アウトドアワゴン・キャリーワゴンのおすすめ9選!プロが荷物運びに便利な人気モデルを徹底比較

アウトドアワゴン・キャリーワゴンのおすすめ9選!プロが荷物運びに便利な人気モデルを徹底比較

「キャンプ初心者におすすめのキャリーワゴンが知りたい」
「キャリーワゴンを選ぶ際のポイントは?」

子ども連れでの近所の公園への散歩、バーベキューやピクニック、泊まりがけのキャンプなど、さまざまな場面で荷物を運ぶのに便利なキャリーワゴン。一見するとどれも似たように見えるかもしれませんが、実に多種多彩なモデルが存在しています。

この記事では、キャンプコーディネーターの佐久間亮介さんに、キャリーワゴンの選び方を伺いました。

<専門家が教える!キャリーワゴンを選ぶときのポイント>

  • 積載量は、ピクニックやソロキャンプなら50〜60Lバーベキューやファミリーキャンプなら100L以上が目安
  • アウトドアでの使用が多いのなら大型で幅広のホイールがいい
  • 折りたたみ時にかさばるモデルがあるので、収納時の形状とサイズをしっかりチェック

さらに、佐久間さんおすすめのキャリーワゴン9選も紹介します。選ぶ際の参考にしてください。

おすすめキャリーワゴン9選
メーカー
商品名
South Light Timber Ridge ヴァストランド MOON LENCE FlELDOOR Fengzel Outdoor ロゴス Tmz Naturehike
アウトドアワゴン 58L アウトドアワゴン(大型タイヤ) アウトドアワゴン ノーマルタイヤ 折りたたみキャリーカート ワイルドマルチキャリー/スマートタフロング アウトドアワゴン220L Loopadd・丸洗いキャリーカート アウトドア用キャリーカート キャリーワゴン屋根付き
South Light|アウトドアワゴン 58L Timber Ridge|アウトドアワゴン(大型タイヤ) ヴァストランド| アウトドアワゴン ノーマルタイヤ MOON LENCE|折りたたみキャリーカート FlELDOOR|ワイルドマルチキャリー/スマートタフロング Fengzel Outdoor|アウトドアワゴン220L ロゴス|Loopadd・丸洗いキャリーカート Tmz|アウトドア用キャリーカート Naturehike|キャリーワゴン屋根付き
参考価格(税込) 5980円 9999円 1万980円 1万1899円 1万2000円 2万5770円 2万4800円 1万6977円 1万7990円
積載量 約58L 約146L 約106L 約156L 約178L 約220L 約103L 約100L 約146L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約70×50×65.5〜92cm 約91.5×47×57cm
※高さはハンドル含まず
約88×48×32cm(荷台外寸)
※高さはハンドル・ホイール含まず
約93×57×107cm 約105×62×62〜91cm 約110×60×100cm 約100×51×56cm
※高さはハンドル含まず
約121×61×100cm 約86×48.5×95cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約50×13×66cm 約28×17×75cm 約34×22×73cm 約37×24×62cm 約36×29×77cm 約34×26×82cm 約51×24×84cm 約61×22×80cm 約50×17.5×68cm
重量 約5.2kg 約11kg 約11kg 約12.7kg 約13kg 約17kg 約8.8kg 約14.9kg 約9.35kg
耐荷重 約80kg 約100kg 約150kg 約100kg 約150kg 約150kg 約100kg 約120kg 約120kg
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
キャンプコーディネーター・アウトドアライター
佐久間亮介さん
佐久間亮介
20代前半で「キャンプの楽しさを世に広めたい」と一念発起し、脱サラをして日本全国へキャンプの旅に出かける。現在ではアウトドアで得た経験を生かし、雑誌やWebメディアでの執筆、イベントの企画運営など幅広く活躍中。今まで訪れたキャンプ場は海外もあわせて250カ所以上。好きが高じて2023年春、群馬県の北軽井沢にて-be-北軽井沢キャンプフィールドを運営開始。自身がプロデュースしたソロテント「ガレージテント」がテンマクデザインより発売されているほか、著書に『キャンプ職業案内』(三才ブックス)がある。

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目次

専門家が教える!

キャリーワゴンを選ぶ際のポイント

キャリーワゴンは大量の荷物を運ぶのに便利なアイテムで、キャリーカートやアウトドアワゴンと呼ばれることもあります。

自分に合ったキャリーワゴンを手に入れるには、どのようなポイントを押さえればいいのか、佐久間さんに伺いました。

「キャリーワゴンは商品によって積載量や機能に違いがあるのでしっかり確認しましょう」と佐久間さん

「キャリーワゴンは商品によって積載量や機能に違いがあるのでしっかり確認しましょう」と佐久間さん

使用シーンに合わせて積載量をチェックする

家族で使用する場合の積載量の目安は、ピクニックで50〜60L、バーベキューで100L前後。キャンプでは、1〜2名なら50〜60L、それ以上の人数なら100L以上はあるといいでしょう。

積載量が約58Lのキャリーワゴン。キャンプなら1〜2名での利用に適している

積載量が約58Lのキャリーワゴン。キャンプなら1〜2名での利用に適している

ただし、ファミリーでのキャンプでは100L以上の積載量が大きいキャリーワゴンでも、すべての道具が一回で積みきれない可能性が高いです。

持ち込む荷物の量によって差はありますが、積載量が約120Lのキャリーワゴンで春〜夏のファミリーキャンプ用の道具一式を運搬すると仮定した場合、駐車スペースとキャンプサイト間を最低2回は往復する必要があるでしょう。

積載量約120Lのキャリーワゴン、4人想定の1泊2日用キャンプ道具積載例。積み込んだのはチェア、大型と小型のテーブル、寝袋、バーナー、タープ、テントなど

積載量約120Lのキャリーワゴン、4人想定の1泊2日用キャンプ道具積載例。積み込んだのはチェア、大型と小型のテーブル、寝袋、バーナー、タープ、テントなど

もちろん、より積載量が多い200L以上のキャリーワゴンを選べば、往復の回数を減らせます。しかし、収納時のサイズは大きく、重量も増すため車載時や自宅の保管スペースをよく考慮したうえで選ぶ必要があります。

保管スペースに合わせて収納タイプをチェックする

収納時の形状は縦長タイプ横長タイプの2種に分類されます。

縦長タイプは形状が整っていて、デッドスペースを活用しやすいので車載しやすいです。対して横長タイプはややかさばるため、上積みが推奨されるシーンが多くなります。

左は約120Lの縦長タイプ、右は約58Lの横長タイプ

左は約120Lの縦長タイプ、右は約58Lの横長タイプ

縦長タイプは奥行きを生かしてスライドするように積み込める(左)/横長タイプは薄くなるため、ほかの荷物の上に積載しやすい

縦長タイプは奥行きを生かしてスライドするように積み込める(左)/横長タイプは薄くなるため、ほかの荷物の上に積載しやすい

自宅の保管スペースと、車のラゲッジスペースにどのように積み込むかを考えて、適切なタイプのものを選びましょう。

使用環境に合わせて、ホイールの大きさや太さをチェックする

アスファルトなどの舗装路で使うことが多いなら、ホイールは小型で細いタイプでも問題ありません。ただし、頻繁にキャンプ場などのアウトドアフィールドに出かけるなら大型ホイールの方がおすすめです。とくに芝生の上やぬかるみなどのあるやわらかい地面では、重い荷物を積み込んだキャリーワゴンはホイールのつくりによって機動性は大きく変わります。

細くて小径のホイールは地面に沈み込みやすいのに対し、大型の幅広ホイールは柔らかい地面でも沈み込みにくく、スムーズに進行できるオールラウンダーといえるでしょう。

大型ホイール(左)と小型ホイール(右)。積載量が大きいモデルをアウトドアで使用するなら大型ホイールのものがおすすめ

大型ホイール(左)と小型ホイール(右)。積載量が大きいモデルをアウトドアで使用するなら大型ホイールのものがおすすめ

また、ホイールが大きい場合、収納状態に結構な場所を取ることを把握しておきましょう。

専門家おすすめのキャリーワゴン9選

佐久間さんがおすすめするキャリーワゴン9選をご紹介します。

おすすめキャリーワゴン9選
メーカー
商品名
South Light Timber Ridge ヴァストランド MOON LENCE FlELDOOR Fengzel Outdoor ロゴス Tmz Naturehike
アウトドアワゴン 58L アウトドアワゴン(大型タイヤ) アウトドアワゴン ノーマルタイヤ 折りたたみキャリーカート ワイルドマルチキャリー/スマートタフロング アウトドアワゴン220L Loopadd・丸洗いキャリーカート アウトドア用キャリーカート キャリーワゴン屋根付き
South Light|アウトドアワゴン 58L Timber Ridge|アウトドアワゴン(大型タイヤ) ヴァストランド| アウトドアワゴン ノーマルタイヤ MOON LENCE|折りたたみキャリーカート FlELDOOR|ワイルドマルチキャリー/スマートタフロング Fengzel Outdoor|アウトドアワゴン220L ロゴス|Loopadd・丸洗いキャリーカート Tmz|アウトドア用キャリーカート Naturehike|キャリーワゴン屋根付き
参考価格(税込) 5980円 9999円 1万980円 1万1899円 1万2000円 2万5770円 2万4800円 1万6977円 1万7990円
積載量 約58L 約146L 約106L 約156L 約178L 約220L 約103L 約100L 約146L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約70×50×65.5〜92cm 約91.5×47×57cm
※高さはハンドル含まず
約88×48×32cm(荷台外寸)
※高さはハンドル・ホイール含まず
約93×57×107cm 約105×62×62〜91cm 約110×60×100cm 約100×51×56cm
※高さはハンドル含まず
約121×61×100cm 約86×48.5×95cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約50×13×66cm 約28×17×75cm 約34×22×73cm 約37×24×62cm 約36×29×77cm 約34×26×82cm 約51×24×84cm 約61×22×80cm 約50×17.5×68cm
重量 約5.2kg 約11kg 約11kg 約12.7kg 約13kg 約17kg 約8.8kg 約14.9kg 約9.35kg
耐荷重 約80kg 約100kg 約150kg 約100kg 約150kg 約150kg 約100kg 約120kg 約120kg
購入サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

コンパクトでリーズナブルなお買い得モデル South Light|アウトドアワゴン 58L

South Light|アウトドアワゴン 58L

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

今回紹介しているなかでもっとも小型のタイプです。タイヤは細身で小径ですが、積載できる荷物の量を考えると気にするほどでもありません。少人数での日帰りバーベキューアイテムやソロキャンプの装備をまとめて持ち運ぶのに適したサイズですね。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約58L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約70×50×65.5〜92cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約50×13×66cm(横長タイプ)
重量 約5.2kg
耐荷重 約80kg
カラーバリエーション アイボリー、カーキ、ブラック

コンパクトで軽量なキャリーワゴンです。ストッパー付きホイールは細く小径ですが、積み込める荷物の量や本体の重量を考えれば問題なし。ドリンクホルダーが2つあるなど、必要十分な機能を備えています。カバーは取り外しできるので定期的に洗うのも簡単です。

小物の収納ポケットが多い大容量タイプ Timber Ridge|アウトドアワゴン(大型タイヤ)

Timber Ridge|アウトドアワゴン(大型タイヤ)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

ドリンクホルダーのほか、サイドに付いているメッシュポケットは実用的な装備です。バーベキューや焚き火では作業用のグローブなどの小物を収納するのに便利。メッシュなので何が入っているのか一目瞭然で、小物が迷子になりにくいのはいいですね。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約146L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約91.5×47×57cm ※高さはハンドル含まず
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約28×17×75cm(縦長タイプ)
重量 約11kg
耐荷重 約100kg
カラーバリエーション

約146Lの大容量で悪路でもスムーズに運搬できる大型ホイールを装備。また小物の収納に便利な多数のメッシュポケットも付いており、とても欲張りなモデルです。使える機能を多く備えながらもリーズナブルである点も魅力です。

ベーシックなストッパー付きタイプ ヴァストランド|アウトドアワゴン ノーマルタイヤ

ヴァストランド| アウトドアワゴン ノーマルタイヤ

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

シンプルなつくりのキャリーワゴン。耐荷重が約150kgあり、質実剛健なつくりは頼りになります。ホイールが細めなので、ぬかるんだ地面では不利なことを頭に入れておきましょう。ストッパーがあるため、収納時にピタッと自立するのはうれしいポイント。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約106L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約88×48×32cm(荷台外寸)※高さはハンドル、ホイール含まず
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約34×22×73cm(縦長タイプ)
重量 約11kg
耐荷重 約150kg
カラーバリエーション オリーブ、グレー、タン、ネイビー、ブラック

とてもしっかりとしたつくりのベーシックタイプです。ファミリー向きの大型サイズで、バーベキューの道具を一気に運搬できる積載量です。もっとも特徴的なのは、身長に応じてハンドルの長さを変えられること。ハンドル下のレバー操作で91〜108cmまで無段階に調節できます。ホイールが細身なので、重量物を積んだ場合は砂浜などやわらかい地面上での運搬には向いていません。

大容量ながらとてもコンパクトな収納サイズのキャリーワゴン MOON LENCE|折りたたみキャリーカート

MOON LENCE|折りたたみキャリーカート

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

収納状態のサイズが小さいのはコンパクトカーユーザーの私にはうれしいポイントです。積載量が同程度の他モデルと比べると収納時の全高が10cmほど短いため、より車載がしやすいです。 カラーバリエーションも豊富で、好みのものを選べるのもいいですね。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約156L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約93×57×107cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約37×24×62cm(縦長タイプ)
重量 約12.7kg
耐荷重 約100kg
カラーバリエーション オレンジ+ブラック、グリーン、グレー、ネイビー、ブラック、ブラック+グレー

特筆すべきは、約156Lもの大容量でありながら他モデルと比較すると収納時のサイズがコンパクトなところです。車のラゲッジスペースに余裕をもたせたいのならおすすめのモデルといえるでしょう。ホイールは大型の幅広タイプなので、どんな地面でもスムーズに荷物の運搬ができます。

極太タイヤで大容量のオールラウンダー FIELDOOR|ワイルドマルチキャリー/スマートタフロング

FlELDOOR|ワイルドマルチキャリー/スマートタフロング

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

どんな路面状況にも対応する大型のホイールに、ファミリーキャンプに必要十分な178Lの積載量。別売りですが専用のアルミテーブルセットが用意されているので、手に入れておくと幅広いシーンで活躍してくれること間違いなし!

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約178L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約105×62×62〜91cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約36×29×77cm(縦長タイプ)
重量 約13kg
耐荷重 約150kg
カラーバリエーション ダークブラウン、トライアングル、ブラック、ブラック×レッドフレーム、ライトベージュ×ブラウンフレーム、ブルー、ボルドー

耐久性の高いスチールフレームを採用し、耐荷重約150kgもの強度をもつタフなモデルです。約178Lの大容量で、極太のホイールを備えており悪路の走破性は抜群。カラーバリエーションは7色と豊富に展開し、専用のキャリーカバー(雨天時にかぶせるカバー)やアルミテーブルなどのオプションアイテムも充実しています。

とにかくたくさん荷物を積み込みたいならコレ Fengzel Outdoor|アウトドアワゴン 220L

Fengzel Outdoor|アウトドアワゴン220L

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

220Lもの積載量は圧巻。荷崩れ防止用のネットが付属しているので、とにかく一気に多くの荷物を運びたい人には断然おすすめしたいキャリーワゴンです。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約220L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約110×60×100cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約34×26×82cm(縦長タイプ)
重量 約17kg
耐荷重 約150kg
カラーバリエーション オリーブ、ブラック、ホワイト、ネイビー+オレンジ

長尺物や大型テントなどを積み込むのに便利な、大型タイプです。今回紹介しているなかでもっとも積載量が多い約220L。極太のスチールフレームを採用し、耐荷重は約150kgと高い強度を備えています。ホイールは極太の大型タイプなので、どんな道でも安定して走行できます。またホイールにはロック機能も付いていて、つま先で操作が可能。カバーは取り外して丸洗いが可能なので、常に清潔に保てます。

武骨ながら洗練された多機能モデル ロゴス|Loopadd・丸洗いキャリーカート

ロゴス|Loopadd・丸洗いキャリーカート

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

この武骨な雰囲気がキャンパーとしての物欲を刺激してくれます。サイドに配された豊富なループは「どんな道具をつるしたり引っ掛けたりすると便利かな?」と使用するシーンを想像するのが楽しい仕掛けです。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約103L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約100×51×56cm ※高さはハンドル含まず
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約51×24×84cm(縦長タイプ)
重量 約8.8kg
耐荷重 約100kg
カラーバリエーション

日常的にも便利に使える約103L容量のモデルです。生地の外側には全面にループが備え付けてあり、火バサミやトング、シェラカップなどそのまま引っ掛けておくことができます。同Loopaddシリーズには小物入れとして役立つアドポーチがリリースされていて、ループに取り付けてカスタマイズを楽しめます。カバーは着脱式で、丸洗いOKです。

屋根付きの多機能タイプ Tmz|アウトドア用キャリーカート

Tmz|アウトドア用キャリーカート
Tmz|アウトドア用キャリーカート2

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

デザイン、カラーリングのかわいらしさが目をひきますが、ハンドルは引く、押すの2WAY仕様。機能が多い分、重量が増してしまいますが、悪路に強い極太タイヤにはストッパーが付いているなど、リーズナブルながら魅力が多く詰まった、お買い得感が大きいキャリーワゴンです。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約100L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約121×61×100cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約61×22×80cm(横長タイプ)
重量 約14.9kg
耐荷重 約120kg
カラーバリエーション エメラルド、レッド、ネイビー、スカイブルー/グレー、ベージュ/グリーン

今回紹介しているなかで、「押す」ハンドルの機構も備わっている唯一のキャリーワゴンです。押す機構は、日常的な買い物や比較的軽量な荷物を運搬するのにはとても楽で、歩行を補助し疲労を軽減してくれます。そしてキャンプなどで重量物を載せる場合には「引っ張る」ハンドルの機構が活躍します。屋根付きで荷物を雨で濡らさずに済みますし、クーラーボックスへ直射日光が当たるのを防いでくれます。屋根、本体カバーはともに脱着自在なので、汚れた後のメンテナンスも楽々です。

サイドが開いて多用途に活躍するモデル Naturehike|キャリーワゴン屋根付き

Naturehike|キャリーワゴン屋根付き
Naturehike|キャリーワゴン屋根付き2

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

ほかのモデルとはちょっと違う雰囲気をもっていて、ユニークなだけではなく、高い実用性も備えているキャリーワゴンです。とくにサイドが開く独自の機構は個人的にかなり好み。積載する荷物を増やせますし、キャンプサイトでは棚のように使うと便利そうです。落ち着いたカラーなので、屋根が取り付けてあるだけでキャンプサイトのコーディネートとして映えますね。

佐久間亮介

キャンプコーディネーター・アウトドアライター

佐久間亮介さん

積載量 約146L
使用時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約86×48.5×95cm
収納時サイズ(横幅×奥行×高さ) 約50×17.5×68cm(横長タイプ)
重量 約9.35kg
耐荷重 約120kg
カラーバリエーション

コンパクトで軽量なタイプながら、積載量は約146Lと大容量。このキャリーワゴンの最大の特徴は、カバー両サイドをガバッとオープンできること。それにより、長尺物も含めて多くの荷物を台車のように運搬できます。ホイールは細いタイプなので、重い荷物を運搬する場合、道を選ぶ必要があります。

キャリーワゴンを買う前に知っておきたい3つのこと

ハンドルの機構や便利な機能、カバーが脱着できるかなど、キャリーワゴンを買う前に知っておきたい3つのことについて佐久間さんに伺いました。

1. ハンドルは引っ張るタイプが主流

スーパーなどの買い物カートの場合は押して使用するのが基本ですが、アウトドア向きのキャリーワゴンのほとんどは、ハンドルを引っ張って運搬するタイプです。引っ張る方が持ち運ぶ際の力は少なく済み、キャリーワゴンよりも体が先行するので足元を確認しながら進めます。とくに重量が増したときの動かしやすさ、段差を乗り越える際のスムーズさは引っ張るタイプに軍配が上がります。

ハンドルの長さ調節は、「短め」か「長め」の2段階が大半を占めています。身長が高い人は短めだと運搬時にキャリーワゴンが足に接触しやすいため、長めに設定しましょう

また、ハンドルはどのモデルでも上下は地面と水平になるくらいまで傾けることができ、さらに左右や斜め方向にも大きく可動するので、力の加減調節や方向転換も容易です。

押すタイプよりも引っ張るタイプが多いのは実用面でのメリットが圧倒的に勝るため。ほとんどのキャリーワゴンでは、握りやすいO型のハンドルを採用

押すタイプよりも引っ張るタイプが多いのは実用面でのメリットが圧倒的に勝るため。ほとんどのキャリーワゴンでは、握りやすいO型のハンドルを採用

2. キャリーワゴンの便利な機能

ちょっとした小物やドリンクを収納できる、ドリンクホルダーやサイドポケットがあると、バーベキューやキャンプではとても便利です。ほかにもハンギングループがあるタイプならシェラカップや火バサミなど目的に応じて小物を引っ掛けることができます。

外付けのドリンクホルダーには、グローブなども収納しやすい。メッシュは視認性がいいので取り忘れ防止にもなる

外付けのドリンクホルダーには、グローブなども収納しやすい。メッシュは視認性がいいので取り忘れ防止にもなる

転がり抵抗の少ないアスファルト路面や坂道で使うシーンが多い想定ならば、安全装備としてタイヤにストッパーが付いているタイプがおすすめです。ストッパーは基本的に4輪すべてではなく、前後どちらかの2輪に付いています。

ストッパー付きならタイヤの横にあるレバーを操作し、ロックをかけられる

ストッパー付きならタイヤの横にあるレバーを操作し、ロックをかけられる

3. カバーが脱着できるモデルだと手入れがしやすい

キャリーワゴンには、カバーが取り外せるものと、取り外せないものがあります。
本体のフレームからカバーが取り外せれば、泥などで汚れた際に洗うことが容易です。定期的に洗って清潔に保つことができます。

脱着可能なカバーは、どのモデルも取り外す作業はわずか数秒と簡単

脱着可能なカバーは、どのモデルも取り外す作業はわずか数秒と簡単

キャリーワゴンに関するよくあるQ&A

キャリーワゴンに関する疑問について、佐久間さんにお答えいただきました。

Q. キャリーワゴンに子どもが乗っても大丈夫なの?

A. あくまでも荷物を運ぶワゴンなので、子どもを乗せるのは推奨されていません。ちなみに耐荷重はそれぞれ静止状態のものとされています。極端に荷重が大きい部分があったり、強い衝撃が加わると破損につながる可能性があります

Q. キャリーワゴンはソロキャンプにもおすすめ?

A. 大容量のキャリーワゴンでも、ファミリーのキャンプ道具一式をまとめて積載するのは難しいですが、ソロキャンプの道具であれば、キャリーワゴンに収めることは比較的簡単です。キャリーワゴンの中に丸ごと用意しておけば、整理整頓がしやすく準備も片付けも楽々。利便性と効率性を両立することができます。

キャリーワゴンに収納ボックスを積んでおけば、そのままキャンプサイトでテーブルとして機能する

キャリーワゴンに収納ボックスを積んでおけば、そのままキャンプサイトでテーブルとして機能する

Q. キャリーワゴンでの荷物の運搬を必要としないオートキャンプではどう使う?

A. オプションで取り付け可能な天板をセットすればテーブルとして機能するほか、地面にじか置きしたくない薪(まき)や小物の収納場所として便利に使えます。またキャンプサイトの撤収時には一時的な物の置き場所として活躍します。寝袋やマットレス、調理器具などの小物をひとまずキャリーワゴンに積んでおき、最終的に車のラゲッジスペース前に運搬して積み込むといった活用法がおすすめです。

天板をセットすればテーブルとして使えて便利

天板をセットすればテーブルとして使えて便利

Q. 上手に積載するコツは?

A. 折りたたみ式のチェアやテーブルなどがあれば、それらをサイドに立てかけるように配置し、壁をつくります。そうすれば多少高さをかせげるので荷物を積載しやすくなりますし、より多くの荷物を積み込むことができます。

折りたたみ式のチェアがあったら上積みではなく、内側の側面に差し込むのがコツ

折りたたみ式のチェアがあったら上積みではなく、内側の側面に差し込むのがコツ

まとめ

  • 積載量は、ピクニックやソロキャンプなら50〜60Lバーベキューやファミリーキャンプなら100L以上が目安
  • 自宅の保管場所やラゲッジスペースに合わせて収納タイプを選ぶ
  • ホイールが大きくて太いものだと、やわらかい地面でも運搬しやすい
  • ハンドルは引っ張るタイプが主流
  • カバーが脱着できるモデルだと手入れがしやすい

キャリーワゴンは、日帰りのピクニックや散歩なら積載量が50〜60L程度の小さいタイプでも十分活躍しますし、軽量なので保管しやすく持ち運びも楽に行えます。

キャンプなどアウトドアフィールドで使う機会が多いのなら、たくさんの荷物を一気に運搬でき、やわらかい地面でも動かしやすい大型ホイールの幅広タイプが断然おすすめです。

多機能なタイプは道具として魅力にあふれていますが、オーバースペックの可能性もあります。必要がない機能は、冷静に省く判断も必要でしょう。またデザインやカラーリングを見て、服や道具とのコーディネートを考えるのも楽しいですね。

この記事を参考に、ぜひ最適なキャリーワゴンを選んでください。

撮影協力
-be-北軽井沢キャンプフィールド
-be-北軽井沢キャンプフィールド
2023年春、リニューアルオープンしたキャンプ場。オートサイトは広々としており標高1000m以上。夏はカラッと涼しく快適なキャンプができる、自然派キャンパーに愛されるフィールド。

住所:群馬県吾妻郡長野原町応桑1984-160
営業期間:4月中旬〜11月末
予約:https://campismfield.jp/be-camp-book/

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