「自分に合ったソロテントの選び方を知りたい」
「キャンプでも登山でも使えるおすすめのソロテントはどれ?」

登山やトレッキングで使われることが主だったソロテント。近年のソロキャンプブームにより、キャンプだけに特化した特徴をもつソロテントなども増えており、キャンプスタイルと同様に多様化しています

この記事では、そんな多種多様なソロテントの選び方について、ソロキャンプについての著書もある編集者の渡辺有祐さんに伺いました。

この記事を読んでわかること

  • ソロテントの種類や組み立て方式などの基礎知識
  • キャンプの専門家が教えるソロテントの選び方
  • 使用シーンやタイプ別ソロテントのおすすめ15選

渡辺さんおすすめのソロテント15選もご紹介します。選ぶ際の参考にしてください。

おすすめのソロテント15選

メーカー
商品名
アトム1P トレックライズ1 クロスオーバードーム(SECOND GENERATION) ステイシーST-II 2 PERSON TENT オップランド2PU カマボコテント ソロTC Alpha T/C パンダTCプラス タッソT/C FIREPROOF GS TENT SOLO HOMESTEAD FOX-BASE EVO ライダーズワンタッテント ヘキサイーズ1

ニーモ

アライテント

ヘリテイジ

オガワ

ポーラー

ノルディスク

DOD

WAQ

テンマクデザイン

オガワ

グリップスワニー

ワンティグリス

FUTURE FOX

DOD

スノーピーク

アトム1P

トレックライズ1

クロスオーバードーム(SECOND GENERATION)

ステイシーST-II

2 PERSON TENT

オップランド2PU

カマボコテント ソロTC

Alpha T/C

パンダTCプラス

タッソT/C

FIREPROOF GS TENT

SOLO HOMESTEAD

FOX-BASE EVO

ライダーズワンタッテント

ヘキサイーズ1

参考価格
(税込)
4万2900円 5万5000円 4万4400円 3万4532円 3万1693円 6万6000円 4万826円 2万9800円 1万5400円 7万1500円 4万5500円 4万2000円 3万5800円 2万3580円 5万4120円
使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約210×90×105cm 約210×110×105cm 約210×100×105cm 約230×300×130cm 約216×152×101cm 約430×165×110cm 約170×450×120cm 約240×240×150cm 約270×270×170cm 約370〜480×250〜195cm 約330×190×130cm 約400×240×160cm 約420×280×180cm 約243×235×133cm 約210×130×110cm(インナーテント)
就寝定員 1人 1〜2人 1人 2人 2人 2人 2人 2人 1人 2人 1人 1人 1〜2人 2人 1人
重量 約1.28kg 約1.46kg 約630g 約3.9kg 約3.5kg 約3.4kg 約10.3kg 約6.5kg 約6.28kg 約7.4kg 約5.6kg 約8.5kg 約7.5kg 約4.3kg 約5.2kg
購入サイト Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo Amazon Amazon 楽天市場 楽天市場 Yahoo! yahoo

SELECTor

渡辺有祐

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

フィグインク代表取締役。キャンプやアウトドアに関わる書籍や雑誌を多数手掛ける編集者。担当書に『新しいキャンプの教科書』(池田書店)、『メスティンレシピ』『CAMP LIFE』(山と渓谷社)ほか。著書に『ソロキャンプの便利帳』(イースト・プレス)。「ソトレシピ」初代編集長。ふゆキャンアンバサダー。

本記事は、提携する企業のプロモーション情報が含まれます。掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容などはyour SELECT.が独自に記載しています。(詳しくはAbout Usへ)

目次

ソロテントの基礎知識

ソロテントはわずかなスペースでも設営できるコンパクトさが魅力(写真はモンベル  ステラリッジ)

ソロテントはわずかなスペースでも設営できるコンパクトさが魅力(写真はモンベル ステラリッジ)

ソロテントとは、登山で指定のテント場などに宿泊する際に用いる小型の1人用テントを指すことが一般的でした。しかし、近年のソロキャンプブームにより、さまざまなキャンプスタイルに特化したテントが多く発売されるようになりました

登山には向かない大きさ・重さであっても、キャンプでなら利用できるものも多いので、選択肢は多岐にわたっています。

基礎知識では、ソロテントの種類、組み立て方式などソロテントを選ぶうえで押さえておきたいポイントについて渡辺さんに伺いました。

ソロテントはおもに4つのタイプがある

ソロテントは細分化すると大変な数になるので、4つのタイプに大きく分類して紹介します。「ドームテント」「トンネル型テント」「ワンポールテント」「パップテント」の4つに分けられます。

テントの
タイプ
ドームテント トンネル型テント ワンポールテント パップテント
画像 ドームテント トンネル型テント ワンポールテント パップテント
メリット ・居住性のよさと軽量コンパクトな点のバランスが優れている
・どんな環境下でも設営しやすい
・種類が豊富で安価なものもある
・軽量で収納時にコンパクトになるものが多い
・前室といわれる荷物を置くスペースが広い
・耐風性が高く、荒天でも安心
・コンパクトに収納できるので、やや大きめのモデルでも持ち運びしやすい
・設営方法がシンプル
・パーツが少なく、比較的コンパクト
・設営方法がシンプル
・タープのような使い方が可能
デメリット ・他のテントに比べて設営に少し手間がかかる
・登山用を夏場のキャンプで使用すると熱がこもりがち
・高さが低いため室内はやや窮屈
・デュオ以上のものが多いのでソロではオーバースペックな場合もある
・設営スペースのわりに室内空間は広くない
・ペグの刺さりにくい場所では設営が困難
・室内空間は広くない
・片側を跳ね上げて使う場合は別売のポールが必要なことがある

登山でもキャンプでも、あらゆるシーンに適しているのがドームテントです。設営のしやすさ、居住性などに優れています。

ワンポールテントやパップテントも人気があり、特にキャンプシーンでさまざまなテントを見ることができます。

ソロテントの組み立て方式の違い

オレンジの2つのテントは、手前が非自立式、奥が自立式と分類される

オレンジの2つのテントは、手前が非自立式、奥が自立式と分類される

ペグを打たなくても立ち上がるものを「自立式」、ペグを打ってロープの張力を利用して立ち上がるものを「非自立式」と呼びます。分類した4つの中では、ドームテントだけが自立式で、他は非自立式になります。

自立式は組み立ててから場所を動かすことができますが、非自立式はペグで固定して立てる必要があるため、しっかりと場所を吟味してから設営に臨む必要があります。一方、非自立式は自立式に比べて軽量コンパクトなモデルが多くあります。

また、自立式のテントの一部には、フレームを持ち上げるだけで設営できる構造のワンタッチテントや、展開するだけで立ち上がるポップアップテントなどもあります。

シングルウォールとダブルウォール

ワンポールテントは基本的にシングルウォール。つり下げ式のインナーテントを付ければダブルウォールにすることもできる

ワンポールテントは基本的にシングルウォール。つり下げ式のインナーテントを付ければダブルウォールにすることもできる

テントは、幕体が1枚のシングルウォールと2枚のダブルウォールがあります。シングルウォールは幕体が1枚のため軽量でコンパクトですが、結露しやすくテントの内側に水滴が発生してしまうことがあります。特にダウンの寝袋が触れて濡れると保温機能が低下してしまいます。

フライシートとインナーテントの2枚あることから「ダブル」ウォールと呼ぶ

フライシートとインナーテントの2枚あることから「ダブル」ウォールと呼ぶ

写真左がフライシートを装着した完成形。写真右はインナーテントのみを立てた状態

写真左がフライシートを装着した完成形。写真右はインナーテントのみを立てた状態

ダブルウォールは、外側のフライシートと内側のインナーテントがあります。そのため、居住スペースとなるインナーテントの内側に直接結露した水滴が入ってくることはありません。また、蚊帳(かや)のようなインナーテントであれば夏は涼しく虫の侵入を許さないので快適に過ごすことができます。

ソロテントの選び方

ソロテントは数多くのタイプや種類があります。どのように選べばよいか、使用シーン、設営の手軽さなどソロテントの選び方について渡辺さんに解説していただきました。

使用シーンで選ぶ

ソロテントのタイプ別に使用シーンを一覧にしてみました。どのタイプがどのシーンに適しているのかチェックしましょう。

登山 トレッキング 徒歩キャンプ オートキャンプ
ドームテント
まる
まる
まる
まる
トンネル型テント
ばつ
まる
まる
まる
ワンポールテント
ばつ
まる
まる
まる
パップテント
ばつ
ばつ
まる
まる

もっとも万能なのはドームテントで、どの使用シーンでも対応可能です。徒歩キャンプやオートキャンプであればどのタイプのテントでも楽しめます。

TC素材のワンポールテント。収納サイズが大きく重量もある

TC素材のワンポールテント。収納サイズが大きく重量もある

ソロ〜デュオ向きのものであればどれもコンパクトで収納サイズに大きな違いは出ませんが、登山やトレッキングなどアクティブ派なら化繊のテントで軽さを追求してもいいでしょう。森林限界を越えた稜線(りょうせん)上でテント泊する可能性のある登山シーンでは化繊のドームテント一択。山頂を目指すわけではないトレッキングやハイキングであれば、トンネル型テントなど非自立式を選んでさらなる軽量化を図るのもいいでしょう。

キャンプで思う存分、焚(た)き火を楽しみたいという人は難燃素材(※)のものがおすすめです。ただし重く大きくなるため、オートキャンプ向きです。

※おもにコットンまたはポリエステルとコットンが混紡された素材で「ポリコットン」などと呼ぶ素材。ちなみにTC素材は東レと帝人が製造するポリエステル「テトロン」と「コットン」の頭文字をとった名称。

設営の手軽さで選ぶ

キャンプやテント設営に不慣れな人には自立式のドームテントがおすすめです。ワンポールテントも設営が手軽ですが、地面がかたい場合はペグを打つのも抜くのも苦労しますし、やわらかい場合はペグが抜けやすく風などでテントが倒壊するリスクが高まります。

複数のポールで構築するドームテントの設営方法も、覚えてしまえば難しくない

複数のポールで構築するドームテントの設営方法も、覚えてしまえば難しくない

ドームテントの中には設営の手軽さをうたったワンタッチテントやポップアップテントもありますが、初心者にはあまりおすすめできません。ワンタッチテントは構造が複雑で、故障したときに対処できないことがあるからです。ポップアップテントは設営は簡単でも、収納に手間がかかりますし、収納サイズが大きい傾向があります。

オートキャンプが前提であれば、収納サイズはそれほど影響せず、テントが故障しても車で過ごせますが、それ以外は持ち運びの負担が増えてしまい不便です。

展開時の居住空間の広さで選ぶ

2人用以上のワンポールテントをソロ使用。タープを張らずにコット(簡易ベッド)も置けてゆったり過ごせる

2人用以上のワンポールテントをソロ使用。タープを張らずにコット(簡易ベッド)も置けてゆったり過ごせる

ソロキャンプだからといって、必ずしも1人用を選ぶ必要はありません。「大は小を兼ねる」で、広さがあればあるだけ快適に過ごせます。

とはいえ、広ければそれだけ収納サイズが大きくなります。オートキャンプでないのであれば、せいぜい2人用のテントくらいがよいでしょう。2人用のテントであれば、1人用とさほど変わらない重量と収納時のコンパクトさのものが多いです。

ちなみに、出入り口は短辺側より長辺側にあるテントのほうが前室スペースが広くなります。出入りも長辺側のほうが圧倒的にしやすいです。

【タイプ別】おすすめのソロテント15選

登山にもトレッキングにも使用できるものやソロキャンプに適しているものなど多くの種類があるソロテント。渡辺さんがおすすめするソロ用テント15製品を使用シーンやタイプ別にご紹介します。

ソロ向けテントだけで20張前後所有している渡辺さんに、おすすめのものを厳選してもらった

ソロ向けテントだけで20張前後所有している渡辺さんに、おすすめのものを厳選してもらった

おすすめのソロテント15選

メーカー
商品名
アトム1P トレックライズ1 クロスオーバードーム(SECOND GENERATION) ステイシーST-II 2 PERSON TENT オップランド2PU カマボコテント ソロTC Alpha T/C パンダTCプラス タッソT/C FIREPROOF GS TENT SOLO HOMESTEAD FOX-BASE EVO ライダーズワンタッテント ヘキサイーズ1

ニーモ

アライテント

ヘリテイジ

オガワ

ポーラー

ノルディスク

DOD

WAQ

テンマクデザイン

オガワ

グリップスワニー

ワンティグリス

FUTURE FOX

DOD

スノーピーク

アトム1P

トレックライズ1

クロスオーバードーム(SECOND GENERATION)

ステイシーST-II

2 PERSON TENT

オップランド2PU

カマボコテント ソロTC

Alpha T/C

パンダTCプラス

タッソT/C

FIREPROOF GS TENT

SOLO HOMESTEAD

FOX-BASE EVO

ライダーズワンタッテント

ヘキサイーズ1

参考価格
(税込)
4万2900円 5万5000円 4万4400円 3万4532円 3万1693円 6万6000円 4万826円 2万9800円 1万5400円 7万1500円 4万5500円 4万2000円 3万5800円 2万3580円 5万4120円
使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約210×90×105cm 約210×110×105cm 約210×100×105cm 約230×300×130cm 約216×152×101cm 約430×165×110cm 約170×450×120cm 約240×240×150cm 約270×270×170cm 約370〜480×250〜195cm 約330×190×130cm 約400×240×160cm 約420×280×180cm 約243×235×133cm 約210×130×110cm(インナーテント)
就寝定員 1人 1〜2人 1人 2人 2人 2人 2人 2人 1人 2人 1人 1人 1〜2人 2人 1人
重量 約1.28kg 約1.46kg 約630g 約3.9kg 約3.5kg 約3.4kg 約10.3kg 約6.5kg 約6.28kg 約7.4kg 約5.6kg 約8.5kg 約7.5kg 約4.3kg 約5.2kg
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登山やトレッキングにも使える万能タイプのおすすめドームテント3選

軽量さや設営のしやすさを兼ねそろえた登山やトレッキングにおすすめのドームテントを3つ紹介します。

徒歩キャンプや登山におすすめ ニーモ(NEMO) アトム1P

参考価格: ¥42,900(税込)

ニーモ|アトム1P

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約210×90×105cm
収納サイズ(直径×長さ) 約20×40cm
就寝定員 1人
重量 約1.28kg
素材 本体:40Dナイロン/メッシュ
フライシート:20D Sil/PUナイロン
フロア:75D PeUポリエステル
耐水圧 フライシート:1200mm

専門家のおすすめポイント

初心者にも使いやすいドームテント。広さと軽さのバランスがよく、登山にも使いたい人の入門テントに最適です。もちろん風雨にも強く、悪天候時でも安心感があります。フライシートに換気窓があるのも特徴。長辺側に広めの前室スペースがとれるのもうれしいポイントです。別売のフットプリント(グラウンドシート)があれば、フライシートだけの設営も可能になります

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

ビギナー向けダブルウォールテント。軽量かつコンパクトに収納できるため、徒歩キャンプや登山での使用におすすめ。インナーテントにはメッシュ素材が多用されていて、ベンチレーション(換気)システムも充実しているので蒸れにくいのも特徴です。広いフロア面積が確保されており、1人用ながらゆったりと過ごすことができます。

解放感のある居住性をもった3シ-ズンテント アライテント(ARAI TENT) トレックライズ1

参考価格: ¥55,000(税込)

アライテント|トレックライズ1

出典:楽天市場

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約210×110×105cm
収納サイズ(直径×長さ) 約14×30cm、フレーム38cm
就寝定員 1〜2人
重量 約1.46kg(ペグ、張り綱、スタッフバッグを除く)
素材 本体:28Dリップストップナイロン
フライシート:30DリップストップナイロンPUコーティング
シート:40DナイロンタフタPUコーティング
フレーム:NSL9フェザーライト

専門家のおすすめポイント

登山メインでテントを購入するなら、やはり国産テントが輸入品に比べ安心感があります。なぜなら、日本の気候や登山シーンを考慮して作られているからです。登山で使う信頼度で選ぶなら、このテントは間違いありません。ただし、十分な換気機能はありますが、夏場に標高の低いキャンプ場で使うと暑いかもしれません。同社のオニドームもおすすめです。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

信頼度の高い、国産登山テントメーカーの定番のダブルウォールテント。ドアが広く出入りがスムーズで、高さもあり広々とした室内空間が確保されています。設営も簡単で初心者にも親切な設計ですが、完成度の高いソロテントとしてベテランユーザーにも重宝されています。よりよい防水性能を発揮するために、付属の防水液「シームコート」による防水加工を行う必要があります。

軽量性をとことん追求 ヘリテイジ(HERITAGE) クロスオーバードーム(SECOND GENERATION)

参考価格: ¥44,000(税込)

ヘリテイジ|クロスオーバードーム(SECOND GENERATION)

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約210×100×105cm
収納サイズ(直径×長さ) 約9×20cm
就寝定員 1人
重量 約630g
素材 パネル、グランド:10Dナイロン高強度ミニリップストップ、透湿防水PUコーティング(日本製)
ポールスリーブ:10Dナイロン高強度ミニリップストップ・ACコーティング
ポール:アルミ合金中空ポール(7001-T6)7.5mm径ショックコード内蔵
耐水圧 1230mm

専門家のおすすめポイント

登山で利用するためとにかく軽さを追い求めたい人、バックパックでのキャンプを考えている人におすすめなのがこちら。ただし、軽量性に特化しているため、最低限の強度・プロテクションしか有していません。より快適で安心な野営を望む人には向かず、初心者では使いこなすのは難しいかもしれません。とはいえ、一般的な登山用ドームテントに比べて約半分近く軽くなるのは魅力であり正義でしょう。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

テントのような住空間を確保した「ドーム型ツェルト(緊急時用テント)」というジャンルのシングルウォールの製品。とことん軽量性を追求しながら、設営はドームテントのように簡単で、比較的初心者でも扱いやすいです。軽量性に特化しているのに、奥行きや高さはゆったりとしていて室内でも過ごしやすいのも特徴。前室などはないため、キャンプで使用するならタープと併用したいところです。

ソロキャンプにおすすめのドームテント2選

重量・サイズ感で登山には不向きながら、ドーム型の安定性と手軽さを生かしたソロキャンプにおすすめのドームテントを紹介します。ツーリングにもぴったりです。

ソロキャンプ用テントの絶対王者 ogawa(オガワ) ステイシーST-II

参考価格: ¥34,532(税込)

オガワ|ステイシーST-II

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約230×300×130cm
収納サイズ(直径×長さ) 約52×19×19cm
就寝定員 2人
重量 約3.9kg
素材 フライシート:75Dポリエステル
インナーテント:68Dポリエステル
グラウンドシート:75Dポリエステル
ポール:7001アルミ合金
耐水圧 1800mm

専門家のおすすめポイント

車やバイクでのソロキャンプなら、このテントが正解でしょう。室内は2人でも十分なサイズがあるため、デュオキャンプにも対応します。ただし、前室に2人で入るのは狭く感じるかもしれません。ソロでゆったりと使うのがぜいたくな使い方です。前室の天井高を考えると、使用するチェアは脚の短いタイプにするか、地べたスタイルがおすすめです。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

2人用(子どもとなら3人用)のテントながら、ソロキャンパーから絶大な人気と信頼を得ている、国産テントメーカーのロングセラー。奥行き150cmの室内空間はソロでは十分な広さで、さらに奥行き110cmの前室空間があるため、雨天時でもこのテントさえ立てられれば十分に過ごすことができます。登山用で紹介したドームテントと比べ重量はありますが、オートキャンプやツーリングキャンプで大活躍します。

広い室内と全面メッシュパネルが特徴 ポーラー(poler, POLeR) 2 PERSON TENT

参考価格: ¥31,693(税込)

ポーラー|2 PERSON TENT

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約216×152×101cm
収納サイズ(直径×長さ) 約18×50cm
就寝定員 2人
重量 約3.5kg
素材 本体:20Dメッシュ高通気性
フライシート:30Dポリリップストップ防水
底面:210Tポリリップストップ防水PUコーティング
ペグ、ポール:軽量アルミ
耐水圧 フライシート:2000mm、底面:3000mm

専門家のおすすめポイント

カラバリが豊富で、他の人とテントが被りたくない人におすすめ。フライシートに窓があって中から星空を眺められるなど特徴的なテントで、広い室内をソロで使うとかなり快適です。また、インナーテントのフロアと天井以外メッシュなので、夏場にカンガルースタイルでの蚊帳として使うと蒸れることなく快適に過ごすことができます。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

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Amazonの口コミ・レビュー

2人用のドームテント。ポールは連結方式の1本で、設営も簡単にできます。前後に出入り口があり、両方に前室スペースができるので、2人使用時でも十分な靴&荷物置きスペースが確保できます。室内の長辺側は垂直に立ち上がるため、窮屈に感じることもなくゆったり過ごせます。大きさのわりに収納サイズは小さめなので、バックパックでの徒歩キャンプにも対応します。

トレッキング or キャンプにおすすめトンネル型テント2選

非自立式ながら室内空間が広めのトンネル型テント。ここでは軽量でトレッキング向けのものと、居住性に優れたキャンプ向けの2つを紹介します。

不動の人気ブランドのトレッキングモデル ノルディスク(Nordisk) オップランド2PU

参考価格: ¥66,000(税込)

ノルディスク|オップランド2PU

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約430×165×110cm
収納サイズ(直径×長さ) 約50×20cm
就寝定員 2人
重量 約3.4kg
素材 本体:ポリエステル100%
耐水圧 フライシート:3000mm、フロア:8000mm

専門家のおすすめポイント

ヒルバーグやヘルスポルトなど、多くの北欧ブランドで採用されている形状のテント。軽量ながら悪天候にも強いハイスペックな性能で、あらゆる環境で快適な野営が可能です。ただし、北欧のメーカーなので湿度の高い日本の夏場では換気能力や通気性不足を感じることも。また、室内高も低いので、室内では「過ごす」というより「寝る」ことをメインで考えたほうがよさそうです。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

トレッキング向けの北欧では定番の形状のトンネル型テント。前室的なスペースが広く確保されるため、2人で長期トレッキングをするのにも適しています。軽量で設営も簡単なので、アクティビティと組み合わせたキャンプにもおすすめです。

ソロには広すぎる!? 広々住空間で快適キャンプ DOD カマボコテント ソロTC

参考価格: ¥40,826(税込)

DOD|カマボコテント ソロTC

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約170×450×120cm
収納サイズ(直径×長さ) 約25×60cm
就寝定員 2人
重量 約10.3kg
素材 アウターテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
インナーテント:75Dポリエステル
インナーテントフロア:150Dポリエステル(PUコーティング)
フレーム:アルミ合金
耐水圧 アウターテント:350mm、フロア:5000mm

専門家のおすすめポイント

人気のトンネル型テントのソロバージョン。前室のフラップを別売のポールで跳ね上げることで、タープ+テントほどの自分だけの空間を展開できます。スカート付きなので冬でも暖かく過ごせて、夏場はリビングスペースを全面メッシュにすることで、虫の侵入を防ぎつつ涼しく過ごすことができます。車やバイクでのソロキャンプで、広さを確保しつつ存分に焚き火を楽しみたい人におすすめです。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

DODの人気商品「カマボコテント」をソロキャンパーのためにミニマル仕様にしたモデル。カマボコテントの設営のしやすさや機能性をそのままに、ソロでゆったり使えるようなサイズ感になっています。また、焚き火に強いポリコットン素材を採用していることで、前室近くで気軽に焚き火を楽しむことができます。

キャンプにおすすめのワンポールテント3選

焚火の火の粉が飛んできても燃えにくい素材を使用したキャンプにおすすめのワンポールテントを3つ紹介します。

跳ね上げ式のフラップにより充実の居住空間 WAQ Alpha T/C

参考価格: ¥29,800(税込)

WAQ|Alpha T/C

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約240×240×150cm
収納サイズ(直径×長さ) 約22×57cm
就寝定員 1人
重量 約6.5kg
素材 ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、アルミ合金
耐水圧 300〜350mm

専門家のおすすめポイント

ワンポールテントを使用していて悩ましいのは、焚き火をするとなると日除けとなるタープのないテント外で行わなければならない点。その難点をわかりやすくクリアしてくれたのが本製品です。サブポールでアレンジすることで、単体で屋根のあるリビングスペースができるため、悪天候時でも室内への雨の吹き込みを軽減してくれます

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

DODの人気商品「カマボコテント」をソロキャンパーのためにミニマル仕様にしたモデル。カマボコテントの設営のしやすさや機能性をそのままに、ソロでゆったり使えるようなサイズ感になっています。また、焚き火に強いポリコットン素材を採用していることで、前室近くで気軽に焚き火を楽しむことができます。

焚き火にも適したキャンプ特化のワンポールテント テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) パンダTCプラス

参考価格: ¥15,400(税込)

テンマクデザイン|パンダTCプラス

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約270×270×170cm
収納サイズ(直径×長さ) 約530×270×190cm
就寝定員 1人
重量 約6.28kg
素材 フライシート:コットン混紡生地(TC)ポリエステル65%、コットン35%(撥水加工)
インナーウォール:ポリエステルメッシュ
インナーボトム:ポリエステルタフタ68D(PUコーティング)
ポール:アルミ
耐水圧 インナーボトム:1500mm

専門家のおすすめポイント

キャンプコーディネーター・イラストレーターのこいしゆうか氏がプロデュースした人気テント。ソロ使用でのサイズ感が絶妙で快適に過ごすことできます。また、2ヵ所の出入り口は利便性が高く、昼間は開放的にタープのような使い方も可能。脚の低い簡易コットも入るので、地べた寝が苦手な人にも適しています。設営撤収も簡単なので、初心者にもおすすめです。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

「ソロキャンプをもっと手軽に」との理念から生まれたパンダシリーズテントのTCバージョン。ハーフインナーを使用することで、夏場は片側を寝室に、もう片側をリビングスペースにして快適に過ごせますし、スカートを展開すれば冬場でも暖かく過ごすことができます。焚き火を想定しない場合はパンダシリーズの軽量の化繊モデルを選べば、アクティブなキャンプでも活躍します。

タープ不要で快適なリビング空間ができる ogawa(オガワ) タッソT/C

参考価格: ¥71,500(税込)

オガワ|タッソT/C

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約370〜480×250〜195cm
収納サイズ(直径×長さ) 約74×24×24cm
就寝定員 2人
重量 約7.4kg
素材 フライシート:TC
ポール:6061アルミ合金
耐水圧 フライシート:1200mm

専門家のおすすめポイント

設営バリエーションが豊富なワンポールテントとして画期的なオガワの人気商品。玄人向けの印象もありますが、ガイドシートが付属しており初心者でも安心して設営することができます。八角形にするとスペースが広くなりますが、その分室内高が低くなるので、自分のキャンプスタイルに合わせた使い方を模索できるところも魅力です。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

六角形から八角形まで3種の張り方ができる人気のオガワのワンポールテント・タッソのTCバージョン。設営をしやすくするガイドシートや前後トリプルファスナーなどの機能性は従来モデルそのままに、焚き火を気兼ねなく楽しめる素材に変更。裾にはスカートも装備しており、冬キャンプにも適しています。

タープ不要!世界観にこだわる玄人におすすめのパップテント3選

ワイルドで玄人向けなパップテントのおすすめ3選を紹介します。

焚き火に強い高い実用性と所有欲を満たすデザインが魅力 グリップスワニー(GRIP SWANY) FIREPROOF GS TENT

参考価格: ¥45,500(税込)

グリップスワニー|FIREPROOF GS TENT

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約330×190×130cm
収納サイズ(直径×長さ)
就寝定員 1人
重量 約5.6kg
素材 幕体:綿100%(難燃加工、撥水加工)
ポール:アルミ
ペグ:スチール
耐水圧 300mm

専門家のおすすめポイント

革グローブや焚き火用の衣類などで人気のグリップスワニーが展開するテント。独自の難燃ファブリック「BRAZESHIELD」が採用され、焚き火に強い特徴があります。軍物テントのような様相で、本格派・硬派なキャンパーに向けた商品になっていますので、初心者にはやや不向きですが、他社にはないカラーリングも魅力なので、しだいに使いこなして、本テントに見合うキャンパーに成長していくのも醍醐味といえるでしょう。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

ミリタリー難燃生地を採用したパップテントで、難燃・撥水加工が施されているのでワイルドなキャンプに適しています。別売のポールでフロント部分を跳ね上げることで、そこを拠点に焚き火と向き合いながらじっくりとキャンプができます

玄人向けだが、初心者でも使いやすい ワンティグリス(ONETIGRIS) SOLO HOMESTEAD

参考価格: ¥42,000(税込)

ワンティグリス|SOLO HOMESTEAD

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約400×240×160cm
収納サイズ(直径×長さ) 約59×23×23cm
就寝定員 1人
重量 約8.5kg
素材 ナイロン20D(PUコーティング)
耐水圧 350〜400mm

専門家のおすすめポイント

玄人志向なパップテントながら初心者でも使いやすい工夫が凝らされたテント。メッシュ面があり通気性が確保されているなど、かっこよさだけではなく過ごしやすさも考慮されている点が魅力です。煙突口も付けられているなど、玄人にも向けた機能も備えているため、幅広いユーザーに適しています。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

クラシックな外観と高い機能性を両立させた、ビギナーにも優しいパップテント。テント前後どちらからでもアプローチできるメッシュドア構造で、夏でも快適に過ごすことができます。ポリコットン生地を使用しているので、近くで焚き火も楽しめます。

高さ180cmの開放的な前室が魅力 FUTURE FOX(フューチャーフォックス) FOX-BASE EVO

参考価格: ¥35,800(税込)

FUTURE FOX |FOX-BASE EVO

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約420×280×180cm
収納サイズ(直径×長さ) 約23×65cm
就寝定員 1〜2人
重量 約7.5kg
素材 フライシート:ポリコットン(撥水加工)、ポール:アルミ合金
耐水圧

専門家のおすすめポイント

パップテントというと室内高が低めで腰への負担が気になるモデルが多いなか、180cmの前室高は魅力。メインポールも150cmあるため室内でコットを使用してもストレスなく過ごせます。煙突窓も装備しており、玄人好みの使い方も可能。防水性などにもこだわりが詰め込まれており、快適性だけでなく安心度の高さも侮れません。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

大人気「FOX-BASE」に改良を加えたFUTURE FOXのパップテント。高さ180cmの開放的な前室が特徴で、スカート付きで4シーズンに対応。大きなサイドウォールもあり、広いプライベート空間が魅力です。両面の開閉が可能なのでタープのように使うことも可能。さまざまな設営アレンジが楽しめます。

慣れれば快適!変わり種のおすすめソロテント2選

設営方法や構造が独特なソロ用テントを紹介します。

ひもを引くだけのワンタッチ設営 DOD ライダーズワンタッチテント

参考価格: ¥23,580(税込)

DOD|ライダーズワンタッチテント

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約243×235×133cm
収納サイズ(直径×長さ) 約62×20×20cm
就寝定員 2人
重量 約4.3kg
素材 アウターテント:70Dナイロン(PUコーティング、リップストップ加工)
インナーテント:ブレーサブル生地
フロア・グラウンドシート:150Dポリエステル(PUコーティング)
ポール:アルミ合金
耐水圧 アウターテント:3000mm、フロア:5000mm

専門家のおすすめポイント

ツーリングで疲れた状態でのテント設営はなかなかハードですが、ワンタッチ設営が可能な本製品なら安心。構造もシンプルながら、ワンタッチでダブウルウォールテントが展開されるのは驚きです。換気性能も高く、結露軽減のための対策がされている点も魅力。2人で使用しても余裕があり、ソロで使えばぜいたく。疲れた体をしっかり休められます

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

「キャンプツーリングをもっと快適に」というコンセプトで作られたダブルウォールのワンタッチドームテント。脚を伸ばしてひもを引くだけでアウターテント、インナーテント、グラウンドシート、前室が完成する簡易さが魅力。設営時間を短縮してキャンプ時間をゆっくり過ごすことができます。

ソロキャンプ向きのテント&タープ一体型モデル スノーピーク(Snow Peak) ヘキサイーズ1

参考価格: ¥54,120(税込)

スノーピーク|ヘキサイーズ1

出典:Amazon

使用時サイズ(幅×奥行×高さ) 約210×130×110cm(インナーテント)
収納サイズ(直径×長さ) 約62×19×23cm
就寝定員 1人
重量 約5.2kg
素材 フライシート:210Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング
ポール:A6061アルミ
耐水圧 3000mm

専門家のおすすめポイント

ソロキャンプで悩ましいのはテントとともにタープを張る必要があるかどうかです。天候にもよりますが、日差しと雨対策は重要です。しかし、タープを張るのはおっくうなものです。この商品は、設営すれば自ずと開放的なタープとテントが完成するため、ソロキャンパーの天候対策への悩みを解決してくれます。まさにソロキャンプに特化したセットです。

渡辺有祐さん

キャンプ系編集者

渡辺有祐さん

Amazonの口コミ・レビュー

1人の時間をぜいたくに過ごすソロキャンパーのための快適ソロテント。前室と呼ぶには広すぎるリビングスペースが魅力で、ソロテントというよりタープとインナーテントの2商品がセットになったアイテムと解釈したほうが理解しやすいでしょう。変形六角形のタープは単体での使用も可能。シーンに応じて使い分けることができます。

ソロテントに関するQ&A

ソロテントに関するよくある疑問について渡辺さんにお答えいただきました。

Q. ソロテントの前室は広いほうがいい?

A. キャンプの場合はテントとともにタープを設営することで雨や日除け対策もできるので、そこまで厳密に考えなくても大丈夫です。ワンポールテントやパップテントの場合も、それ単体で寝室以外のスペースを確保できます。

インナーテントとフライシートの間の空間「前室」が広いと靴なども置けて便利

インナーテントとフライシートの間の空間「前室」が広いと靴なども置けて便利

しかし登山の場合、山のテント場でタープを張るスペースはほぼありません。前室スペースがない、もしくは狭いドームテントだと、汚れた靴を置くスペースがなかったり、出入りの際に室内に雨が吹き込んで衣類などが濡れたりしてしまいます。

濡れると低体温にもつながりますから、登山ではしっかり対策しなければなりません。前室の広いテントは快適なだけでなく安全性にもつながります

Q. 高価格帯と低価格帯の製品は何が違うの?

A. 「高かろうよかろう」はもちろん当てはまります。テントで重要な生地の素材が高価なものほど、軽くて丈夫で、雨にも強い特徴があります。安価なテントは高価なテントと比較すると機能で何かが劣るわけです。

ただし、軽量性や強度などをシビアに検討すべきは登山やトレッキングなど、より自然環境に入り込むシーンだけでもよいといえます。車や管理棟が近くにあるキャンプでは、最悪それらに避難することができるからです(山のテント場は必ず近くに山小屋があるとはかぎりません)。

キャンプでも、春〜秋にかけての比較的温暖な気候で好天のときであれば、安価のコスパのいいテントでも十分に過ごすことができるでしょう。

Q. カンガルースタイルってなに?

A. 大型のワンポールテントやフロアレスシェルターなど、室内で地面が露出しているタイプのテントを使用する際、1人用のドームテントのインナーテントを室内に設営して、その中で就寝するスタイルです。

フロアレスシェルターを設営し、室内にメッシュ面の多いインナーテントを使えば夏場でも快適

フロアレスシェルターを設営し、室内にメッシュ面の多いインナーテントを使えば夏場でも快適

ワンポールテントなどの専用のインナーテントがない場合、夏場では寝ているときに虫の侵入が気になってしまいます。そこで、ドームテントのインナーテントを蚊帳代わりにして使うことで、快適に眠ることができます。

持っている道具を組み合わせて使う楽しみもありますから、ドームテントを購入する場合は、単体でインナーテントだけを使えるモデルかどうか、インナーの素材にメッシュ面が多く通気性がよいか、などを判断材料にして選ぶのもいいでしょう。

ソロテントの人気ランキングをチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングではソロテントの売れ筋ランキングをチェックできます。いまの売れ筋ランキングを、商品選びの参考にしてみてもいいでしょう。

まとめ

  • 初心者には自立式のドームテントがおすすめ
  • タープを設営するかしないかで、選ぶテントも変わってくる
  • 焚き火を存分に楽しむなら難燃素材のものを選ぶ
  • 夏場にキャンプするならインナーテントはメッシュ面の多いものを選ぶ

登山でもキャンプでも、野外でオーバーナイトするためには欠かせないテント。1人用ということもあって、各社からさまざまな素材、形状のテントがリリースされています。

用途やスタイルに応じて適切なものが変わってきますので、自分はどんな使い方をすることが多いのか、想像しながら適したテントを選びましょう。

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