高反発枕のおすすめ9選!自分に合った高さ・形・サイズの選び方や低反発枕との違いを解説

高反発枕のおすすめ9選!自分に合った高さ・形・サイズの選び方や低反発枕との違いを解説

「高反発枕なら快適な睡眠が得られる? 低反発枕との違いは?」
「自分に合った高反発枕の選び方が知りたい!」

反発力が高いため、枕に頭が沈み込まず、寝返りがしやすい高反発枕。「首の痛みや肩こりの原因が枕にあるかもしれない」と、いい高反発枕を探している方も多いのでは? では高反発枕はどのように選べばよいのでしょうか。

そこでこの記事では、快眠セラピストとして著名な三橋美穂さんに、高反発枕の選び方低反発枕との違いなどを教えてもらいました。

<専門家が教える! 高反発枕選びのポイント>

  • 寝姿を写真に撮り、自分に合った高さを選ぶ
  • 肩幅+左右10cm以上のサイズを選ぶ
  • 「硬さ」と「通気性」で素材を選ぶ

また、おすすめの高反発枕9選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

高反発枕のおすすめ9選
メーカー
商品名
昭和西川 ディーブレス F1F2 エアウィーヴ マニフレックス 山田朱織枕研究所 モットン LOHATEX グローバル産業
ムアツ まくら【バウンス(高弾性)ロータイプ】 MARIOTTE(マリオット) 無重力枕 The Cubes ピロー スタンダード ピローグランデ ドクターズピロー 整形外科枕 首・肩対策まくら「モットン」 ネックサポートピロー ボディドクター ドクターピロー
昭和西川|ムアツ まくら【バウンス(高弾性)ロータイプ】 ディーブレス|MARIOTTE(マリオット) F1F2|無重力枕 The Cubes エアウィーヴ|ピロー スタンダード マニフレックス|ピローグランデ 山田朱織枕研究所|ドクターズピロー 整形外科枕 モットン|首・肩対策まくら「モットン」 LOHATEX|ネックサポートピロー グローバル産業|ボディドクター ドクターピロー
参考価格(税込) 1万4300円 1万3200円 9800円 1万6500円 2万900円 2万7500円(幅60cmタイプ) 1万7800円 8700円(大) 1万1880円
サイズ(幅×奥行×高さ) 65×36×ーcm 約70×40×3(中心)・5(両サイド)cm 標準サイズ:56×36×10cm
標準高めサイズ:56×36×11cm
ロング高めサイズ:65×36×11cm
ロング高めプラスサイズ:65×36×12cm
約56×40×7〜11cm 70×45×12cm 60×30×4〜9cm
50×25×4〜9cm
55×40×3〜11cm※別途、高さ調整シート付属 大:60×40×10/12cm
小:50×30×7/9cm
60×40×7.5cm
60×40×11cm
素材(中材) ウレタンフォーム ポリエチレン、合成繊維 ポリウレタン ポリエチレン ウレタンフォーム ポリウレタンフォーム ポリウレタンフォーム ラテックス ラテックス
販売サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
快眠セラピスト
三橋美穂さん
三橋美穂
寝具メーカーの研究開発部長を経て独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、特に枕は頭を触っただけで、どんな枕が合うかわかるほど精通。全国での講演や執筆活動のほか、寝具や快眠グッズのプロデュース、ホテルの客室コーディネートなども手がける。著書に『眠りのさじ加減 65歳からのやさしい睡眠法』(青志社)ほか多数。

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目次

快眠セラピストが教える! 高反発枕の選び方

三橋さんに高反発枕の選び方について教えていただきました。

「高反発枕に限らず、枕選びには“高さ”がもっとも重要です」と三橋さん

「高反発枕に限らず、枕選びには“高さ”がもっとも重要です」と三橋さん

高反発枕が合う人、合わない人

高反発枕を選ぶ前に、そもそも「自分に高反発枕が合っているのか」を確認しましょう。

「高反発枕」は、その名のとおり「押し返す力が強い枕」を指します。高反発枕が合うのは、寝返りのしやすさを重視する人や、睡眠中に頭をしっかり支えてほしい人首の痛みや肩こりに悩んでいる人です。

高反発枕が合う人

  • 寝返りのしやすさを重視する人
  • 睡眠中に頭をしっかり支えてほしい人
  • 首の痛みや肩こりに悩んでいる人

一方で、加齢などにより寝返りが多いと体に負担がかかる人や、頭を優しく包まれるように寝たい人には、高反発枕は向いていません。

高反発枕の特徴は「押し戻す力が強い」こと。「高反発=硬い」ではないそう

高反発枕の特徴は「押し戻す力が強い」こと。「高反発=硬い」ではないそう

自分に合った高さを選ぶ

枕選びでもっとも大切なのは、「自分に合った高さ」のものを選ぶことです。仰向けで寝たときに、高すぎず、低すぎず、ちょうどいい高さを保てる枕を選びましょう。

枕が高いと、頭が押し上げられて首と肩がつっぱり、首や肩のこりにつながります。また気道も狭くなるので、いびきをかきやすくなってしまいます。逆に枕が低いと頭頂部が下がり、顔まわりの血流が滞ることで、顔がむくみやすくなってしまいます

枕の高さが合っていれば、これらの弊害が解消され、正しい寝姿勢を維持することができます。

上から、枕の高さが最適な場合、高い場合、低い場合

上から、枕の高さが最適な場合、高い場合、低い場合

自分に合った枕の高さを知るには、枕に頭を乗せて仰向けになった状態を、横からスマホのセルフタイマー機能を使って撮影して確認するのがおすすめ。家にあるもので試す場合は、ふだん使っている枕を使ったり、Tシャツやタオルをたたんで擬似枕を作って確認するといいでしょう。

確認時のポイントは「首がすっと伸びており、肩の力を抜いてリラックスした状態の立ち姿に近いかどうか」です。またその際、撮った写真を90度回転させて見るのがおすすめ。横から見たときに自然に見えても、回転して立ち姿として見ると「顎が下を向いている」ことが多いので注意しましょう。

加えて、横向きになった状態も撮影して、頭、首、背骨のラインがまっすぐになっているかを確認しましょう。

撮影した写真を90度回転してチェック。回転してみると、この場合は枕が高く、顎が下を向いていることがよくわかる

撮影した写真を90度回転してチェック。回転してみると、この場合は枕が高く、顎が下を向いていることがよくわかる

枕によっては、中に薄いウレタン製のシートなどを敷いて、高さを調節できるものもあります高さの失敗が少なくなるのでおすすめ。使っているうちにヘタってきた場合も、適切な高さに調節できます。

「薄いウレタンシートが複数枚付属しており、高さを調整できる商品もあります」と三橋さん

「薄いウレタンシートが複数枚付属しており、高さを調整できる商品もあります」と三橋さん

形状とサイズを選ぶ

高反発枕のおすすめの形状は、「頭の形に合わせて作られている」ものです。具体的には首に当たる部分が少し盛り上がっており、中央が後頭部の形に合わせて少し凹んでいる状態です。このような形状なら、正しい姿勢を維持して眠ることができます。

首に当たる部分が少し盛り上がり、中央が少し凹んでいる形状のものがおすすめ

首に当たる部分が少し盛り上がり、中央が少し凹んでいる形状のものがおすすめ

サイズは、肩幅+左右10cm以上がおすすめ。日本で販売されている枕の一般的なサイズは幅60×奥行40cmですが、できれば幅60cm以上のものを探しましょう。幅がある方が寝返りがしやすく、横を向いたときも、腕を枕に置くことで肩まわりをゆるませることができます。

「寝返りがしやすいので、枕の幅は長い方がいいですよ」と三橋さん

「寝返りがしやすいので、枕の幅は長い方がいいですよ」と三橋さん

「硬さ」と「通気性」で素材を選ぶ

高反発枕の素材はおもに、ファイバー(ポリエチレン)、ウレタン(ポリウレタン)、ラテックスの3種類で、おもに「硬さ」と「通気性」が異なります

<高反発枕のおもな素材の特徴>
素材 硬さ 通気性 特徴
ファイバー
(ポリエチレン)
硬い 高い ・頭を涼しく保つ ・使用中にミシミシと小さな音がする
ウレタン
(ポリウレタン)
加工による 加工による ・商品によって特性が異なる
・加工したり、層を重ねたりすることで寝心地が良くなるよう工夫されている
ラテックス 柔らかい 低い ・マシュマロのような感触と弾力
・ラテックスアレルギーがある場合、使用不可

ファイバーは硬く通気性が抜群! 寝汗をかきやすい人におすすめ

ファイバーは、糸状になったポリエチレンを固めて作っており、春雨のような見た目です。硬さはかなり硬め通気性が抜群で頭を涼しく保てるので、寝汗をよくかく人や熱がこもりやすい人におすすめです。

春雨のような見た目のファイバー。硬さはかなり硬め

春雨のような見た目のファイバー。硬さはかなり硬め

ただしファイバーは、使用中にミシミシと小さな音がする場合があり、それが気になるという人もいます。寝つきが悪く、物音が気になるという人は選ばない方がいいでしょう。

ウレタンは硬さがさまざま! 自分の好みに合ったものが選べる

ウレタンは、キッチンスポンジなどにもよく使われる素材です。種類が多く、商品によってかなり特性が異なります。硬さは硬いものから柔らかいものまでさまざまで、好みで選べます。通気性は基本的に低いですが、中にはウレタンの気泡にある膜を取り除いた無膜加工を施すことで通気性を向上させた商品もあります。

ウレタンによっては、凹凸状にするなどの加工を施したり、層を重ねることで寝心地が良くなるよう工夫されている

ウレタンによっては、凹凸状にするなどの加工を施したり、層を重ねることで寝心地が良くなるよう工夫されている

ウレタンは、スリットを入れたり、波型や凹凸にするなどの加工を施すことで寝心地が変わり、加工方法や硬さが異なる層を重ねることで寝心地が良くなるよう工夫されています。選ぶ際は加工の種類や層の数に注目しましょう。

ラテックスは柔らかくて反発力が高く、横向きでも寝やすい

ラテックスは、ゴムの木から採取される樹液を固めて作ります。硬さはかなり柔らかく、一方で反発力が高いのも特徴。マシュマロの感触と弾力をイメージするといいかもしれません。頭を包まれるように寝たい人におすすめです。柔らかいので、横を向いたときに耳が痛くなりにくいのもポイントです。

通気性は基本的には低いですが、商品によっては数多くの穴を開けた多孔構造にすることで、通気性を確保しています。

ラテックスの通気性は低いが、数多く穴を開けることで通気性を確保する場合が多い

ラテックスの通気性は低いが、数多く穴を開けることで通気性を確保する場合が多い

ラテックスには自然由来の抗菌・防ダニ効果があります。ただしラテックスアレルギー(ゴムアレルギー)をもつ人は使用できません

高反発枕のおすすめ9選

三橋さんセレクトによるおすすめ3選と、三橋さんに教えていただいた選び方をもとに、your SELECT.編集部が選んだおすすめを6つ紹介します。

高反発枕のおすすめ9選
メーカー
商品名
昭和西川 ディーブレス F1F2 エアウィーヴ マニフレックス 山田朱織枕研究所 モットン LOHATEX グローバル産業
ムアツ まくら【バウンス(高弾性)ロータイプ】 MARIOTTE(マリオット) 無重力枕 The Cubes ピロー スタンダード ピローグランデ ドクターズピロー 整形外科枕 首・肩対策まくら「モットン」 ネックサポートピロー ボディドクター ドクターピロー
昭和西川|ムアツ まくら【バウンス(高弾性)ロータイプ】 ディーブレス|MARIOTTE(マリオット) F1F2|無重力枕 The Cubes エアウィーヴ|ピロー スタンダード マニフレックス|ピローグランデ 山田朱織枕研究所|ドクターズピロー 整形外科枕 モットン|首・肩対策まくら「モットン」 LOHATEX|ネックサポートピロー グローバル産業|ボディドクター ドクターピロー
参考価格(税込) 1万4300円 1万3200円 9800円 1万6500円 2万900円 2万7500円(幅60cmタイプ) 1万7800円 8700円(大) 1万1880円
サイズ(幅×奥行×高さ) 65×36×ーcm 約70×40×3(中心)・5(両サイド)cm 標準サイズ:56×36×10cm
標準高めサイズ:56×36×11cm
ロング高めサイズ:65×36×11cm
ロング高めプラスサイズ:65×36×12cm
約56×40×7〜11cm 70×45×12cm 60×30×4〜9cm
50×25×4〜9cm
55×40×3〜11cm※別途、高さ調整シート付属 大:60×40×10/12cm
小:50×30×7/9cm
60×40×7.5cm
60×40×11cm
素材(中材) ウレタンフォーム ポリエチレン、合成繊維 ポリウレタン ポリエチレン ウレタンフォーム ポリウレタンフォーム ポリウレタンフォーム ラテックス ラテックス
販売サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

独自の凹凸構造が頭を「点」で支える 昭和西川|ムアツ まくら【バウンス(高弾性)ロータイプ】

昭和西川|ムアツ まくら【バウンス(高弾性)ロータイプ】

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

一般的な高反発ウレタンよりも反発力が高い「高弾性」ウレタンを使用しており、柔らかくて寝返りしやすいのが特徴。ロータイプ、ハイタイプの2種類があり、それぞれ高さ調整シートが2枚付いていて、簡単に高さが調整できるのもポイントです。

三橋美穂

快眠セラピスト

三橋美穂

サイズ(幅×奥行×高さ) 65×36×ーcm
素材 カバー:ポリエステル100%
中身:ウレタンフォーム
カラー グレー

昭和西川の「MuAtsu」シリーズの枕。独自の凹凸構造が頭を「点」で支えることで、体圧をバランスよく分散。頭をしっかり支えながら、スムーズな寝返りをサポートします。中身のウレタンフォームに抗菌加工を施し、また側地には防ダニ加工を施しており、清潔に使い続けることができます。

8人のプロが「熟睡」を追求した枕 ディーブレス|MARIOTTE(マリオット)

ディーブレス|MARIOTTE(マリオット)

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

高反発のファイバー素材とパイプを組み合わせた2層構造の枕。幅が広いので寝返りしやすく、また通気性が良くて熱がこもりにくいので、涼しく寝られるのが特徴です。

三橋美穂

快眠セラピスト

三橋美穂

サイズ(幅×奥行×高さ) 約70×40×3(中心)・5(両サイド)cm
素材 カバー:ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン
中身:ポリエチレン、合成繊維
カラー ホワイト

「呼吸を深くする」ことを目的に開発された枕。中央部の高さは、仰向けに寝た状態で首にフィットしやすい約3cm、両サイドは横向き寝の状態でフィットしやすい約5cmになっています。中身は2層構造で、上層部は頭をしっかり支える東洋紡の「ブレスエアー」を採用。下層部は洗濯機で丸洗いできる「AirTOM(エアトム)」を採用しています。

表裏で高反発/低反発を選べるリバーシブル構造 F1F2|無重力枕 The Cubes

F1F2|無重力枕 The Cubes

出典:Amazon

専門家のおすすめポイント

ハード面(高反発)とソフト面(低反発)のリバーシブル構造。高反発だけでなく、裏返すと別の寝心地になるので、気分に合わせて変えられますロングサイズを選べば寝返りしやすいのも◎。

三橋美穂

快眠セラピスト

三橋美穂

サイズ(幅×奥行×高さ) 標準サイズ:56×36×10cm
標準高めサイズ:56×36×11cm
ロング高めサイズ:65×36×11cm
ロング高めプラスサイズ:65×36×12cm
素材 カバー:レーヨン95%、ポリウレタン5%
中身:ポリウレタン100%
カラー グレー

高反発と低反発、2層のポリウレタン素材を組み合わせた枕。独自設計により、約80個のキューブが自在に動くことで、仰向け・横向き、どんな姿勢においても頭をピッタリとフィットさせ、どこにも負担がかからない寝姿勢を保ちます。

通気性が高く、丸洗い可能 エアウィーヴ|ピロー スタンダード

エアウィーヴ|ピロー スタンダード

出典:Amazon

おすすめポイント

    • カバーも中身も丸洗いOK
    • 適度な反発力で、寝返りをスムーズにサポートしてくれる
サイズ(幅×奥行×高さ) 約56×40×7〜11cm
素材 カバー:ポリエステル100%
中身:ポリエチレン100%
カラー ホワイト

ポリエチレン製の極細繊維を絡み合わせて仕上げた「エアファイバー」を採用。90%以上が空気のため、軽量で通気性に優れ、内部に湿気をためません。エアファイバーはシート状になっており、入れる枚数を変えることで7~11cmまで高さを調節することができます。

柔らかく包み込み、しっかり支え上げる枕 マニフレックス|ピローグランデ

マニフレックス|ピローグランデ

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 幅70cmと余裕のあるサイズで、寝返りを打っても頭がはみ出さない
    • 500個以上の多孔エアホール加工で通気性が高く、夏でもムレにくい
サイズ(幅×奥行×高さ) 70×45×12cm
素材 カバー:綿80%、ポリエステル20%
中身:ウレタンフォーム
カラー ホワイト

イタリアのマットレスブランド・マニフレックスによる高反発枕。中身はウレタンフォームの「エリオセルMF」で、高反発かつ柔らかい感触が特徴。頭を優しく包みながらも沈み込むことがなく、しっかり支えてくれます

枕外来の担当医が開発した素材を使用 山田朱織枕研究所|ドクターズピロー 整形外科枕

山田朱織枕研究所|ドクターズピロー 整形外科枕

出典:Amazon

参考価格:2万7500円(税込)(幅60cmタイプ)

おすすめポイント

    • 枕カバーに紀州備長炭繊維を使用し、においを取り除く
    • 1年間の保証付きで安心して使える
サイズ(幅×奥行×高さ) 60×30×4〜9cm
50×25×4〜9cm
素材 中身:ポリウレタンフォーム
カラー グレー

整形外科医の山田朱織氏が、長年の臨床研究で得たデータをもとに開発した枕。中にはポリウレタンフォーム製のシートが8枚入っており、この枚数を変えることで5mm間隔で4~9cmまで高さを調節可能スマホアプリを使って自分に合った高さを自動計測することもできます。

高さや寝心地を最大50パターンで調整可能 モットン|首・肩対策まくら「モットン」

モットン|首・肩対策まくら「モットン」

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 8万回の耐久試験をクリアした優れた耐久性
    • ダニや害虫を寄せ付けず、ホコリも出ず、衛生的に使用できる
サイズ(幅×奥行×高さ) 55×40×3〜11cm
※別途、高さ調整シート付属
素材 カバー:ポリエステル100%
中身:ポリウレタンフォーム
カラー ホワイト

日本人の体形に合わせて研究開発された枕。首に当たる部分の高さが両サイドで異なっており、計6枚の高さ調整シートを入れることで、低い方は3~8cm、高い方は6~11cmの高さ調整ができます。中身の高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」は、細かい気泡を無数に入れることで高い通気性を実現。夏でもムレにくいのが特徴です。

高弾性で柔らかいラテックスを100%使用 LOHATEX|ネックサポートピロー

LOHATEX|ネックサポートピロー

出典:Amazon

おすすめポイント

    • 多数の気泡を均一に入れているため、通気性がいい
    • 抗菌作用が高く、ダニ・カビに強い
サイズ(幅×奥行×高さ) 大:60×40×10/12cm
小:50×30×7/9cm
素材 カバー:綿100%
中身:ラテックス100%
カラー アイボリー、冷感ブルー

高反発よりも反発力が高い「高弾性」でありながら柔らかな感触が特徴の天然ラテックスを100%使用。厳しい耐久試験をクリアし、7~10年の耐久性を備えています。首が当たる部分の高さが両サイドで異なっており、10cmと12cmのどちらか寝やすい方に頭を乗せて寝ることができます

厳選した天然ラテックスを100%使用 グローバル産業|ボディドクター ドクターピロー

グローバル産業|ボディドクター ドクターピロー

出典:Amazon

おすすめポイント

    • ドイツ公立の検査機関LGAの試験など、数多くの協会のテストで高評価を獲得
    • 3年間の長期保証付きで安心して使える
サイズ(幅×奥行×高さ) 60×40×7.5cm
60×40×11cm
素材 カバー:綿100%
中身:ラテックス100%
カラー ブラウン

マレーシアのゴムの木から採取した天然ラテックスを100%使用。マシュマロのような柔らかさでありながら、ゴムならではの弾力を併せもちます。ラテックスは一般的に通気性が悪いといわれていますが、「ドクターピロー」は多数の気泡を均一に入れる多孔構造を採用し、湿気を逃がすので通気性が良く、涼しく寝ることができます。

高反発枕を選ぶ前に知っておきたい3つのこと

高反発枕を選ぶ前に知っておきたいことを三橋さんに聞きました。

「高反発枕と低反発枕は、寝返りのしやすさと頭のフィット感が異なります」と三橋さん

「高反発枕と低反発枕は、寝返りのしやすさと頭のフィット感が異なります」と三橋さん

1. 高反発枕を使うメリットと低反発枕との違い

高反発枕と低反発枕の違いをまとめると、以下のとおりです。

<高反発枕と低反発枕の違い>
種類
高反発枕
低反発枕
寝心地
頭を支える
頭を包み込む
寝返り
まる
さんかく
フィット感
さんかく(高弾性はまる
まる
硬さ
ファイバー素材|硬い
ウレタン素材|加工による
ラテックス素材|柔らかい
柔らかい
通気性
ファイバー素材|高い
ウレタン素材|加工による
ラテックス素材|低い(※)
低い

※多孔構造で通気性を確保する商品が多い

高反発枕は「頭を枕に乗せたときに、押し返す力が強い」枕を指します。押し返す力は「反発弾性率」で表されますが、反発弾性率が15%以下だと「低反発」15~50%は「高反発」50%以上だと「高弾性」とされています。

高反発枕を使うメリットは、反発力が高いため、ラクに寝返りができること。寝返りをすることで布団の中に新しい空気を取り込み、温度と湿度が自然に調整され、体温の調節や布団の中のムレを軽減できます。また、ごろんと寝返りをすることで、血液の循環を良くし、首の痛みや肩こりを軽減することができます。

寝返りはレム睡眠とノンレム睡眠の切り替わり時に行われることが多く、睡眠段階の移行をスムーズに行い、睡眠の質を高めるといわれています。ラクに寝返りができるのは、睡眠の質を高めるためにも大事なことです。

低反発枕は「頭を枕に乗せたときに、押し返す力が弱い」枕を指します。頭にフィットするので、頭が包み込まれているような感覚で寝ることができます。ただ、頭が固定されるので、寝返りに力が必要になります。また、おもな素材である低反発ウレタンフォームやテンピュールは熱がこもりやすいので、夏に使うと暑さを感じる人もいます。

2. 高反発枕とマットレスの適切な組み合わせ

枕とマットレスは、それぞれの「反発力」が近いものを組み合わせるのがおすすめ。なぜなら、枕とマットレスの反発力の大きさが近いと、頭と体が同じ速度でスムーズに寝返りができるからです。

したがって高反発枕を使う場合は、マットレスも高反発にするとよいでしょう。

「枕とマットレスは反発力が近いものを合わせると、寝返りをするときに、頭と体が同じスピードで無理なく動きます」と三橋さん

「枕とマットレスは反発力が近いものを合わせると、寝返りをするときに、頭と体が同じスピードで無理なく動きます」と三橋さん

3. 高反発枕のお手入れ方法

高反発枕の中身のファイバーやウレタンは化学素材なので、天然素材と違い素材自体からダニが発生することはありません。またラテックスは抗菌作用があり、ダニ・カビにも強い素材です。したがって基本的には枕カバーを週に1~2回程度、洗濯機で洗えばよく、枕自体は汚れたときや気になったときにお手入れをすればOKです。

中身がファイバーの場合は丸洗いでき、すぐに乾きます。ウレタンは商品によって洗えるものと洗えないものがあるので確認しましょう。また洗える場合でも、乾くまでに時間がかかるタイプが多いです。ラテックスは水を含むと化学反応が起こり、ボロボロになってしまうので、洗うのは厳禁です。

<高反発枕の素材による洗濯の可否>
素材
ファイバー
ウレタン
ラテックス
洗濯
まる
商品による
ばつ
乾燥
すぐ乾く
なかなか乾かない

高反発枕に関するよくある疑問 Q&A

最後に、高反発枕に関する疑問を三橋さんに答えてもらいました。

「寝具を長持ちさせる秘けつは、湿気をためないことです」と三橋さん

「寝具を長持ちさせる秘けつは、湿気をためないことです」と三橋さん

Q. 高反発枕の買い替え時は?

A. 枕は人間の体の中でもっとも重い「頭」を支えるので、長期間使用するとだんだんヘタってきます。したがって、枕がヘタり、適切な高さを保てなくなったときが買い換え時といえます。

商品や使う人によって変わりますが、一般的にはウレタンやファイバーの場合は3~5年くらいが目安。ラテックスは耐久性が高いので5~7年くらい使用できるものもあります。

Q. 高反発枕を長く使うには?

A. 寝具を長持ちさせる秘けつは湿気をためないことで、枕も同様です。週に1回程度、風通しの良い場所に置いて干しましょう

その際、日光に当てると劣化を早めてしまう場合があるので、陰干ししましょう。枕ハンガーを使うのもおすすめです。

おすすめの枕ハンガーを紹介します。

アストロ 枕ハンガー

枕や、クッション、ぬいぐるみなどが干しやすいハンガー。穴にフックを掛けて枕をしっかり挟み、落下を防止します。

Q. 高反発枕はいびきに効果がある?

A. いびきは「顎を引いた状態で寝る」など、寝姿勢が正しくなく、気道がふさがれることで起こります。「高反発枕だから、いびきが軽減できる」というよりは、枕の高さと形が合っていて、睡眠中に気道をふさいでいなければ、いびきを減らすことができます。

枕のAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、枕の売れ筋ランキングを見ることができます。
Amazonは上位100位、楽天市場とYahoo!ショッピングはリアルタイム・デイリー・週間の売れ筋ランキングを紹介しています。どれを買おうか迷ったときは、参考にしてみてはいかがでしょうか。

Amazonの売れ筋ランキングへ 楽天市場の売れ筋ランキングへ Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングへ

まとめ

  • 高反発枕は「寝返りのしやすさを重視する」「睡眠中に頭をしっかり支えてほしい」「首の痛みや肩こりに悩んでいる」人に合っている
  • 枕の高さが正しいかを見るポイントは「首がすっと伸びており、肩の力を抜いてリラックスした状態の立ち姿に近い」こと
  • 幅が広いものを選ぶと寝返りがしやすい。肩幅+左右10cm以上のものがおすすめ
  • 高反発枕の主要な素材はファイバー、ウレタン、ラテックスで、おもに硬さと通気性が異なる
  • 高反発枕を使う場合は、マットレスも高反発にするとよい

今回は、快眠セラピストの三橋美穂さんに高反発枕の選び方を教えてもらいました。

高反発枕を選ぶ際は、「自分に合った枕の高さ」を知ったうえで、できるだけ幅が広いものを選びましょう。また、硬い枕が好きな場合はファイバー素材を、柔らかい枕が好きな場合はラテックス素材を選び、ウレタン素材にする場合は加工方法をよくチェックしましょう。

本記事で紹介した内容を参考に、長く使い続けられる高反発枕を見つけてくださいね。

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