負担を抑えながら、高い洗浄力を発揮します。単なる強い水流だと痛みを感じてしまう方でも、超音波水流なら心地よい刺激でケアを続けやすいのが大きなメリットです。
5段階の水圧調整で、水流を思いどおりにコントロール
「EW-DJ55」は5段階の水圧調節が可能。調整直後の痛みがあるときはレベル1で優しく、慣れてきたらレベル5でしっかり洗浄するなど、その日のコンディションに合わせて最適な強さを選べます。また、水圧レベルを記憶してくれる機能も搭載しており、前回使用した強さからスタートできるため、電源を入れるたびに設定し直す手間がありません。毎日のことだからこそ、こうしたストレスフリーな設計が継続のカギになります。
ポイント磨きノズルで器具周りの頑固な汚れにアプローチ
矯正中の方に特におすすめなのが、付属の「ポイント磨きノズル」です。
ブラケット周辺やワイヤーの下の汚れを円すい形のブラシで直接かき出しながら、同時に水流で洗い流すことができます。通常のノズルだけでは落としきれない、矯正装置に絡みついたネバつく汚れにもピンポイントで対応できるため、矯正中のケア効率が格段に上がります。これ一本で「磨く」と「流す」を同時に行えるのは、とても便利です。
お風呂でも使える防水※&コードレス仕様
IPX7等級の防水設計で、お風呂場でも安心して使用することが可能です。特にジェットウォッシャー初心者のうちは、水が飛び散って周囲を濡らしてしまうことがありますが、お風呂なら気兼ねなく使用できます。また、タンク一体型のコードレス仕様なので洗面台でもスペースを取らず、さらに場所を選ばずに使えます。「EW-DJ55」があれば、いつでもどこでも、矯正装置の不快な詰まりをリセットできる環境が手に入ります。
※ IPX7等級(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリア
ジェットウォッシャーの正しい使い方と口腔ケア時の注意
どれほど高性能なツールも、使い方が間違っていては効果が半減してしまう恐れがあります。ここでは、白石先生のアドバイスに基づいた、矯正装置をつけている人におすすめの「効果的な使用手順」を紹介します。
使うタイミングと基本的な順番
近年は歯磨き粉に含有されるフッ素の配合量は最大1,450ppmに増えてきていますが、フッ素は水で落ちてしまうため、フッ素の効果を最大限に引き出すためには、歯磨き後のうがいは最小限にとどめ、お口の中にフッ素を残すことが大切なのだそう。そのため、白石先生がおすすめするツールの使用順は、以下のとおりです。
- ジェットウォッシャー
- 歯間清掃(デンタルフロスなど)
- 歯ブラシ(フッ素配合の歯磨き粉使用)
「まずはジェットウォッシャーで、口の中に残っている大きな食べカスや装置に絡まった汚れを一気に洗い流してしまいましょう。大まかな汚れが取れた状態でデンタルフロスなどの細かいケアを行い、最後にフッ素配合の歯磨き粉を使って全体を磨きます。この順番にすることで、最後に歯磨き粉に含まれる『フッ素』を口の中に残すことができ、むし歯予防の効果を高めることができます。最後のうがいは少量の水で一回だけにとどめるのがポイントです」
電動歯ブラシやデンタルフロスとの併用イメージ
口腔ケアは「どれか一つ」ではなく、適材適所の併用がカギです。ジェットウォッシャーで「洗う」、デンタルフロスや歯間ブラシで隙間の汚れを「取る」、そして歯ブラシで歯面を「磨く」。この3ステップを組み合わせることで、矯正装置という障害物があっても、ハイレベルな清潔さを保つことができます。
「利き手側の歯の裏側などは、自分では磨いているつもりでもブラシが当たっていないことが多い『死角』です。鏡を見ながら、ブラシやノズルがしっかり狙った場所に当たっているかを確認する余裕をもってください。夜寝ている間は唾液が減って菌が増殖しやすいので、忙しくても就寝前だけはこのフルコースを行うことを強くおすすめします」
まとめ|歯列矯正中は、歯磨きに「水流ケア」を取り入れよう!
矯正治療中は、どうしても装置の周りに汚れがたまりやすく、お口の環境が悪化しやすいのが悩みどころ。むし歯や歯ぐきのトラブルを防ぐためには、適切なツールを選び、正しい手順でケアを行うことが大切です。長い治療期間だからこそ、頼れる相棒を見つけて、トラブルなく快適に過ごす準備を整えましょう。
今までの歯ブラシやデンタルフロスを使ったケアに、ぜひ「水流で洗う」という新しい習慣をプラスしてみてください。「EW-DJ55」でのケアを続けることは、矯正終了後の自分への投資でもあります。矯正が終わったそのときに、むし歯や白斑のない美しい歯並びと、健康な歯ぐきを手に入れましょう。
商品概要・ご購入はこちら!
Panasonic
ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55
参考価格(編集部調べ): ¥17,820(税込)
超音波水流※で、歯間や歯周ポケットの汚れまでスッキリ洗浄。水流の強さや勢いではなく、気泡が弾ける力でパワフルかつ歯ぐきにやさしくケアできる。歯ブラシやデンタルフロスだけでは取りきれない場所も含めてしっかり口腔ケアしたい人におすすめ。
※超音波水流ノズル装着時のみ
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