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【歯科医師監修】マウスピース矯正おすすめ11ブランド紹介!選び方や基礎知識を解説

マウスピース矯正11ブランド徹底紹介|歯科医師が選び方を解説

「マウスピース矯正で周りにバレずに歯並びを治したい」
「なるべく安く矯正したいけど、失敗したくない」

近年、費用や見た目を気にしてマウスピース矯正を選ぶ人が増えています

マウスピース矯正を取り扱っている矯正歯科やブランドの数も増えていく中で、そもそもどんな種類があるのか何を基準に選べばいいのか気になる人も多いと思います。

そこで今回は、青山アール矯正歯科の佐本先生にマウスピース矯正の基礎知識失敗しないための選び方を教えていただきました。
さらに、編集部厳選のマウスピース矯正11ブランド料金矯正範囲を比較しながら目的別に紹介しています。

今すぐマウスピース矯正11ブランドを比較する↓

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目次

矯正歯科医師に聞く!

マウスピース矯正とは?基礎知識やメリット・デメリットを解説

近年、“目立たない矯正”として注目されているマウスピース矯正。日本で初めての「マウスピース型カスタムメイド矯正装置専門クリニック」を開設された院長である佐本博先生に、マウスピース矯正の基礎知識をお聞きしました。

青山アール矯正歯科 院長
佐本博さん
佐本博
日本大学歯学部卒業後、同大学松戸歯学部矯正科に入局。同大学院で矯正学を専攻し博士号を取得。2006年にマウスピース型カスタムメイド矯正装置専門クリニックの青山アール矯正歯科を開設。これまでに3000症例以上のインビザライン治療に取り組み、世界各国で講演も行っている。

そもそも矯正にはどんな方法がある?

歯列矯正には、大きく分けて2つの方法があり、ひとつがマウスピース矯正。もうひとつが従来から行われている、ブラケットと呼ばれる装置を歯に着け、そこにワイヤーを通してその力で歯列を直すワイヤー矯正です。

マウスピースを持っている女性

そもそも、マウスピース矯正は、新しい矯正方法で、1999年頃にアメリカで誕生し、日本には2005年頃に上陸。そして、ここ最近になって本格的に普及してきました。日本ではようやく普及し始めたマウスピース矯正ですが、世界的にはワイヤー矯正よりも一般的な歯列矯正の治療方法になってきています。

マウスピース矯正は、薄いプラスチックなどでできたマウスピースを装着することで歯並びをきれいにしていく矯正方法。マウスピースは、治療の進み具合に合わせて定期的に新しいものに交換して、理想の歯並びへと直していきます。マウスピースが透明なので、装着していてもあまり目立たないことから、最近ではマウスピース矯正を行う方も増えてきています。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正 ワイヤー矯正
メリット ・装着していても目立ちにくい
・取り外しができるので衛生的
・痛みが比較的少ない
・虫歯になりにくい
・固定式なので、治療を常に進められる
・重度に歯並びが悪い場合など、幅広い症例に対応可
デメリット(リスクと副作用) ・装着時間が自己管理なので、場合によっては治療が長引く
・重度に歯並びが悪いとマウスピースだけで治療できない
・固定されているので、虫歯などになりやすい
・矯正していることがわかりやすい

マウスピース矯正の最大のメリットは、マウスピースが透明なので、ふだんの生活で装着していてもあまり目立たないこと。その他にも、自分で取り外しできるので、食事や歯磨きなどの邪魔にもならないですし、しっかり歯磨きできるため虫歯にもなりにくいです。また、少しずつ歯を動かして矯正するので、ワイヤー矯正と比べると痛みを感じにくいのが特徴。コスト的な部分については、症例によるため一概にいえない部分はありますが、ワイヤー矯正と変わらない費用で治療できる場合が多いです。

一方でマウスピース矯正にもデメリットがあります。重度に歯並びが悪い場合はマウスピース矯正だけでは治療できないので、ワイヤー矯正との併用になってしまうことが多いです。あとは、装着時間が患者さんの自己管理になってしまうので、装着時間が短いと治療期間が延びてしまうこともあります。

ワイヤー矯正は、常にワイヤーを着けて矯正している状態なので、患者さんの自己管理によらず常に治療を進められるところがメリットとして挙げられます。また、マウスピース矯正より抜歯が必要なケースに比較的簡単に対応できます。ただ、矯正していることがわかりやすかったり、ブラケットを着けているため虫歯になりやすいといったデメリットがあります。

マウスピースについて解説する佐本院長

マウスピース矯正もワイヤー矯正も治療期間はほとんど変わりませんが、マウスピース矯正は患者の協力が必要なので、長引きがちだそう

矯正歯科医師が解説!

マウスピース矯正の選び方

マウスピース矯正は、部分的に治療するものや全体を治療できるものがあったり、通院期間も、最初に1、2回通えばいいものや定期的な通院が必要なものがあったりします。
また、「インビザライン」のような、価格は高めですが、最新技術を使って作った高精度のマウスピースで治療するものや、LCM(ローコストマウスピース矯正)と呼ばれる、できるだけコストを抑えた比較的低価格のものなど、コスト面でも違いがあります。そのほかにも、海外発のブランドや完全国内生産のものなど、マウスピース矯正ブランドによってさまざまな特徴があります。
そこで、自分に合ったものを選ぶための3つのポイントを佐本先生に教えてもらいました。

話している佐本先生

かつては、抜歯しなければならなかった症例も、マウスピース矯正であれば抜歯せずに矯正できたケースもあった、と教えてくれました

マウスピース矯正ブランドを選ぶポイントは?

矯正歯科によって、取り扱っているマウスピース矯正ブランドが異なるため、まずはどのブランドが自分に合っているかを選ぶ必要があります。その際に、気をつける3つのポイントを、佐本先生にお聞きしました。

〈マウスピース矯正ブランドを選ぶときの3つのポイント〉

  1. 矯正範囲が合っているか
  2. 費用が自分の予算と合っているか
  3. 定期的な通院が必要かどうか

1. 矯正範囲が合っているか

マウスピース矯正ブランドによっては全体矯正も部分矯正もできるものがある一方、部分矯正しかできないものもあります。前歯の歯列だけを直したい場合などは、部分矯正専門のブランドでも間に合うかもしれませんが、中度や重度に歯並びが悪い場合は全体矯正が必要になります。

また、自身では前歯だけでよいと思っていても、全体矯正が必要な場合もあるので、歯科医師に相談しましょう。自分が治療したい範囲をしっかり考え、治療が必要な範囲が対応しているブランドを選ぶことが大切です。

2. 費用が自分の予算と合っているか

最近ではLCMなどが登場し、低価格でマウスピース矯正ができるようになっています。「部分的な矯正なので、できるだけ予算を抑えたい」という人は低価格のブランドでもいいかもしれません

一方で、高価格のマウスピース矯正は、最先端技術を用いて、患者さんの理想とする歯並びになるような高精度のマウスピースで治療ができるほか、世界で何百万人を治療してきたという実績など、患者にとってのメリットも大きいです。少し値段は高くても実績などの安心感が欲しい人は高価格のものを選ぶのがよいでしょう

3. 定期的な通院が必要かどうか

マウスピース矯正では、大きく分けて、定期的に通院をするものと、マウスピースを作るために最初の1、2回だけクリニックに通うものの2タイプがあります。

歯列矯正はしたいけれど、定期的に通院する時間はとれなさそうという人や、できるだけ通院回数を減らしたいと思う人も多いと思います。そのような人には、定期的な通院のないタイプにメリットを感じるでしょう。

一方で定期的な通院があるタイプのメリットは、その時々の状態を歯科医師が確認でき、何か不測の事態があったときでもすぐに対応できるということ。難しい治療をしている人や、治療に不安を感じている人は、定期的に歯科医師に診てもらえる方がよいといえます。

最近では、定期的な通院が必要な場合でも、ビデオ通話などを用いたオンラインでの診療を行っているところもあります。定期的な通院の有無やどれくらいの期間ごとに通院しなければいけないのかを、自分の生活スタイルに合わせて検討しましょう。

解説している佐本院長

通院回数が少ない場合は、何かあったときにサポートしてくれる体制があるのかチェックしましょう

マウスピース矯正11ブランド徹底紹介

佐本先生から教えていただいたポイントをもとに、11のマウスピース矯正ブランドを編集部がピックアップ。基本情報や特徴などを解説します。

マウスピース矯正ブランドのポジショニングマップ

<定期通院のある7ブランド>

ブランド名 目的 価格 矯正範囲 定期通院
ディパール
DPEARL
短期間かつリーズナブルに矯正したい 約30~60万円 全体・部分矯正 3ヶ月に1度(リモートプランもあり) 詳細
インビザライン
インビザライン-logo
多くの人が矯正しているブランドを使いたい 約30~110万円 全体・部分矯正 1~3ヶ月ごとに1回 詳細
キレイライン矯正
キレイライン矯正logo
周りに気づかれずに短期間で矯正したい 約17.6~46.2万円目安 部分矯正のみ 約3週間に1度
または約2ヶ月に1度
詳細
ウィ・スマイル
wesmile
自分で治療期間を決めたい 約11~32万円 全体・部分矯正 2~3ヶ月に1回 詳細
ローコスト
ローコスト
周りに気づかれずに短期間で矯正したい 約22~24万円 部分矯正のみ 約2ヶ月に1回 詳細
ホワイトライン
ホワイトライン
最先端技術を使ったマウスピース矯正をしたい 約18~47万円 部分矯正のみ 1~3ヶ月に1回 詳細
アットスマイル矯正
@smile
難しい歯並びでも対応したい 30~60万程度 全体・部分矯正 1~3カ月に1回 詳細

<定期通院のない4ブランド>

ブランド名 目的 価格 矯正範囲 定期通院
ゼニュム
Zenyum
自宅でリーズナブルに部分矯正したい 32万4500円
+初期検診代
部分矯正のみ 最低2回 詳細
Oh-my-teeth
oh-my-teeth
矯正終了までサポートしてほしい 部分矯正33万円
全体矯正66万円
全体・部分矯正 最初に1回 詳細
hanalove
hanalove
治療後イメージを確認してから矯正したい 前歯21万7800円~
部分矯正38万2800円~
全体矯正77万円~
全体・部分矯正 最初に1回 詳細
hanaravi
hanaravi
軽度33万円
軽~中度49万5000円
中度以上66万円
全体・部分矯正 最初に1回 詳細

※すべて税込、自費診療
※2022年8月29日現在

定期通院のある7ブランド

歯科医師に相談しながら治療ができる、定期通院のある7ブランドを紹介します。

DPEARL(ディパール)|短い期間で歯並びがキレイになる

DPEARL

出典:https://dpearl.jp/

価格 約30~60万円
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 3ヶ月に1度(リモートプランあり)
治療の目安 12ヶ月程度
適応できる症状 軽~やや重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

国内の熟練した矯正専門の歯科技工士が、ていねいにマウスピースを製作しており、従来のマウスピースが1回あたり約0.25mm程度ずつ動かすのに対し、最大0.8mm程度動くように調整(症例や治療段階によって異なる)。そのため、他のブランドよりも短い、12ヶ月程度で治療が完了。3DプリンターやCADなどを用いることで、質を落とすことなくコストを下げています。また、包括的な治療方針に基づき一人ひとりに合った柔軟な治療シミュレーションの提案がもらえたり、自宅からアプリで相談したりできるのも魅力的です。

インビザライン|世界100ヵ国以上で普及しているマウスピース矯正

インビザライン

出典:https://www.invisalignjapan.co.jp/consumer/

価格 約30~110万円
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 1~3ヶ月ごとに1回
治療の目安 1〜2年程度
適応できる症状 軽〜重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

1999年にアメリカで誕生し、現在では世界100ヵ国以上で治療が行われている、マウスピース矯正の老舗ブランド。独自に開発した3次元治療計画ソフトウェアを使って、治療開始から完了に至るまでの歯の移動が確認できるので、幅広い症例にも対応できます。

マウスピースは、ソフトウェアの治療計画をもとに海外で製造されるため、患者の手元に届くまで2週間程度とやや時間はかかりますが、治療開始後は、患者の体への負担も少なく歯列矯正が行えます。

キレイライン矯正|リーズナブルな価格で部分矯正ができる

キレイライン矯正

出典:https://kireilign.com/

価格 約17.6~46.2万円目安※
矯正範囲 部分矯正のみ
定期的な通院 約3週間に1度、もしくは約2ヶ月に1度
治療の目安 約4ヶ月〜1年
適応できる症状 軽〜中度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※別途、初回検診料・再診料・リテーナー費⽤が発生
※2023年11月現在

公式サイト

出っ歯やガタガタした歯並び、すきっ歯といった部分矯正に絞ることで、治療のクオリティーは保ちつつも、リーズナブルな価格を実現。初回は2万2000円(税込)から試すことができ、そのまま継続して治療を続けた場合でも、目安費用は17.6~46.2万円と他のブランドと比べてもリーズナブル。さらに、ホワイトニング剤最低1本が料金に含まれるので、トータルで歯をきれいに見せたい人には向いています。
※キレイライン矯正では16歳未満の方へのホワイトニングは推奨していないため、年齢によってはホワイトニング剤をお渡ししていない可能性があります。

ウィ・スマイル矯正|治療費定額制で安心して治療が受けられる

ウィ・スマイル矯正

出典:https://we-smile.jp/

価格 約11~32万円
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 2~3ヶ月に1回
治療の目安 3〜11ヶ月程度
適応できる症状 軽〜重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

大手からマウスピース型矯正歯科装置の提供を受けているため、価格を抑えているほか、何度来院しても調整料、保定管理料がかからないので、トータルで見ても費用が抑えられるのがポイント。その他にも、治療期間を矯正歯科医師と相談しながら決められたり、通院回数によって治療費が決まる“治療費定額制”を導入しており、安心して矯正治療が受けられます。

マウスピース矯正ローコスト|自社製造のマウスピースで低価格に

マウスピース矯正ローコスト

出典:https://mouthpiece-lowcost.com/

価格 約22〜44万円(軽〜中度)
50/95/120万円(重度)
矯正範囲 部分矯正・全体矯正
定期的な通院 約2ヶ月に1回
治療の目安 3〜8ヶ月程度
適応できる症状 軽~重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

使用するマウスピースは、自社に所属する国家資格をもつ歯科技工士による、自社製造。前歯上下各6本から対応しており、施術本数が少ないため、価格も低く、短期間で治療ができます。費用を低く抑えたうえで、治療期間も短くしたい人におすすめのブランドです。

ホワイトライン|完全国内生産でマウスピースを製作

ホワイトライン

出典:https://ortho.whitelign.jp/

価格 約18~47万円
矯正範囲 部分矯正のみ
定期的な通院 1~3ヶ月に1回
治療の目安 3ヶ月~9ヶ月
適応できる症状 軽〜重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年8月現在

公式サイト

歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が意見を交換しながら、一からつくり上げたブランド。完全国内生産を掲げ、3Dスキャン、3Dプリンターをはじめとする最新のデジタル技術をもとに、国内の歯科技工所にて、熟練の歯科技工士の手で製造しています。初回1回2万2200円(税込)から始められるプランもあり、手軽にマウスピース矯正が始められます。

アットスマイル矯正|約30~60万円(目安)で奥歯の噛み合わせまで矯正

@smile

出典:https://www.at-smile.jp/

価格 30~60万程度
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 1~3カ月に1回
治療の目安 約半年~2年程度
適応できる症状 軽〜重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2023年7月現在

公式サイト

世界34か国以上の歯科医院で導入され、数十万人以上の矯正実績があるマウスピース「クリアコレクト」を採用。大手歯科医療機器メーカーのストローマングループがマウスピースの製造を行っています。症例にもよりますが、約30〜60万円(目安)で奥歯の噛み合わせまで歯並び全体を矯正可能です。初回カウンセリングは無料なので初期費用0円で気軽に相談できます。

定期通院のない4ブランド

忙しくても治療が続けやすい、定期通院のない4ブランドを紹介します。

Zenyum(ゼニュム)|専用アプリを用いて経過観察を行う

出典:https://www.zenyum.com/jp-ja

価格 32万4500円+初期検診約2万円 ※パートナークリニックにより異なる
矯正範囲 部分矯正のみ
定期的な通院 最低2回
治療の目安 3ヶ月〜1年3ヶ月程度
適応できる症状 軽~やや重度
提携クリニック

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

2021年に日本に上陸した、シンガポールを拠点とするスマイルコスメカンパニーによるマウスピース矯正。専用アプリを用いて、治療のモニタリングなどを行っており、歯科医師による経過観察もアプリを通じて実施。そのため、歯科医院への通院回数とそれに伴う費用を最低限に抑えることで、低価格でのマウスピース矯正を実現しています。

oh my teeth|通院なしでマウスピース矯正ができる

oh-my-teeth

出典:https://www.oh-my-teeth.com/

価格 部分矯正33万円、全体矯正66万円
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 最初に1回
治療の目安 3〜6ヶ月程度
適応できる症状 軽〜中度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

マウスピースを作るため、最初にドクターによる歯形の3Dスキャンを行うだけで、原則通院は不要。オーダーメイドのマウスピース矯正セットが自宅に届き、順番に装着していくだけで矯正が行えます。定期的な通院がない代わりに、LINEで24時間365日相談を受け付けているほか、ビデオ通話などを活用してサポートしてくれます。料金プランも部分矯正と全体矯正の2プランのみなので、わかりやすいです。

hanalove|3つのプランで、軽度から重度まで対応

hanalove

出典:https://hanalove.jp/

価格 前歯のみ21万7800円~、部分矯正38万2800円~、全体矯正77万円~
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 最初に1回
治療の目安 5ヶ月〜2年程度 ※プランにより異なる
適応できる症状 軽〜重度
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

“はならびに、ワクワクとラブを。”をコンセプトにしたマウスピース矯正ブランド。根本的な歯並びの改善を行う“Premium”、前歯の歯並びを整えるために奥歯の歯科矯正も行う“Smart”、前歯に特化した“Easy”の3種類のプランを用意。軽度から重度の症状まで対応可能で、軽度であれば20万円程度から始められます。

hanaravi|認定医が相談したうえで矯正プランを作成

hanaravi

出典:https://www.hanaravi.jp/

価格 軽度33万円、軽〜中度49万5000円、中度以上66万円
矯正範囲 全体・部分矯正
定期的な通院 最初に1回
治療の目安 5ヶ月~1年6ヶ月※プランにより異なる
適応できる症状 軽〜中度以上
提携クリニック クリニック一覧はこちら

※すべて税込、自費診療
※2022年2月現在

公式サイト

クリニックに行くのは、初期の無料相談と診察時の1回だけで、特別な処置などがなければ、毎月自宅に送られてくるマウスピースで治療を進めます。矯正プランは、複数の日本矯正歯科学会認定医が相談したうえで作成しているので、難しい歯並びでも対応できるうえ、2週間に1回、歯の写真を撮影して送ることで、経過観察を行うので、通院がなくても安心して治療が続けられます。

矯正歯科医師が答える!

マウスピース矯正に関するQ&A

マウスピース矯正に関するさまざまな疑問を佐本先生にお答えいただきました。

Q. 治療中は痛みがある?

A. 最初にマウスピースを装着した際に少し痛みがあるかもしれませんが、だんだんとマウスピースに慣れてくれば、ほとんど痛みは感じなくなることが多いです。万が一、痛みが発生した場合は歯科医師に相談するようにしましょう。

Q. 歯磨きや食事などはこれまでどおりできる?

A. マウスピースは、自身で取り外しが可能で、歯磨きと食事のときは取り外すことが必要です。なので、治療を始める以前と同様に歯磨きや食事などはできますし、治療にあたっての制限も特にありません。

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Q. 治療に保険は適用される?

A. 現状、歯科矯正はマウスピース矯正に限らず、治療に保険が適用されないので、注意が必要です。

Q. どんなことを基準に矯正歯科をさがすとよい?

A. 認定医・指導医・臨床指導医といった日本矯正歯科学会が認定する資格をもっているかどうかを確認するとよいでしょう。認定されていない歯科医師でも腕のいい人はいると思いますが、それは口コミでしかわからないことなので、確かな経験と知識がある人がもてる認定医・指導医・臨床指導医の資格があるかどうかが、ひとつの基準になります。

Q. 1日にどれくらい装着しなければいけない?

A. 基本的に1日20時間以上装着することが推奨されています。ただ、症例によってはそれよりも短い時間でも効果が期待できることもあるので、どうしても20時間装着できない人は、歯科医師に相談してみてください。

Q. 虫歯などがあってもできる?

A. 基本的にマウスピース矯正の場合は、虫歯があっても矯正治療は可能です。また、矯正治療期間に、同時に虫歯治療を行っても問題ありません。一方で、歯並びが期待どおりに動かないことがあるため、歯周病がある人はしっかり治してからマウスピース矯正の治療を行うようにしましょう。

Q. 治療が終わった後に、歯並びが戻ることはない?

A. マウスピース矯正の治療が終わった後は、大幅に崩れることはほとんどないですが、歯並びが戻ってしまう可能性は少なからずあります。そのため、治療後は治療期間と同程度の間、リテーナーと呼ばれる歯列を安定させるための装置を着けるのを推奨しています。

マウスピース矯正について説明している佐本院長

老化とともに歯列も少しずつ崩れていくので、歯列を一生維持したい場合は寝る間だけでも、歯列を安定させるための装置であるリテーナーを着けておくことをおすすめします

まとめ

ワイヤー矯正と比べて、手軽に人の目をそこまで気にすることなく歯列矯正ができるマウスピース矯正。それ以外にも、日常生活も矯正前とほとんど変わらず過ごせたり、治療中も痛みがあまりなかったりと、患者としてもメリットの大きい矯正治療の方法です。

さまざまなブランドが登場して選択肢も広がっているので、どれくらい予算がかけられるのか、どの範囲で矯正をした方がいいのか、どれくらいの頻度で通院できるのかなどを、自分自身に照らし合わせてみて、歯科医師の指導の下、よりよい歯並びを手に入れてみてはいかがでしょうか。

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