【初心者向け】燻製器のおすすめ11選!キャンプ用から家庭用までアウトドアのプロが人気商品を紹介

【初心者向け】燻製器のおすすめ11選!キャンプ用から家庭用までアウトドアのプロが人気商品を紹介

「燻製器が欲しいけれど、どれを選んだらいい?」
「初心者でも簡単に使えるおすすめの燻製器はどれ?」

燻製器があれば、初心者でもご家庭やキャンプで手軽に燻製料理が楽しめます。しかし、さまざまな商品が販売されているため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

この記事では、アウトドアプランナーの猪野正哉さんに、燻製器の選び方を伺いました。

<プロが教える!燻製器を選ぶときのポイント>

  • 燻製に初めてチャレンジする人は段ボール製の燻製器が便利
  • アウトドアでは耐久性のあるステンレス製の燻製器がおすすめ
  • 自宅で燻製したいなら、煙が漏れにくい除煙機能付きの家電タイプに注目

猪野さんおすすめの燻製器11選もご紹介するので、これから燻製をしてみたいなという方や、すでに燻製を楽しんでいる方も、ぜひチェックしてみてください。

おすすめの燻製器11選
メーカー
商品名
コールマン スノーピーク SOTO コールマン ウェーバー SOTO キャメロンズ アペルカ アピックス Panora イージースモーカー
ステンレススモーカー2 コンパクトスモーカー 燻家 スモークハウス コンパクトスモーカー バーベキュー コンロ 直径47cm 温度計つき スモークポット Coro ミニスモーカー テーブルトップスモーカー 燻製スモークロースター くんせい器 スモーキングガン
コールマン|ステンレススモーカー2 スノーピーク|コンパクトスモーカー SOTO|燻家 スモークハウス コールマン|コンパクトスモーカー ウェーバー|バーベキュー コンロ 直径47cm 温度計つき SOTO|スモークポット Coro キャメロンズ |ミニスモーカー アペルカ|テーブルトップスモーカー アピックス|燻製スモークロースター Panora |くんせい器 イージースモーカー|スモーキングガン
参考価格(税込) 1万230円 1万2980円 1650円 7700円 1万7991円 5280円 4290円 1万6500円 2万1780円 3999円 4898円
サイズ(幅×奥行×高さ) 25×26.5×40cm 22×31.5×16.5cm 23×23×52cm(使用時) 直径23.5×20.5cm 54×53×88cm 23×23×16.5cm 使用時:17.5×42.5×7cm
収納時:17.5×30×7cm
23×18 ×22cm 35.5× 42.6×28.3cm 6.8×6.8×16.6 cm 11.5×5×8cm 
素材 ステンレス、他 ステンレス、他 板紙 ステンレス、他 合金鋼 ステンレス ステンレス ホーロー、他 金属 アルミニウム
重量 2.1kg 1.5kg 490g 835g 8.62kg 1.56kg 1265g 830g 8.63kg 340g 240g
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
アウトドアプランナー/焚き火マイスター
猪野正哉さん
猪野正哉
1975年千葉県生まれ。 雑誌のモデルやライターを経て、2015年千葉の実家の雑木林を自ら整備して、プライベートな焚き火サイト「たき火ヴィレッジ〈いの〉」を開設。 現在は焚き火マイスター・日本焚き火協会会長・アウトドアプランナーとして活躍している。

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目次

アウトドアプランナーが教える! 燻製器の基礎知識

まずは、燻製器の押さえておきたい基礎知識について、猪野正哉さんに伺いました。

「燻製器はサイズや素材もいろいろ。使う場所によって適切なものが異なります」と猪野さん

「燻製器はサイズや素材もいろいろ。使う場所によって適切なものが異なります」と猪野さん

燻製器の構造と使い方

燻製器の構造と使い方
<燻製器のおもな部位と周辺アイテム>
①蓋 燻製器内を密閉して、煙を充満させる
②トレイ スモークチップやスモークウッドを入れる
③網 食材をのせる
④カセットコンロ(熱源) スモークチップやスモークウッドを加熱する

燻製器は、トレイに燻製用のスモークチップやスモークウッドを敷き、コンロや炭火などで加熱して食材を燻し、燻製します。ウッドやチップを加熱して出た煙を箱に閉じ込めておくことで、食材がしっかり煙をまとい、スモークされていくのです。キャンプのときのおつまみ作りになどに適しています

加熱時間が長いほど、食品の水分が失われてしっかりとした香りが付き、保存もしやすくなります。一方、加熱時間が短いと保存はできませんが、食品の水分量があまり変わらないので、ジューシーなまま食べることができます。自宅でも使える燻製器であれば、自家製の燻製たまごやスモークチーズなどを楽しめます。

アウトドア用と家庭用の違い

燻製器には、キャンプなどのアウトドアで使いやすいタイプのものと、家でも使えるものがあります。アウトドア用はやや大きめの商品が多く、食品を吊るしてスモークすることができるような作りのものもあります。

一方、家庭用のものはキッチンのガスコンロで使いやすいデザインで、コンパクトなものが多いです。IHに対応しているものや、他の調理機器としても使えるような鍋型のものもあります。

コンパクトな箱型は家庭でも使いやすい

コンパクトな箱型は家庭でも使いやすい

また、家庭用の燻製器には家電タイプもあります。ボタンを押すだけで燻製ができるトースターのようなものや、チューブで煙を送り込んで燻製する仕様のものなど、さまざまな燻製器が登場しています。電源や電池で動くので手軽に卓上で燻製を楽しめたり、かさばらず収納に困らなかったりというメリットがあります。トースターのようなタイプには内蔵されたファンで煙のにおいを抑えたり、循環を良くしたりできるものもあり、簡単においしい燻製が楽しめます。

燻製器のおもな素材

燻製器の素材は、陶器、ステンレス、ホーロー、段ボールなどさまざまなものでできています。耐久性が高いのは鉄製やステンレス製のものです。

また、段ボールでできた燻製器は使い捨てができるので、初心者がはじめに使うにはとても手軽です。
陶器製、ホーロー製もありますが、これらは割れたり欠けたりしてしまうので、アウトドアには向いていません。

段ボールの組み立て式燻製器は、折りたためて軽いので持ち運びも簡単

段ボールの組み立て式燻製器は、折りたためて軽いので持ち運びも簡単

燻製器の選び方

燻製器はアウトドア用と家庭用とでは、選ぶ際のポイントが異なります。猪野さんにそれぞれ詳しく解説していただきました。

アウトドア用の燻製器の選び方

キャンプなど、アウトドアで使用する燻製器を選ぶとき、いちばんに調べなくてはならないのは、持ち運びのしやすさや耐久性です。折りたたみができる軽量なものがよいのか、大型でも耐久性が高いものがいいのか、考えてみましょう。

折りたたみや分解ができるものだと持ち運びやすい

持ち運びのしやすさを重視するなら、折りたたみや分解ができる燻製器がおすすめです。バイクでキャンプに行く方や、キャンプの荷物を増やしたくないという方にはぴったりです。折りたたみ式でも煙が漏れることはなく、燻製には遜色ありません。

また、大きな食品を燻さないのなら、軽くてコンパクトなタイプもおすすめです。

箱型ならチップも中に収納してしまえるので持ち運びしやすい

箱型ならチップも中に収納してしまえるので持ち運びしやすい

ステンレス製は耐久性が高くて錆びにくい

アウトドアでは、持ち運びのときに凹んでしまったり、洗ってそのままにしておいて錆びてしまったりと、自宅で使うより劣化してしまう恐れがあります。

アウトドア用品でよく使われているステンレス製は、錆びにくくてお手入れが簡単にでき、壊れにくいのでおすすめです。ホーローや陶器も耐久性はありますが、割れやすいため、アウトドアでの使用はあまりおすすめしません。

アウトドア用は耐久性の高い素材ものが使いやすい

アウトドア用は耐久性の高い素材ものが使いやすい

密閉性が高く上部の空間が広いものだと、循環効率が高くて早く仕上がる

燻製は、煙が早く充満する循環効率の良いものを選ぶと、それだけ早く仕上がります。コンパクトなものや、蓋がスライドで閉まるなどしっかり密閉できるもの、上部が高くて縦に空間が広いものなどが、循環効率が良いといえます。

大型の燻製器になると、それだけ空間に濃度の高い煙を充満させるのに時間がかかります。燻製したい食材が入り、天井につかないサイズの燻製器を選ぶとよいでしょう。

自宅用の燻製器の選び方

自宅で燻製を楽しみたいという方は、煙やにおいが充満しないよう密閉性の高さや、手入れのしやすさなどに注目して選ぶとよいでしょう。

除煙機能付きや蓋の密閉性の高いものを選べば煙が漏れにくい

家で燻製をするときにいちばん気になるのは、やはりにおいと煙です。漏れた煙が壁紙に付着すると、なかなかとれません。ベランダやバルコニーなどの共用部分で行うと、においや煙が出て周囲の迷惑になることもありますし、契約上禁止されている物件もあります。

家庭用は煙が漏れにくい仕様のものが便利

家庭用は煙が漏れにくい仕様のものが便利

家での燻製は、においや煙が部屋に充満しないよう、家電タイプで除煙機能がついたものや、蓋がしっかり閉まる鍋型など密閉性が高いものを選ぶとよいでしょう。

ステンレス製やホーロー製は手入れがしやすい

どうしても手入れに手間がかかってしまうのが鉄製の燻製器です。また、陶器タイプは燻製器そのものににおいが染みつくので、手入れをしていても、収納時のにおいが気になるかもしれません。

ステンレスやホーローなど、汚れが落としやすくて錆びにくく、におい移りがしにくい素材で作られたものを選ぶとお手入れが簡単です。

ステンレス製はにおい移りがしにくく、ガシガシ洗えてサビにも強い

ステンレス製はにおい移りがしにくく、ガシガシ洗えてサビにも強い

自宅のコンロに対応しているかもチェックする

アウトドア用は熱源で選ぶ燻製器は変わりませんが、家庭で使う場合は自宅のコンロに対応可能かも確認する必要があります。

自宅のコンロに対応可能かも重要なポイント

自宅のコンロに対応可能かも重要なポイント

基本はガスコンロになりますが、IHコンロを使うご家庭もありますよね。そのような場合は、IHに対応している燻製器を選ぶようにしましょう。

おすすめの燻製器11選

ここからは使用シーン別に猪野さんおすすめの燻製器を紹介していきます。

気になる内容をクリック

おすすめの燻製器11選
メーカー
商品名
コールマン スノーピーク SOTO コールマン ウェーバー SOTO キャメロンズ アペルカ アピックス Panora イージースモーカー
ステンレススモーカー2 コンパクトスモーカー 燻家 スモークハウス コンパクトスモーカー バーベキュー コンロ 直径47cm 温度計つき スモークポット Coro ミニスモーカー テーブルトップスモーカー 燻製スモークロースター くんせい器 スモーキングガン
コールマン|ステンレススモーカー2 スノーピーク|コンパクトスモーカー SOTO|燻家 スモークハウス コールマン|コンパクトスモーカー ウェーバー|バーベキュー コンロ 直径47cm 温度計つき SOTO|スモークポット Coro キャメロンズ |ミニスモーカー アペルカ|テーブルトップスモーカー アピックス|燻製スモークロースター Panora |くんせい器 イージースモーカー|スモーキングガン
参考価格(税込) 1万230円 1万2980円 1650円 7700円 1万7991円 5280円 4290円 1万6500円 2万1780円 3999円 4898円
サイズ(幅×奥行×高さ) 25×26.5×40cm 22×31.5×16.5cm 23×23×52cm(使用時) 直径23.5×20.5cm 54×53×88cm 23×23×16.5cm 使用時:17.5×42.5×7cm
収納時:17.5×30×7cm
23×18 ×22cm 35.5× 42.6×28.3cm 6.8×6.8×16.6 cm 11.5×5×8cm 
素材 ステンレス、他 ステンレス、他 板紙 ステンレス、他 合金鋼 ステンレス ステンレス ホーロー、他 金属 アルミニウム
重量 2.1kg 1.5kg 490g 835g 8.62kg 1.56kg 1265g 830g 8.63kg 340g 240g
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アウトドア用におすすめの燻製器5選

まずは、アウトドア用におすすめの5選をご紹介します。

フックで吊るす縦型としても使用できる コールマン|ステンレススモーカー2

専門家のおすすめポイント

燻製器を買ったら、やっぱり「ベーコンを作ってみたい!」と思いますよね。こちらの商品は、網棚だけでなく、フックに食材を吊るして使えるので、ベーコン作りに最適です。あとはサーモンをひっかけられたりもします。網に置いてもできますが、フックに吊るしたほうが乾きが速く、しっかり燻すことができます。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 25×26.5×40cm
素材 ステンレス、他
重量 2.1kg

温度計付きで管理がしやすい本格燻製器。蓋の裏に付属のフックをかけることができるので、魚や豚バラブロックなどを吊るして燻すことができます。網棚も2段式にして使えるので、大容量。縦型で煙の循環も良く、初心者でも扱いやすいモデルです。

コンパクトだけど二重構造でたっぷり食材が入る スノーピーク|コンパクトスモーカー

専門家のおすすめポイント

小さく見えますが、2段構造なので、案外たっぷりと食材を入れることができます。肉や魚をスモークすると、チップに肉汁が落ちてくるのですが、この商品は肉汁を受ける皿を底にセットできるので安心です。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 22×31.5×16.5cm
素材 ステンレス
重量 1.5kg

お弁当箱みたいな形状をしており、安定性に優れています。コンパクトで熱のまわりも早いので、初心者が使いやすい燻製器です。価格は少し高いですが、耐久性に優れたステンレスで作られており、これから先長く燻製器を楽しみたい方におすすめです。

とりあえずチャレンジしたい人におすすめ SOTO|燻家スモークハウス

専門家のおすすめポイント

段ボールでできた商品は、とにかく軽量で安いので、まずトライしてみたいという方に最初におすすめしたいです。これで燻製にチャレンジしてみて、気に入ったら本格的に使える燻製器を選ぶとよいでしょう。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 23×23×52cm(使用時)
素材 板紙
重量 520g

段ボール製の燻製器で、組み立てて使う仕組みになっています。段ボールの中央に網を固定できるような作りになっていて、下の窓から燻している状態を確認することができます。基本的には使い捨てですが、濡れたり破けたりするまでは使えるので、かなりコストパフォーマンスが良い商品です。スモークウッドミニもセットになっているので、燻製をしてみたいと思ったら、すぐに始められます。

短時間で熱燻できる コールマン|コンパクトスモーカー

専門家のおすすめポイント

2人分くらいの燻製をするなら十分なサイズです。誰にでも受け入れられるシンプルさが、コールマンらしい。サイズ、デザインともに自宅兼用としても使いやすいでしょう。ちなみに何か作りたいものがあるわけでなければ、このくらいのサイズをおすすめします。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 直径23.5×高さ20.5cm
素材 ステンレス、他
重量 835g

シンプルなドーム型のデザインで、コンパクトな燻製器です。特筆すべきは、蓋と本体のフチのところに水を入れることができる溝があり、ここに水を入れることで煙漏れを防げるという点です。きちんと密閉され、短い時間でもしっかりと燻製できます。

バーベキューが好きならやっぱりウェーバー! ウェーバー|バーベキューコンロ 直径47cm 温度計つき

ウェーバー|バーベキュー コンロ 直径47cm 温度計つき

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

SOTOのかわいい燻製器は、陶器でできているので落としたり、急に冷ましたりすると割れてしまいますが、扱いに気をつければ大丈夫。スモークチーズやししゃもなどの小さな魚を燻製するのにちょうどいいサイズです。温度計が付いているので、初心者でもじょうずに温度管理ができます。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

サイズ(幅×奥行×高さ) 54×53×88cm
素材 合金鋼
重量 8.62kg

バーベキューグリルのブランドとして有名なウェーバー。アメリカではシェア60%を誇るグリルです。燻製以外にも用途がさまざまあるので、「燻製もしたいけどグリルとしても使いたい」という方にはぴったりです。使い方は、網の下にスモークウッドやチップを入れ、蓋で煙を閉じ込めてスモークします。

自宅用におすすめの燻製器6選

続いて、自宅用におすすめの燻製器を紹介します。

温度計付きで初心者でも使いやすい SOTO|スモークポットCoro

専門家のおすすめポイント

SOTOのかわいい燻製器は、陶器でできているので落としたり、急に冷ましたりすると割れてしまいますが、扱いに気をつければ大丈夫。スモークチーズやししゃもなどの小さな魚を燻製するのにちょうどいいサイズです。温度計が付いているので、初心者でもじょうずに温度管理ができます。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 23×23×16.5cm
素材 陶器
重量 1.56kg

コンパクトでもしっかり煙が循環するよう、ドーム型の蓋が付いた鍋型の燻製器。鍋と同じように収納できて扱いやすく、自宅で使うのをおすすめしたい商品です。うぐいす色の他に、藍色とつばき色のカラーバリエーションがあります。同シリーズには、蓋の上部がフラットになったDonというモデルも販売されています。

深さがあって十分なサイズ キャメロンズ|ミニスモーカー

キャメロンズ |ミニスモーカー

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

価格的にも手が出しやすく、IH、ガスコンロ、炭火、どの熱源にも対応可能なのがよいところです。自宅とキャンプで兼用したい人、キャンプよりは日常で燻製をしたいという方におすすめします。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

サイズ(幅×奥行×高さ) 使用時:17.5×42.5×7cm
収納時:17.5×30×7cm
素材 ステンレス
重量 1265g

アメリカ発の企業が作ったメスティン(飯ごう)のような形状の燻製器です。高さがあるので、かさばる食材も入れることができます。特筆すべきはIH対応である点です。自宅のコンロで調理したい方には便利でしょう。スモークチップ付きで、好みの木材を選べるので、届いたその日からすぐに燻製することができます。

デザイン性に富んだ燻製器 アペルカ|テーブルトップスモーカー

専門家のおすすめポイント

とにかくかわいくて、卓上に置いておくだけでおしゃれな演出ができます。IHには対応していないので要注意。自宅のテーブルの上にのせ、みんなでワイワイしながら楽しめそうですよね。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ (幅×奥行×高さ) 23×18×22cm
素材 ステンレス
重量 830g

スタイリッシュなデザインに目を奪われる燻製器。上部に穴が空いていて、密閉しない作りになっているのが大きなポイント。煙を充満させながらも、煙くさくなりすぎずに燻製することができます。水蒸気や煙を逃す分量はつまみで調整可能。ナッツなどの細かいものも燻製できるようにメッシュ皿が付いています。

においも煙も気にならない! アピックス|燻製スモークロースター

専門家のおすすめポイント

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猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 35.5×42.6×28.3cm
素材 ホーロー、他
重量 8.63kg

燻製容器をロースターにセットして使う、家電タイプの燻製器。家電タイプは、においと煙を気にせず楽しめるのが最大のポイントです。ホーローで作られた容器は、錆びにくくて手入れがしやすいでしょう。また、50品目のレシピ付きで、「何を燻製したらいいのかわからない」という方でも安心です。

まるでミルのように小さな燻製器 Panora|くんせい器

専門家のおすすめポイント

食材に煙を送り出しますが、熱は加わらないので、チーズやチョコレートなど、普通の燻製器で作ると溶けやすい食材にも煙をかけて燻製することができます。食材の新しい食べ方が見つかりそうですよね。自宅用としましたが、もちろん外でも使用可能です。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 6.8×6.8×16.6cm
素材 金属
重量 340g

食材に蓋をするドーム型の部分と、燻製チップを入れて燻す部分に分かれている新しいタイプの燻製器。ちょっとだけ香り付けしたいとき、煙の演出をしたいときなどにも使うことができます。煙漏れも少なく、部屋の中がくさくなる心配もありません。

チューブから食材に煙を送る! イージースモーカー|スモーキングガン

専門家のおすすめポイント

こちらのチューブタイプはドームが付属していないので、別で購入するか、食材をチャック付きバッグなどに入れてチューブで煙を送る、という使い方をするのもよいでしょう。お刺身をチャック付きバッグに入れておき、チューブで表面だけ燻すのもおいしいですよ。

猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター

猪野正哉さん

出典:Amazon

サイズ(幅×奥行×高さ) 11.5×5×8cm
素材 アルミニウム
重量 240g

こちらもPanoraと同じ、チューブで煙を送るタイプの燻製器です。従来型からデザインチェンジがあり、ますますコンパクトで軽量になりました。電池で動くのでどこででも稼働でき、コンパクトで持ち運びにも便利。ただし、密閉性は高くはないので、煙漏れには注意が必要です。

燻製器についてのQ&A

最後に、燻製器についてのよくある疑問点をまとめて紹介します。使用時の注意点やおすすめの使い方などを猪野さんに教えてもらいました。

Q. 自宅で燻製をするときの注意点はありますか?

A.自宅で燻製するときには、特ににおいと煙に注意が必要です

自宅だと、煙を感知すると火災報知器が作動してしまったり、壁紙ににおいがついてとれなくなってしまったりする可能性があります。煙が漏れない密閉性の高い燻製器や、除煙機能つきの燻製器を使用しましょう。

Q. 使用するチップの種類によって燻製の味は変わりますか?

A. チップと使う食材によって味は変わるので、相性を見極めるとよいでしょう

もっとも一般的で手に入りやすいのは、サクラ。香りが強いので少ない煙でもすぐに香りをつけることができ、お肉に合います。他には、ブナやナラ、メープル、クルミ、ヒッコリーなどもあります。ブナやナラ、メープルはクセの強い食材と相性がよく、マイルドに仕上がります。クルミやヒッコリーはクセのないやさしい香りなので、どんな食材とも相性がよいでしょう。

ほかにも、クセが強くしっかりと香りがつくヒッコリーや、古い樽を使ったウイスキーオークは白身魚などの淡白な味の食材が合います。

チップは種類によって相性のよい食材が異なる

チップは種類によって相性のよい食材が異なる

Q. 燻製するとおいしい食材はなんですか?

A. どんなものもおいしくなります

特にこれという食材があるのではなく、どんな食材も燻製するとおいしくなります。一般的によく知られているのは、チーズや豚バラブロック、カツオなどですが、ソーセージやハムなどを燻製してもおいしいですし、ナッツも人気がありますよね。水分の多い食材は少し干したり水気をしっかり切ったりしてから行うと、おいしくできますよ。

ソーセージやたまごの燻製はお酒のおつまみに◎

ソーセージやたまごの燻製はお酒のおつまみに◎

Q. 燻製の方法の違いは?

A. 燻製には「熱燻(ねつくん)」「温燻(おんくん)」「冷燻(れいくん)」の3つの種類があります
キャンプでの燻製は熱燻が一般的ですが、温燻で作ることもできます。

<燻製の種類>
燻製の種類 熱燻 温燻 冷燻
燻製の方法 80〜140℃くらいの高温で食材を一気に燻す 30〜80℃くらいの温度で1時間以上、ときには1〜2日かけて燻す 15〜30℃の低温で、長時間かけて燻す。上級者向け
時間 10分〜1時間 1時間以上。2日くらいかかることもある 数週間かけて作ることが多い
特徴 食材の水分が失われず、ジューシーに仕上がる しっかり水分が抜け、保存食としても扱いやすくなる 水分が飛び、長期保存できる

まとめ

  • 初めて燻製にトライしてみたい人には段ボール製がおすすめ
  • キャンプメインで使う人は、耐久性のあるステンレス製が良い
  • アウトドアで使うときは、折り畳みや分解ができるものだと持ち運びしやすい
  • 自宅で楽しみたい人は煙漏れの少ないオーブンタイプやIHでも使えるタイプが便利

燻製器は料理の幅を広げ、マンネリ化してしまいがちなキャンプも楽しくしてくれます。また、自宅でも手軽に燻製が楽しめるようになります。アウトドア用と自宅用では選ぶ際のポイントが異なるので、使用シーンに合わせて商品をチェックするようにしましょう。

この記事の内容を参考に、自分に合った燻製器を選んでみてください。

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