骨伝導イヤホンは、耳を塞がずに装着するため、周囲の音を聞いたり会話をしたりしながら使える便利なアイテム。ランニングの際に音楽を聴いたり、テレワーク中にビデオ会議をしたりと、スポーツやビジネスの用途にぴったりなことから人気を集めています。しかし、興味はあるけれど音質や音漏れが心配、種類が多くて選び方がわからない……という人も多いはず。

この記事では、オーディオ&ビジュアルライターの折原一也さん骨伝導イヤホンの選び方のポイントを教えていただきました。

専門家が教える!骨伝導イヤホン選びのポイント

  • 長時間使用するなら、付け心地や安定感に優れる左右一体型がおすすめ
  • スポーツ用ならIPX5以上の防水機能を搭載したモデルに注目
  • オンライン会議などで通話の頻度が多いならブームマイク機能が必須
  • 快適にゲームをしたいなら遅延の少ない有線タイプを選ぶ

また、your SELECT.編集部が厳選したおすすめの骨伝導イヤホンを用途別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの骨伝導イヤホン11選

用途 普段使い スポーツ用 ビジネス用 ゲーム用
メーカー
商品名
OPENRUN PRO ATH-CC500BT AVIOT Openpiece Elite WB-E1M AVIOT Openpiece Playful WB-P1 Creative Outlier Free Pro HS-OTLFRP-BU OPENRUN earsopen PEACE SS-1 OPENCOMM 2 C110 400-BTSH025 earsopen WR-5 HK-1002 有線式骨伝導ながらホン FS-NGBP4545

Shokz

オーディオテクニカ

プレシードジャパン

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クリエイティブメディア

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サンワサプライ

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FSC

OPENRUN PRO

ATH-CC500BT

AVIOT Openpiece Elite WB-E1M

AVIOT Openpiece Playful WB-P1

Creative Outlier Free Pro HS-OTLFRP-BU

OPENRUN

earsopen PEACE SS-1

OPENCOMM 2 C110

400-BTSH025

earsopen WR-5 HK-1002

有線式骨伝導ながらホン FS-NGBP4545

参考価格
(税込)
2万3880円 1万5027円 2万3870円 1万5950円 9073円 1万7880円 2万1780円 2万2880円 7680円 1万4168円 2880円
形状 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 完全ワイヤレス型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型
最大連続再生時間 10時間 20時間 12時間 12時間 10時間 8時間 8時間 8時間 10時間 6時間
防塵・防水性能 IP55 IPX4 IPX5 IP67 IPX8 IP67 IPX7 IP55 IP56
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

SELECTor

折原一也

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

PC系出版社の編集職を経て、オーディオ&ビジュアルライター、AV機器評論家として、多岐にわたり活動。国内や海外のイベント取材や、実機取材による評価も行う。2009年より国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP」の審査員も務めている。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

専門家が教える!骨伝導イヤホンの選び方

通常のイヤホンとは異なり、耳の周囲の骨を振動させて音を伝える骨伝導イヤホン。商品を選ぶうえでチェックすべきポイントを折原一也さんに聞いてみました。

「骨伝導イヤホンを選ぶうえで、形状と連続再生時間はどの用途でも共通する重要なポイントです」と折原さん

「骨伝導イヤホンを選ぶうえで、形状と連続再生時間はどの用途でも共通する重要なポイントです」と折原さん

長時間使用するなら「左右一体型」がおすすめ

骨伝導イヤホンは、本体の形状の違いから「左右一体型」と「完全ワイヤレス型」の2種類に分けられ、装着方法や付け心地に違いが出ます。現状、骨伝導イヤホンは左右一体型の商品がほとんどで、完全ワイヤレス型のものはあまり登場していません。

「左右一体型」と「完全ワイヤレス型」の特徴

形状 左右一体型 完全ワイヤレス型
「左右一体型」と「完全ワイヤレス型」の特徴 左右一体型 「左右一体型」と「完全ワイヤレス型」の特徴 完全ワイヤレス型
特徴
  • 左右のイヤホンがネックバンドなどでつながっている
  • こめかみ付近を挟むように装着する
  • 左右のイヤホンが独立している
  • イヤーカフのように耳を挟んで装着する

左右一体型の一番のメリットは、外れたり落下したりしにくいこと。ネックバンドで左右のイヤホンがつながっていて安定するため、スポーツシーンなどアクティブに動く際もずれることは少ないでしょう。耳への負荷が少ないのもメリットで、長時間使用するなら左右一体型がおすすめです。

左右一体型はネックバンドの位置や、締め付けの強さは商品によって異なる。「ちょっと休憩したいときは首にかけられるのも左右一体型ならではです」と折原さん

左右一体型はネックバンドの位置や、締め付けの強さは商品によって異なる。「ちょっと休憩したいときは首にかけられるのも左右一体型ならではです」と折原さん

左右のイヤホンが独立した完全ワイヤレス型は、ケーブル部分が髪やマフラーに干渉する心配がないのがメリットです。ただし、耳に負荷がかかりやすく長時間の使用にはあまり向きません。また、イヤホンが小さくて紛失しやすいため、付け外しの際は慎重に取り扱う必要があります。

左右一体型のネックバンドが煩わしいと感じる人や、使わないときはカバンやポケットにコンパクトに収納したい人は、完全ワイヤレス型を選ぶといいでしょう。

毎日使うなら連続再生時間は8時間以上のものを選ぶ

使用頻度が高いなら連続再生時間にも注目です。 8時間以上の連続再生ができるものを選べば、使用時間の長いビジネス用途でも一日使えるでしょう。また、数分間の充電で1~2時間くらい使用できるようになる急速充電」に対応する機種であれば、急な電池切れでもすぐに使えるようになるので便利です。

急速充電に対応した骨伝導イヤホン。急速充電の際は専用の充電ケーブルを使用する

急速充電に対応した骨伝導イヤホン。急速充電の際は専用の充電ケーブルを使用する

ここからは用途別の選び方のポイントを解説していきます。

スポーツ用|防塵と防水の性能に注目して選ぶ

耳を塞がず周囲の音が聞こえる骨伝導イヤホンは、屋内外のさまざまなアクティビティにもぴったりです。スポーツ用には安定感に優れる左右一体型がおすすめですが、加えて「防塵」と「防水」の性能にも注目してください。

運動中は汗や突然の雨などによってイヤホンが濡れやすいので、防水機能が重要

運動中は汗や突然の雨などによってイヤホンが濡れやすいので、防水機能が重要

具体的には、「IPX5」以上の防水性能を備えたものを選ぶといいでしょう。IPX5という等級は、“水のあらゆる方向からの噴流に耐えられる”性能をもっていることを表します。
例えば、汗で汚れてしまったイヤホンを水でザーッと洗えるのがIPX5という基準です。雨が降っているなかランニングしたい場合はIPX4程度でも問題はないですが、衛生面を考慮するとIPX5以上の機種がおすすめです。

防水性能の等級

等級 保護の程度
IPX0 保護されていない
IPX1 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響を受けない
PX2 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響を受けない
IPX3 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響を受けない
IPX4 あらゆる方向からの飛沫による有害な影響を受けない
IPX5 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響を受けない
IPX6 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響を受けない
IPX7 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない
IPX8 継続的に水没しても内部に浸水しない

防水等級は0~8級の9段階に分けられ、数字の大きい等級ほど高い防水性能をもつ

中にはIPX7(水中に一定時間沈めても浸水しない)の性能をもつものもあります。海辺などで使う機会が多い人や、水泳をする際に使いたい人IPX7のような高い等級の商品を選ぶといいでしょう。

砂ぼこりが舞う砂浜やグラウンドなどで使用する場合は「防塵性能」(IP5Xなどと7等級で表される)も備えているものがおすすめです。IP5X以上の性能であれば、一定の砂や塵の侵入を防ぐことができます。

ビジネス用|ブームマイクやマルチポイントがあると便利

オンライン会議や電話対応などでの使用が想定されるビジネスシーンでは、マイク機能が欠かせません。マイクの音質に大きく影響するのが、マイクと口の距離です。通話機会が多い場合は「ブームマイク」を搭載した機種を選びましょう。ブームマイクは、アーム状の細長い棒の先端にマイクが取り付けられており、角度を調節して使いやすい位置にマイクを配置することができます。

ブームマイクのない製品は耳のイヤホン部分にマイクがあるため口からの距離が遠くなり、自分の声と同じレベルで周囲の環境音も拾ってしまいやすくなります。声が相手に聞こえやすくなるようにノイズリダクション機能で騒音を低減していることが多いのですが、デジタル処理が加わるので音声の質が劣化しやすくなります

その点、口に近づけられるブームマイクなら、周囲の騒音を拾いにくくなります。デジタル処理も必要ないので、音質の劣化も防げます。

ブームマイク搭載した機種ならクリアな音声で快適に会議を行える

ブームマイク搭載した機種ならクリアな音声で快適に会議を行える

ブームマイクがないイヤホンの場合、マイクと口の距離が遠くなり周囲の音を拾いやすい

ブームマイクがないイヤホンの場合、マイクと口の距離が遠くなり周囲の音を拾いやすい

ビジネス用のイヤホンを選ぶ際は、「マルチポイント」に対応しているかどうかもチェックしましょう。「マルチポイント」とは、一つのイヤホンに対して複数の端末を同時に接続できる機能です。例えば、パソコンでビデオ会議中にスマホに着信があった場合に、接続を切り替えることなくスムーズに応答できるので仕事の効率アップにもつながります。

複数機器をシームレスに使えるのがマルチポイント機能のメリット

複数機器をシームレスに使えるのがマルチポイント機能のメリット

ゲーム用|マイク機能や有線タイプに注目

ゲーム用はマイクを搭載したモデルを選びましょう。マイクを搭載したものならプレイ中でも友人と会話したり、インターホンや電話の着信音にも気づいたりすることができます。

ボイスチャット機能を搭載したゲームも多く、マイク搭載イヤホンなら楽しみ方の幅が広がる

ボイスチャット機能を搭載したゲームも多く、マイク搭載イヤホンなら楽しみ方の幅が広がる

【用途別】おすすめの骨伝導イヤホン11選

your SELECT.編集部が厳選したおすすめの骨伝導イヤホンをご紹介します。普段使い、スポーツ用、ビジネス用、ゲーム用の4つのシーンに分けてピックアップしました。

おすすめの骨伝導イヤホン11選

用途 普段使い スポーツ用 ビジネス用 ゲーム用
メーカー
商品名
OPENRUN PRO ATH-CC500BT AVIOT Openpiece Elite WB-E1M AVIOT Openpiece Playful WB-P1 Creative Outlier Free Pro HS-OTLFRP-BU OPENRUN earsopen PEACE SS-1 OPENCOMM 2 C110 400-BTSH025 earsopen WR-5 HK-1002 有線式骨伝導ながらホン FS-NGBP4545

Shokz

オーディオテクニカ

プレシードジャパン

プレシードジャパン

クリエイティブメディア

Shokz

BoCo

Shokz

サンワサプライ

BoCo

FSC

OPENRUN PRO

ATH-CC500BT

AVIOT Openpiece Elite WB-E1M

AVIOT Openpiece Playful WB-P1

Creative Outlier Free Pro HS-OTLFRP-BU

OPENRUN

earsopen PEACE SS-1

OPENCOMM 2 C110

400-BTSH025

earsopen WR-5 HK-1002

有線式骨伝導ながらホン FS-NGBP4545

参考価格
(税込)
2万3880円 1万5027円 2万3870円 1万5950円 9073円 1万7880円 2万1780円 2万2880円 7680円 1万4168円 2880円
重量 29g 35g 35.5g 29g 31.5g 26g 7.5g(片耳) 35g 34g 5g(コード含まず) 24g
形状 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 完全ワイヤレス型 左右一体型 左右一体型 左右一体型 左右一体型
接続方式 無線 無線 無線 無線型 無線 無線 無線 無線 無線 有線 有線
最大連続再生時間 10時間 20時間 12時間 12時間 10時間 8時間 8時間 8時間 10時間 6時間
防塵・防水性能 IP55 IPX4 IPX5 IP67 IPX8 IP67 IPX7 IP55 IP56
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

普段使い用におすすめの骨伝導イヤホン3選

普段使い用としておすすめの骨伝導イヤホンを3つ紹介します。どれもスポーツ、ビジネスなどシーンを選ばずに活躍してくれるオールラウンドなモデルを選びました。

フラッグシップモデルにふさわしい抜群の装着感と臨場感ある音

ショックス(Shokz) OPENRUN PRO S810

参考価格: ¥23,880(税込)

重量 29g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 10時間
防水・防塵性能 IP55

専門家のおすすめポイント

本体が軽くてスリムなため、装着時の快適さは骨伝導イヤホンの中でもトップクラス。締め付けが軽いのもすばらしい。骨伝導イヤホンにしては低音がよく聴こえ、頭の周囲で鳴っているような臨場感が感じられます。防水・防塵性能も高く、屋外のタフなシチュエーションでも安心して使えるでしょう。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

骨伝導イヤホンの世界的メーカーである「Shokz」のフラッグシップモデル。耳周りの装着部分がすっきりしており、また29gと軽量なため装着時の快適さは抜群です。

本体は非常にすっきりしていてスムーズに装着でき、見た目もスマート

本体は非常にすっきりしていてスムーズに装着でき、見た目もスマート

音質面でも、骨伝導イヤホンが苦手とする低音をしっかり聴くことができます。また、5分間の充電で最大1.5時間使用できる急速充電に対応しているのも便利なポイント。出かける前にサッと充電すれば、通勤通学の途中で電池切れになることもないでしょう。

充電し忘れていても出かける直前に5分間急速充電すれば最大1.5時間使える

充電し忘れていても出かける直前に5分間急速充電すれば最大1.5時間使える

本体の軽量さに加え、IP55の防水・防塵性能をもつためスポーツシーンでも快適に安心して使えます。Shokzの最高級モデルにふさわしい、オールラウンドな一台です。

本体左側に搭載する「マルチファンクションボタン」で音楽の再生/停止や、着信への応答ができる

本体左側に搭載する「マルチファンクションボタン」で音楽の再生/停止や、着信への応答ができる

最大20時間の連続再生が可能なスタミナが魅力

オーディオテクニカ(Audio-Technica Corporation) ATH-CC500BT

参考価格: ¥15,027(税込)

重量 35g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 20時間
防水・防塵性能 IPX4

専門家のおすすめポイント

耳周りの部分が若干大きいですが、装着感は良好。骨伝導イヤホンが本来苦手としている高音域の再生能力が高いのが魅力で、繊細な音を楽しめます。骨伝導イヤホンとしてだけでなく、オーディオ機器としての魅力もある一台です。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

音響・映像機器メーカーである「オーディオテクニカ」が手掛けた軟骨伝導イヤホン。耳の軟骨に振動を伝え、それにより耳の中の空気が振動し鼓膜を経由して音が聞こえます。特徴は最大20時間の連続再生が可能なこと。通勤から仕事中はもちろん、帰宅後の自由時間まで楽しめるスタミナを備えています。

こめかみに当たる部分がやや大きいが、耳によくフィットする

こめかみに当たる部分がやや大きいが、耳によくフィットする

仕事からプライベートまで、一日中使える電池もちの良さも特徴

仕事からプライベートまで、一日中使える電池もちの良さも特徴

音質面では高音域が非常によく聴こえるのが特徴。音のニュアンスがはっきり感じられ、ほかの骨伝導イヤホンと比べてもオーディオとしての表現力に優れています。

ロゴの部分を押して操作できるシンプルさも魅力

ロゴの部分を押して操作できるシンプルさも魅力

軟骨伝導のイヤホンは人によって振動をくすぐったく感じることがありますが、圧迫感はなく概ね快適に装着できます。充電には汎用性の高いUSB Type-Cケーブルを使用。IPX4の防水性能を備え、マルチポイントにも対応しているので、さまざまなシーンで使い倒せるでしょう。

一台二役で大活躍! 着脱可能でブームマイク搭載モデル

プレシードジャパン(Preseed Japan Corporation) AVIOT Openpiece Elite WB-E1M

参考価格: ¥23,870(税込)

重量 35.5g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 12時間
防水・防塵性能 IPX5

専門家のおすすめポイント

通話頻度が高いなら、クリアな音声で通話できるブームマイク付き一択。マイクを着脱できるので、仕事用と運動用と一台二役で使えるのも便利ですね。高音をしっかり表現できるので、臨場感もあります。“音楽を聴くこと”をしっかり重視して作られていると感じます。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

骨伝導イヤホンの「Openpiece」シリーズを展開する日本発のオーディオビジュアルブランド「AVIOT」。シリーズのなかでも、ブームマイクを搭載した本製品はビジネスシーンにぴったりです。指向性マイクのためクリアな音声で通話が可能ブームマイクは着脱できるので、ビデオ会議をする際にマイクを装着し、それ以外は外しておくといった使い方ができます。マルチポイントに対応しているのも便利です。

耳の後ろに当たる部分にブームマイクを接続する

耳の後ろに当たる部分にブームマイクを接続する

会議終了後はマイクを外すなど、仕事中でもシーンに応じて使い分けられる

会議終了後はマイクを外すなど、仕事中でもシーンに応じて使い分けられる

AVIOT独自の技術により高音域がしっかり補われているため、音がくっきり聞こえるのも特徴です。また、「高音質モード」と「音漏れ抑制モード」を搭載し、シーンに合わせて使い分けることができます。IPX5の防水性能も備えており、スポーツ用としてもおすすめ。仕事や運動、幅広いシーンで活躍してくれます。

右側のイヤホン上部にマルチボタン、左側のイヤホン上部に音量ボタンを搭載。耳の前後の部分が大きいため装着する際は若干もたつくが、しっかりと固定でき安定感がある

右側のイヤホン上部にマルチボタン、左側のイヤホン上部に音量ボタンを搭載。耳の前後の部分が大きいため装着する際は若干もたつくが、しっかりと固定でき安定感がある

スポーツ用におすすめの骨伝導イヤホン4選

スポーツ用としておすすめの骨伝導イヤホンを4つ紹介します。防水性能と装着時の快適さに優れた商品をピックアップしました。

IP67対応であらゆるスポーツシーンに対応!水洗いもOK

プレシードジャパン(Preseed Japan Corporation) AVIOT Openpiece Playful WB-P1

参考価格: ¥15,950(税込)

重量 29g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 12時間
防水・防塵性能 IP67

専門家のおすすめポイント

IP67相当の防塵・防水性能を備えた安心設計が魅力。ダイナミック型骨伝導ドライバーにより、低音域と開放感、臨場感を両立させているのも見事ですね。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

AVIOTの骨伝導イヤホンシリーズのなかでも、スポーツ用としておすすめのモデル。IP67の防塵・防水性能を備えているため、水辺はもちろん風の強いグラウンドなど、屋外のあらゆるシーンでタフに使えます。運動後に本体を水洗いできるのも衛生面で安心です。

最大連続再生時間は12時間。本体は29gと軽いため、長時間使っても疲れにくいのもうれしいポイント。高性能でありながら1万円台で購入できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。

最強のタフネス仕様!スマホなしでも水中で使える

クリエイティブメディア(Creative Media) Creative Outlier Free Pro HS-OTLFRP-BU

参考価格: ¥9,073(税込)

重量 31.5g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 10時間
防水・防塵性能 IPX8

専門家のおすすめポイント

IPX8という最強の防水性能をもったモデルです。8GBメモリの音楽プレイヤーが搭載されているため、水辺でのレジャーや水泳をする際など、スマホを持ち運ぶのが不安なシーンでも音楽を楽しめます

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

ゲーミングヘッドセットや完全ワイヤレスイヤホンを開発する「Creative」のスポーツ向けモデル。防水性能における最高等級IPX8に対応し、雨や汗に耐えられるだけでなく水中でも利用できます。

最大10時間の連続再生ができるほか、8GB容量のMP3プレイヤーを内蔵しており、スマホを接続しなくても本体に保存した音楽を聴けるのが特徴です。手頃な価格のため、スポーツ用としてだけでなく初めての骨伝導イヤホンとしても有力な選択肢になるでしょう。

音質、タフさともに優れるShokzの基本モデル

ショックス(Shokz) OPENRUN S803

参考価格: ¥17,880(税込)

重量 26g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 8時間
防水・防塵性能 IP67

専門家のおすすめポイント

「PremiumPitch™ 2.0+」テクノロジーにより、骨伝導イヤホンながら深い低音を楽しめるのがポイント。防塵・防水性能のタフさも最上級で、充電時に水分を検知するアラーム機能を搭載するなど安全面も配慮されています。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

1万円台で購入できるShokzのスタンダードモデル。ハイエンドの「OPENRUN PRO」よりも音質は劣りますが、高いクオリティで音楽を楽しめます。また、本体は26gと超軽量、かつ防塵・防水性能もIP67と高く、幅広いシーンで使えますが、特にスポーツシーンで真価を発揮するでしょう。

IPX7の防水性能。煩わしさの少ない完全ワイヤレス型

ボコ(BoCo) earsopen PEACE SS-1

参考価格: ¥21,780(税込)

重量 7.5g(片耳)
タイプ 完全ワイヤレス型
接続方式 無線
最大連続再生時間 8時間
防水・防塵性能 IPX7

専門家のおすすめポイント

骨伝導イヤホンではまだ数が少ない「完全ワイヤレス型」の商品。イヤーカフ型のため、髪が長い人でも気にせず装着できます。IPX7の防水性能を備えており、ランニングなどのスポーツシーンで使える安心設計です。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

国内メーカー「BoCo」が手掛ける完全ワイヤレス型の骨伝導イヤホン。耳を挟むように装着するイヤーカフタイプの完全ワイヤレス型のため、左右一体型のような締め付け感がなく、眼鏡やマスクとの干渉を気にせず使えます。さまざまな形状の耳にフィットするように柔軟性をもたせた設計がなされているのもポイントです。

IPX7の防水性能があるので、雨や汗を気にせずスポーツシーンで使えます。急速充電にも対応し、10分間の充電で最大4時間使えるのも魅力です。

ビジネス用におすすめの骨伝導イヤホン2選

ビジネス用としておすすめの骨伝導イヤホンを2つ紹介します。ブームマイクを搭載し、マルチポイントに対応した機種をピックアップしました。

長時間通話&マルチポイント対応のビジネス特化モデル

ショックス(Shokz) OPENCOMM 2 C110

参考価格: ¥22,880(税込)

重量 35g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 8時間
防水・防塵性能 IP55

専門家のおすすめポイント

ノイズキャンセリング搭載のブームマイク最大16時間の長時間通話マルチポイントなど、ビジネスシーンで役立つ機能がつまった一台です。作業効率をアップできる、リモートワークにぴったりなモデルでしょう。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

Shokzが展開するビジネスシーン向けモデル。ブームマイクの搭載はもちろん、最大16時間の長時間通話ができるのもビジネスシーンにうってつけのポイント。ノイズキャンセリング機能により、声と周囲の雑音を識別しクリアな音声を相手に届けられます。マルチポイント対応である点も、複数のデバイスを使って仕事をする人にはうれしい機能です。

最初の一台としておすすめの高コスパイヤホン

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 400-BTSH025

参考価格: ¥7,680(税込)

重量 34g
タイプ 左右一体型
接続方式 無線
最大連続再生時間 10時間
防水・防塵性能 IP56

専門家のおすすめポイント

ブームマイク付きでビジネス用にぴったり。楽に取り外しできるのでスポーツなど他の用途にも使えます。装着時はガッチリと固定できる落下防止の構造も強力。IP56で防水だけでなく防塵にも対応している点も魅力です。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

手頃な価格が魅力なブームマイク付き骨伝導イヤホン。マイク搭載ながら1万円を切る価格で、仕事用の最初の一台として購入しやすい商品です。マイクはマグネット式で簡単に取り外しが可能。複数機器に接続できるマルチポイント、IPX6相当の防水性能も備えています。まずはビジネスシーンで骨伝導イヤホンを使ってみたいという人におすすめです。

ゲーム用におすすめの骨伝導イヤホン2選

ゲーム用としておすすめの骨伝導イヤホンを2つ紹介します。有線タイプかつ、マイク機能を搭載した商品をピックアップしました。

耳の後ろから音を伝えるBoCoの有線モデル

ボコ(BoCo) earsopen WR-5 HK-1002

参考価格: ¥14,168(税込)

重量 5g(コード含まず)
タイプ 左右一体型
接続方式 有線
最大連続再生時間
防水・防塵性能

専門家のおすすめポイント

耳の後ろから振動を伝えて迫力あるサウンドを届ける仕組みがユニークな商品。有線モデルのためゲームプレイ時の遅延を防げるほか、付属の高出力アンプを使えば、パソコンだけでなくスマホでも利用できます

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

完全ワイヤレス型の骨伝導イヤホンを手掛けるBoCoの有線モデル。耳に引っ掛けるフック型で、耳の裏から振動を伝える仕組みになっています。音楽信号を増幅する高出力アンプが付属し、迫力ある音が楽しめます。5gという軽さも魅力です。

ゲームの遅延を防ぐ手頃な有線タイプ

エフエスシー(FSC) 有線式骨伝導ながらホン FS-NGBP4545

参考価格: ¥2,880(税込)

重量 24g
タイプ 左右一体型
接続方式 有線
最大連続再生時間 6時間
防水・防塵性能

専門家のおすすめポイント

ゲームプレイ時に致命的な遅延を防げる有線タイプ。音質はさほど良くないものの、ボイスチャットの音声や、周囲の音を聞き逃したくない人には選択肢に入れたい商品です。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

手頃な価格で購入しやすい有線タイプの骨伝導イヤホン。リモコン内臓の充電電池で振動する仕組みで、リモコン部分では再生/停止や音量調節の操作ができます。バンド部分は伸縮式のためサイズ調節ができるのも便利です。

骨伝導イヤホンを買う前に知っておきたい3つのこと

通常のイヤホンや空気伝導式イヤホンとの違い、おもなメーカーなど、骨伝導イヤホンを買う前に押さえておきたいポイントについて、折原さんに解説してもらいました。

「購入を検討する前に、骨伝導イヤホンのメリット・デメリットを理解しておきましょう」と折原さん

「購入を検討する前に、骨伝導イヤホンのメリット・デメリットを理解しておきましょう」と折原さん

1. 通常のイヤホンとの違い

通常のイヤホンは耳の中に装着して鼓膜を振動させて音を伝えますが、骨伝導イヤホンはこめかみ周辺の骨を振動させて音を伝える仕組みになっています。具体的には、頭蓋骨から「蝸牛」という器官に振動が伝わり、音を認識しています。

通常のイヤホンとの違い

骨伝導イヤホンの最大のメリットは、耳を塞がないこと。一般的なイヤホンは耳の中に装着しますが、骨伝導イヤホンはこめかみの辺りに挟むように装着するので、耳がオープンな状態を維持できます。そのため、イヤホンをしていてもスマホの着信音やインターホンの音といった周囲の音を聞くことができます

その一方で、音量を大きくすると音漏れしやすいデメリットがあります。また機器の構造からして、通常のイヤホンと比べると音質が劣りやすいのも難点です。

最近では、「軟骨伝導」という技術も登場しています。耳の軟骨を振動させて音を伝える仕組みですが、ユーザーの使い勝手的には骨伝導とあまり変わりはありません。

2. 骨伝導イヤホン以外の“耳を塞がない”イヤホン

骨伝導以外にも「周囲の音が聞こえる」という特徴を持ったイヤホンはあります。その一つが空気伝導イヤホンと呼ばれるものです。

音を伝える仕組みは通常のイヤホンと同じで空気を振動させますが、特徴的なのはイヤホンの装着位置。音が鳴るユニット部分を耳の穴の近くに置き、耳の穴に向けて音を放出します。 “イヤホンサイズの小さいスピーカー”のようなイメージに近いかもしれません。

空気伝導イヤホンの仕組み

音の聞こえ方や音質の面でいうと、骨伝導式よりも空気伝導式の方が従来のイヤホンに近いです。また、骨伝導式よりも完全ワイヤレス型の商品が多く登場しています。音質を重視したい人や、完全ワイヤレス型を好む人は、空気伝導イヤホンも選択肢に入れるといいでしょう。

おすすめの空気伝導イヤホンを2つ紹介します。

オープンイヤーとは思えないサウンドクオリティ

ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI Freeclip

参考価格: ¥27,800(税込)

HUAWEI Freeclip

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

球体と楕円をつなぐ「C-bridge」デザインにより装着感が非常に快適で、しっかりと安定します。オープンイヤーながら重低音まで聴けるクオリティもすばらしいです。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

スマホやノートPCなど幅広いデバイスを開発するファーウェイの完全ワイヤレス型の空気伝導イヤホン。特徴的な形をしたイヤーカフ型で、形状に違いがなく左右どちらの耳にも装着可能。片耳5.6gと耳への負担が少ないのもポイントです。クリアな音質や、本体をタップして操作できる点も特徴です。

低音から高音までカバー&音漏れ防止の機能も

ジェイビーエル(JBL) JBL Soundgear Sense

参考価格: ¥22,000(税込)

JBL Soundgear Sense

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

低音から高音域まで幅広くパワフルなJBLサウンドを楽しめるイヤホンで、オープンイヤーイヤホンのなかでも特に音質の良さを感じます。イヤホンの装着部分が落下しづらいフック構造になっており、さらに自分の耳に合うようにフックの角度を調整できるのも便利です。

折原一也さんのおすすめポイント

オーディオ&ビジュアルライター

折原一也さん

Amazonの口コミ・レビュー

世界有数のオーディオブランド「JBL」の完全ワイヤレス型の空気伝導イヤホン。4段階で角度を調整できるフック部分を耳に引っ掛けて装着します。また、着脱式のネックバンドが付属し、左右一体型としても使えます。再生中の音に逆位相のサウンドを当てることで、音漏れや音の拡散を防止するのも特徴です。

3. 骨伝導イヤホンのおもなメーカー

骨伝導イヤホンは歴史が浅く、商品数もまだ少ないのが現状です。市場を見てみると、アメリカの「Shokz」が最大手といえるメーカーで、自社技術として骨伝導イヤホンのみを開発しています。シーンを選ばず使えるハイエンドモデルから、スポーツ向き・ビジネス向きのモデルなど幅広くシリーズを展開しています。日本の「BoCo」も骨伝導イヤホンを専門とするメーカーで「完全ワイヤレス型」の商品を手掛けています。

自社の骨伝導技術を駆使してイヤホンを開発するShokz。スマートなデザインと、オールラウンドに使える点が魅力

自社の骨伝導技術を駆使してイヤホンを開発するShokz。スマートなデザインと、オールラウンドに使える点が魅力

また、プレシードジャパン(AVIOT)やJBLなど従来のイヤホン・ヘッドホンメーカーが手掛ける骨伝導イヤホンも登場しています。そういった骨伝導イヤホンを専業としないメーカーは、骨伝導以外の技術を独自に追加することで、本来骨伝導だけでは伝えきれない低音や高音を強化するなど、音質面の向上に取り組んでいるところが多いです。

骨伝導イヤホンに関するよくある疑問 Q&A

骨伝導イヤホンに関する気になる疑問を折原さんに聞いてみました。

Q.骨伝導イヤホンは眼鏡やマスクをしていても使える?

A. 基本的には使用できます。ただし、機種によって耳周りの形状は異なりますし、頭の大きさや耳の形も個人差が大きいので、できれば購入前に試しに装着して確認することが望ましいです。また、髪が長かったり、マフラーを巻いたりすると、首の後ろに位置するネックバンド部分と干渉してしまうことがあるので注意しましょう。

装着部分の形状は機種によって異なるため、眼鏡やマスクとの相性を考えて選びたい

装着部分の形状は機種によって異なるため、眼鏡やマスクとの相性を考えて選びたい

Q.骨伝導イヤホンの振動は健康に影響はない?

A. 振動による影響はないとされています。

音量の面でいうと、通常のイヤホンは大きな音量で長時間聞いていると聴覚に悪影響があるため、長時間または大音量での使用は推奨されていません。ただし、骨伝導イヤホンは仕組み自体が異なるため、通常のイヤホンと同様の健康被害は発生しないとされています。振動や音量の面で、聴覚や人体への悪影響は確認されていないのが現状です。

Q.自転車やバイクを運転するときに使って大丈夫?

A. 自転車やバイクに乗る際に骨伝導イヤホンを使うことは、あまり推奨できません

前提として、都道府県の条例では「周囲の音が聞こえない、または警察官などからの呼びかけに反応できない状態では運転してはならない」というような明確な決まりが設けられています。骨伝導イヤホンは周囲の音が聞こえるため、問題ないと捉えることは一応できますが、イヤホンを使わない場合と比べると余計な音が聞こえているわけですから、重要な音を聞き逃してしまうリスクは高まるので、使用しない方がいいでしょう。

都道府県によっては「イヤホンを付けてはいけない」と条例で定められていることもあります。その場合は周囲の音が聞こえるかどうかにかかわらず使用できません。

「周囲の音が聞こえる骨伝導イヤホンですが、自転車やバイク乗車時の使用は推奨できません」と折原さん

「周囲の音が聞こえる骨伝導イヤホンですが、自転車やバイク乗車時の使用は推奨できません」と折原さん

Q.安いモデルと高いモデルは何が違う?

A. もっとも違うのは重量付け心地です。価格の高いものの方が耳周辺の形状がすっきりしており、その結果本体が軽量化され、付け心地に優れたモデルが多い印象です。また、音質も価格に比例していると考えていいでしょう。価格が高いものは聞こえが良く、特に低音の聞こえ方に差が出ます。

骨伝導イヤホンのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、骨伝導イヤホンの売れ筋ランキングを見ることができます。どれを買おうか迷ったときは売れ筋ランキングを参考にしてみてもよいでしょう。

まとめ

  • 骨伝導イヤホンの主流は、耳への負担が少なく安定感に優れる左右一体型
  • 使用頻度が高いなら最大連続再生時間が8時間以上のものがおすすめ
  • スポーツ用として使うならIPX5以上の防水性能を搭載しているものだと安心
  • オンライン会議など通話機会が多いならブームマイクが必須
  • ゲームを楽しむなら音声の遅延を防げる有線タイプがおすすめ

「ながら聴き」という新たなスタイルを生んだ骨伝導イヤホン。周囲の音が聞こえるのが最大の特徴ですが、スポーツやビジネスなど用途によって重視すべきポイントは違ってきます。

この記事を参考に、自分の使い方に必要なスペックや機能を理解して、最適な骨伝導イヤホンを探してみてください。

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