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スマートロックのおすすめ5選!家電王が賃貸で後付けできる端末の選び方を解説
「賃貸で、後付けでも設置できるスマートロックが知りたい」
「スマートロックにはどんな種類があるの?」
玄関ドアに設置することで、ドアをオートロックにし、スマホやハンズフリーで施解錠できるようにするスマートロック。粘着テープで貼り付けるタイプなら、賃貸住宅でも工事不要で簡単に取り付けることができます。
ただ、スマートロックにはどんな種類があるかや、どんな端末を選べばよいかが、ちょっとわからないですよね。
そこで今回は、家電の専門家である中村剛さんに、スマートロックの基礎知識や選び方を教えてもらいました。
スマートロックの選び方のポイント
- 玄関ドアの「サムターン」に取り付けられるかを確認する
- 端末料金と電池のランニングコストのトータルを見て検討する
- ひとり暮らし、同居人がいる、幼い子どもがいるなど、家族構成で選ぶ
また、中村さんに教えていただいた選び方をもとに、your SELECT.編集部が厳選した賃貸で後付けできるスマートロック5選も紹介しますので、参考にしてください。
スマートロックのおすすめ5選
メーカー 商品名 |
|||||
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Qrio |
ユーシン・ショウワ |
SwitchBot |
ビットキー |
山本商事 |
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Qrio Lock Q-SL2 |
SADIOT LOCK2 MHP-SLS21 |
SwitchBotロック |
bitlock LITE2 |
REMOCK |
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参考価格(税込) | 2万5300円 | 1万3200円 | 1万1980円 | 2980円(1年間。13ヶ月目以降は月額396円 or 年額3960円) | 4万3450円 |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー | スマホ操作(Apple Watch対応)、音声コントロール、タッチ解錠(タグ) | スマホ操作(Apple Watch対応) | リモコンキー |
オートロック |
(開閉センサー式) |
(開閉センサー式、タイマー式) |
(開閉センサー式) |
(マグネットセンサー式) |
― |
権限管理 |
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― |
電池残量お知らせ |
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開閉履歴の閲覧 |
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― |
購入サイト | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! |
家電王
中村剛さん
東京電力エナジーパートナー株式会社勤務。2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信しているほか、テレビや雑誌、新聞などのさまざまなメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好き。
本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)
目次
スマートロックの基礎知識
スマートロックは、玄関ドアの「サムターン」(室内側にある回転式のつまみ部分)に取り付けることで、スマホでカギの施解錠を行えるようにする端末です。
まずは中村さんにスマートロックでできること、メリット・デメリットを教えてもらいました。
スマートロックでできること、メリット・デメリット
スマートロックでできる、おもなことは以下のとおりです。
スマートロックでできること
オートロック | ドアを閉めると自動でカギを閉める。おもなロック方法は以下のとおり ・タイマー式|時間経過で施錠する ・開閉センサー式|センサーでドアの開閉を確認して施錠する ・ジャイロセンサー式|ドアの開閉による端末の移動を認識して施錠する ・マグネットセンサー式|付属のマグネットがドアの開閉を確認して施錠する |
---|---|
権限管理 | スマホアプリで「合鍵」をつくり、同居人や家族、友人などにシェアできる。有効期限の管理も可能 |
電池残量お知らせ | スマホアプリに電池残量を表示する。電池残量が少なくなると通知を表示してくれる |
開閉履歴の閲覧 | ドアが開閉した時間を確認できる |
もっとも便利なのは、オートロックにできることです。出かける際にカギを閉める必要がなく、玄関カギの閉め忘れをなくせます。過去に「カギを閉め忘れたことが数回ある」という方には特におすすめです。
また、スマートロックによってはハンズフリー機能を搭載しており、玄関ドアにスマホを近づけるだけでドアの施解錠を行えます。
以上を踏まえた、スマートロックを導入するメリットは以下のとおりです。
スマートロックのメリット
- 玄関ドアをスムーズに解錠し、出入りがラクになる
- セキュリティや利便性が向上する
- カギの紛失や盗難のリスクが軽減する
一方で、スマートロックにはデメリットもあります。
スマートロックのデメリット
- 端末が故障や落下、電池切れを起こすと玄関ドアを開けられない
- 電池交換に手間がかかる
- 端末の料金の他、電池のランニングコストがかかる
注意したいのは端末が故障や落下した場合で、カギが閉まった状態なので家の中に入ることができなくなります。万が一に備えて、今まで使っていたリアルキーももっておきましょう。
電池に関しては、多くのスマートロックは「電池残量お知らせ」機能を備えている他、電池を入れる場所が2ヵ所あり、片方の電池が切れると自動的にもう片方の電池に移行し、電池切れを防ぐ構造になっています。ただ、電池は自分で交換する必要があり、多少手間がかかります。
スマートロックの取り付け方法
スマートロックには、3つの取り付け方法があります。
スマートロックの取り付け方法
タイプ | 貼り付けタイプ | 穴あけタイプ | シリンダー交換タイプ |
---|---|---|---|
特徴 | 両面テープで玄関ドアに貼り付ける |
玄関ドアに穴をあけてスマートロックを取り付ける |
シリンダー自体をスマートロックに交換する |
賃貸での使用 | オーナーに要相談 |
||
取り付けの手間 | 簡単 |
業者による工事が必要 |
自身による工具での作業が必要 |
賃貸でスマートロックを使用する場合は基本的に、取り付けが簡単な貼り付けタイプがおすすめ。落下のリスクはありますが、近年は端末の軽量化が進んでいるので、リスクはそれほど大きくありません。
持ち家の場合は「穴あけタイプ」や「シリンダー交換タイプ」も選択肢になります。もしくは、玄関ドア自体をスマートロック構造のものに交換する方法もあります。
スマートロックの施解錠方法
スマートロックは、スマホを使ってカギを施解錠するのが一般的ですが、スマホ以外で行う方法もあります。また、スマートロックを設置しても、外側からリアルキーを用いて施解錠、内側からサムターンを回して施解錠できます。
スマートロックの施解錠方法
スマホ操作 | BluetoothやWi-Fiを利用し、スマホやスマートウォッチのアプリを操作してカギを施解錠する。スマートロックのほとんどが 対応 |
---|---|
ハンズフリー | GPSやBluetoothを利用し、スマホやスマートウォッチが玄関に近づくと自動で解錠する |
タイマー開閉 | 曜日/日付と時間を設定し、カギを自動施解錠する |
マルチデバイス | スマートウォッチ、カードキー、リモコンキーなどで施解錠する※ |
暗証番号 | 設定した番号をテンキーに打って解錠する※ |
指紋認証 | 指紋認証を用いて解錠する※ |
リアルキー | 従来のカギとサムターンで物理的に施解錠する |
※拡張端末が必要になる場合があります
賃貸向けのスマートロックの選び方
賃貸の場合、スマートロックは「貼り付けタイプ」ほぼ一択になります。ここでは、貼り付けタイプのスマートロックの選び方を中村さんに解説してもらいました。
1. 玄関ドアの「サムターン」に取り付けられるかを確認する
貼り付けタイプのスマートロックは全ての玄関ドアに対応しているわけではなく、サムターンの種類によっては取り付けることができません。
したがって、まずは玄関ドアのサムターンの種類を確認しましょう。貼り付けタイプのスマートロックが対応可能なサムターンは一般的に以下のとおりです。
※製品によって詳細は異なります。詳しくは各製品の仕様をご確認ください
対応可能なサムターンの種類
ドア付きタイプ | 面付き箱錠タイプ | プッシュプルタイプ | ドアノブ付きタイプ |
---|---|---|---|
玄関ドアに直接サムターンが付いている | 玄関ドアに箱型の錠前が付いている | 上下にサムターンが付いている | ドアノブにサムターンが付いている |
対応可能 |
対応可能 |
対応可能 |
対応不可 |
2. コストで選ぶ
スマートロックのコストには、端末の料金と電池のランニングコストがあります。コストのトータルを見てスマートロックを導入するかどうか、どの端末を選ぶかを決めましょう。
スマートロックの一般的なコスト
端末の料金 | 1~2万円程度 |
---|---|
拡張端末の料金 | 5000円~1万円程度 |
電池のランニングコスト | 約1800円/年 |
端末の料金
端末の料金は「オートロック」や「電池残量お知らせ」など、ひと通りの機能を備えている場合、おおむね1~2万円程度です。
またカードキーやリモコンキーなど、スマホ以外で解錠を行いたい場合は拡張端末を購入する必要があります。拡張端末はおおむね1万円以下で購入できます。
スマートロックは基本的に端末買い切りで使い続けられますが、ビットキー社の「bitlock」シリーズのみサブスク制※となっており、料金を支払い続ける代わりに土日祝日サポートや無償交換サポートを受けることができます。
※bitlock MINI/月額550円(税込)年額5980円(税込)、bitlock LITE2/年額2980円(税込)〜
電池のランニングコスト
スマートロックは電池を使用します。ただ注意したいのは、「Qrio Lock」「SADIOT LOCK」「SwitchBotロック」「bitlock」など主要なスマートロックで使用する電池は一般的な乾電池ではなく、「CR123A」という、一眼レフカメラなどでよく使われる特殊なリチウム電池なことです。この電池はスーパーやコンビニにはあまり売っていないので注意しましょう。
例えば「SADIOT LOCK2」の場合、電池の持ちは片側2本で約6ヶ⽉、両側4本で約1年です(※)。1年間で約1800円と、意外とランニングコストがかかることを知っておきましょう。
※1日10回の施解錠、解錠からオートロック動作まで30秒(LED点滅時間)の条件で算出
3. 家族構成で選ぶ
スマートロックの種類や機能は、家族構成で考えると選びやすいでしょう。
ひとり暮らしか同居か
ひとり暮らしか、家族など同居人がいるかで必要な機能が変わってきます。
- ひとり暮らしの場合
- スマホ操作による施解錠やオートロックなど、基本機能を備えたスマートロックを選びましょう
- 同居人がいる場合
- 同居人が各自のスマホをカギにできるよう、「権限管理」機能が必須になります。小さなお子さんや高齢者など同居人がスマホをもっていない場合は「拡張端末」を購入し、カードキーやリモコンキーなどで施解錠できるようにしましょう。
- また「開閉履歴の閲覧」機能があれば、同居人や子どもが在宅しているか、いつ帰ってきたかなどの情報を知ることができます。
幼い子どもやペットがいる場合
家の中に、自分ひとりでカギを開けられない子どもやペットがいる場合、電池切れを起こすと長時間家の中に閉じ込めてしまうことになるので「電池残量お知らせ」機能は必須です。リアルキーも万が一に備えてもっておきましょう。
また抱っこが必要な幼い子どもやペットがいる場合は、ハンズフリーで家に入り、オートロックで閉め忘れを防ぐのがおすすめです。
スマートロックに必要な機能まとめ
ひとり暮らし | スマホ操作、オートロック |
---|---|
同居人がいる | スマホ操作、スマホをもたない人がいる場合は拡張端末、オートロック、権限管理、開閉履歴の閲覧 |
幼い子どもやペットがいる | ハンズフリー、オートロック、電池残量お知らせ |
【貼り付けタイプ】スマートロックのおすすめ5選
中村さんの解説をもとに、編集部が貼り付けタイプのスマートロックをセレクトしました。
CA123規格に準じたリチウム電池。4本入り。
スマートロックのおすすめ5選
メーカー 商品名 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
Qrio |
ユーシン・ショウワ |
SwitchBot |
ビットキー |
山本商事 |
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Qrio Lock Q-SL2 |
SADIOT LOCK2 MHP-SLS21 |
SwitchBotロック |
bitlock LITE2 |
REMOCK |
|
参考価格(税込) | 2万5300円 | 1万3200円 | 1万1980円 | 2980円(1年間。13ヶ月目以降は月額396円 or 年額3960円) | 4万3450円 |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー | スマホ操作(Apple Watch対応)、音声コントロール、タッチ解錠(タグ) | スマホ操作(Apple Watch対応) | リモコンキー |
オートロック |
(開閉センサー式) |
(開閉センサー式、タイマー式) |
(開閉センサー式) |
(マグネットセンサー式) |
― |
権限管理 |
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― |
電池残量お知らせ |
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開閉履歴の閲覧 |
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― |
購入サイト | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Amazon 楽天市場 Yahoo! |
スマホ操作でカギのない生活へ
Qrio(キュリオ) Qrio Lock Q-SL2
参考価格: ¥25,300(税込)
出典:Amazon
サイズ(高さ×幅×奥行) | 11.55×5.7×7.7cm |
重さ | 約240g(電池含む) |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー |
オートロック | 〇 (開閉センサー式) |
権限管理 | 〇 |
電池残量お知らせ | 〇 |
開閉履歴の閲覧 | 〇 |
カラー | ブラック、ブラウン |
対応サムターン | ドア付きタイプ、面付き箱錠タイプ、プッシュプルタイプ |
拡張端末 | Qrio Hub|リモート操作、通知 Qrio Pad|カードキー、暗証番号 Qrio Card|カードキー Qrio Key|リモコンキー |
専門家のおすすめポイント
Qrioはスマートロックメーカーの老舗で、信頼度が高いですね。ソニーの100%子会社であることも安心材料のひとつです。
家電王
中村剛さん
「Qrio Lock」は、両面テープで玄関に貼り付け、サムターンを回すスマートロック。登録したスマホを近づけるだけでロックを解除でき、室内に入った後はドアの開閉をセンサーが感知してオートロックしてくれるので、「カギを開け閉めする」行為をまったく行わずにハンズフリーで出入りが可能です。別売りの拡張端末を使えばカードキーや暗証番号による解錠も行えます。
老舗のカギメーカーが製造
ユーシン・ショウワ(ushin-showa) SADIOT LOCK2 MHP-SLS21
参考価格: ¥13,200(税込)
出典:Amazon
サイズ(高さ×幅×奥行) | 12.36×6.1×7.01cm |
重さ | 約202g(電池含む) |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー |
オートロック | 〇 (開閉センサー式、タイマー式) |
権限管理 | 〇 |
電池残量お知らせ | 〇 |
開閉履歴の閲覧 | 〇 |
カラー | ブラック、ショコラブラウン、ストーングレイ、クレイベージュ、ホワイト |
対応サムターン | ドア付きタイプ |
拡張端末 | SADIOT LOCK Hub|リモート操作、通知 SADIOT LOCK Key|リモコンキー |
専門家のおすすめポイント
ハンズフリーやオートロックなど各種機能を備えています。従来機種に比べて電波強度が25%アップしており、ロックとスマホの通信の接続性が向上。施解錠の時間も約5秒に短縮しています。
家電王
中村剛さん
ドアロック・セキュリティシステム総合メーカーのユーシン・ショウワが開発したスマートロック。両面テープで貼るだけで、気軽にドアに取り付けられます。スマホに専用アプリをダウンロードし、ドアの施解錠や履歴確認、権限管理などを行えるほか、Amazon Alexaに対応しており、音声での施解錠も可能です。
音声でロックを操作可能
SwitchBot SwitchBotロック
参考価格: ¥11,980(税込)
出典:Amazon
サイズ(高さ×幅×奥行) | 11.16×5.9×7.32cm |
重さ | 約253g(電池含む) |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応)、音声コントロール、タッチ解錠(タグ) |
オートロック | 〇 (開閉センサー式) |
権限管理 | 〇 |
電池残量お知らせ | 〇 |
開閉履歴の閲覧 | 〇 |
カラー | ブラック、シルバー |
対応サムターン | ドア付きタイプ、面付き箱錠タイプ |
拡張端末 | SwitchBotハブミニ|リモート操作、通知 SwitchBot指紋認証パッド|指紋認証、暗証番号、カードキー SwitchBotキーパッド|暗証番号、カードキー SwitchBotリモートボタン|リモコンキー |
専門家のおすすめポイント
SwitchBotはスマートホームメーカーなので、別売りの「SwitchBotハブミニ」を組み合わせることで、ドアの施解錠と室内照明やテレビ、エアコンのオン・オフを連動させることができます。また「SwitchBot指紋認証パッド」を導入すれば、指紋認証や暗証番号、カードキーによる解錠も行えるようになります。
家電王
中村剛さん
「SwitchBotロック」は比較的低コストで導入できるスマートロック。スマホ以外にもAmazon Alexaに対応しており、音声での施解錠が可能です。オートロック機能をオンにすると指定時間内に自動で施錠可能。外出時にカギを閉め忘れる心配がありません。
1年パッケージプランのサブスク制でサポート充実
ビットキー(Bitkey) bitlock LITE2
参考価格: ¥2,980(税込)
出典:Amazon
サイズ(高さ×幅×奥行) | 13.4×6.5×5.6cm |
重さ | 約175g |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応) |
オートロック | 〇 (マグネットセンサー式) |
権限管理 | 〇 |
電池残量お知らせ | 〇 |
開閉履歴の閲覧 | 〇 |
カラー | ブラック、ホワイト、ピンク |
対応サムターン | ドア付きタイプ、面付き箱錠タイプ |
拡張端末 | ― |
専門家のおすすめポイント
低コストで導入でき、貼り付けタイプなので工事不要。賃貸でも使えます。ひと通りの機能も備えているので、初めてのスマートロックにおすすめです。
家電王
中村剛さん
「bitlock LITE2」は、サブスク型のスマートロック。1年契約で買い切りタイプではありませんが、土日祝日サポートや、商品に不具合が起きた場合にいつでも無料で交換してもらえるなど、サポートが充実しています。
家電王が使いやすさを検証した「bitlock MINI」のレビュー記事はこちら!
鍵穴のないリモコンドアロック
山本商事(YAMAMOTO Shoji Corporation) REMOCK
参考価格: ¥43,450(税込)
出典:Amazon
サイズ(高さ×幅×奥行) | 16.1×8×3.8cm |
重さ | 420g |
施解錠方法 | リモコンキー |
オートロック | ― |
権限管理 | ― |
電池残量お知らせ | 〇 |
開閉履歴の閲覧 | ― |
カラー | シルバー |
対応ドア | 開き戸、引き戸 |
専門家のおすすめポイント
サムターンと関係なく取り付けられるスマートロックです。玄関ドアだけではなく、室内ドアにも取り付けられるので、自室のプライバシーを守りたい人にもおすすめ。開き戸のほか、引き戸にも対応しています。
家電王
中村剛さん
「REMOCK」は、ドアの内側に特殊粘着シートで貼り付けることで、ドアをロックすることが可能。鍵穴のないリモコン式なので、外側からは取り付けた位置はもちろん、その存在すら隠すことができます。電池残量が少なくなるとLEDランプが点滅し、施解錠時に音で交換時期を教えてくれます。
スマートロックに関するQ&A
最後に、スマートロックにまつわる疑問を中村さんに聞きました。
Q. 電池が切れたらドアを開けられない?
A. スマートロックの電池切れは、「本体の電池切れ」と「スマホの電池切れ」の2つの場合が考えられます。
本体が電池切れの場合はリアルキーで開ける必要があります。万が一に備えて、今まで使っていたカギをもっておきましょう。リアルキーをもっていない場合は、製品のカスタマーサポートやカギ交換業者に電話して開けてもらいましょう。
スマホの電池切れの場合は、モバイルバッテリーなどを使ってスマホを充電し、ドアを開けましょう。
Q. 引き戸にも使える?
A. 「おすすめ5選」で紹介されている「Qrio Lock」「SwitchBotロック」「REMOCK」などは、サムターンの形状や取り付けスペースを確保できれば、引き戸にも設置することができます。
ただ引き戸の場合、扉の隙間にゴミがたまりやすく、それによりオートロックが正常に作動しない場合があるので、こまめに掃除をしましょう。
Q. 粘着テープの強度ってどれくらい?
A. 「テープで貼り付ける」と聞くと、「すぐに落ちるんじゃないの?」と不安を抱く方もいるかもしれませんが、最近のスマートロックの粘着テープはよくできており、なかなか落下しません。
特にテープに切れ込みが入りセパレートになっているタイプは気泡が入りにくくテープが浮きにくい、つまり粘着力が保たれて落下しにくい構造になっています。
テープをドアに貼るときは、設置面をキレイに拭き、ホコリやゴミがないようにしましょう。ゴミが入るとテープが浮き、剝がれやすくなります。
スマートロックのAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、スマートロックの売れ筋ランキングを見ることができます。
Amazonは上位100位、楽天市場とYahoo!ショッピングはリアルタイム・デイリー・週間の売れ筋ランキングを紹介しています。どれを買おうか迷ったときは、参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- スマートロックは手軽に玄関ドアをオートロックにできる
- 端末が故障、落下、電池切れを起こすと家の中に入れないので注意
- サムターンに取り付けられるか確認し、コストと家族構成で選ぶ
- カードキーやリモコンキーが欲しい場合は、別途、拡張端末が必要
今回は、”家電王”の中村剛さんにスマートロックの基礎知識や選び方を教えてもらいました。
選ぶ際は、まず玄関ドアのサムターンがスマートロックを取り付けられるかどうか確認し、ひとり暮らし、同居人がいる、幼い子どもがいるなど、家族構成で必要な機能を見極めましょう。本記事で紹介した内容を参考に、自分に合ったアイテムを見つけてくださいね。
スマートロックのおすすめ5選
メーカー 商品名 |
|||||
---|---|---|---|---|---|
Qrio |
ユーシン・ショウワ |
SwitchBot |
ビットキー |
山本商事 |
|
Qrio Lock Q-SL2 |
SADIOT LOCK2 MHP-SLS21 |
SwitchBotロック |
bitlock LITE2 |
REMOCK |
|
参考価格(税込) | 2万5300円 | 1万3200円 | 1万1980円 | 2980円(1年間。13ヶ月目以降は月額396円 or 年額3960円) | 4万3450円 |
施解錠方法 | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー | スマホ操作(Apple Watch対応)、ハンズフリー | スマホ操作(Apple Watch対応)、音声コントロール、タッチ解錠(タグ) | スマホ操作(Apple Watch対応) | リモコンキー |
オートロック |
(開閉センサー式) |
(開閉センサー式、タイマー式) |
(開閉センサー式) |
(マグネットセンサー式) |
― |
権限管理 |
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電池残量お知らせ |
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開閉履歴の閲覧 |
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