掛け布団おすすめ13選比較!寝具指導士が夏、冬などオールシーズン使える選び方を解説

掛け布団おすすめ13選比較!寝具指導士が夏、冬などオールシーズン使える選び方を解説

「毎晩たっぷり寝ているはずなのに疲れがとれない」
「寝苦しくて夜中に何度も目が覚めてしまう……」

掛け布団は、寝ている間の布団の中の温度や湿度をコントロールしてくれる役割があり、眠りの質を高める重要なものです。

そこで今回は、睡眠と寝具のスペシャリストである睡眠環境・寝具指導士の髙橋聡子さんに、掛け布団の種類や選び方を詳しく解説していただきました。また、髙橋さんの解説をもとにセレクトした編集部おすすめの掛け布団もご紹介します。

おすすめの掛け布団13選
おすすめ
ポイント
3万円以上のおすすめ掛け布団 1~3万円未満のおすすめ掛け布団 1万円未満のおすすめ掛け布団
メーカー
商品名
EFFECT
グースリーII
昭和西川
羽毛ふとん
西川
[エアーCN]コンフォーター
西川
羽毛掛け布団(西川プレミアム)
昭和西川
【MuAtsu Plus/ムアツプラス】 羽毛合い掛け布団 STANDARD
お布団工房
APHRODITA アプロディーテ 日和
無印良品
グレー羽毛掛ふとん
ロマンス小杉
羽毛掛けふとん
ニトリ
ボリューム抗菌防臭防ダニ掛け布団
タンスのゲン
シンサレート 掛け布団
無印良品
天然由来の接触冷感リヨセル麻薄掛ふとん
ニトリ
温度調整 掛け布団
タンスのゲン
テクノエアロダウン 人工羽毛布団
EFFECT「グースリーII」 昭和西川「羽毛ふとん」 西川「[エアーCN]コンフォーター」 西川「羽毛掛け布団(西川プレミアム)」 昭和西川「【MuAtsu Plus/ムアツプラス】羽毛合い掛け布団 STANDARD」 お布団工房「APHRODITA アプロディーテ 日和」 無印良品「グレー羽毛掛ふとん」 ロマンス小杉「羽毛掛けふとん」 ニトリ「ボリューム抗菌防臭ダニ掛け布団」 タンスのゲン「シンサレート 掛け布団」 無印良品「天然由来の接触冷感リヨセル麻薄掛ふとん」 ニトリ「温度調整 掛け布団」 タンスのゲン「テクノエアロダウン 人工羽毛布団」
価格(税込) 4万6000円(本掛け)~ 4万9800円~ 5万5000円~ 6万6000円(本掛け)~ 17万6000円(合掛け)~ 1万2900円~ 1万4900円 1万7380円~ 3990円~ 5480円 5990円~ 7990円~ 8980円~
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング シングル/セミダブル/ダブル シングル/ダブル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング シングル/ダブル シングル シングル/ダブル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン シングル シングル/ダブル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
種類 本掛け/合掛け/肌掛け 本掛け 本掛け 本掛け/合掛け/肌掛け 本掛け/合掛け/肌掛け 本掛け 本掛け 本掛け 本掛け 本掛け 肌掛け(春夏) 本掛け 本掛け
中綿素材 ポリエステル100% ダウン90%・フェザー10% ポリエステル100% ダウン90%・フェザー10% ダウン95%・フェザー5% ウール100% ダウン70%・フェザー30% ダウン85%・フェザー15% ポリエステル100% 上層部:東レft綿(ポリエステル100%)、下層部:シンサレートウルトラ150(ポリエステル55%・ポリプロピレン45%) ポリエステル100% ポリエステル70%・再生繊維(リヨセル)30% 吸湿発熱消臭粒綿(ポリエステル90%・アクリレート10%)
側生地素材 ポリエステル100% 綿100% ポリエステル100% 綿100% 綿100% 綿100% ポリエステル85%・綿15% ポリエステル85%・綿15% ポリエステル100% ポリエステル100% 再生繊維(リヨセル)70%・麻30% ポリエステル85%、ナイロン15% ポリエステル100%
本体重量(約) 2.06kg 1.2kg(詰め物重量) 1.5kg(詰め物重量) 1.2kg(詰め物重量) 0.8kg(詰め物重量) 2.0kg 0.7kg(詰め物重量) 1.2kg(詰め物重量) 2.28kg 2.7kg 1.33kg 1.9kg 1.61kg
購入サイト 公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! 公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!
睡眠環境・寝具指導士
髙橋聡子さん
髙橋聡子
睡眠の重要性と寝具について学び、睡眠環境・寝具指導士、睡眠コンサルタントの資格を取得。勤務する寝具メーカー「お布団工房」で顧客対応にあたり、お客様からの問い合わせやレビューへの回答を担当。多くの悩みや疑問に寄り添ってきた経験と知識をもとに、専門家として「いい眠り」の提案を行っている。

▼寝具に関するおすすめ記事はこちら

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目次

寝具指導士が解説!

掛け布団を選ぶ前に知っておくべきこと

今は店頭でもネットでもいろいろなタイプの掛け布団が出ていて、価格もさまざま。それぞれどんな特徴があって、何が違うのかわかりにくいですよね。掛け布団を選ぶ前に押さえておきたいことを、髙橋聡子さんに教えてもらいました。

掛け布団の買い替えは4~5年程度、羽毛布団なら10年前後を目安に

掛け布団の買い替えは、毎日使っているもので中綿が羽毛以外のものでしたら4~5年くらいを目安におすすめしています。使用環境や使用状況によって劣化の度合いは異なりますが、判断するポイントは「見ため」と「感触」の2つ。落ちない汚れが付いていたり、表面がざらついて肌触りが悪くなっていたり、厚みがなくなってへたっていたら、使用年数に関わらず買い替えを検討してみましょう。

髙橋聡子さん

羽毛布団も判断ポイントはほぼ同じで、生地の汚れや傷みが気になったり、羽毛が飛び出て厚みがなくなったりしたら、10年前後を目安に買い替えやリフォームをおすすめしています。

毎日使う掛け布団は清潔が第一!

人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、毎日使う掛け布団は想像以上に汚れています。側生地の汚れや傷みを防いで掛け布団を清潔に保つためにも、気軽に洗濯できてお手入れしやすい掛け布団カバーをぜひ使用してください

また、最近は洗濯できる掛け布団も増えています。側生地に水に弱いシルクが使われているものや、洗うと硬くなり縮んでしまう真綿の布団や羊毛布団などは洗濯できませんが、洗濯可のマークがついた掛け布団は丸洗いできます。基本的に化学繊維でつくられている布団は洗える可能性が高いですが、レーヨンや再生繊維のリヨセル、キュプラなどは水洗いができないので注意しましょう。

寝具指導士が解説!

オールシーズン使える掛け布団の選び方

解説シーン

快適な眠りを得るために、何をポイントにしてどのような掛け布団を選んだらいいのか、髙橋聡子さんに詳しく伺いました。

<掛け布団の選び方>

  • 布団の種類で選ぶ
  • 中綿の素材で選ぶ
  • サイズで選ぶ
  • 価格で選ぶ

布団の種類で選ぶ

掛け布団を季節で使い分けたい人は、本掛けと肌掛けの2枚を選ぶのがおすすめです。春や秋は室温によって使い分け、夏は肌掛け、冬は本掛けのように調整しながら使いましょう。

掛け布団の種類は大きく分けて「本掛け」「肌掛け」「合掛け」の3つ

メーカーによって厚みも異なりますし、明確な定義はありませんが掛け布団の種類は大きく分けて「本掛け」「肌掛け」「合掛け」の3つがあります。

<掛け布団の種類は3種類>
     
使用時期 特徴
本掛け 1年中 中綿がたくさん詰まった一番厚みのある掛け布団。冬の寒い時期は寝具を重ねて使われることも多く、夏は冷房対策に夏用寝具の補助として使う人もいます。
肌掛け 春~夏 一番薄く、春から初夏の気候のいい時期や夏の暑い時期に使用。カーディガンのように、他の寝具と一緒に使ったり外したりして暑さや寒さを調整しやすい。
合掛け 春と秋 本掛けよりも薄くて、肌掛けよりも厚い掛け布団です。冬と夏の合間に掛けることから合掛けと呼ばれ、気温が変化しやすい時期に活躍してくれます。

収納が少なく、掛け布団は通年使えるものにしたいという人は、本掛けを1枚もっておくといいでしょう。

中綿の素材で選ぶ

素材を選ぶことは、良質な眠りを左右する「軽さ」と「フィット感」に直結します。掛け布団が重いと寝返りが打ちにくく血のめぐりが悪くなり、また体にフィットせずにすき間があると暖かさを逃がしてしまいます。

寝室環境

快適な眠りの理想とされる寝床内環境イメージ。素材・フィット感で温度33℃±1、湿度50%±5の状況を目指したい

<掛け布団のおもな素材比較>
特徴 保温性 吸湿性 放湿性 軽さ へたりにくさ
ポリエステルポリエステル ・保温性が高く、値段も安い
・ホコリが出にくい
まる さんかく さんかく まる さんかく
コットン(綿)コットン ・保温性と吸湿性が高い
・静電気が起こりにくく、へたりにくい
まる はなまる ばつ ばつ まる
羊毛(ウール)羊毛 ・保温性と吸放湿性が高い
・燃えにくい
はなまる はなまる はなまる さんかく さんかく
羽毛羽毛 ・ふんわりして軽量で、保温性と吸放湿性も高い
・かさ高がある
はなまる まる まる はなまる はなまる

※◎とても良い 〇良い △標準 ×やや劣る

ポリエステル

軽くてかさ高が出やすく、「保温性」が高い。最近は軽めの布団が主流で、価格を抑えて羽毛なみの軽さを実現したポリエステル製の掛け布団が増えてきています。動物性のものにアレルギーがあって羊毛や羽毛は使えないという人にもおすすめです。

コットン(綿)

「吸湿性」と「保温性」に優れています。弾力性もあってへたりにくく、中綿の素材として安定感があります。昔は綿布団というと重いイメージがありましたが、最近は綿自体に工夫がされた軽くてやわらかいものが主流です。

値段はポリエステルよりも少し高い程度で、静電気が起こりにくいのも特徴です。羽毛や羊毛ほど放湿性は高くありませんが、汗や水分を吸う「吸湿性」は優れています。

羊毛(ウール)

フィット感(ドレープ性)重視なら、羊毛がおすすめです。保温性が高く「吸放湿性」といって湿気を吸う力も外へ逃がす力も優れていて、寝心地のいい温度や湿度に自然にコントロールしてくれます。

羽毛を除く3つの素材の中では羊毛が一番値段が高く、「難燃性」といって燃えにくい性質もあります。冷え性で手足が温まりにくいという人や、夏に家族と冷房の効いた部屋で寝ていると寒くて眠れないという人におすすめの素材です。

羽毛

中綿の素材としてもっとも高級で、空気を含んでふんわり軽くかさ高があるのが最大の特徴です。「保温性」と「吸放湿性」に優れ、布団内の温度と湿度を適切に保って心地いい眠りをもたらしてくれます。おもにダック(カモ)とグース(ガチョウ)の2種類があり、一般的にはひとつひとつの羽が大きいグースの方が高級品とされています

サイズで選ぶ

掛け布団の主なサイズ

掛け布団のサイズはシングル(150×210cm)、セミダブル(170×210cm)、ダブル(190×210cm)の3つが主流です。肩口が包まれ、寝返りを打っても体がはみ出さないものを選ぶのが理想です。1人ならシングルで十分だと思いますが、寝返りを何度も打つ人や、ゆったり寝たいという人は1人でセミダブルを使うのもおすすめです。

2人で寝る場合はそれぞれがシングル(もしくはセミダブル)を使うか、一緒にダブルやセミダブルを使うかの選択になると思います。布団を分けた場合、寝ている間に片方の人の動きに巻き込まれないメリットがありますが、2枚並べたときに3m以上も幅をとってしまいます。逆に1枚で一緒に寝る場合はスペースは取りませんが、寝返りを打ったとき2人の間にすき間ができて温度が下がったりなど、寝心地を左右してしまうデメリットがあります。

価格で選ぶ

掛け布団の価格は、ポリエステルなどの化学繊維が安く、羊毛などの天然繊維が高くなる傾向があります。

素材別の価格目安

  • ポリエステル:安いもので3000円
  • 羊毛やコットン:安いもので1万円前後
  • 羽毛布団:1万円台~数百万円

一般的に価格の安い商品ほどサイズによる価格差が小さく、価格が上がるほどサイズの価格差は大きくなります。5万円や10万円を超えるような商品はシングルとダブルで2~3万円かそれ以上の差が出るので、2人で使うならシングル2枚よりもダブル1枚にした方がコストを抑えられたりします。最近は低価格ながら機能的に優れた掛け布団も多く出ていますので、予算や使用環境に合わせて選びましょう。

【予算別】おすすめの掛け布団13選

髙橋聡子さんに教えていただいた選び方をもとに、編集部がセレクトしたおすすめの掛け布団を予算別にご紹介します。

髙橋聡子さん

ネットで掛け布団を選ぶときには、中綿や側生地にどんな素材が使われているのか必ずスペックを見て確認しましょう。同じようなスペックの商品でも価格に差がないか複数のサイトを見比べたうえで、自分が求めるものにより近い商品を選ぶといいでしょう。疑問に感じたことは直接メーカーに問い合わせをして、詳細をたずねるのもいいと思います。万が一のときのために、返品保証があるのかどうかもチェックしておきましょう

予算別おすすめ掛布団

おすすめの掛け布団13選
おすすめ
ポイント
3万円以上のおすすめ掛け布団 1~3万円未満のおすすめ掛け布団 1万円未満のおすすめ掛け布団
メーカー
商品名
EFFECT
グースリーII
昭和西川
羽毛ふとん
西川
[エアーCN]コンフォーター
西川
羽毛掛け布団(西川プレミアム)
昭和西川
【MuAtsu Plus/ムアツプラス】 羽毛合い掛け布団 STANDARD
お布団工房
APHRODITA アプロディーテ 日和
無印良品
グレー羽毛掛ふとん
ロマンス小杉
羽毛掛けふとん
ニトリ
ボリューム抗菌防臭防ダニ掛け布団
タンスのゲン
シンサレート 掛け布団
無印良品
天然由来の接触冷感リヨセル麻薄掛ふとん
ニトリ
温度調整 掛け布団
タンスのゲン
テクノエアロダウン 人工羽毛布団
EFFECT「グースリーII」 昭和西川「羽毛ふとん」 西川「[エアーCN]コンフォーター」 西川「羽毛掛け布団(西川プレミアム)」 昭和西川「【MuAtsu Plus/ムアツプラス】羽毛合い掛け布団 STANDARD」 お布団工房「APHRODITA アプロディーテ 日和」 無印良品「グレー羽毛掛ふとん」 ロマンス小杉「羽毛掛けふとん」 ニトリ「ボリューム抗菌防臭ダニ掛け布団」 タンスのゲン「シンサレート 掛け布団」 無印良品「天然由来の接触冷感リヨセル麻薄掛ふとん」 ニトリ「温度調整 掛け布団」 タンスのゲン「テクノエアロダウン 人工羽毛布団」
価格(税込) 4万6000円(本掛け)~ 4万9800円~ 5万5000円~ 6万6000円(本掛け)~ 17万6000円(合掛け)~ 1万2900円~ 1万4900円 1万7380円~ 3990円~ 5480円 5990円~ 7990円~ 8980円~
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング シングル/セミダブル/ダブル シングル/ダブル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング シングル/ダブル シングル シングル/ダブル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン シングル シングル/ダブル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
種類 本掛け/合掛け/肌掛け 本掛け 本掛け 本掛け/合掛け/肌掛け 本掛け/合掛け/肌掛け 本掛け 本掛け 本掛け 本掛け 本掛け 肌掛け(春夏) 本掛け 本掛け
中綿素材 ポリエステル100% ダウン90%・フェザー10% ポリエステル100% ダウン90%・フェザー10% ダウン95%・フェザー5% ウール100% ダウン70%・フェザー30% ダウン85%・フェザー15% ポリエステル100% 上層部:東レft綿(ポリエステル100%)、下層部:シンサレートウルトラ150(ポリエステル55%・ポリプロピレン45%) ポリエステル100% ポリエステル70%・再生繊維(リヨセル)30% 吸湿発熱消臭粒綿(ポリエステル90%・アクリレート10%)
側生地素材 ポリエステル100% 綿100% ポリエステル100% 綿100% 綿100% 綿100% ポリエステル85%・綿15% ポリエステル85%・綿15% ポリエステル100% ポリエステル100% 再生繊維(リヨセル)70%・麻30% ポリエステル85%、ナイロン15% ポリエステル100%
本体重量(約) 2.06kg 1.2kg(詰め物重量) 1.5kg(詰め物重量) 1.2kg(詰め物重量) 0.8kg(詰め物重量) 2.0kg 0.7kg(詰め物重量) 1.2kg(詰め物重量) 2.28kg 2.7kg 1.33kg 1.9kg 1.61kg
購入サイト 公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! 公式サイト Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo! Amazon 楽天市場 Yahoo!

【3万円以上】おすすめ掛け布団5選比較

まずは、価格も素材もハイスペックな掛け布団5種類を紹介します。

羽毛のように暖かく、かつ洗える新素材 EFFECT「グースリーII」

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング
種類 本掛け/合掛け/肌掛け
中綿素材 ポリエステル100%
側生地素材 ポリエステル100%
本体重量 約2.06kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

EFFECTが独自開発した、新素材「テクノロジーファイバー」を使用した洗える掛け布団です。羽毛のような心地よさと羽毛を超える機能性をあわせ持ち、羽毛より軽くホコリの量が羽毛の約7分の1など8つの特徴があります。テクノロジーファイバーそのものが片寄らない構造のため、洗っても中綿が寄れにくく保温機能が長持ちします

カスタマー評価4.3以上の品質を誇る ※公式サイトより 昭和西川「羽毛ふとん」

昭和西川「羽毛ふとん」

出典:Amazon

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル
種類 本掛け
中綿素材 ダウン90%・フェザー10%
側生地素材 綿100%
本体重量 約1.2kg(詰め物重量)
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否 不可

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

羽毛はドイツ産グース90%。日本国内で高温スチームで洗浄・乾燥・殺菌を行い羽毛本来のパワーを引き出しています。ふんわり感がアップした羽毛を、一般的な羽毛布団よりもダウンコート1枚分増量した1.2kg充填していて暖かさが違います。側生地は綿100%で肌触りがよく、抗菌・防臭加工に加え花粉フリー加工も施され、においやホコリに悩まされず清潔に使えます。

軽量でへたりにくい新素材を使用 西川「[エアーCN]コンフォーター」

西川「[エアーCN]コンフォーター」

出典:公式サイト

本体サイズ シングル/ダブル
種類 本掛け
中綿素材 ポリエステル100%
側生地素材 ポリエステル100%
本体重量 約1.5kg(詰め物重量)
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

トップアスリートに支持されている、西川のコンディショニングマットレス「エアー」シリーズの初の掛け布団です。西川と東レが共同開発した軽量でへたりにくい新素材「カーボネクスト」を中綿に採用し、側生地も新素材の超軽量生地を使用。体にフィットするように独自開発した「ボディライン エアー キルト」など、最新の技術が心地いい眠りへ導いてくれるでしょう。

創業450年!安心と満足のブランド 西川「羽毛掛け布団(西川プレミアム)」

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング
種類 本掛け/合掛け/肌掛け
中綿素材 ダウン90%・フェザー10%
側生地素材 綿100%
本体重量 約1.2kg(詰め物重量)
抗菌・防臭加工 ○(抗菌のみ)
防ダニ加工
洗濯機の使用可否 不可

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

西川が厳選した素材と独自の技術でつくり上げた羽毛掛け布団シリーズです。良質な羽毛だけを選びだす独自の加工技術で、約2℃保温力が向上(西川調べ)。側生地は軽くてやわらかな綿100%のサテン生地を使用し、心地よさやふっくら感など総合的な満足感の高さを生み出しています。

ホワイトグースのダウンを95%使用! 昭和西川「【MuAtsu Plus/ムアツプラス】羽毛合い掛け布団 STANDARD」

昭和西川「【MuAtsu Plus/ムアツプラス】羽毛合い掛け布団 STANDARD」

出典:Amazon

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング
種類 本掛け/合掛け/肌掛け
中綿素材 ダウン95%・フェザー5%
側生地素材 綿100%
本体重量 約0.8kg(詰め物重量)
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否 不可

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

かさ高、保湿力、弾力性に優れた世界有数の羽毛の産地、ポーランド産ホワイトグースのダウンを95%使用。羽毛布団の品質の目安のひとつとされるダウンパワーは440dpの高レベルを誇ります。側生地は綿100%のサテン生地で艶があり、ソフトな肌触り。値ははりますが、いいものを長く使いたい人におすすめです。

【1~3万円未満】おすすめ掛け布団3選比較

次は1~3万円未満と、素材にもこだわりたいけど費用を抑えたいといった方に向けて掛け布団を紹介します。

国産と清潔さにこだわった お布団工房「APHRODITA アプロディーテ 日和」

お布団工房「APHRODITA アプロディーテ 日和」

出典:Amazon

本体サイズ シングル/ダブル
種類 本掛け
中綿素材 ウール100%
側生地素材 綿100%
本体重量 約2.0kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否 不可

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

栃木県小山市の自社工場で一枚一枚ていねいに仕立てているお布団工房の布団シリーズです。天然素材にこだわり、中綿はウールを100%、側生地は綿を100%使用ムレずにやわらかい生地で体にフィットする抜群のドレープ性を確保。さらに清潔に保てる抗菌・防ダニ・防臭加工を施すなど、縫製から加工まで細部にこだわってつくられています。

薄手で暑い季節も使いやすい 無印良品「グレー羽毛掛ふとん」

無印良品「グレー羽毛掛ふとん」

出典:Amazon

本体サイズ シングル
種類 本掛け
中綿素材 ダウン70%・フェザー30%
側生地素材 ポリエステル85%・綿15%
本体重量 約0.7kg(詰め物重量)
抗菌・防臭加工 ○(抗菌のみ)
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

強くてへたりにくいとされる、原種に近いグレーダックの羽毛を使用した羽毛掛け布団です。薄手タイプなので暑い時期にも使いやすく、寒い時期は毛布などと組み合わせて通年使えます。かさばらないからコンパクトに収納できるのもポイントです。

独自の基準を設け品質と手仕事にこだわった ロマンス小杉「羽毛掛けふとん」

ロマンス小杉「羽毛掛けふとん」

出典:楽天市場

本体サイズ シングル/ダブル
種類 本掛け
中綿素材 ダウン85%・フェザー15%
側生地素材 ポリエステル85%・綿15%
本体重量 約1.2kg(詰め物重量)
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否 不可

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ロマンス小杉は「もと(素材と産地)」「ひと(作り手と工程)」「こと(使い手に起こる良いこと)」にこだわったものづくりを行っている京都の寝具メーカーです。羽毛布団の原料は流通経路が明確なものだけを扱い品質管理を徹底。羽毛のふくらみを生かす二層仕立てで、一枚一枚手作業で縫製される複雑な立体キルトが体にやさしくフィットします。

【1万円未満】おすすめ掛け布団5選比較

最後に、1万円未満の掛け布団をピックアップ。低価格ながらも軽さやフィット感、機能性に優れた5選を紹介します。

ハウスダストが出にくく衛生的 ニトリ「ボリューム抗菌防臭ダニ掛け布団」

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
種類 本掛け
中綿素材 ポリエステル100%
側生地素材 ポリエステル100%
本体重量 約2.28kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

中綿も側生地もポリエステル100%なので、ふんわりと体にフィットする軽い寝心地を実現しています。ポリエステルはホコリが出にくく衛生的で、もともと虫が付きにくい性質がありますが、テイジンの抗菌・防ダニ綿を中綿に50%使用してダニ忌避効果を高めています

保温力が羽毛の2倍!※公式サイトより タンスのゲン「シンサレート 掛け布団」

タンスのゲン「シンサレート 掛け布団」

出典:Amazon

本体サイズ シングル
種類
中綿素材 上層部:東レft綿(ポリエステル100%)、下層部:シンサレートウルトラ150(ポリエステル55%・ポリプロピレン45%)
側生地素材 ポリエステル100%
本体重量 約2.7kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

化学メーカーの3M社が研究開発した高機能中綿素材の「シンサレート」を使用した掛け布団です。羽毛の先とほぼ同じ細さのマイクロファイバーとポリエステルファイバーが組み合わさり、保温性が高く、洗濯してもへたりにくいのが特徴です。羽毛布団の代わりに購入する人も多く、軽くてやわらかな肌触りが心地よいです。

さらりとして夏にぴったり 無印良品「天然由来の接触冷感リヨセル麻薄掛ふとん」

無印良品「天然由来の接触冷感リヨセル麻薄掛ふとん」

出典:Amazon

本体サイズ シングル/ダブル
種類 肌掛け(春夏)
中綿素材 ポリエステル100%
側生地素材 再生繊維(リヨセル)70%・麻30%
本体重量 約1.33kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

地球にやさしい再生繊維のリヨセルと麻を混紡して、ひんやりした肌触りと吸放湿性のあるさらりとした質感に仕上げた暑い季節にぴったりな肌掛け布団です。ドレープ性があって体にやわらかくフィットし、ムシムシして寝苦しい夜も気持ちよく眠りに引き込んでくれそうです。

一年中、夏から冬までオールシーズン対応 ニトリ「温度調整 掛け布団」

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
種類
中綿素材 ポリエステル70%・再生繊維(リヨセル)30%
側生地素材 ポリエステル85%・ナイロン15%
本体重量 約1.9kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

保温性の高いポリエステルが中綿のおもな素材で、熱を吸放出して温度をコントロールする「温度調整わた」を使用しています。暑いときも寒いときも布団の中の温度を一定に保ってくれるため、気候の変化による寝苦しさが解消され、眠りの質が高まる効果も軽くてラクに干せるお手入れのしやすさもポイントです

羽毛なみの性能を再現した タンスのゲン「テクノエアロダウン 人工羽毛布団」

本体サイズ シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
種類
中綿素材 吸湿発熱消臭粒綿(ポリエステル90%・アクリレート10%)
側生地素材 ポリエステル100%
本体重量 約1.61kg
抗菌・防臭加工
防ダニ加工
洗濯機の使用可否

※価格・本体重量はすべて本掛けシングル表記
※2022年12月04日時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

タンスのゲンが開発した新素材の「テクノエアロダウン」で、天然の羽毛なみの軽さやフィット感、保温性、吸湿発散性を実現。1万円を切る価格で、羽毛布団のような温かさが手に入ります。羽毛布団は動物特有のにおいが苦手という人や、羽毛布団を試してみたいけれど高くて手が出ないという人にもおすすめです。

丸洗いの掛け布団って実際どうなの?

検証してみた

「丸洗いできる布団って実際どうなの?」「洗ったらへたらない?」など、近年多い洗濯可能な掛け布団に対する疑問を検証してみました。

検証で利用した掛け布団

EFFECT「グースリーII」

出典:https://www.goosely.jp/

検証で使用した掛け布団はEFFECTの「グースリーII」(4万6000円、本掛け/税込)。洗える掛け布団として話題の同製品をコインランドリーで洗濯して、綿の寄れ具合や膨張の度合いをチェックしました。

丸洗いしても中綿が片寄らない

今回は羽毛布団1枚を洗う際の標準サイズと明記されていた16リッターのコインランドリーで洗濯と乾燥合わせて60分のコースで洗濯してみました。洗える布団とうたう商品なだけあって、綿の寄れなども見られず洗濯前と洗濯後では大幅な変化は見られませんでした。

コインランドリーで洗濯

写真はコインランドリーで洗濯している様子

洗濯前、洗濯後の厚みも変わりなし

下に洗濯前と洗濯後の綿の寄れや厚みを比較した写真を載せましたが、大きな違いは見られませんでした。

<厚みの比較>

洗濯前厚み 洗濯後厚み

(左が洗濯前、右が洗濯後)

<綿の寄れの比較>

洗濯前寄れ 洗濯後寄れ

(左が洗濯前、右が洗濯後)

「グースリーII」の中綿は、中心が空洞になった切れ目のない一本の長い糸が寄り集まってできています。片寄り側生地から飛び出さない構造の中綿を、縦と横に重ねた特殊立体キルトで構成することで、丸洗いしてもふっくら感が変わらない性能を実現しています。

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寝具指導士に聞いてみた!

掛け布団に関するよくあるQ&A

ふだんのお手入れから使用しない時期の収納法、使わなくなったときの処分の仕方まで、掛け布団に関する疑問に回答していただきました。

Q. なぜ掛け布団の価格は違うのか?

掛け布団の価格は中綿の素材と重さ(本体重量や詰め物重量)、側生地の素材と縫製や加工などによって違いが生まれてきます。安価な素材を使った量産品に比べ、高価な素材を使い職人の手で細かな縫製や加工が施されたものほど高くなります

特に羽毛布団は1万円台~数百万円まで価格が幅広く、「ダウンパワー」といって羽毛のふくらみを数値化したものや羽毛の産地や等級なども関係し、品質表示だけでは価値が見分けにくい場合もあります。羽毛布団を選ぶ際は、日本羽毛製品協同組合が発行している「ゴールドラベル」(品質推奨ラベル)などを参考に違いを見極めるのもひとつのポイントです。

<羽毛布団の品質推奨ラベル>
       
グレード ダウンパワー ダウンの混率 清浄度 酸素計数
プレミアムゴールドラベル
プレミアムゴールドラベル
440dp以上 93%以上 1000mm以上 4.8mg以下
ロイヤルゴールドラベル
ロイヤルゴールドラベル
400dp以上 90%以上 1000mm以上 4.8mg以下
エクセルゴールドラベル
エクセルゴールドラベル
350dp以上 80%以上 500mm以上 4.8mg以下
ニューゴールドラベル
ニューゴールドラベル
300dp以上 50%以上 500mm以上 4.8mg以下

出典:https://www.nichiukyo.org/quality/about_goldlabel/

髙橋聡子さん

ダウンパワーとは、羽毛のふくらみを数値化したもので、羽毛に布団の中と同程度の圧力をかけたときの、羽毛1gあたりの体積がダウンパワーの数値になります。一方、清浄度は、その羽毛がいかにきれいに洗浄されているかを示す数値で、目安として500mm以上が良い数値とされています。酸素計数は羽毛の中にあるにおいの原因となる有機物の残量を示した数値で、小さければ小さいほど清潔だとされています。

Q. 側生地(がわきじ)の素材はどれがよい?

側生地とは、中綿を包んでいる布団の外側の生地のことです。
コットンやシルクなどの天然素材と、ポリエステルをはじめとした化学繊維の大きく2つに分かれ、天然素材と化学繊維が混紡された素材が使われていることもあります。

コットン通気性が良く、吸湿性に優れていて肌触りがいいのが特徴です。シルクは光沢があって吸放湿性に優れ、なめらかな肌触りです。ポリエステル吸湿性が低くムレやすいですが、軽くて安くて丈夫で、天然素材と比べて虫が付きにくいのがメリットです。

 
おもな素材
特徴
天然素材
コットン
・通気性が良い
・吸湿性に優れている
・肌触りが良い
シルク
・吸放湿性に優れている
・肌触りがなめらか
・光沢性がある
化学繊維
ポリエステル
・軽くて丈夫
・虫が付きにくい
・吸湿性が低い
・ムレやすい

側生地の役割は中綿の特性を生かして、快適な眠りと心地よさを実現することです。羽毛布団の場合は羽毛が外に出ないように守る役目もあり、寝具メーカーは中綿に合った側生地を各社採用し、快適な寝心地やお手入れのしやすさなどにこだわった、さまざまな加工を施して商品価値を高めています。側生地の素材はもちろん、抗菌・防臭や防ダニなど、どんな加工がされているかに注目して選ぶのもひとつのポイントです。

Q. 掛け布団購入後のお手入れ方法は?

布団干し

A. 掛け布団の寿命を延ばすには日頃のケアが大事ですが、毎日のように干すと側生地の傷みの原因にもなります。目安としては1週間に1回程度、天気の良い乾燥した日の午前10時から午後3時くらいの間に干しましょう。ふだん体に接して湿気を吸っている面を重点的に、途中で表裏をひっくり返して両面1、2時間ずつ干すのが理想です。できればシーツなどで表面を覆うか、掛け布団カバーを付けたまま干すと側生地の傷みを防げます。取り込む際は布団たたきで力いっぱいたたくと傷みやすいので、表面のホコリを払う程度にやさしく扱ってください。

Q. 梅雨の時期のお手入れは?

A. 布団乾燥機があれば、季節を問わず使用すると効果的です。布団乾燥機がなく、外に干せない日が続くときは、イスなどにふんわりかけておくだけでも湿気を逃せます。また、梅雨時にかぎらず、起床後はすぐに掛け布団をたたまずに30分程度放置しておいた方が湿気を取り除けます。

Q. 掛け布団カバーを選ぶ際のポイントは?

A. 掛け布団カバーは直接肌に当たるものなので、自分が気持ちいいと感じられる肌触りのものを選びましょう。肌触りは寝心地に直結していて、気持ちいいとリラックス効果が高まって睡眠の質も上がってきます。冬は暖かみが感じられるニットやマイクロファイバー、ボアなど、夏はひんやり触感のものや、さらっとした素材のリネンや麻と綿の混合のサテン生地などがおすすめです。

Q. 保管、収納で気をつけることは?

A. 基本的なお手入れを続けたうえで、使わない時期は布団収納袋に入れて保管しましょう。干した直後にしまうと熱がこもって虫が付く原因になったりするので、冷ましてから防虫剤や防湿剤と一緒に収納しましょう。収納するときは過度な圧縮を避け、収納場所そのものも湿気の少ないところを選ぶことが大切です。

Q. 常時何枚くらいもっておくのがおすすめ?

A. 掛け布団だけで暑さや寒さを調整する場合は、本掛けと肌掛けの2枚あれば便利かなと思います。ただ、毛布やタオルケットをはじめ季節性の商品なども今はたくさん出ているので、枚数にとらわれず季節やお住まいの地域によって使い分けることをおすすめします。

Q. 日本製・外国製の違いはある?

A. 日本製は国内外で人気ですが、外国製との明確な違いはなく、海外の協力工場でほとんどの工程を行い日本で仕上げだけをしたものなども存在します。掛け布団の品質の決め手は素材や縫製、加工など、羽毛布団であればさらに羽毛の産地やダウンパワーもポイントになります。日本製・外国製にこだわるよりも、品質に目を向けて選ぶことをおすすめします。

Q. 羽毛布団の値段が上がってるって本当?

A. 原料価格や運搬費などの高騰によって、近年さまざまなものが値上がりしています。羽毛布団についても、コロナ禍などいろいろな要因が複合的に重なり結果値段が上がっています。ただ、羽毛布団はもともと価格の幅が大きい商品なので、あらかじめ予算を決めて買う場合は肌感覚で値上がりしたと感じるかといえばそんなことはない気がします。ただ値上がりしているのは事実なので、買う際は「ゴールドラベル」など安心の証があるものを選びましょう。

Q. 今使ってる掛け布団は下取りできる?

A. 商品を買う代わりに無料で下取りしてくれるメーカーはあります羽毛布団に関しては下取りしてもらって新しく買い替えるのではなく、今使っているものをリフォームする方法もあります。お住まいの地域によっては、掛け布団を処分するときにお金がかかるので、買い替えの際は自治体と比較してお得な料金の布団回収サービスを利用するのもおすすめです。

Q. amazon、楽天、yahooの売れ筋商品は?

A. 価格帯では5000~6000円前後かそれ以下の低価格帯のものが売れている気がします。 安いものでも、ふだんのお手入れや取り扱いをしっかりしていれば長く快適に使えます。

まとめ

掛け布団にはさまざまな素材が使われていて、快適な眠りのためには軽さやフィット感、吸湿性や保温性など多くの性能や機能が関係してきます。掛け布団は気軽に買い直したり返品できるものでもないので、見た目や価格だけで選んで失敗してしまったということがないように、自分に合ったものをていねいに吟味して選びましょう。

この記事を参考に、一日の終わりに体をやさしく包み込んでくれて、ぐっすり眠れる理想の掛け布団を見つけてください。

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