【2023年最新】マスカラのおすすめ10選！メイクのプロが愛用品からプチプラ・デパコスの人気アイテムを厳選

ちまたにはさまざまな“おすすめ情報”が流れているけれど、それって本当？　あらゆる口コミや情報が簡単に手に入るようになった今、私たちが知りたいのはプロが選んだ“本当におすすめできるもの”ではないでしょうか。「10 SELECTIONS.」ではプロのヘアメイクさん愛用のアイテムから本当におすすめできる10点をご紹介。今回はマスカラ10選をお届けします。

マスカラは化粧品の中でも「塗らないとメイクが完成しない！」というほど、目力をアップさせるには欠かせないアイテム。ロング・ボリューム・カールキープと種類が豊富で、どれが自分に合うのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はメイクアップアーティストでYouTubeでもメイクテクニックを発信しているかじえりさんに、愛用しているマスカラの中から特におすすめの10点を教えてもらいました。ぜひ、マスカラを選ぶときの参考にしてみてください。

メイクアップアーティストのかじえりさんにとって「マスカラ」とは？

取り入れやすいテクニックとわかりやすい解説が人気のかじえりさん

“発信型メイクアップアーティスト”として、YouTubeでの配信や、講演会、美容専門学校の講師など幅広く活躍しているかじえりさん。気になる部分をカバーして良さを引き出す「似合わせメイク」を得意としていますが、そのきっかけとなったのは、芸能人の特徴を捉えて似せた顔にする「真似メイク」だったそうです。

「“真似メイク”は、まず徹底的に自分の顔と向き合うことから始めました。輪郭やパーツの配置など、どこが違うのかどう変えれば似せられるのか。客観的に見つめることでカバーしたい欠点や引き立てたい長所がわかってきます」

「このときに大切なのは『目元』。顔の中でも印象が強いパーツなので完成度を上げるためにもここをどう近づけるかが重要。中でもマスカラは目の大きさや形を変えるのに欠かせないアイテムです。例えば『目を大きく見せたい』場合は黒目の上に重ねづけして長さを出す、『目の横幅を広げたい』場合には目尻に長さやボリュームをもたせるなどの使い方で目の印象を変えることができます」

ブラシの形や液のタイプによって仕上がりに違いが出るので細かい部分までチェックするそう

「私は20本以上のマスカラを所有していて用途によって使い分けています。例えば、ボリュームタイプといってもバサバサになるものから、自然にまつ毛がふさふさして増えたように見えるものなどさまざまあるので、なりたいイメージに合わせて選んでいます」

ボリューム・ロング・カール・カラーなど3～４種類持っておくとメイクのバリエーションも増える

「そして、まつ毛に合ったものを使うのも大事です。私はまつ毛にハリコシがなく下がってきやすいので、ナチュラルメイクの場合でもカールキープ力は絶対条件。仕上がりのイメージ×自分のまつ毛の特徴によって選ぶと失敗しないと思います」

マスカラはアイシャドウやアイラインに比べて特別なテクニックが必要なく、手軽に目元の雰囲気が変えられるのでいくつか持っておくと便利なアイテム。盛りたいときに使う「ボリュームタイプ」、ナチュラルメイクに合う「抜け感タイプ」などシーンや目的によって使い分けると洗練されたメイクになるそうです。
かじえりさんの愛用マスカラをヒントに、アイメイクをさらに楽しみましょう。

メイクのプロが愛用品から厳選！本当におすすめできるマスカラ10選

かじえりさんが実際に愛用しているアイテムから厳選したマスカラ10選を「ボリューム＆ロングタイプ」「カールタイプ」「抜け感タイプ」「カラーマスカラ」に分けてご紹介します。

【ボリューム＆ロングタイプ】のマスカラ2選

まつ毛の密度を高めて濃さを出す「ボリュームタイプ」、自まつ毛がすっと伸びたような長さを出す「ロングタイプ」はマスカラの王道。“きちんとメイク”がしたいときやや盛りたいときには欠かせないアイテムです。短いまつ毛をキャッチするブラシでボリームを出す、ファイバーがからみついてまつ毛の長さを出すなどそれぞれ特徴があります。

フランスのブランド・ランコムのマスカラは、深い漆黒で、一度塗りでしっかり発色。ファイバーなしでもマスカラ液が1本1本をしっかりコーティングするので、つけまつげのように太く濃く見せてくれます。円すい型のブラシが短いまつ毛もキャッチしてボリュームアップし、ぱっちりとしたかわいらしい目元に。ウォータープルーフ効果で24時間つけたての美しさをキープできます。

長さを出したいまつ毛の中心はマスカラを縦に持ち、先端で重ねづけするときれいに仕上がる

太い部分でまつ毛全体を捉えてボリュームアップし、先端で細部を調整できるブラシ

ひと塗りでたっぷりとマスカラ液がつく独自構造のブラシが、濃密でボリュームのあるまつ毛をつくります。先端まできれいにセパレートするのでナチュラルでやりすぎにならないエレガントな仕上がり。100％天然由来成分「エンドミネラル」を配合し塗るたびにまつ毛をケアできるのもうれしいポイント。フィルムタイプなのでウォータープルーフでもぬるま湯でオフできます。

先端まできれいにセパレートするのでボリュームタイプのバサバサ感が苦手な人にも使いやすい

太めのブラシがたっぷりとマスカラ液を含んでまつ毛をボリュームアップ

【カールタイプ】のマスカラ3選

ビューラーいらず！上向きのまつ毛をキープする「カールタイプ」。根元から立ち上がるのでまつ毛が長くなったように見える効果もあります。カールタイプのブラシは目の形に沿うようにカーブしているものが多く、根元に入り込んでしっかり持ち上げます。

「マスカラ下地」「トップコート」「マスカラ」の3つの機能があり、プチプラとは思えないクオリティの高さで愛用者も多い商品。雨の日はもちろん海やプールでの使用、夏場の汗や皮脂、涙にも強く、にじまず、まぶたにつく心配もなし。手持ちのマスカラの仕上げに使うだけでカール力がアップします。小さめのブラシで細かい部分も塗りやすい設計になっています。

コンパクトサイズなのでかさばらず、メイク直しの持ち歩き用にも便利

根元からまつ毛を持ち上げるダブルコーム

とかすだけでつけまつ毛のような束感が簡単にでき、韓国アイドル風の目元をつくります。伸びのいい速乾性に優れたマスカラ液で、重ねてもダマにならずきれいな仕上がりに。カールキープワックス配合でビューラーしたてのカールが長時間持続。まつ毛の間からアイカラーが見えるので色を使ったメイクも映えます。

外側の「ポコポコ」したコイル面でとかすことで簡単に束感のあるまつ毛に。カラーはやりすぎない目元をつくる「クリアブラック」がおすすめ

「新しい発想のマスカラは使うときのワクワク感も魅力」と語るかじえりさん

極細ブラシがまつ毛の根元に入り込み生え際の短い毛を捉えてコーティング。ミュードのマスカラの中でもっとも細く、目尻や目頭、下まつ毛などもきれいにつきます。適度に長さも出るので仕上がりはナチュラルなエクステをしているような雰囲気。1本1本が濃くなったような自然なまつ毛になるので、デートなど接近戦でも安心。

このゆるやかなカーブがフィット感のポイント

スキニーの商品名の通りミュードのマスカラの中でもっとも細いブラシ（右）。左はミュードの別商品インスパイア ロングラッシュ カーリングマスカラ

【抜け感タイプ】のマスカラ3選

濃さも長さもほどよい「抜け感」タイプ。オフィスメイクや休日のナチュラルメイクにぴったり。まつ毛が主張しすぎないのでアイシャドウなどの色を目立たせたいときに使うのもおすすめです。ボリュームは控えめですが長さが出て、カールキープ力もある商品が多いので物足りなさはありません。

ロングでもボリュームでもない「自まつ毛を際立たせる」という新しい発想のマスカラ。最短1.5mmの短い毛先で目尻や目頭などの「うぶ毛レベル」の埋もれているまつ毛を際立たせることで印象的な目元をつくります。さらっとした液がまつ毛を均一にコーティングするので重ねても重くなりません。

毛足が最短で1.5mmというショートブラシで、まつ毛とまつ毛の間にあるうぶ毛もキャッチ

断面が三角形になっている独自構造のブラシがうぶ毛レベルのまつ毛も際立たせる

ブラック・ブラウン・クリアの3種のファイバー入りで、細く長いまつ毛をつくり「元からまつ毛が長い人」のように偽装できるマスカラ。すっぴん風メイクやナチュラルメイクでも「目元ははっきりさせたい！」という人にぴったり。簡単に垢抜け感を演出できます。安いのにウォータープルーフで滲まないので下まつ毛を強調したいときにも便利です。

3種類のファイバー入りでロング効果も高い

繊細なファイバーでダマにならず長さのあるまつ毛に

ファイバー入りで長さを出しつつ、毛先までセパレートするコーム型のブラシでナチュラルな仕上がりに。透明感のあるシアーカラーは抜け感があり、さりげなく盛れるマスカラ。ウォータープルーフですがぬるま湯で簡単にオフできるのでまつ毛にも負担がかかりません。2種類の保湿効果のある美容液成分を配合し、コスパも◎。

細かいファイバーで長さを出しつつ、長めのコームで先端までセパレート

Wonjungyoのヌードアイラッシュは、コーム型の中でも長めのブラシが特徴のマスカラ。左は同じコーム型のキャンメイクのクイックラッシュカーラー

【カラータイプ】のマスカラ2選

　　　

塗るだけでおしゃれな雰囲気になり、マンネリになりがちなメイクに新鮮さを加えます。トレンドのカラーメイクともよく合うので1本は持っておきたいアイテム。今回は定番マスカラのように「ボリュームや長さも出してくれる」カラーマスカラを紹介します。

出典：Amazon

（左から）LC01 ダークウォルナット、LC02 クランベリ、LC03 プルーン、LC04 グリーンオーシャン、限定LC05 オレンジピール、限定LC06 フローリスト、LC07 オートブラン

落ち着いたダークなニュアンスカラーが特徴の大人のカラーマスカラ。控えめな発色でナチュラルメイクにもすんなりなじみます。極細ブラウンファイバー入りでロング効果もあり、華やかでやさしい目元に。ブラックマスカラだと目元がきつくなる、アイシャドウの色を目立たせたいという人におすすめです。まつ毛をトリートメントする3種のペプチド配合。

カラー見本で見るよりまつ毛にのせると暗めの色合いになるダークウォルナット

目の形に沿うようにゆるやかにカーブしたアーチ型のブラシ

出典：楽天市場

（左から）01 EYE WITNESS、02 FIRST IMPRESSION EYE、03 SELF EXPRESSION EYE、04 NEW DAY DAWN、05 NEW YOU VISION、06 BIRD IN FLIGHT

ブラックとカラー2種類のパールが光を生み出し、ツヤのある上品な目元をつくるカラーマスカラ。まつ毛をコーティングしながら長さも出して、らせん状のコイルブラシがきれいにセパレートしたまつ毛をつくります。ウォータープルーフで夕方まできれいな色をキープ。植物オイルをはじめとした美容液成分でまつ毛をしっかりケアします。ネイビーなどブルー系やグリーン系のカラバリも豊富。プレゼントにもおすすめです。

カーキ寄りのブラウン。人気の“色素薄い系”のメイクにもしっくりなじみます

らせん状にクロスしたブラシでボリュームを出しながら1本1本セパレート

かじえりさん直伝！

先端まできれいに伸びるマスカラの塗り方

「ダマになる」「ボリュームが足りない」「パンダ目になりやすい」などのお悩みはマスカラの塗り方を変えることで解消できます。1本1本がきれいにコーティングされて先端まできれいに伸びるマスカラの塗り方を教えていただきました。

(１）まつ毛の根元にマスカラをあてる

マスカラ液が根元につくようにブラシのカーブを目の形に合わせて根元に入れ込みます。

（２）まぶたでマスカラを迎えにいくように動かす

下から上に手を動かすのではなく、まぶたを閉じて開くという動きに合わせて塗るのがポイント。

手は軽く添える程度で、まぶたの動きでマスカラ液を伸ばすイメージ。手を動かすよりもぶれないので先端まで均一に液がつきます。難しそうですが何度かやってみるとコツがつかめます。

（３）まつ毛の上側にも軽くつける

上側にも軽く押さえるように塗ります。上下に塗ることでしっかり色づき、濃くボリュームのあるまつ毛になります。

完成！

マスカラのタイプにもよりますが、重ねづけは2回くらいまでにしておくときれいに仕上がります。つけすぎは重くなりまつ毛が下がってくる原因になるので注意。

メイクのプロがマスカラのお悩みを解決！

マスカラの選び方やカラーマスカラの使い方、1日中美しいまつ毛をキープするためのテクニックなど、かじえりさんにマスカラに関するお悩みを解消する方法をお聞きしました。

Q. 失敗しないマスカラ選びのポイントは？

A. なりたいイメージやまつ毛のお悩みに合わせてタイプ別に選ぶのがおすすめです。

タイプ	ロングタイプ	ボリュームタイプ	カールタイプ
特徴	ファイバー入りのものが多く、繊維がまつ毛にからむことで長さが出ます。まつ毛が短いのがお悩みの人や、やりすぎない程度に盛りたいという人に。	まつ毛1本1本を太くして密度を高めます。ボリュームを出すマスカラ液がたっぷりつくようにブラシは太めなのが特徴。まつ毛が少ない、ハリコシがないなどの悩みがある、目をパッチリ見せたいという人に。	根元からまつ毛を立ち上げて上向きに整えるカールタイプ。毛質が柔らかくてまつ毛が下がりやすい、自然にまつ毛を長く見せたいという人に。

繊維入りで長さを出す「ロング」（左）、太めのブラシでたっぷり液がつく「ボリューム」（中）、まつ毛を根元から上げる「カール」タイプ（右）

Q. マスカラをきれいに仕上げるために大切なことは？

A. ダマになりやすい、まつげが下がりやすいなどのお悩みがある人は、下の一覧表でブラシの形状をチェックしてみましょう。形によって仕上がりに差が出ます。

Q. カラーマスカラの上手な使い方は？

A. カラーマスカラを使う際に大切なのはトータルバランス。いつものメイクにマスカラだけ色モノを使っても浮いてしまいます。眉、アイシャドウ、マスカラのトーンを合わせたメイクを心がけることが大切です。目の際の引き締めに使うアイラインやアイシャドウもカラーマスカラに合わせて、ブラウンやグレー、カーキなどを使うのがポイントです。ブラックのアイラインにカラーマスカラを合わせるのはNG。黒の強さが勝ってしまいカラーが引き立ちません。

目元がぼんやりするのが心配という人はベースに黒のマスカラを塗り、その上からカラーマスカラを重ねたり、目尻だけに塗ることから始めるのもいいと思います。

excel（エクセル）のカラーマスカラ「ロング&カラード ラッシュ 02 クランベリー」に合わせてイエロードのアイシャドウで明るさを出し、ブラウンのアイラインで引き締めたメイク

かじえりさんがカラーマスカラに合わせて使ったメイクアイテム。ピンクなど赤みのあるカラーをちりばめて全体のトーンを合わせる

Q. マスカラが落ちないようにするコツは？

A. 髪の毛もそうですが水分があると湿気で形が崩れてしまうので、水分や油分がない状態でマスカラを塗るのがポイントです。顔を洗ったりスキンケアをした後にメイクをすると思いますが、まつ毛の根元の水分や油分はていねいに拭き取ります。まつ毛にフェイスパウダーなどを軽くつけるとさらに落ちにくくなります。

Q. マスカラがオフしにくい場合は？

A. フィルムタイプなど「お湯で落ちる」タイプでも重ねづけしたりすると洗顔やクレンジングだけでは落ちにくい場合があります。無理に落とそうとこすったりするとまつ毛を傷める原因になるので、どんなタイプのマスカラでもメイク落としではなくマスカラリムーバーを使うのがおすすめです。

マスカラのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、マスカラの売れ筋ランキングをチェックすることができます。どれを買おうか迷ったときは、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

マスカラにはボリューム、ロング、カール、抜け感などさまざまなタイプがありますが、用途によって使い分けることで、より素敵な目元をつくることができます。

マスカラを上手に使いこなすには目の形やまつ毛の特徴、メイクによってどんな雰囲気になりたいのかを知っておくことも大切です。ぜひ、この記事を参考にして、自分に合ったマスカラを選んでみてください。