理学療法士におすすめの転職サイト・エージェント6選比較！プロが選び方を紹介

「理学療法士に特化した転職サイトや転職エージェントはあるの？」
「転職サイト・転職エージェントはどう選べばいい？　おすすめはどこ？」

転職を考え始めたけれども、自分に合う転職サイトや転職エージェントをどう選んだらいいかわからない人もいるでしょう。

この記事では、自身もリハビリ職経験があり、キャリアの専門家でもある三好貴之さんに、理学療法士が転職サイトを利用するメリットやデメリット、年代別の転職成功のポイントをお聞きしました。また、your SELECT.編集部がおすすめする理学療法士向け転職サイトも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

▼理学療法士におすすめの転職サイトと転職エージェント

※8月時点の求人数

以下についても紹介しております。

「転職サイト・転職エージェントによって、得意な領域が違います」と三好さん

理学療法士の人が転職をするなら、理学療法士に特化した転職サイト・エージェントを利用しましょう。
各社で取り扱っている求人やキャリアアドバイザーは異なります。複数の選択肢から自分に合った転職先を見つけるためには、転職サイト・エージェントに登録する際は2～3社に登録することをおすすめします。複数に登録することで、キャリアアドバイザーの対応や理学療法士の業務への理解度も比較できるからです。

転職サイト・エージェントを選ぶ際は、以下3つのポイントに注意しましょう

1. 転職サイトと転職エージェントの違いを理解する

理学療法士の求人情報を掲載している転職サービスには、転職サイトと転職エージェントがあります。その違いについて知っておきましょう。

転職サイトは、掲載されている求人から希望する条件で求人を検索し、自分で応募します。一方、転職エージェントはまずキャリアコンサルタントとの面談があり、希望条件などを伝えて求人を紹介してもらいます。

それぞれ以下のメリット・デメリットがあるので、確認しておきましょう。

　 　

	転職サイト	転職エージェント
メリット	・希望する求人を自ら探せる ・自分のペースで転職活動ができる	・応募書類の添削、面接対策を受けられる ・企業の内部情報や雰囲気を知ることができる ・非公開求人の紹介を受けられる可能性がある
デメリット	・転職のサポートは受けられない	・採用のハードルが上がることがある

また、理学療法士が転職エージェントを利用する際のメリット・デメリットについては、後述の「理学療法士が転職サイト・エージェントを利用するメリットとデメリット」で詳しく説明します。

2. 希望する勤務先・エリアの求人数が多いかをチェックする

理学療法士の勤務先は、医療機関、介護施設、 その他（訪問リハビリなど）に分類されます。自分が転職を希望する勤務先の求人が多い転職サイトや転職エージェントを選ぶといいでしょう。

また、転職サイトや転職エージェントの多くは全国の求人を掲載していますが、地域・エリアによって求人数にばらつきがあります。登録する前に、自分の働きたいエリアの求人がどのくらいあるのかを確認しておきましょう。

おもな都道府県別の求人数は、「【地域別】理学療法士転職サイト・エージェント6社の都道府県別の求人数ランキング」の章で詳しく説明しています。

3. 自分の年代や経験に合う求人を扱っているかを確認

理学療法士は体力仕事なので、若手を求めている施設が多いです。そのため、ミドル層や管理職の求人は全体的に少ない傾向があります。
また、実務の経験がない未経験者を採用するかどうかは、施設によっても異なります。

取扱求人は、転職サイトや転職エージェントによって強みが違います。例えば、未経験の方なら「未経験可」、管理職希望なら「管理職求人」の求人数を確認するなど、自分の年代や経験に合った求人を扱っているかを確認してみましょう。

三好さんのお話をもとに、your SELECT.編集部が厳選した理学療法士におすすめの転職サイトと転職エージェントを紹介します。

▼理学療法士におすすめの転職サイト・エージェント比較表

（※2022年8月時点　編集部調べ）

PTOTSTワーカー｜地方も含めて多くの選択肢から探したい人におすすめ！

出典：PTOTSTワーカー 公式サイトより

PTOTSTワーカーは、株式会社トライトキャリアが運営している転職エージェントです。

特徴は、掲載求人が1万8378件（※2022年8月時点）と非常に多いことで、今回紹介している転職エージェントの中で最多でした。

病院、クリニック、老人介護施設、訪問リハビリなど、理学療法士のおもな勤務先の求人が満遍なく掲載されています。拠点も全国に24あるため、地方も含めて多くの選択肢から求人を探したい人におすすめです。

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▼求人件数

PTOT人材バンク｜介護系、小児療育の求人を探している人におすすめ！

出典：PTOT人材バンク 公式サイトより

PTOT人材バンクは、株式会社エス・エム・エスが運営している転職エージェントです。

株式会社エス・エム・エスは東証プライム市場に上場している大手企業なので、看護師やケアマネージャーなどの転職エージェント事業で医療機関や介護事業所との取引があるため、掲載求人数も1万5711件と多いです（※2022年8月時点）。

掲載求人のうち、老人介護施設の求人比率が約71.3％（1万1208件）と高く、小児療育の求人も他社に比べて多いので、介護系、小児療育の求人を探している人におすすめです。

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▼求人件数

マイナビコメディカル｜未経験者や若手の方におすすめ！

出典：マイナビコメディカル 公式サイトより

マイナビコメディカルは、人材業界大手の株式会社マイナビが運営しているサービスです。専用のアプリがあり、気軽に求人を探しやすいのが特徴です。

求人の傾向としては、未経験OKの求人が全体の約12.4％（1883件、2022年8月時点）と比較的多く、未経験者や若手の方におすすめです。
また、他社にはあまり掲載のない保育園の求人や管理職求人など、幅広い求人が掲載されています。

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▼求人件数

PT-OT-ST.NET｜首都圏の訪問リハビリやクリニックで働きたい人におすすめ！

出典：PT-OT-ST.NET 公式サイトより

PT-OT-ST.NETは、株式会社PT-OT-ST.NETが運営している転職サイトです。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に特化し、求人を掲載しています。求人情報以外に学会・研修会の情報が掲載されていて、活発に投稿されている掲示板もあるなど、ポータルサイトとしての機能もあります。

首都圏の小規模な事業所の求人が多く掲載されているので、首都圏で訪問リハビリやクリニックなどの求人を探している人におすすめです。応募はWebだけでなく電話からも可能です。

また、求人の検索軸が細かく、「ロボットリハ」「再生医療リハ」「保険外自費」など注目のリハビリ方法や、「脳血管」「呼吸器疾患」など専門的に扱っている疾患からも求人を検索できます。

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▼求人件数

ジョブメドレー｜年齢不問の求人を探している人におすすめ！

出典：ジョブメドレー 公式サイトより

ジョブメドレーは、株式会社メドレーが運営している転職サイトです。同社には医師出身の取締役をはじめとして、医療や介護業界出身の社員が多く、現場を知る人たちによって運営されています。

採用側は無料でジョブメドレーに求人広告を掲載でき、採用時に成果報酬で支払います。そのため、採用側が求人を掲載しやすく、パート・アルバイト求人や、訪問リハビリなど小規模な事業所の求人が多い傾向があります。
また、年齢不問の求人を探せる検索軸があるのは、今回紹介したサービスの中ではジョブメドレーだけで、年齢層の高い人が求人を探しやすいです。

人気やサービス形態、仕事内容、福利厚生、アクセスなど合計72項目の選択肢から求人を検索できます。

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▼求人件数

コメディカルドットコム｜未経験者におすすめ！

出典：コメディカルドットコム 公式サイトより

コメディカルドットコムは、セカンドラボ株式会社が運営している転職サイトです。求人を検索して応募するのが基本ですが、マッチングやスカウト機能があるため、自分に興味のある事業所や医療機関からのアプローチを受けられます。

求人の傾向として、未経験可の求人比率が全体の63.5％と高い（1860件）ため、未経験の方におすすめです。

また、就業応援制度があり、コメディカルドットコム経由で転職先が決まり、申請して60日以上勤務すると最大5万円の応援金が支給されます（金額は求人により異なります）。

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▼求人件数

理学療法士が転職に失敗しないためのポイントについて、年代別に三好さんに教えていただきました。

「年代ごとのポイントを知っておくことが大事」と三好さんは語る

20代の理学療法士が転職に失敗しないためのポイント

20代前半はまず経験を積んでいく時期なので、転職するときに、安易に給料や処遇だけで決めないようにしましょう。専門職として成長していける環境なのかを見極めることが重要です。特に、自分がどんな患者さんをみられるようになりたいのかという視点を大事にしましょう。急性期の患者さんであれば急性期病院、介護の必要な患者さんなのであれば介護施設など、転職先として選ぶべき施設が変わります。

また、若手のうちにコミュニケーションや上司との関わり方、協調性などの一般的なビジネススキルを養うことも重要です。専門スキルは経験を積むことで伸ばせますが、こうした一般的なスキルを伸ばせるかは職場によって大きく違います。若手のうちは、目標設定をしていたり、ポジションに合った教育の仕組みが整備されていたりする環境で働くことが望ましいです。

20代後半は、徐々に自分のキャリアを考え始める時期です。専門職として理学療法士のスキルを磨くか、管理職になるか、教員になるか、起業するかなどさまざまな選択肢があります。そのキャリアにプラスになる転職先を探すようにしましょう。

30代の理学療法士が転職に失敗しないためのポイント

30代の転職では、キャリアの実績を積める職場を探しましょう。例えば、管理職を目指すなら、リーダーや教育を任される職場を選ぶべきです。最近ならば、ITスキルを磨ける、新規事業の責任者としてマーケティングを任されるなどの視点もあります。
35歳くらいまでにどこまでスキルアップして、実績を積んでいけるかが非常に重要です。

40代の理学療法士が転職に失敗しないためのポイント

現場で働きたい場合は、介護施設に転職するという選択肢があります。
理学療法士の現場は若く、30代の管理職がいる職場が多いです。そのため、年齢が高い人を採用しにくく、若手が採用されやすい傾向があり40代の転職はなかなか難しくなってきます。しかし、介護施設は人材不足であることが多いので、40代でも比較的転職しやすいです。

また、管理職経験があれば、40代になっても転職は難しくありません。理学療法士はマネジメント教育がまだまだ十分ではなく、マネジメントできる人材が少ないからです。

理学療法士が転職エージェントを利用するメリットとデメリットについて、三好さんにお聞きしました。

「理学療法士は世界が狭くなりがちなので、転職エージェントを有効活用しましょう」と三好さん

理学療法士が転職サイト・エージェントを利用するメリット

理学療法士が転職サイト・エージェントを利用するメリットは、以下の3つです。

1. 効率よく情報収集できる

理学療法士は病院や介護施設などで働き、仕事上では特定の人にしか会わない傾向があります。そのため、個人が転職に関する情報を入手することが難しいです。
その点、転職サイト・エージェントには、人材を採用したいニーズのある企業の情報が集まっているため、効率よく情報収集ができます。
転職エージェントの場合はキャリアアドバイザーから求人の紹介を受けられるので、自分では見つけられなかった求人に出合える可能性が広がります。

2. 働きながら転職活動を進められる

転職エージェントの場合、面談で希望条件を伝えておくと、キャリアアドバイザーがあなたに合う求人を探してくれます。また、面接に進んだ場合の日程調整もしてもらえるので、仕事をしながらでも転職活動を進めやすいです。

3. 自身の強みや弱みと向き合い、キャリアの棚卸しができる

理学療法士は同じ病院や施設などで働いているため、人間関係が閉鎖的で価値観が変わりにくいことが多いです。しかし、転職エージェントのキャリアアドバイザーと話すことで、今の転職市場で求められる人材について知ることができます。

また、理学療法士としての技術レベルは自分でも理解しやすいですが、コミュニケーション力やプレゼンテーション能力などのポータブルスキルは、自分では意外にわからないものです。キャリアアドバイザーから客観的に見てもらうことで、自分の強みや弱みをより理解できます。

理学療法士が転職エージェントを利用するデメリット

理学療法士が転職サイト・エージェントを利用するデメリットは、以下の2つです。

1. 自分の軸をもっていないと、転職後に後悔する可能性がある

キャリアアドバイザーは転職のサポートをしてくれますが、同業者ではありません。人によっては、理学療法士の仕事を深く理解していないこともあります。

そのため、キャリアアドバイザーの言うことを妄信して転職活動を進めてしまうと、自分の希望と違う転職をしてしまう可能性もあります。

面談前に、以下のように転職先の希望をあらかじめ考え、優先順位を決めておくようにしましょう。

2. 自分の市場価値を知り、ショックを受けることもある

同じ理学療法士でも、職場によって求められるスキルや雇用条件は異なります。今の職場で評価されていても、市場価値が低かったとしたら転職によって給料が下がってしまうという可能性もあります。現実を知ってショックを受けることもあるかもしれません。
ただし、客観的に自分の価値やおかれている環境を知ることは、自分のキャリアを考えていく上では結果的にプラスになることも多いです。

理学療法士が転職サイトやエージェントを利用せずに転職する方法

理学療法士が転職サイトやエージェントを利用せずに転職する方法は以下の2つです。

1. 養成校の先生に相談して紹介してもらう

理学療法士の資格を取得したときの養成校の先生に相談してみましょう。先生は非常勤で理学療法士としても働いていたり、さまざまな医療機関や事業所とつながりをもっていたりします。
卒業生から話を聞く機会も多いため、「●●なタイプは、●●病院に合う」など独自の視点でマッチングしてくれる可能性があります。

2. 知人に紹介してもらう

採用ニーズのある医療機関や介護事業所では、社員に対して知人紹介を依頼しているケースも多いです。そのため、理学療法士の知人に職場の話を聞き、興味をもった場合は紹介をお願いしてみるのもいいでしょう。

メリットは、知人を介しているためスムーズに選考が進みやすく、事前に職場の情報を入手しやすいことです。注意点としては、知人を介しての転職活動となるため、内定を承諾した後に断ると紹介者に迷惑がかかることです。知人紹介の場合は慎重に検討して内定承諾の連絡をするようにしましょう。

理学療法士が、転職エージェントを利用するときの転職の流れは以下のとおりです。

1. 登録、職務経歴書の入力

転職エージェントのWebサイトで個人情報や職務経歴などを入力します。登録手続きが完了するとキャリアアドバイザーから面談日時調整の連絡がきます。

2. キャリアアドバイザーと面談

対面や電話、オンラインなどで、キャリアアドバイザーと面談します。面談では、これまでの経歴や転職理由、転職先の希望条件などを質問されるので、あらかじめ整理しておきましょう。

3. 求人紹介

面談で伝えた条件や経歴などを基に、キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれます。

4. 求人へ応募

興味のある求人があれば、キャリアアドバイザーに応募意思を伝えましょう。企業に提出するあなたの履歴書や職務経歴書をキャリアアドバイザーが添削してくれます。

5. 選考（日程調整、面接対策、面接）

書類選考に通過したら、面接の日程調整をします。キャリアアドバイザーによる面接対策が行われます。

6. 内定～入職

採用側が採用したいと思った場合、労働条件を通知する「オファーレター」という書類が提示されます。オファーレターには年収や福利厚生や労働条件、仕事内容などが記載されています。しっかりと内容を確認してから、入社の意思を固めましょう。

また、理学療法士が、転職サイトを利用する場合は、自分で求人を検索して気になるものがあったら応募します。転職活動の流れは以下のとおりです。

理学療法士が、キャリアアップを実現させるためのポイントや心構えについて、三好さんにお聞きしました。

「自分の軸がなければ、満足のいく仕事はできません」と三好さん

1. キャリアデザインをする

自分がどうありたいのか、どんな環境で働くのが幸せなのかを自問自答し、キャリアデザインを考えることが重要です。自分を勝手に幸せにしてくれる職場は存在しないので、自分の軸がないと、どんな職場で働いても不満ばかりになってしまいます。

キャリアデザインについては、本なども多く出ているので、紹介されているフレームワークなどを実際に試してみましょう。簡単なところでは、自分は何をしているときが楽しいのか、どんな環境だとモチベーションが上がるのかを書き出してみるのがおすすめです。

また、キャリアデザインにおいて必要があれば、資格を取得するのもいいでしょう。例えば、以下のようなものです。

注意点としては、このような資格は理学療法士のように取得するだけで給料につながるものではありません。あくまでも、自分の実力や実績を客観的に評価するための資格と捉えてみてください。

2. 職場以外の人間関係をもつ

理学療法士は狭い世界で働いていることが多いので、自分と年齢や職種の違う職場以外の人間関係をもつことをおすすめします。

例えば、私は作業療法士だったのですが現在はコンサルタントとして働いています。私の場合は経営戦略を勉強したいと思い、他業種の方が参加する勉強会に参加したことがキッカケになりました。現場で働いているだけでは、そんな発想は出てきませんでした。

自分の知らないことはキャリアとして発想できません。なるべく違う価値観にふれることによって、キャリアの可能性が広がっていきます。

3. 目の前のことに全力で取り組む

なんとなく働き続けるのが一番もったいないです。転職したいなら転職活動をしたらいいですし、転職の意思がないなら、まずは目の前のことに全力で取り組むことが重要です。
仕事のチャンスは、やる気のある人やがんばっている人のところにめぐってきます。目の前のことに全力で取り組むことが、新たなチャレンジの機会につながっていきます。

地域別に、理学療法士転職サイト・エージェントの求人数をランキングします。

北海道・東北地方（北海道、宮城、福島）の求人数ランキング

	北海道	宮城	福島
PTOTSTワーカー	214	25	24
PTOT人材バンク	458	267	198
マイナビコメディカル	545	178	72
PT-OT-ST.NET	3	2	3
ジョブメドレー	134	97	47
コメディカルドットコム	55	44	12

※2022年8月時点　編集部調べ

関東地方（東京、埼玉、神奈川、千葉）の求人数ランキング

	東京	埼玉	神奈川	千葉
PTOTSTワーカー	413	197	225	139
PTOT人材バンク	2015	859	1340	736
マイナビコメディカル	2546	1044	1301	831
PT-OT-ST.NET	433	136	185	133
ジョブメドレー	1471	527	969	489
コメディカルドットコム	717	297	504	270

※2022年8月時点　編集部調べ

中部地方（新潟、静岡、愛知、岐阜）の求人数ランキング

	新潟	静岡	愛知	岐阜
PTOTSTワーカー	16	66	133	31
PTOT人材バンク	271	532	1221	294
マイナビコメディカル	316	609	1683	350
PT-OT-ST.NET	1	7	22	3
ジョブメドレー	42	230	567	163
コメディカルドットコム	19	61	125	33

※2022年8月時点　編集部調べ

関西地方（大阪、京都、奈良、兵庫）の求人数ランキング

	大阪	京都	奈良	兵庫
PTOTSTワーカー	426	125	54	236
PTOT人材バンク	1377	275	174	775
マイナビコメディカル	1477	239	187	772
PT-OT-ST.NET	124	14	4	40
ジョブメドレー	730	119	53	405
コメディカルドットコム	167	30	15	69

※2022年8月時点　編集部調べ

中国・四国地方（広島、岡山、愛媛）の求人数ランキング

	広島	岡山	愛媛
PTOTSTワーカー	68	55	99
PTOT人材バンク	417	297	177
マイナビコメディカル	272	147	55
PT-OT-ST.NET	0	1	0
ジョブメドレー	175	78	70
コメディカルドットコム	24	12	5

※2022年8月時点　編集部調べ

九州地方（福岡、鹿児島、沖縄） の求人数ランキング

	福岡	鹿児島	沖縄
PTOTSTワーカー	125	66	32
PTOT人材バンク	500	175	124
マイナビコメディカル	481	67	36
PT-OT-ST.NET	5	0	0
ジョブメドレー	380	77	76
コメディカルドットコム	48	16	11

※2022年8月時点　編集部調べ

最後に、理学療法士の転職サイト・エージェントに関する質問に対して、三好さんに答えていただきました。

三好さんは「転職サイトや転職エージェントについて知っておけば、転職活動をスムーズに進められます」と語る

Q. 新卒や未経験でも転職できる？

A. 可能です。転職サイトや転職エージェントのWebサイトには、新卒や未経験者向けの求人も紹介されているので確認してみましょう。

Q. ブランクがあるけど、利用できる？

A. 現場から長く離れていると、転職活動の情報収集が難しいです。そのため、ブランクのある人ほど、転職サイトや転職エージェントを活用するといいでしょう。
例えば、コメディカルドットコムでは「ブランク可」の検索軸で求人を探せます。

Q. 転職におすすめの時期はある？

A. 転職者の入社時期として多いのは1月と4月です。そのため、この2～３ヶ月前くらいから転職活動を始めていくといいでしょう。

Q. 求人紹介がしつこいときの断り方は？

A. 求人を紹介されたときにリアクションをしないと、しつこく連絡してくることがあるようです。「他で決まりました」「しばらく検討したいので連絡はいったん止めてください」など、はっきりと意思表示しましょう。

Q. 非公開求人ってなに？

A. 非公開求人は、転職サイトや転職エージェントのWebサイトに掲載されていない求人のことです。非公開にする理由は、若干名の募集で求人枠がすぐに埋まってしまう、新規開設や幹部職の募集で、公にできない情報が含まれているなどが考えられます。
転職エージェントに登録すると、こうした非公開求人を含めて、あなたの希望条件にマッチした求人の紹介を受けられます。

Q. 無料で利用できるって本当？

A. 理学療法士が転職サイトや転職エージェントを利用する際に、費用はかかりません。転職サイトや転職エージェントは、採用側から広告掲載料や成功報酬を受け取る仕組みになっているので、求職者は無料で利用できます。

Q. 転職活動をしていることは職場にバレない？

A. 転職エージェントは、本人の許可なく第三者に個人情報を伝えることはありません。ただし、転職活動をしていることは、あまり周囲に言わないほうがいいでしょう。職場に伝わってしまった場合、職場によっては「転職＝裏切り」と受け止められてしまうこともあるからです。

周囲には「こんなことがやりたい」といった内容を話すにとどめましょう。そうすれば、転職を報告したときにも「うちでは、できないことだからしょうがない」と納得してもらいやすいです。
理学療法士は狭い業界で評判や噂が広がりやすいので、応援してもらえる辞め方をすることが非常に大事です。

理学療法士向けの転職サイトや転職エージェントは、それぞれ得意な領域が違うので2～3社に登録するといいでしょう。転職サイト・転職エージェントを活用していけば、個人では得られない情報が収集でき、スムーズに転職活動を進められます。

理学療法士がキャリアを実現していくうえでもっとも大事なのは、自分の軸をもつことです。自分の軸があれば、転職先を選ぶ基準も明確になりますし、転職を成功させやすくなります。

軸をもつためには、自問自答しながら自分のキャリアを考えることが大事です。職場以外の人間関係を広げていくことも、さまざまな学びのヒントにつながります。
転職サイトや転職エージェントを活用して、あなたらしいキャリアを築いていきましょう。

理学療法士におすすめの転職サイト・エージェント比較表