「自宅での筋トレ用に懸垂バーが欲しいけど、どのタイプがおすすめ?」
「賃貸住宅に住んでいるけど、懸垂バーで壁やドアが傷つかないか心配……」

上半身全体を鍛えることができる懸垂バー。毎日ジムに通えなくても、自宅で手軽に背中や腕などを効率的に鍛えられるため、導入を検討している人もいるのではないでしょうか。しかし、突っ張りタイプや引っ掛けタイプは家の壁やドアなどを傷つけないか、ジムにあるようなスタンドタイプはどのくらい場所を取るのか……と、なかなか購入に踏み切れないですよね。
そんな懸垂バーを選ぶポイントは、以下のとおりです。

懸垂バーの選び方のポイント

  • 懸垂バーは部屋の広さや使いたい場所に応じて選ぶ
  • 懸垂以外のトレーニングが行えるかどうかも確認する
  • 耐荷重は体重の2倍以上の値を目安にする
  • 壁やドアを傷めたくない人は、取り付け方もチェックする

そこで今回は、トータルボディメイカー(プロトレーナー)の島村麗乃さんに懸垂バーの選び方について伺い、さらに正しい懸垂のやり方も実践を交えながら解説していただきました。your SELECT.編集部によるおすすめの懸垂バーもタイプ別で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの懸垂バー10選

メーカー
商品名
OneTwoFit|ドアジム懸垂バー SPEEVAL|​​懸垂バー WellDay|​​懸垂バー TOP FILM|​​懸垂バー BluFied|懸垂バー バランスボディ研究所|懸垂 どこでもマッチョPRO2 SUGGEST|マルチエクササイズ Perfect Fitness|マルチジム BARWING|ぶら下がり健康器/ BW-BLS06 SAMTOTH|マルチジム

OneTwoFit

SPEEVAL

WellDay

TOP FILM

BluFied

バランスボディ研究所

SUGGEST

Perfect Fitness

BARWING

SAMTOTH

ドアジム懸垂バー

​​懸垂バー

​​懸垂バー

​​懸垂バー

懸垂バー

懸垂 どこでもマッチョPRO2

マルチエクササイズ

​​マルチジム

ぶら下がり健康器/ BW-BLS06

​​マルチジム

タイプ 突っ張り 突っ張り 突っ張り 突っ張り 突っ張り 引っ掛け 引っ掛け 引っ掛け スタンド スタンド
参考価格(税込) 4099円 3980円 3999円 3280円 5789円 9999円 3890円 1万1940円 1万5800円 1万431円
耐荷重 200kg 200kg 200kg
(鉄棒リングは160kg)
200kg 400kg 90kg 200kg 300kg 250kg 180kg
販売サイト AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo

SELECTor

島村麗乃

トータルボディメイカー

島村麗乃さん

20年間サッカーに打ち込み、Jリーガーとして活躍したのち、RIZAP株式会社に入社。パーソナルトレーナーとして社内表彰金賞を受賞する。2017年にフリーのプロトレーナーとして独立。一般社団法人JATA(ジャパンアスリートトレーナー協会)の代表理事も務める。フィットネスモデルとしてスポーツウェア広告や、サッカーの経験を生かした動画広告に出演するなど、幅広いフィールドで活動中。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

プロトレーナーが解説!懸垂バーの選び方

プロのトレーナーであり、自身も日々トレーニングに励んでいるという島村さんに、自宅で使う懸垂バーの特徴や選び方について教えていただきました。

写真上が引っ掛けタイプ、下が突っ張りタイプの一例。それぞれの特徴を見ていきましょう

写真上が引っ掛けタイプ、下が突っ張りタイプの一例。それぞれの特徴を見ていきましょう

部屋の広さや使いたい場所に応じて3つのタイプから選ぶ

懸垂バーは、おもに「突っ張りタイプ」「引っ掛けタイプ」「スタンドタイプ」の3種類に分類できます。突っ張り・引っ掛けタイプは、壁やドア枠などの狭いスペースを活用できますが、スタンドタイプは多機能な分、大型で場所を取ります。そのため、懸垂バーは部屋の広さやトレーニングしたい場所に合わせて選ぶのがおすすめです。

省スペースで気軽にトレーニングしたいなら:突っ張りタイプ

突っ張りタイプは懸垂バーの中で一番コンパクト。ドア枠などに突っ張り棒のように取り付けて使用

突っ張りタイプは懸垂バーの中で一番コンパクト。ドア枠などに突っ張り棒のように取り付けて使用

突っ張りタイプはドア枠や壁、柱などに取り付ける懸垂バーです。コンパクトなので場所を取らず、工具不要で組み立てる必要もないため、初心者でも始めやすいでしょう。
ただし、この1本のバーに体重以上の負荷がかかるため、ケガなどを防ぐために適切な耐荷重の製品を選び、正しい設置方法や使い方もチェックしておく必要があります。

特に突っ張りタイプは、取り付ける際に水平に、しっかりと固定することが重要です。バー本体に傾斜角度がわかるように水準器が付いているものや、バーに重みがかかると接地面がロックされるなど、しっかりと安定感をもって使用できる商品を選びましょう。
他にも、使用時に壁に傷がつかないか気になる場合は、接地面に保護パッドなどが付いているものを選べば、壁への負担を軽減することができます。

ドア枠や床に設置して、上半身を幅広くトレーニングしたいなら:引っ掛けタイプ

ドア枠で体重を支えて懸垂を行う引っ掛けタイプ。幅の長さを調整できるものなら、さまざまなドア枠に使用できます

ドア枠で体重を支えて懸垂を行う引っ掛けタイプ。幅の長さを調整できるものなら、さまざまなドア枠に使用できます

引っ掛けタイプは、おもにドアフレームなどに引っ掛けて使用する懸垂バーです。突っ張りタイプ同様、狭いスペースを活用して手軽に使えます。
さらに、突っ張りタイプより持ち手が多く、握る位置を変えて背中の異なる筋肉を刺激することが可能です。なかには、床に置いて腹筋運動や腕立て伏せを行える商品もあります。

突っ張りタイプはドア枠だけでなく、床に置いて腕立て伏せなどを行うことも可能

突っ張りタイプはドア枠だけでなく、床に置いて腕立て伏せなどを行うことも可能

そのため、引っ掛けタイプの懸垂バーは、ドア枠や床に設置して、上半身をマルチに鍛えたい方におすすめです。ただし、ドアの形状によっては取り付けが難しい場合もあるので、設置したい場所と製品のサイズを必ず確認しましょう

また、引っ掛けタイプはドアフレームに引っ掛けるだけで取り付けが完了するため、より手軽に使用が可能というメリットもありますが、ほとんどの商品が、複数のパーツを組み立てるなどの準備が必要になります。工具なしで組み立てができるものを選べば、準備もすぐにできるのでおすすめです。折りたたみ式のものであれば、使わないときは収納しておくことができ、邪魔になりません。

広いスペースでハードに鍛えたいなら:スタンドタイプ

スタンドタイプは別名「チンニングスタンド(ぶら下がり健康器)」や「懸垂マシン」と呼ばれることも

スタンドタイプは別名「チンニングスタンド(ぶら下がり健康器)」や「懸垂マシン」と呼ばれることも

床に置いて設置するタイプの懸垂バーです。他のタイプよりも耐久性と安定性が高いので、反動を利用した負荷の高いトレーニングも可能です。また、持ち手の数が多いものは背中の筋肉だけにとどまらず、肩や胸、腕(二の腕)、お腹など上半身の筋肉を幅広く鍛えることもできます。そのため、スタンドタイプは広いスペースで背中以外もハードに鍛えたい人におすすめです。

ただし、突っ張り・引っ掛けタイプより大型で高さもあるため、設置場所や収納には一定のスペースが必要です。設置場所の確保とサイズの確認が必須になりますが、なかには半畳ほどのスペースがあれば設置可能なものもあります。あまり広くない部屋に設置したい場合は、省スペースの商品を探してみましょう。

他にもレッグレイズ(脚を上げて腹筋を鍛えるトレーニング)をするために背もたれが付属しているなど、さまざまなトレーニングがしやすいよう、パーツに工夫が施された商品もおすすめ。トレーニングのモチベーションを後押ししてくれるでしょう。

耐荷重は体重の2倍以上のものを選ぶ

「耐荷重(たいかじゅう)」とは、懸垂バーが耐えられる重さを数値で表したもの。より安全にトレーニングを行うためにも、体重に対して適切な耐荷重をチェックする必要があります。反動を利用したトレーニングだと、器具に体重の2〜3倍の力が加わるため、耐荷重は体重の2倍以上のものを選びましょう。

より筋肉を追い込んでトレーニングしたい人は反動の影響も大きくなるので、耐荷重が体重の3倍程度あるものを選ぶか、スタンドタイプの懸垂バーを選ぶと、できるトレーニングの幅が広がります。

「安全性や器具の負担を考えて、適切な耐荷重の商品を選びましょう」と島村さん

「安全性や器具の負担を考えて、適切な耐荷重の商品を選びましょう」と島村さん

購入時に確認しておきたい便利機能

懸垂バーは、懸垂以外のトレーニングが行えるかどうかの機能性にも注目しましょう。特に自分が鍛えたい筋肉の部位に、効果的にアプローチできるものを選ぶのがコツです。例えば、商品によってはプッシュアップ(腕立て伏せ)や、上腕三頭筋や大胸筋下部の種目であるディップス、脚を上げて腹筋を鍛えるレッグレイズなどのトレーニングが可能です。
また、幅の長いものを選べば、バーを持つ際の腕の広さによって、背中の鍛えられる部位を変えることも可能です。

「懸垂バーは背中だけでなく、使い方次第でさまざまな部位の筋肉を鍛えられます」と島村さん

「懸垂バーは背中だけでなく、使い方次第でさまざまな部位の筋肉を鍛えられます」と島村さん

【タイプ別】おすすめの懸垂バー10選

島村さんのアドバイスをもとに、your SELECT.編集部が厳選したおすすめの懸垂バーをタイプ別に紹介します。部屋の広さや、鍛えたい筋肉の部位に合うものを見つけてください。

おすすめの懸垂バー10選

メーカー
商品名
OneTwoFit|ドアジム懸垂バー SPEEVAL|​​懸垂バー WellDay|​​懸垂バー TOP FILM|​​懸垂バー BluFied|懸垂バー バランスボディ研究所|懸垂 どこでもマッチョPRO2 SUGGEST|マルチエクササイズ Perfect Fitness|マルチジム BARWING|ぶら下がり健康器/ BW-BLS06 SAMTOTH|マルチジム

OneTwoFit

SPEEVAL

WellDay

TOP FILM

BluFied

バランスボディ研究所

SUGGEST

Perfect Fitness

BARWING

SAMTOTH

ドアジム懸垂バー

​​懸垂バー

​​懸垂バー

​​懸垂バー

懸垂バー

懸垂 どこでもマッチョPRO2

マルチエクササイズ

​​マルチジム

ぶら下がり健康器/ BW-BLS06

​​マルチジム

参考価格(税込) 4099円 3980円 3999円 3280円 5789円 9999円 3890円 1万1940円 1万5800円 1万431円
耐荷重 200kg 200kg 200kg(鉄棒リングは160kg) 200kg 400kg 90kg 200kg 300kg 250kg 180kg
サイズ 幅67〜100cm 幅72〜92cm(ショート)
幅92〜124cm(ロング)
幅69〜107cm 幅75〜100cm 幅78〜96cm 幅93×奥行50×高さ29cm(最大値) 幅103×奥行29.5×高さ20cm(最大値) 幅‎59.18x奥行19.81x高さ11.43 cm(最大値) 幅86×奥行91×高さ233cm(最大値) 長さ90×幅60×高さ20.5cm(最大値)
重量 約2.2kg 1.6kg 3kg 4.5kg 3.51kg 28kg 21kg
組み立ての有無 不要 不要 不要 必要 不要 必要 必要 必要 必要 必要
トレーニング可能部位 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ) 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ) 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ) 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ) 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ) 上半身全体、背中、腕 上半身全体、背中、腕 上半身全体、背中、腕 上半身全体、背中、腕、お腹、脚 上半身全体、背中、腕、お腹、脚
付属品 日本語の取扱説明書 日本語の取扱説明書、六角レンチ 鉄棒リング、ロープ、バックル付属品、日本語の取扱説明書 凹み防止板セット、日本語の説明書 保護手袋 取扱説明書 工具、取扱説明書 組立ツール、日本語の取扱説明書
おすすめポイント 吸着マット付き ロック機能付き 傾斜状態確認可能 凹み防止板セット付属 4ヵ所固定で安定性アップ PL保険加入 折りたたみ可能 3種のハンドルで多彩なトレーニング可能 足上げトレーニング用背もたれ付属 半畳のスペースで設置可能
保証の有無
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
販売サイト AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo AmazonAmazon楽天市場楽天市場Yahoo!yahoo

【突っ張りタイプ】おすすめの懸垂バー5選

まずはドア枠をはじめ、壁や階段、支柱などで使用する突っ張りタイプの商品を紹介します。どれもコンパクトで、時間のかかる組み立ては不要。誰でも手軽にトレーニングを始めることが可能です。

吸着マットが、壁やドアへの負担を軽減 OneTwoFit ドアジム 懸垂バー

参考価格: ¥4,099(税込)

OneTwoFit|​​ドアジム 懸垂バー

出典:Amazon

耐荷重 200kg
サイズ 幅67〜100cm
重量 約2.2kg
組み立ての有無 不要
トレーニングの可能部位 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ)
付属品 日本語の取扱説明書
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 伸縮幅が広く、さまざまな場所で使用可能
  • ・吸着マットで壁などを傷つけにくい
Amazonの口コミ・レビュー

組み立てが不要の突っ張りタイプの懸垂バー。約67〜100cmまで伸縮するため、ドア枠や廊下の壁、階段などさまざまな場所で使用できます。吸着マットを採用することで、ドア枠や壁が傷つきにくい工夫がされています。購入日から1年間の製品保証付きです。

安定感が増すギアロックシステムを採用 SPEEVAL 懸垂バー

参考価格: ¥5,789(税込)

SPEEVAL|​​懸垂バー

出典:Amazon

耐荷重 200kg
サイズ 幅72〜92cm(ショート)、幅92〜124cm(ロング)
重量
組み立ての有無 不要
トレーニングの可能部位 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ)
付属品 日本語の取扱説明書、六角レンチ
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • ・使用する場所に応じてショート、ロングが選べる
  • ・ロック機能で体重がかかると安定性が向上
Amazonの口コミ・レビュー

コンパクトなのに幅広い場所に使える懸垂バー。幅はショート(72〜92cm)とロング(92〜124cm)から選べ、ドア枠だけでなく廊下や階段、支柱などさまざまな場所で使用できます。

注目したいのは、バーに体重がかかると安定性が増すロック機能。バーの部分は極厚パイプを採用しているため握りやすく、汗を吸収する滑り止めも付いています。

トレーニングの幅が広がる鉄棒リング付き WellDay 懸垂バー

参考価格: ¥5,789(税込)

SPEEVAL|​​懸垂バー

出典:Amazon

耐荷重 200kg(鉄棒リングは160kg)
サイズ 幅69〜107cm
重量 1.6kg
組み立ての有無 不要
トレーニングの可能部位 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ)
付属品 鉄棒リング、ロープ、バックル付属品、日本語の取扱説明書
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 取り付けた際のバーの傾斜状態がわかるので、水平に近い安定性を出せる
  • ・鉄棒リング付属でトレーニングの幅が広い
Amazonの口コミ・レビュー

3000円以下で手に入る、コストパフォーマンスに優れた商品。バーの傾斜状態がわかるデザインで、より水平に近い取り付けが可能です。また、壁やドア枠への設置面積が広いため、安定感のあるトレーニングがかないます。付属の鉄棒リングを使えば、バランスを保つための細かい筋肉も効果的に鍛えることもできるでしょう。

壁の凹みを防止するアイテム付き TOP FILM TOP FILM

参考価格: ¥3,280(税込)

TOP FILM|​​懸垂バー

出典:Amazon

耐荷重 200kg
サイズ 幅75〜100cm
重量
組み立ての有無 必要
トレーニングの可能部位 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ)
付属品 凹み防止板セット、日本語の説明書
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 滑り止め設計で、バーに重みが加わると安定性が向上する
  • ・壁へのダメージを防ぐ凹み防止板セットが付属
Amazonの口コミ・レビュー

モチベーションを高めてくれそうな赤が目を引く懸垂バー。メーカーが何万回ものテストを行い、滑り止め設計にもこだわった商品です。壁の凹みを防止する付属の「凹み防止板セット」は、壁の凹みや壁紙剥がれを防止してくれるため、賃貸住宅の方にもおすすめです。

400kgまで耐えられる丈夫なつくり BluFied 懸垂バー

参考価格: ¥5,789(税込)

BluFied|​​懸垂バー

出典:Amazon

耐荷重 400kg
サイズ 幅78〜96cm
重量 3kg
組み立ての有無 不要
トレーニングの可能部位 背中、腕、お腹、下半身(ストレッチ)
付属品 保護手袋
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 4ヵ所で固定することで安定性をアップ
  • ・約400kgと高い耐荷重
Amazonの口コミ・レビュー

合金鋼を使用した頑丈なつくりの懸垂バー。製品は3kgとやや重量がありますが、安定性と耐久性に優れています。耐荷重400kgなので、強度の高いトレーニングも可能。付属の保護手袋は、手汗をかきやすい人や、より快適にトレーニングを積みたい人に好適です。

【引っ掛けタイプ】おすすめの懸垂バー3選

続いて、ドアに引っ掛けて使うタイプの懸垂バーを紹介します。ぶら下がり運動から上半身を強化するトレーニングまで、目的に応じて使用できます。

PL保険に加入済みで、万が一にも対応 バランスボディ研究所 懸垂 どこでもマッチョPRO2

参考価格: ¥9,999(税込)

バランスボディ研究所|​​懸垂 どこでもマッチョPRO2

出典:Amazon

耐荷重 90kg
サイズ 幅93×奥行50×高さ29cm(最大値)
重量 4.5kg
組み立ての有無 必要
トレーニングの可能部位 上半身全体、背中、腕
付属品 取扱説明書
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 工具不要で組み立てられ、すぐにトレーニングできる
  • ・PL保険加入済みなのでケガなどをした際に保証を受けられる
Amazonの口コミ・レビュー

2009年の発売以来、改良を重ねて6代目となるバランスボディ研究所の懸垂バー。ネジなどの工具不要で、簡単に組み立てられます。商品の欠陥によりケガなどをした場合に適用されるPL保険(生産物賠償責任保険)に加入済みの商品なので、万が一に備えた保証を受けたい人におすすめです。

折りたたんで収納もできる SUGGEST マルチエクササイズ

参考価格: ¥3,890(税込)

SUGGEST|​​マルチエクササイズ

出典:Amazon

耐荷重 200kg
サイズ 幅103×奥行29.5×高さ20cm(最大値)
重量
組み立ての有無 必要
トレーニングの可能部位 上半身全体、背中、腕
付属品
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 折りたたんで収納できるので、ふだんも邪魔にならない
  • 高強度のネジ使用で耐久性が高い
Amazonの口コミ・レビュー

使用しないときは折りたたんで収納ができるコンパクトな懸垂バー。工具は不要で、取り付けも簡単です。ただし、機能も形状もシンプルなつくりなので、トレーニングの頻度が低い人や、適度に背中周りを鍛えたい人に向いています。

使い方次第でトレーニングの幅が広がる Perfect Fitness マルチジム

参考価格: ¥10,431(税込)

Perfect Fitness|​​マルチジム

出典:Amazon

耐荷重 300kg
サイズ 幅‎59.18x奥行19.81x高さ11.43cm(最大値)
重量 3.51kg
組み立ての有無 必要
トレーニングの可能部位 上半身全体、背中、腕
付属品
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • ・つかむ持ち手を変えることで懸垂で鍛える位置を変えられる
  • ・床に置いて腹筋や腕立て伏せもできる
Amazonの口コミ・レビュー

パッド入りのハンドルで3種類の鍛え方ができる懸垂バー。ドアフレームに合わせてパッドの位置を調整可能なので、さまざまなドア枠にしっかり固定できます。またドアから外し床に置いて使うことで、腕立て伏せや腹筋運動、ディップスなどのトレーニングも可能です。

【スタンドタイプ】おすすめの懸垂バー2選

最後に、安定感抜群のスタンドタイプの商品を紹介します。自宅に専用のスペースや部屋を設けて、本格的なトレーニングに励みたい方におすすめです。

高さや長さを細かく調整できる BARWING ぶら下がり健康器 BW-BLS06

参考価格: ¥15,800(税込)

BARWING|​​ぶら下がり健康器 BW-BLS06

出典:Amazon

耐荷重 250kg
サイズ 幅86×奥行91×高さ233cm(最大値)
重量 28kg
組み立ての有無 必要
トレーニングの可能部位 上半身全体、背中、腕、お腹、脚
付属品 工具、取扱説明書
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 高さ、バーの長さを細かく調整可能
  • 脚を上げるトレーニング用の背もたれ付属
Amazonの口コミ・レビュー

これ1台でさまざまな部位を鍛えられるスタンド式の懸垂バー。11段階で高さを、4段階でバーの長さを変更できるので、部屋のスペースに合わせた設置が可能です。さらに、背もたれクッションの位置も調節できるなど、トレーニングの効率を上げるためにさまざまな工夫がされています。

強固なつくりで高い安定感を誇る SAMTOTH マルチジム

参考価格: ¥10,431(税込)

SAMTOTH|​​マルチジム

出典:Amazon

耐荷重 180kg
サイズ 長さ90×幅60×高さ20.5cm(最大値)
重量 21kg
組み立ての有無 必要
トレーニングの可能部位 上半身全体、背中、腕、お腹、脚
付属品 組立ツール、日本語の取扱説明書
保証の有無

編集部のおすすめポイント

  • 半畳の面積で設置でき、省スペース
  • 1台で全身6種類のトレーニングが可能
Amazonの口コミ・レビュー

一般的なスタンドタイプの商品と比べて、半畳分という省スペースで設置できるスタンド式の懸垂バー。背中の筋肉だけでなく、腹筋、胸筋、腕、ヒップ、お腹周りなど幅広い部位の筋肉を鍛えることが可能です。体重を支える柱は、厚めの鋼パイプを使用。強固なつくりになっているので、安定感のあるトレーニングがかないます。

懸垂バーを買う前に知っておきたい3つのこと

懸垂は体重を預けて行うトレーニングなので、安全面や壁やドアへの負担が気になるもの。そこで、島村さんに懸垂バーの取り付け方や正しい懸垂の方法を、実践を交えながら教えていただきました。

正しい懸垂バーの取り付け方

突っ張りタイプ、引っ掛けタイプともに、正しく取り付けなければ思わぬケガの原因になります。使用前に商品のサイズや取り付け方をしっかりと確認するようにしましょう。

なお突っ張りタイプ、引っ掛けタイプともにドアフレームを取り付けると、ドアの開閉ができなくなってしまうことは、覚えてきましょう。

まず突っ張りタイプですが、ドアフレームなどに取り付ける際に、バーが水平になるようにします。水平になっていなければ、使用時にバーにかかる負担が偏ってしまい、突然外れてしまったり、壁などに傷がついてしまったりする場合があります。
ドアフレームとバーを並行にさせるようにすれば、水平に取り付けやすくなります。
バーの長さを取り付け場所に合わせて調節する際も、持ち手の部分がどちらか一方に偏らないようにしましょう。

突っ張りタイプの取り付け例。ドアフレームに沿わせるなどで、水平になるようにする

突っ張りタイプの取り付け例。ドアフレームに沿わせるなどで、水平になるようにする

引っ掛けタイプは、突っ張り式よりも本体と取り付け場所のサイズに注意する必要があります。固定するパーツの長さが、取り付け場所に合っているかどうかをしっかり確認しましょう。また引っ掛ける部分にクッション材が付いたものを選べば、壁などを傷つけるリスクを下げることができます。

引っ掛けタイプの取り付け例。ドアフレームと本体のサイズが合っていなければ、使用できなくなるので注意が必要です

引っ掛けタイプの取り付け例。ドアフレームと本体のサイズが合っていなければ、使用できなくなるので注意が必要です

また突っ張り・引っ掛けタイプ共通で言えることですが、できるかぎり反動を使わずトレーニングを行うことが、壁やドアを傷めないコツです。
賃貸住宅で壁やドアへの負担が気になる人や、反動を使ってしっかりトレーニングを積みたい人は、最初からスタンドタイプを選ぶのも選択肢の一つかもしれません。

PL保険加入の製品なら、万が一の場合にも保証が受けられる

家庭用のトレーニング器具の中には、PL保険に加入済みの製品があります。PL保険(生産物賠償責任保険)とは、商品の欠陥が原因でケガをした場合などに損害が保証される制度のこと。PL保険に加入済みの懸垂バーは多くはありませんが、気になる人はぜひチェックしてみてください。

PL保険に加入していない製品でも、製造不良や欠陥に対する保証が付く場合があります。保証の内容や期間などはメーカーごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

「保険の有無に関係なく、器具を正しく安全に使用することを心がけてください」と島村さん

「保険の有無に関係なく、器具を正しく安全に使用することを心がけてください」と島村さん

プロのトレーナーが伝授!正しい懸垂のやり方

懸垂は広背筋をはじめ、上腕筋や上腕二頭筋、上腕三頭筋、胸筋などにもアプローチできる種目です。正しい懸垂のやり方を知って、日々のトレーニングに役立ててください。
まずグリップを握り、バーに胸を引きつけるイメージで、体を上へと引き上げます。胸を張るようにすることが重要です。

肩甲骨を意識しながら胸をバーに近づけ、トップに来たら上体を少しだけキープする

肩甲骨を意識しながら胸をバーに近づけ、トップに来たら上体を少しだけキープする

胸がバーに近づいて、肘が直角になる位置(トップ)で一時停止しましょう。ポイントは、肘が直角に曲がっていること。これより肩が内側に入ってしまうと、腕に力が入ってしまいます。
また、親指でバーを握り込まないようにするのもポイント。親指で握り込むと前腕に負荷がかかり、二の腕や背中への刺激が減ってしまいます。背中の筋肉にしっかり効かせたい場合は、親指をグリップから外しておきましょう。

トップに来た際、肘が90度に曲がっている姿勢が理想。親指を握り込まないことで、背中により強い負荷をかけられる

トップに来た際、肘が90度に曲がっている姿勢が理想。親指を握り込まないことで、背中により強い負荷をかけられる

腕を下ろす際は、肘を伸ばしきる1mm手前で止め、再び体を上へと引き上げます。1mm手前……となると難しいので、腕を伸ばし切らないことを意識するとよいでしょう。この動作を繰り返していきます。
また、懸垂には手の甲を手前に向けた「順手」と、手の平を手前に向けた「逆手」の2種類の持ち方があり、握る向きで筋肉に異なる刺激を与えることもできます。
また、一般的に、握った場所と鍛えられる背中の位置は連動するといわれているため、狭く持てば背中の中央、広く持てば背中の外側を鍛えることが可能です。

逆手で手幅を狭く保って行う場合は、背中の中央を刺激したいときに有効

逆手で手幅を狭く保って行う場合は、背中の中央を刺激したいときに有効

懸垂バーに関するQ&A

最後に、懸垂バーの寿命やメンテナンス方法、背中以外のトレーニング方法などについて、島村さんに教えていただきました。

Q. 懸垂バーの寿命はどのくらい?

A. 懸垂バーの寿命は、使用頻度や製品の品質、耐久性などによって変わります。品質の高い懸垂バーで、適切な使用とメンテナンスを行えば10年以上もつこともあります。
多少見た目が劣化しても使い続けることはできますが、ドア枠や壁に触れる部分が摩耗して安定性に欠ける場合などは、新しく買い換えるか、使う位置を移動させるなどの工夫が必要です。

Q. トレーニングは素手でやって大丈夫?

A. 懸垂バーを使ったトレーニングは、素手で行うのが一般的です。ただし、長時間の使用や高い負荷をかけたトレーニングの場合、手にマメができてしまう可能性もあるので、手袋や手を保護する専用のグリップパッドなどを使うのがおすすめです。
手袋は、引っ越し作業などでよく使用される滑り止めタイプの作業用手袋でも問題ありません。

グリップ部分の素材が劣化し、バーがむき出しになると手が滑りやすくなるため、手袋などをはめて使うのもひとつの手

グリップ部分の素材が劣化し、バーがむき出しになると手が滑りやすくなるため、手袋などをはめて使うのもひとつの手

Q. トレーニング後にはどんなお手入れをすればいい?

A. 懸垂バーを使用した後は、固く絞った濡れタオルなどで拭き取り、しっかり乾燥させましょう。手の汗や油分が金属部分に付着したままだと、サビを発生させる原因になるからです。定期的にお手入れを行うことで、懸垂バーの劣化を防ぐことができます。

Q. ジムと家庭用で、懸垂バーにどんな違いがある?

A. 懸垂バーは、懸垂以外のトレーニングも可能です。今回は引っ掛けタイプの懸垂バーを床に置いて使う方法を紹介します。

まず、ジム用の方が大型で頑丈なつくりです。また、家庭用でも使い方によっては背中以外も鍛えられますが、ジム用の懸垂バーは用途がさらに広がります。
価格にも差があり、家庭用は比較的シンプルな設計のものが多いため、手頃な価格で手に入ります。

写真はジムなどに設置されているスミスマシン。ベンチプレスやスクワットなども可能な大型器具

写真はジムなどに設置されているスミスマシン。ベンチプレスやスクワットなども可能な大型器具

Q. 懸垂バーを使ったトレーニングのバリエーションはある?

A. 懸垂バーは、懸垂以外のトレーニングも可能です。今回は引っ掛けタイプの懸垂バーを床に置いて使う方法を紹介します。

まずは、腕立て伏せ(プッシュアップ)のトレーニング法です。懸垂バーを安定した床に置き、両端のグリップを握ります。その後、肘を曲げながらゆっくりと体を下降させましょう。胸がバーにつく直前まで近づいたら、腕の力を使い上体を起こし、この動きを繰り返します。

プッシュアップは胸筋をはじめ、三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋などを鍛えることができる

プッシュアップは胸筋をはじめ、三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋などを鍛えることができる

続いて、背中側で行う腕立て伏せ(リバースプッシュアップ)の方法です。
懸垂バーを背中側に置き、カーブしたグリップ部分を握ります。その後、肘を曲げてゆっくりと体を下降させましょう。お尻が地面につく直前で、体を上にもち上げます。より高い負荷をかけたい人は、足を台などに乗せてから行ってみてください

リバースプッシュアップは一般的な腕立て伏せとは異なり、背中への負荷が大きくかかるのが特徴

リバースプッシュアップは一般的な腕立て伏せとは異なり、背中への負荷が大きくかかるのが特徴

懸垂バーのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazonでは上位100位、楽天市場、Yahoo!ショッピングではリアルタイム・デイリー・週間ランキングの懸垂バーの売れ筋ランキングを紹介しています。
どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

まとめ

  • 懸垂バーには、突っ張り式・引っ掛け式・スタンド式の3つのタイプがある
  • 省スペースでトレーニングを行いたい人は、突っ張り・引っ掛け式がおすすめ
  • スタンド式は設置や収納にスペースが必要だが、安定感が抜群
  • 耐荷重は体重の2倍以上を目安に使い方に応じて選ぶ
  • 反動を控えたトレーニングで壁やドアへの負担を軽減できる

自宅で使う懸垂バーは、タイプによって使い方や取り付け方、鍛えられる筋肉が異なります。まずは住宅環境を把握し、トレーニングを行いたい設置場所を決めましょう。安全に行うために、製品の耐荷重の値も必ずチェックしてください。
また、トレーニングの効果を最大限に発揮できるよう、懸垂の正しいフォームを知っておくことも大切です。
本記事を参考にして、自分に合った懸垂バーを探しましょう。

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