「自分の肌悩みに合うクレンジングが知りたい...」
スキンケアの基礎であるクレンジング。
色々試してみたけど、結局どれが自分の肌に合っているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、化粧品成分のスペシャリストであるMizuhaさんにクレンジングの種類ごとの特徴や肌悩みに合わせた選び方を伺いました。
【肌悩み別】クレンジングの選び方
- 【テカリや毛穴汚れ】オイルタイプやバームタイプがおすすめ。保湿ケアは念入りに◎
- 【肌に負担をかけたくない】ジェルタイプがおすすめ
- 【敏感肌】さっぱり仕上がるミルクタイプやしっとり仕上がるクリームタイプがおすすめ
肌悩み | 皮脂が多く、テカリが気になる | 乾燥と毛穴汚れが気になる | 肌に負担をかけたくない | 洗い上がりのつっぱりが気になる | 肌が敏感で荒れやすい | ||||||||||
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メーカー 商品名 |
Dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル |
FANCL マイルドクレンジング オイル |
shuuemura アルティム8∞ クレンジング オイル |
DUO ザ クレンジング バーム |
パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム |
バニラコ クリーンイットゼロ クレンジングバーム |
マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス |
フルリ クリアゲルクレンズ |
4U care クレンジング洗顔ジェリー |
オルビス オフクリーム |
シェルクルール ベーシッククリーム |
ドクターシーラボ エンリッチリフトクレンジングクリームEX |
ネイチャーズウェイ チャントアチャーム クレンジングミルク |
カバーマーク トリートメント クレンジングミルク |
カウブランド 無添加メイク落としミルク |
価格 | 2750円 | 1078円 | 1万3200円 | 3960円 | 2970円 | 2500円 | 4180円 | 3850円 | 4180円 | 2530円 | 3300円 | 3630円 | 2750円 | 3300円 | 968円 |
50ml/gあたりの価格 | 1150円 | 900円 | 1450円 | 2200円 | 2000円 | 700円 | 1050円 | 1300円 | 1750円 | 1250円 | 1250円 | 1500円 | 1050円 | 850円 | 323円 |
内容量 | 120mL | 60mL | 450mL | 90g(約1ヶ月分) | 75g(約1ヶ月分) | 180mL | 200g | 150g | 120g | 100g | 130g | 120g | 130mL | 200g | ポンプ付150mL |
タイプ | クレンジングオイル | クレンジングオイル | クレンジングオイル | クレンジングバーム | クレンジングバーム | クレンジングバーム | クレンジングジェル | クレンジングジェル | クレンジングジェル | クレンジングクリーム | クレンジングクリーム | クレンジングクリーム | クレンジングミルク | クレンジングミルク | クレンジングミルク |
おすすめ ポイント |
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目次
クレンジングタイプとその選び方
クレンジングは、大きく分けて6つの種類に分けられます。それぞれどのような特徴があり、どのような肌の方におすすめなのか、クレンジングタイプと特徴、その選び方について詳しくご紹介します。
クレンジングの成分構成
クレンジングの種類を説明する前に、まずはクレンジングはどのような成分で構成されるのか見ていきましょう。
クレンジングは、油分、界面活性剤、水分、プラスαの成分などで構成されます。クレンジングで落とすものは、メイクや肌表面の皮脂汚れ、古い角質など。このような油性の汚れをクレンジングの油分となじませて、界面活性剤により乳化させてから落とす働きをします。
クレンジングタイプの特徴
次に、クレンジングタイプごとの特徴を詳しく見ていきましょう。まずクレンジングは、オイル、バーム、ジェル、クリーム、ミルク、シートの6タイプに分類できます。各タイプの特徴は以下の通りです。
種類 | 洗い上がり | クレンジング力 | 特徴 |
---|---|---|---|
クレンジングオイル | さっぱり | 強 | 主成分は油性成分で、界面活性剤も比較的多く含まれているためクレンジング力が強い |
クレンジングバーム | しっとり | 強 | クレンジングオイルと似た成分構成。油性成分を多く含んでいるため、クレンジング力は比較的高め ※バーム特有の硬めの油性成分が配合 |
クレンジングジェル | 油系ジェル:しっとり 水系ジェル:さっぱり |
油系ジェル:強 水系ジェル:中 |
ジェルのタイプは油系と水系に分かれる。水系ジェルより油系ジェルの方がクレンジング力が強い傾向。水系はクレンジング力を高めるためメイクを乳化させる役割をもつ界面活性剤(非イオンなど)の配合量が多い場合も |
クレンジングクリーム | しっとり | 中 | 適度な油分を含み、適度なクレンジング力を兼ね備える。しっとりとした洗い上がりのものが多い |
クレンジングミルク | しっとり | 弱 | クリームタイプより油分が少なく、水溶性成分が多いため、使用感が比較的さっぱりしている |
水系・シートタイプ | さっぱり | 中 | 界面活性剤などによってメイク汚れを落とす。洗浄力を高めるため、エタノールの配合量が多い場合もあり、肌への負担が大きい |
クレンジングの選び方
上記でクレンジングタイプごとの特徴をご紹介しましたが、実際どのような人に向いているのでしょうか。以下の診断も活用しながら、自分に合うクレンジングタイプを見つけましょう。
▼ 各タイプのおすすめ商品を見る!→メイクをしっかり落とすならクレンジングオイルがおすすめ
メイクが濃い方や毛穴汚れが気になる方には、汚れをすっきり落とせるクレンジングオイルがおすすめです 。クレンジングミルクやクリームでは濃いメイクを落としきれず、汚れが肌に残ってしまうことも。濃いメイクの方は、オイルを使用した方がよいでしょう。
しかし、メイク汚れがするっと落ちる一方で、肌に必要な皮脂などを一緒に落としてしまうことも。乾燥が気になる方は、メイクの濃い日だけクレンジングオイルを使用するなど、使用頻度に注意してみてもいいでしょう。また、オイルタイプでメイクを落とした後は、保湿ケアを入念にしてくださいね。
乾燥と毛穴汚れが気になるならクレンジングバームがおすすめ
クレンジングバームは、オイルクレンジングと似たような成分構成で、油性成分を多く含んでいます。そのためクレンジング力は高めで、濃いメイクでも落としやすいのがメリットです。
オイルクレンジングと異なる点は、バーム特有の硬いテクスチャーと、体温で溶ける油性成分(ワックス、ロウ、融点の高めの油脂など)が配合されていること。そのため、冷水ですすいでしまうとバーム特有の油性成分が洗い流しづらくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。
どのタイプでもいえることですが、すすぎ時は人肌程度のぬるま湯がベスト。また、オイルクレンジング同様、肌に長時間のせておくと乾燥の原因にもなるため、1分以内に洗い流すイメージで使用するとよいでしょう。
肌への負担を抑えたいならクレンジングジェルがおすすめ
クレンジングジェルには、大きく分けて油系と水系のジェルタイプがあります。水系ジェルは、オイルフリータイプのものや、油性成分を含んだオイルインタイプもあります。成分構成によってクレンジング力に差はありますが、一般的にクレンジング力は、普通〜強め。水系ジェルより油系ジェルの方がクレンジング力が高いというイメージをもっておくとよいでしょう。
油系ジェルは、成分表の上位に油性成分が表示されており、商品によってはクレンジングクリームと同程度のクレンジング力のものもあります。水系のジェルの場合、一般的には油性成分が少ないかオイルフリーに設計されているので、乳化の役割を持つ界面活性剤(非イオン性など)と水性成分が成分表の上位を占めます。界面活性剤がメイクや皮脂を包み込むことで汚れを落とす仕組みです。
そのため、クレンジング力が普通でも界面活性剤の配合量によっては肌に存在する皮脂膜や保湿成分も一緒に洗い流してしまう場合も。みずみずしいテクスチャーでさっぱりとした使用感のため、幅広い年齢層に人気ではありますが、乾燥が気になる際は使用頻度、お肌にのせる時間などに注意しましょう。
しっとりした洗い上がりならクレンジングクリームがおすすめ
肌に優しいクレンジングをお探しの方には、しっとりとした洗い上がりが特徴のクレンジングクリームがおすすめです 。クレンジング力は一般的に中間程度で、メイクの濃さが薄め〜普通の方におすすめです。
メーカーによって多少差がありますが、一般的にクレンジングオイルよりも配合されている油分や界面活性剤が少ないのが特徴です。乾燥でお悩みの方は、油性成分とその他の成分のバランスがいいクレンジングクリームに変更してみるのも〇。ただし、配合されている油性成分によっては、クレンジング後に油分が肌に残りやすい場合があるので、クレンジング後は洗顔料を使って洗顔するようにしましょう。(※W洗顔不要と記載のものは洗顔は必須ではありません)
肌への優しさならクレンジングミルクがおすすめ
クレンジングクリームより水溶性成分が多く、使用後の感触が比較的さっぱりとしているミルクタイプ。水溶性成分が多くなりますので、洗浄力はクレンジングクリームより比較的弱めになります。そのため、「肌にあまり負担をかけずに優しくメイクを落としたい」薄づきメイクの方、敏感肌の方におすすめです。
またミルクタイプは水分が多いことからメイクとなじむまでに時間がかかりやすく、肌をこすってしまう可能性もあるため、優しい力加減でメイクオフするように注意しましょう。
肌が弱いけれど濃いメイクもしたい方は、アイメイクだけ濃くしてポイントリムーバーを使い、他のパーツはクレンジングミルクで優しくオフという方法も。
さっとメイクを落としたいときには水系やシートタイプのクレンジング
水系(クレンジングウォーターなど)やシートタイプも、水系ジェルと同様に界面活性剤によってメイク汚れなどの油汚れを落とすクレンジングです。洗浄力を高めるためにエタノールが成分の上位に配合されている場合があるため、お肌が弱い方は刺激に感じることも。
またピーリング(古い角質の除去)成分であるグリコール酸や乳酸といった成分が配合されているタイプもあるため、使い方には注意が必要です。さらに水系やシートタイプは、コットンやシートで肌に物理的な刺激も与えてしまいやすいため、シートタイプのふだん使いは極力控えた方がいいでしょう。
【編集部まとめ】
クレンジングのおすすめ商品15選
Mizuhaさんからお伺いしたクレンジングの選び方をもとに、your SELECT.編集部がおすすめ商品をタイプ別に15個厳選しました。ぜひ参考にしてくださいね。
気になる内容をクリック
- 【メイクをしっかり落としたい人向け】おすすめのクレンジングオイル3選
- 【乾燥と毛穴汚れが気になる人向け】おすすめのクレンジングバーム3選
- 【肌への負担を抑えたい人向け】おすすめのクレンジングジェル3選
- 【しっとりした洗い上がりを求める人向け】おすすめのクレンジングクリーム3選
- 【肌への優しさを重視したい人向け】おすすめのクレンジングミルク3選
メーカー 商品名 |
資生堂 Dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル |
FANCL マイルドクレンジング オイル |
shuuemura アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル |
DUO ザ クレンジング バーム |
パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム |
バニラコ クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル |
マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス |
フルリ クリアゲルクレンズ |
4U care クレンジング洗顔ジェリー |
オルビス オフクリーム |
シェルクルール ベーシッククリーム |
ドクターシーラボ エンリッチリフトクレンジングクリームEX |
ネイチャーズウェイ チャントアチャーム クレンジングミルク |
カバーマーク トリートメント クレンジングミルク |
カウブランド 無添加メイク落としミルク |
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参考価格 | 2750円 | 1078円 | 1万3200円 (2022年3月1日より価格改定 1万3200円 ) |
3960円 | 2970円 | 2500円 | 4180円 | 3850円 | 4180円 | 2530円 | 3300円 | 3630円 | 2750円 | 3300円 | 968円 |
内容量 | 120mL | 60mL | 450mL | 90g(約1ヶ月分) | 75g(約1ヶ月分) | 180mL | 200g | 150g | 120g | 100g | 130g | 120g | 130mL | 200g | ポンプ付150mL |
タイプ | クレンジングオイル | クレンジングオイル | クレンジングオイル | クレンジングバーム | クレンジングバーム | クレンジングバーム | クレンジングジェル | クレンジングジェル | クレンジングジェル | クレンジングクリーム | クレンジングクリーム | クレンジングクリーム | クレンジングミルク | クレンジングミルク | クレンジングミルク |
おすすめ ポイント |
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<メイクをしっかり落としたい人向け>おすすめのクレンジングオイル3選
まずは、おすすめのクレンジングオイルを3つ厳選しました。
\クレンジングオイルが向いている人/
- 日常的に濃いめのメイクをする人
- 皮脂が多く、テカリが気になりやすい人
肌荒れの原因を薬用有効成分配合の美容オイルが洗い上げる Dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル(医薬部外品)
商品のおすすめポイント
- 肌荒れ原因を花粉、ちり、ほこりなど微粒子まで取り除く
- 薬用有効成分配合
- 敏感肌の方でも使いやすい低刺激設計
メーカー | Dプログラム(資生堂) |
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商品名 | エッセンスイン クレンジングオイル(医薬部外品) |
タイプ | オイル |
容量 | 120mL |
メインの成分 | グリチルレチン酸ステアリル、ホホバ油 |
処方 | 防腐剤、アルコール、鉱物油フリー |
敏感肌の人でも使える、低刺激設計のスキンケアラインDプログラム「エッセンスイン クレンジングオイル」。さらっとしていて肌なじみがよく、濃いメイクはもちろん、微粒子汚れも取り除いてくれます。水でもさっぱり落とせる気持ちのよいクレンジングオイルです。
毛穴の汚れや角栓がすっきり落ちる FANCL マイルドクレンジング オイル
商品のおすすめポイント
- ジェルのようなテクスチャーで、オイルなのにぬるつかない
- マツエクにも使用OK
- 毛穴の汚れや角栓も落ちやすい
メーカー | FANCL |
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商品名 | マイルドクレンジング オイル |
タイプ | オイル |
容量 | 60mL |
メインの成分 | エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG |
処方 | 防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤フリー |
FANCL(ファンケル)で根強い人気をもつ「マイルドクレンジング オイル」。クレンジング力と保湿力のバランスがよいと評判です。オイルなのにべたつかず、ジェルのようなするんとした肌なじみと使い心地も人気。落ちにくいメイクにはもちろん、毛穴の汚れや角栓もじわっとすっきり落ちます。
保湿成分75%配合の王道デパコスクレンジング shuuemura アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル
商品のおすすめポイント
- 使用している成分の98%が自然由来成分
- W洗顔不要
- 王道デパコスクレンジング
メーカー | シュウウエムラ |
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商品名 | アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル |
タイプ | オイル |
容量 | 450mL |
メインの成分 | トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル |
処方 | ー |
口コミ評価も高く、2021年ベストコスメアワード・クレンジング部門第1位の「アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」。保湿成分75%でうるおいの数値が上がり、カシミア肌も夢ではありません。使えばわかると、しっとりとした洗い上がりが病みつきになる人が続出です。オイルなのに濡れた手でも使用可能。お風呂場でも使えて便利です。
<乾燥と毛穴汚れが気になる人向け>おすすめのクレンジングバーム3選
次に、おすすめのクレンジングバームを3つ厳選しました。
\クレンジングバームが向いている人/
- 日常的に濃いめのメイクをする人
- 乾燥肌の人
- 毛穴汚れが気になる人
肌悩みごとに5つの種類から選べる DUO ザ クレンジング バーム
商品のおすすめポイント
- さまざまなお悩みに合わせて使えるラインナップ
- ダブル洗顔不要
メーカー | DUO |
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商品名 | ザ クレンジングバーム |
タイプ | クレンジングバーム |
容量 | 90g(約1ヶ月分) |
メインの成分 | パルミチン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル |
処方 | 鉱物油・石油系界面活性剤・アルコール・石油系油脂・合成香料・合成着色料フリー |
DUOの「ザ クレンジングバーム」は、ダブル洗顔不要の毛穴ケアを実現しました。これ1つでクレンジングに洗顔、角質ケア、マッサージ、トリートメントの5つの機能を兼ね備えています。バームタイプなので、肌の摩擦が少なく、濃いメイクも落とせます。肌になじませるとオイルのように変化します。また、肌悩みごとに5つの種類のバームがありますので、悩みに合わせて使えます。
黒ずみ毛穴の汚れをすっきり パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム
商品のおすすめポイント
- 世界中から厳選した植物成分を使用
- 28種類のうるおい成分配合
メーカー | パーフェクトワンフォーカス(新日本製薬) |
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商品名 | スムースクレンジングバーム |
タイプ | クレンジングバーム |
容量 | 75g(約1ヶ月分) |
メインの成分 | パルミチン酸エチルヘキシル、鳥居曽ステアリン酸PEG-20 |
処方 | 合成香料、合成着色料、防腐剤フリー |
毛穴汚れをしっかり落としながらうるおいを保つ、パーフェクトワンフォーカスの「スムースクレンジングバーム」。たっぷりのコラーゲンとヒアルロン酸でしっかり保湿しながらメイクをオフ。手のひらの温度で温めるとじゅわっとオイルのように溶ける柔らかいテクスチャーです。まつエクでも使えて、W洗顔は不要です。
刺激少なく微粒子汚れも落とす バニラコ クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル
商品のおすすめポイント
- 微粒子レベルの汚れもしっかりオフ
- 肌タイプによって4種類から選べる
- 人工着色料ZERO
メーカー | バニラコ |
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商品名 | クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル |
タイプ | クレンジングバーム |
容量 | 180mL |
メインの成分 | パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル |
処方 | ー |
タイプに合わせた4つのラインナップが特徴のバニラコの「クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル」を紹介します。初めて使用する人は、肌質を問わず使えるオリジナルタイプをおすすめします。ポイントメイクも十分に落とせる、2度洗い不要のクレンジングです。
<肌への負担を抑えたい人向け>おすすめのクレンジングジェル3選
次に、おすすめのクレンジングジェルを3つ厳選しました。
\クレンジングジェルが向いている人/
- 肌に負担をかけずに、しっかりメイクも落としたい人
- 毛穴汚れが気になる人
温かいテクスチャーでしっかりメイクオフ マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス
商品のおすすめポイント
- メイクを落としながら温感が心地いい
- 極小マイクロゲル & 極小シュガーオイルで毛穴の汚れもオフ
メーカー | マナラ |
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商品名 | ホットクレンジングゲル マッサージプラス |
タイプ | ジェル |
容量 | 200g |
メインの成分 | グリセリン、トリエチルヘキサノイン |
処方 | ー |
メイク落としだけではなく、角質ケアもできるマナラ「ホットクレンジングゲル マッサージプラス」。肌なじみがよく、じわっと温かい感触ととろっとしたテクスチャーが人気。91.3%がうるおい成分でできているので角質まで浸透し、スキンケアを助けるブースター効果も期待できます。
美肌に導く成分配合 フルリ クリアゲルクレンズ
商品のおすすめポイント
- 2021年モンドセレクション 8年連続最高金賞受賞
- 美容皮膚科医とエステティシャンが共同開発
- 毛穴に蓄積しやすいメイクや汚れをすっきり落とす
メーカー | フルリ |
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商品名 | クリアゲルクレンズ |
タイプ | ジェル |
容量 | 150g |
メインの成分 | パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル |
処方 | 防腐剤、合成香料、アルコール、オイル、紫外線吸収剤、鉱物油等フリー |
毛穴が気になる人におすすめしたいフルリの「クリアゲルクレンズ」。人肌程度に温めてからメイクとなじませることで、汚れを浮かせてしっかり吸着。メイクを落としながら美肌に導く天然の植物エキスを配合しています。
エイジングケアもできる 4U care クレンジング洗顔ジェリー
商品のおすすめポイント
- ゼリーのような新食感のテクスチャー
- 年齢を重ねた肌にうるおいを与える成分アスタキサンチン配合でエイジングケアができる
- 肌摩擦を軽減しながらうるおいを残す摩擦レスジェリー
メーカー | 4U care |
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商品名 | クレンジング洗顔ジェリー |
タイプ | ジェル |
容量 | 120g |
メインの成分 | トリエチルヘキサノイン、パルミチン酸エチルへキシル |
処方 | 防腐剤、合成香料、アルコール、鉱物油フリー |
クッション性の高い形状記憶ジェリーが、肌摩擦を軽減する4U careの「クレンジング洗顔ジェリー」。独自処方のセラミド配合のうるおいベールのおかげで、洗い上がりもつっぱりません。濡れた肌や手でもしっかり落とせて、ぷるぷるっとしたジェル状のテクスチャーがSNSでも人気。乾燥や黒ずみ毛穴、エイジングケアで悩む人におすすめです。
<しっとりした洗い上がりを求める人向け>おすすめのクレンジングクリーム3選
次に、おすすめのクレンジングクリームを3つ厳選しました。
\クレンジングクリームが向いている人/
- メイクが薄めの人
- 毛穴汚れが気になる人
うるおいを守りながらメイクオフ オルビス オフクリーム
商品のおすすめポイント
- 滑らかでとろみのあるテクスチャー
- うるおいながら落とす極上クレンジング
- 保湿成分としてブレンドハーブ成分(※)配合
(※)植物性保湿成分
メーカー | オルビス |
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商品名 | オフクリーム |
タイプ | クリーム |
容量 | 100g |
メインの成分 | パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル |
処方 | アルコールフリー |
オルビスの中でも定番の「オルビス オフクリーム」。滑らかでとろみのあるテクスチャーで、優しくゆっくりマッサージするとやがてしっとりとしたオイル状になります。使い心地の良さが好評です。
低刺激性天然オイル使用 シェルクルール ベーシッククリーム
商品のおすすめポイント
- 低刺激性、天然オイル中心のウォッシングタイプのクレンジング
- マッサージクリームとしても使用可能
メーカー | シェルクルール |
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商品名 | ベーシッククリーム |
タイプ | クリーム |
容量 | 130g |
メインの成分 | 水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル |
処方 | ー |
マッサージクリームとしても使えるシェルクルールの「ベーシッククリーム」。人肌程度に温めて肌になじませると、すっきり汚れを落としながらお肌をしっとり滑らかに保ちます。また、低刺激のクレンジングなので乾燥が気になる人でも手に取りやすい使い心地。スクワランベースの良質なオイル成分で洗い上がりもしっとりします。
油脂成分配合で肌なじみよく、マイルドな洗浄力 ドクターシーラボ エンリッチリフトクレンジングクリームEX
商品のおすすめポイント
- エイジングケア用ライン
- 7種の植物オイル(※)と美容液成分配合
- ハリのある肌に整えてくれる
(※)ツバキ種子油、マカデミア種子油、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、カニナバラ果実油、アボカド油、バオバブ種子油
メーカー | ドクターシーラボ |
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商品名 | エンリッチリフトクレンジングクリームEX |
タイプ | クリーム |
容量 | 120g |
メインの成分 | パルミチン酸エチルヘキシル、水 |
処方 | ー |
エイジングケアに必要なうるおい成分を配合、ハリのある柔らかな肌に整えてくれるドクターシーラボの「エンリッチリフトクレンジングクリームEX」。金のコラーゲンEXとα-リポ酸、コエンザイムQ10など、ドクターシーラボ自慢のうるおい成分がふんだんに使われています。お肌のハリが気になる年齢の方にぜひおすすめです。
<肌への優しさを重視したい人向け>おすすめのクレンジングミルク3選
最後に、おすすめのクレンジングミルクを3つ厳選しました。
\クレンジングミルクが向いている人/
- メイクが薄めの人
- 肌が荒れやすく、敏感肌の人
肌への負担が少ない ネイチャーズウェイ チャントアチャーム クレンジングミルク
商品のおすすめポイント
- 100%自然由来成分使用
- 天然ハーブの優しい香り
- パッケージもおしゃれ
メーカー | ネイチャーズウェイ |
---|---|
商品名 | チャントアチャーム クレンジングミルク |
タイプ | ミルク |
容量 | 130mL |
メインの成分 | ラウリン酸メチルへプチル、温泉水 |
処方 | パラベン、合成香料、シリコン、石油系界面活性剤、鉱物油フリー |
自然由来成分だけで作られているので、メイクや汚れもしっかり落ちるのに肌への負担が少ないネイチャーズウェイの「チャントアチャーム クレンジングミルク」。見た目もおしゃれで天然ハーブの優しい香りです。ミルクがオイルに変化しながら肌の汚れもしっかり浮かせて落とします。
うるおい成分配合で保湿ヴェールを形成 カバーマーク トリートメント クレンジングミルク
商品のおすすめポイント
- ミルクタイプでも、しっかりとした洗浄力
- うるおい成分配合で「保湿ヴェール」でしっとり
- 合成香料、着色料、アルコール、無添加、低刺激
メーカー | カバーマーク |
---|---|
商品名 | トリートメント クレンジングミルク |
タイプ | ミルク |
容量 | 200g |
メインの成分 | 水、グリセリン |
処方 | 合成香料、着色料、アルコールフリー |
洗浄力と保湿力を両立したカバーマークの「トリートメント クレンジングミルク」。敏感肌でも使いやすい低刺激で濡れた手でも使用可能です。伸びの良い柔らかいテクスチャ―でメイクなじみもよく、汚れもしっかりオフ。うるおい成分89%配合で洗い上がりはしっとりうるおいます。
肌への負担が少ない カウブランド 無添加メイク落としミルク
商品のおすすめポイント
- 肌への負担が少ないミルクの滑らかなテクスチャー
- 濡れた手や顔でも使用可能
- 着色料・香料・防腐剤・品質安定剤、鉱物油・アルコール無添加低刺激処方
メーカー | カウブランド |
---|---|
商品名 | 無添加メイク落としミルク |
タイプ | ミルク |
容量 | ポンプ付150mL |
メインの成分 | 水、ブチレングリコール |
処方 | 着色料・香料・防腐剤・品質安定剤、鉱物油・アルコールフリー |
手頃な価格と品質の良さで人気のカウブランドの「無添加メイク落としミルク」。牛乳石鹸で有名なカウブランド無添加シリーズです。保湿力の高い天然由来のセラミドを使っているので、使用後もつっぱり感がありません。
乾燥肌・敏感肌の方はここまでチェック!
ここまで、クレンジングの種類別の選び方と、おすすめ商品をご紹介しました。
クレンジングは、肌質やその日のメイクの濃さを重視して使う種類を選ぶといいとお伝えしましたが、特に乾燥が気になる方や敏感肌の方は、クレンジングの油性成分について注目することで、肌への負担を考えたクレンジングを選ぶことができます。以下に、クレンジングの油性成分として使用される成分を3タイプに分けてご説明します。
主成分となる 油性成分タイプ |
成分例 | 特徴 |
---|---|---|
炭化水素油 (鉱物油)タイプ | ミネラルオイル、ワセリン、水添ポリイソブテン、スクワランなど | 酸化変敗が少ない安定した原料。皮膚への浸透性が少なく肌への刺激も少ないといわれている。クレンジングオイル以外にもクリームなどのエモリエント成分として汎用。ミネラルオイルが主成分の場合、商品によっては脱脂力が高い場合も。 |
エステル油タイプ | エチルヘキサン酸セチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなど | 安定性、安全性ともに優れた原料。炭化水素油タイプほどではないが、洗浄力が比較的高めのものもある。長時間お肌にのせておくと乾燥する可能性もあるので、クレンジング時間には注意。 |
油脂タイプ | マカダミアナッツオイル、アーモンドオイル、アルガニアスピノサ核油など | 人の皮脂とも組成が近く、肌となじみのよい成分。油脂成分がメインに配合されている場合、肌なじみがよく、洗浄力がマイルド。 |
※上記以外にも、「エステル油+油脂タイプ」「炭化水素油+エステル油」など混合タイプも存在します。混合タイプであっても成分上位にどの油性成分が記載されているかをチェックし、上の表を参考にクレンジング力の推定をしましょう。
炭化水素油タイプのオイルは、特性上メイク汚れなどの油分は落としやすいですが、成分によっては脱脂力が高く、肌に必要な油分を洗い流してしまうこともあります。クレンジング後に「顔がつっぱる」「お肌がカサカサ」など乾燥を感じやすい方は、洗浄力の違いに注目してクレンジングを見直してみましょう。
クレンジングを見直す際は、使われている成分が上表のどの油性成分タイプなのかを意識してみてください。同じクレンジングの中でも脱脂力が炭化水素油タイプよりも比較的マイルドなエステル油や、肌となじみのよい油脂系のクレンジングを選ぶことで肌への負担を減らせます。
その他クレンジングを選ぶ際に注意したいこと
敏感肌の方は、以下のような成分に注意しましょう。
<刺激となる可能性のある成分の⼀例>
- 成分表上位のエタノール
- メントール、カンフルなどの清涼成分
- ⾹料 (タール⾊素など)
- 防腐剤 (パラベン類(※)や安息⾹酸)
- 複数種類以上配合された精油など
全ての方に刺激やアレルギーなどが起こらないわけではありませんが、お肌がデリケートな方は、以下のような安全性テストをクリアした商品であるかという点も指標の一つになります。
<安全性テストの一例>
- スティンギングテスト:化粧品に配合される特定物質に敏感な方を被験者とし、一過性のスティンギング(ピリピリ感)による感覚刺激がないかを確認するための試験
- パッチテスト:皮膚に対して刺激性がないことを確認するための試験
- アレルギーテスト:皮膚に対するアレルギー性を評価するための試験
これらは商品を選ぶ指標の一つとして有効ですよ。
私はこう選んだ!
美容家・松田唯花さんが使っているクレンジングは?
TVや雑誌からも引っ張りだこで美容家として活躍中の松田唯花さんに、ふだん使っているクレンジングやクレンジングの選び方についてお伺いしました。
――唯花さんが使っているクレンジングの種類を教えてください。
よく使っているのは、ミルクタイプとバームタイプのクレンジングです。あとはポイントメイク用のクレンジングを使っています。
――クレンジングオイルはあまり使用しないですか。
以前はクレンジングオイルを使用していましたが、最近はメイクがかなりナチュラルになったので、バームやミルククレンジングを使っています。
――唯花さんが現在使っているクレンジングを教えていただけますか。
今一番使っているのは、保湿美容液バームの「ほのあかり」です。モデルでタレントのGENKINGさん監修のクレンジングバームで、何度もリピートしています。ちゃんとメイクは落ちるのに、お肌のうるおいは残るんです。
お肌にバームをのせるととろりとなじむメルティクッション処方を採用しているので、摩擦を与えることなく優しく落としてくれます。うるおい成分もたくさん入っているので、クレンジングは落とすケアだけれど、これは与えるケアをしているような感覚になるほど肌がしっとりするのでおすすめですね。
もう1つクレンジングミルクで使っているのが、「チャントアチャーム」です。日焼け止めだけしか塗っていない日や、生理前などに使っています。化学農薬をいっさい使用していないクレンジングなので、マスクで荒れがちなお肌や生理前などお肌が敏感になっているときにおすすめですね。
バームよりは洗浄力が弱いので、しっかりメイクのときはバーム、日焼け止めなど軽く塗っているときはクレンジングミルクというふうに使い分けています。ただミルクがオイルに変化する性質を利用しているクレンジングなので、他のクレンジングミルクより落ちがいいと感じています。
あと、ポイントメイク用に使っているのがBifestaの「ミセラーアイメイクアップリムーバー」です。これは目元とリップを落とすときに使用しています。使うときはコットンにたっぷり含ませて、2、3秒置いてこすらないようにふき取っています。
――クレンジングオイルでおすすめのクレンジングはありますか?
NIVEAの「美容オイルクレンズ」がおすすめですね。プチプラのクレンジングなのに、4種類の美容オイル(アルガンオイル、スクワラン、ローズマリー葉エキス、ホホバ種子油)が配合されていて、しっかりメイクは落ちてもうるおいを保つので、洗い上がりがしっとりするんです。
オイルクレンジングで懸念されがちなのが、余分な油分まで流してしまって乾燥することだと思うのですが、その点このクレンジングは洗った後もしっとりするので、メイクが濃い人やプチプラのオイルクレンジングを探している人はぜひ試してみてください。
――クレンジングを選ぶときのポイントを教えてください。
迷ったらファンデーションと同じメーカーのクレンジングを使うのがおすすめです。各メーカーともそこのメーカーのファンデーションがちゃんと落ちるかを試しているはずなので、例えばカネボウのファンデーションを使っていれば、カネボウのクレンジングを使用すると間違いはないかなと思いますね。
――クレンジングで大切なことは何だと思いますか。
きちんと落として何度も洗い流すことが一番大事ですね。私自身は30回ぐらいは洗い流しています。またお肌とその日のメイクの状態に合わせて、自分に合うものを使うことも大切だと思います。
目指せ美肌!
正しいクレンジング方法&注意
クレンジングは肌に負担がかかるため、なるべく短時間で済ませましょう。時間の目安としてはすすぎまで約1分間を心掛けてください。
以下に正しいクレンジングの手順を紹介します。
- 商品に記載されている適量のクレンジングの半分を手のひらに取る。適量は商品によって異なりますので、記載されている量を参考にしましょう。
- まずは顔のパーツの中でも比較的皮膚が強いパーツであるTゾーンからのせ、指の腹を使い、優しくメイクとなじませていく
- 次にUゾーン。手のひらに残り半量のクレンジングを取り、頬やあごなどのUゾーンに伸ばし、軽くメイクとなじませる。ごしごしこするのはNG。フェザータッチもしくは卵を割らない程度の力加減を意識しましょう。
- 最後に皮膚がもっとも弱いパーツである目元や口元などの汚れが残りやすい細かいところにもクレンジングを伸ばし、メイクとなじませる。
- 人肌程度のぬるま湯で手早く洗い流します。このとき「すすいだのにちょっとベタツキが残っているな」という部分があっても大丈夫です。続けて洗顔料を使って洗顔を行うことでキレイに落とせます。
※ダブル洗顔不要のクレンジングですすぎ「ベタツキが残っている」と気になる場合は、ベタツキが気になるパーツのみ洗顔料で洗顔を行うようにしましょう。その際は保湿も入念に。ただしその場合、ご自身のメイクの濃さとクレンジングの選定が合っていない可能性もあります。一度見直すようにしましょう。
美容のプロに質問!
クレンジングに関するQ&A
Q. オイルクレンジングは必要な油分まで取り除くと聞いたことがありますが、それは本当?
A. オイルクレンジングは、他のマイルドなクレンジングよりメイクや汚れを落とす洗浄力が高く、しっかりと落とすことができる一方で、肌に存在する天然の保湿成分でもある皮脂膜なども洗い流してしまう場合があります。そのため、オイルクレンジングを使用した後はしっかり保湿をしましょう。
Q.年代別におすすめのクレンジングの種類は変わる?
A. クレンジングを選ぶ際は、同じ年代でも一人一人肌の状態や肌質が違うため、ご自身の肌質との相性やその日の肌の状態、メイクの濃さを意識して選ぶことが大切です。あくまでも参考までに、年代別で取り入れると良い成分は以下の通りです。
20代におすすめのクレンジング
肌質や食生活などの内的・外的要因により差がありますが、20代は30代や40代と比べ皮脂量が多い状態の方が多いです。過剰な皮脂やメイク汚れが肌に残ったままだと肌トラブルのキッカケになります。ただし皮脂量が多いからといって毎日オイルクレンジングを使うのはおすすめできません。
過剰な皮脂分泌が原因によるニキビが気になる場合、以下のような有効成分や表記があるかも、選ぶ指標の一つとして有効です。
【ニキビ予防における有効成分の⼀例】
- イオウ:殺菌、ピーリング
- イソプロピルメチルフェノール:殺菌
- サリチル酸:殺菌、ピーリング
- アラントイン、グリチルリチン酸2K:抗炎症など
【表記について】
ニキビのもとになりにくい「ノンコメドジェニックテスト済み※」になっているかどうかも一つの指標となります。
※すべての⼈にニキビができないわけではありません
30代におすすめのクレンジング
30代の皮脂量は徐々に減少傾向になります。皮脂は外からの刺激を守るヴェールのような役割を果たす大切な存在です。皮脂量が減ることによる乾燥や乾燥によるシワなど肌悩みを引き起こす原因にもなってしまいます。余分な皮脂を洗い流しながらも、肌に必要なうるおいや油分は守るクレンジングが大切です。
クレンジング時のつっぱり感や乾燥を防ぐために、エモリエントやバリア機能を守る「セラミド」が配合されているアイテムや、ヒアルロン酸Naや人の肌にも存在する天然保湿成分の「PCA-Na」「乳酸Na」などの保湿成分が配合されているアイテムを選ぶと肌を守りながらメイクオフできます。
40代・50代におすすめのクレンジング
メーカーによってクレンジングもさまざまなものがありますが、40代だから、50代だから「この商品を」というものはありません。「その日のメイクの濃さ」「その日の肌状態との相性」をベースとして選んでいきましょう。そのうえでもう一歩踏み込んでエイジングケア、乾燥小ジワなどを意識した「プラスαの成分」に注目するとよいでしょう。
20代や30代と比較すると肌の皮脂量であったり、ハリ・ツヤの低下であったり、乾燥による小ジワなど、さまざまな肌悩みが出てくると思います。30代の項目でお伝えしたようなヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなど洗い流す際のクッションの役割となるような保湿成分配合のクレンジングを選ぶのに加え、メイクオフ時の摩擦を減らす「ぷるぷる」や「とろり」とした摩擦レスのテクスチャーのクレンジングアイテムをチョイスすることで肌負担を減らしつつメイクオフしましょう。
▼ 40代におすすめのクレンジングはこちらをチェック!
【医師監修】40代におすすめクレンジング14選!プチプラ・デパコス人気商品は?
Read MoreQ. W洗顔不要と記載があるものは本当に不要?
A. W洗顔は基本的には不要ではあるものの、クレンジングの種類によっては注意が必要です。またご自身のメイクの濃さによっては必要な場合もあるでしょう。 W洗顔不要のクレンジングは一度でメイクを洗い流すことを考え設計されていることもあり、洗浄力が高いアイテムもあります。乾燥が気になる方は、「W洗顔不要アイテムは時短したい日のみ」など使用頻度も意識しましょう。
Q. これはNG!なクレンジング方法は?
A. クレンジングでマッサージするのはNGです。クレンジングには多かれ少なかれ界面活性剤が含まれています。界面活性剤は洗い流す、乳化することを考えて配合されていますので、マッサージクリーム代わりに肌の上に長く置いておくと乾燥を助長し、肌に負担になるため注意しましょう。
また、肌にのせたクレンジングをゴシゴシ強い力でこするのもNGです。メイク汚れをしっかり落としたいからといってこするのは、肌を痛めつけているので注意。角層に傷がつき肌トラブルの原因にも。手順でもお伝えしたように力加減を意識しましょう。
Q.クレンジングの使用適量は?
A.クレンジングの量を節約して使うのはNGです。肌になじませる際にクレンジングの量が少ないと、摩擦が起き肌を傷める原因にも。商品に記載されている使用量を守りましょう。また「メイクをしっかり落としたいからたっぷり使う」もNGです。使用するクレンジングによっては界面活性剤を多く含むものもあり、乾燥の原因にもつながります。
Q.ポイントメイクの正しい落とし方は?
A.ウォータープルーフタイプのマスカラやティントリップなど、濃いポイントメイクは、「専用リムーバー」を使用しましょう。先ほどもご紹介した通り、なかなかメイクが落ちないからといってゴシゴシこすってしまうことは、肌への大きなダメージにつながります。
専用リムーバーを使用して、こすらずやさしくメイクオフをしてください。
Q.マツエク時に使うべきクレンジングは?
マツエクを使用している方は、「マツエク対応」タイプのクレンジングを使用するようにしましょう。マツエクに対応していないクレンジングを使用すると、エクステのグルー(接着剤)が取れやすくなる原因になります。そのため、「マツエク対応」と表記のあるクレンジングを使用するようにしてください。 また、「オイルクレンジング=マツエクに使えない」というイメージが強いですが、最近ではマツエクに使用できるオイルクレンジングも数多く登場してます。自分に合うクレンジングを探してみましょう。
Q.どのくらいの温度の水で洗い流すといい?
A.熱湯や冷水でのすすぎはNGです。熱すぎるお湯の場合、肌に存在している天然の水溶性の保湿成分や皮脂膜などもクレンジングとともに洗い流してしまい、乾燥を促す要因にも。反対に冷たすぎる水の場合、クレンジングのオイル成分が冷水で固まってしまい、うまく洗い流せない可能性が出てきます。人肌程度のぬるま湯を意識しましょう。
Q.クレンジング後の正しいスキンケアは?
A.クレンジングは、メイクや肌の汚れを落としてくれますが、肌に必要な皮脂も落としてしまうことがあります。そのため、クレンジング後のスキンケアは、自分の肌に合った保湿対策をしてあげることが大切です。
スキンケアに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
化粧水のおすすめ12選【皮膚科医監修】年代・肌タイプ別の正しい選び方解説&人気商品も紹介
Read More【皮膚科医監修】美容液のおすすめ10選!30代以降の肌に合った選び方や保湿力の高い人気商品を紹介
Read Moreまとめ
毎日のメイク汚れを落とす必須アイテムのクレンジング。洗浄力が高めのものから保湿成分が多く含まれているものまで、さまざまなクレンジングがあります。最近は毛穴汚れに特化したものや乾燥を考慮したクレンジングなど、バリエーション豊かなクレンジングが出ています。
今回取材をさせていただいた美容家のMizuhaさんによると、クレンジングは「自分の肌質やその日の状態に合わせて使用すること」ということがわかりました。日によって違う自分の肌の状態に合わせ美肌を守るためにも、ぜひ本記事を参考にしながらお気に入りのクレンジングを見つけてくださいね。
当記事は、弁護士法人ネクスパート法律事務所監修のもと、薬機法、景品表示法等で定められたルールを遵守して作成しています。