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女性におすすめの転職サイト9選!年代別キャリアの考え方をプロが解説

女性転職メイン

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目次

転職を考えているものの「出産してから転職したほうがいい?」「どんなタイミングで転職するべき?」と転職のタイミングに悩む女性は多いです。

この記事では、これまで1万3000人以上のキャリアカウンセリングをしてきたキャリエーラ社代表である藤井佐和子さんに、女性の年代別キャリアの考え方、転職活動のステップ、おすすめの転職サイトについてお聞きしました。

株式会社キャリエーラ 代表取締役
藤井佐和子さん
藤井佐和子
大学卒業後、カメラメーカー海外営業部のOL経験を経て、大手総合人材サービス企業にて、派遣事業部、人材紹介事業部の立ち上げに携わる。おもに女性を対象とした転職支援チームを立ち上げ、数多くの転職を支援。 その後、独立。延べ1万3000人以上のキャリアカウンセリングを行う一方、数多くの企業に対し、研修やスキームづくりなど人材育成支援を行う。 その他、大学の非常勤講師、講演、キャリアセミナー、執筆など幅広く活動している。著書に『どんな職場でも求められる人になるために いますぐはじめる47のこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。

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女性は転職の時期に悩みやすい

私はキャリアアドバイザーとして活動しているため、女性からキャリア相談をされる機会が多いです。その際によく相談されるのが、結婚・出産などのライフイベントと、転職の時期をどう考えるべきか、ということ。

例えば、「転職は結婚前にしたほうがいい?」「リーダーになってから出産したほうがいい?」など、ライフイベントとキャリアどちらを優先すべきか迷っている人が多いです。

ライフイベントの計画が明確にある人は、ライフとキャリアのバランスを考えながら選択していくといいでしょう。

もし、ライフイベントの計画が未定の場合は、「今がチャンス!」だと思うキャリアのチャンスがあったら、考えすぎずにやってみることをお勧めしています。

若手のうちに仕事を経験しておくことで、自分の仕事の軸が見えてきますし、やりがいも見つけやすくなります

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【年代別】女性のキャリアの考え方

私は、キャリアカウンセリングの内容を年代別に分けています。その理由は、20~30代、40代以上でキャリアに関する考え方が変わるからです。

【20~30代】仕事の軸をつくり、自分なりの理想のライフを見つけていく

<20~30代のキャリアの考え方>

  • キャリア軸を形成する「吸収の時期」
  • 20~30代中盤は、仕事をどんどん経験し、できることを増やしていく
  • 30代後半は理想のライフを定め、キャリアとバランスをとっていく

20~30代は自分にできることを増やしていき、キャリアの軸をつくっていく「吸収の時期」です。

結婚や出産をする人が多い年代なので、仕事との両立に悩む人もあるでしょう。しかし、仕事へのスタンスが明確な人ほど、両立する方法を考えるというシンプルな発想になると感じます。

仕事に打ち込みたいのか、自分に合うバランスでやっていきたいのか、仕事に対する自分のスタンスを見極めていきましょう。
そのためにも、若手のうちはどんどん仕事を経験して、自分にできることを増やしていくことが重要です。

藤井さん取材01

30代の後半に差しかかると、結婚・出産した人、不妊治療中の人、独身の人など、プライベートの環境にかなり個人差が出てきます。

30代後半で結婚や出産をしていない人は、周囲との比較ではなく「自分はどうしたいのか」、自分にとっての理想のライフを考えてみましょう

その結果、今は不妊治療に打ち込む、結婚や出産をしないなど、ライフのスタンスが見えてくると、キャリアについても考えやすくなります。

結論がなかなか出ない場合は、自分の周囲に「この人のような生き方がしたい」という見本となりそうな人を見つけることから始めてもいいと思います。

【40~50代】定年退職後のことを考えて、視野をひろげておく

<40~50代のキャリアの考え方>

  • 定年退職後の「予行演習の時期」
  • 視野が狭くならないように、人とのつながりをつくる
  • 本業以外の収入をつくれるように副業を始める

40~50代の人は、新卒で入社したときにアシスタント職だった人が多い年代です。現在は子育てで仕事から離れている、バリバリ働いているなど、さまざまな人がいるでしょう。

共通しているのは、定年退職した後もなにかしらの仕事をする必要があること。今は定年になって年金生活をする時代ではなくなっているからです。

そのため、現在を定年後の「予行演習の時期」と捉えて、本業以外の収入をつくっていけるように副業を始めてみるのもおすすめです。 個人的には、20~30代よりも、40~50代の人に副業を勧めています。

また、この年代になると、男性より女性のほうが転職活動が長引きやすいです。なぜなら、「事務職以外の仕事はしたくない」など、やったことのない事にチャレンジすることを不安に思ったり、仕事内容にこだわる人が多いから。

さらに、年齢を重ねた女性の転職がうまくいかない理由のひとつが、視野が狭くなってしまうこと。

大手企業1社にずっと勤めていて、自部署以外のことをほとんど知らない、という人も意外に多いです。その場合は、社内の他の部署とのつながりをつくっておくと、異動したいときに引っ張ってもらえるなど、キャリアのチャンスが増えるのでおすすめです。

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女性におすすめの転職活動の方法

女性が転職活動を考えはじめたら、以下のようなステップで転職活動を進めていただくのがいいと思います。

  1. 辞めたい理由を深掘りする
  2. 辞めたい理由を解消できる求人を、転職サイトで探す
  3. スカウトメディアに登録し、スカウトを待つ
  4. 大手と中小両方の転職エージェントを利用する
  5. ハローワークを利用してみる
藤井さん取材02

1.辞めたい理由を深掘りする

転職したいと思う背景には「今の会社を辞めたい理由」が存在します。
転職活動を始めるときにまずやっておきたいのは、辞めたい理由を深掘りすることです。

その理由は、「1日も早く辞めたい」と焦って転職活動を進めて、十分に吟味しないままに転職先を決めてしまい、入社してから後悔する人もいるから。

そんな状況にならないように、まずは自分の辞めたい理由は以下のどれかを確認してみましょう。

  • 業界
  • 職種
  • 上司
  • 労働環境
  • 給料

上記のうち、職種や上司が原因である場合は、転職をしなくても社内異動で解決することもあります。

2.辞めたい理由を解消できる求人を、転職サイトで探す

自分の辞めたい理由を認識できたら、その理由を解消できる求人を探しましょう。そのためには、多くの求人を確認できる大手転職サイトで検索するのがおすすめです。

給料を上げたい人は、業界ごとに平均給与は違いますので、業界の将来性や利益率などをチェックしておきましょう。

【大手転職サイト】リクナビNEXT

リクナビNEXT

出典:https://next.rikunabi.com/

<おすすめポイント>

  • 掲載求人が多く、希望に合う求人を見つけられる可能性が高い
  • 求人掲載件数が5万件以上(※2022年3月時点)と非常に多いため、あなたのニーズに合う求人との出合いが期待できます。
  • 企業から思いがけないオファーが届く可能性がある
  • あなたの匿名レジュメに興味をもった企業からオファーがくることがあり、転職先の選択肢が広がります。
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2022年3月時点)

営業 1万919件
事務・管理 7598件
企画・マーケティング・経営・管理職 3231件
サービス・販売・外食 2701件
Web・インターネット・ゲーム 2978件
クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン) 1033件
専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産) 3206件
ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ) 1万41件

リクナビNEXTは、人材業界大手のリクルートキャリアが運営する、掲載求人数が最大級の転職サイトです。

あなたの希望に合う求人や、新たな求人を知れる機会が多いです。さまざまな求人をチェックして、転職先の候補を増やしていきましょう。

【大手転職サイト・エージェント】doda

doda ​​

出典:doda 公式サイトより

<おすすめポイント>

  • 求人件数が多く、多くの求人と出合える
  • 掲載求人件数は20万件以上(※2023年3月時点)と非常に多いため、さまざまな求人情報をチェックできます。
  • 転職サイト、エージェント両方の機能がある
  • 企業への直接応募ができる求人と、転職エージェントが扱っている求人の両方が掲載されています。必要に応じて、転職エージェントへの申し込みが可能です。
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2022年3月時点)

営業職 2万4628件
企画・管理 1万9381件
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア) 2万7174件
クリエイター・クリエイティブ職 5161件
販売・サービス職 6607件
事務・アシスタントア 4300件

dodaは、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職サイトです。

転職エージェントと、転職サイト両方の機能があり、柔軟な転職活動ができます。同じく大手のリクナビNEXTと併用すると、多くの求人情報をチェックできます。

【求人検索エンジン】Indeed(インディード)

Indeed

出典:https://jp.indeed.com/

<おすすめポイント>

  • 世界No.1の求人検索エンジン(※総閲覧数第1位 2017年comScore社調べ)
  • Indeedは転職サイトではなく、Web上のさまざまな求人情報を集めている検索エンジンです。非常に多くの求人が掲載されています。
  • 幅広く情報収集できる
  • Indeedは掲載期限がなく、企業側は無料で求人を掲載できるので、転職サイトには掲載されていない求人にも出合えます
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2022年3月時点)

営業のキーワード検索 26万1646件
事務のキーワード検索 31万8588件
販売のキーワード検索 28万7907件
クリエイティブのキーワード検索 5万6701件
エンジニアのキーワード検索 38万5214件

Indeedは、アメリカで生まれた求人検索エンジンで、現在は人材業界大手のリクルートのグループ企業です。

企業側が無料で求人を掲載できるため、利用している企業が多いです。気になる職種がどのくらい掲載されているか確認してみましょう。

【女性向け転職サイト】女の転職type

女の転職type

出典:https://woman-type.jp/

<おすすめポイント>

  • 女性を採用したい企業の求人だけが掲載されている
  • 女性向けの転職サイトなので、女性を積極的に採用している企業の求人だけが掲載されています。
  • 女性が気になるポイントで検索できる
  • 「育児と両立OK」「産育休活用有」など、仕事選びで気になるポイントでの検索ができます。
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2022年3月時点)

営業・企画・マーケティング系 651件
サービス・販売系 440件
事務・経理・人事系 771件
クリエイティブ系 112件
コンサルタント・専門職系 125件
エンジニア、技術者、IT・システム系 445件
介護・医療・福祉系 144件

女の転職typeは、女性を積極採用している企業の求人だけが掲載されているので、女性が応募しやすいです。

「正社員で長く働きたい女性のための転職サイト」というキャッチフレーズからわかるように、正社員の求人が多く掲載されています

3.スカウトメディアに登録し、スカウトを待つ

大手転職サイトで求人を検索しつつ、スカウトメディアに自分の経歴を登録しておくのもおすすめです。

登録しておくと、あなたの経歴に興味をもった企業や転職エージェントからのスカウトがくる可能性があり、転職先の選択肢が広がります。

【ハイクラス向けスカウト】ビズリーチ

ビズリーチ

出典:ビズリーチ 公式サイトより

<おすすめポイント>

  • あなたに興味をもった企業やヘッドハンターからスカウトが届く
  • 経歴を登録しておくと、あなたの経験やスキルに興味をもった企業からスカウトが届く可能性があります
  • 年収1000万円以上の求人を多く取り扱う
  • 経営幹部などプロフェッショナルの求人を掲載していて、求人の約3分の1が年収1000万円以上です。
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2022年3月時点)

経営 9251件
IT技術職 1万6621件
管理 6132件
マーケティング 4202件
営業 9420件
プロジェクト管理 7502件
人事 2242件
コンサルタント 1万1866件

ビズリーチは、企業や、ヘッドハンターと呼ばれる転職エージェントから直接スカウトが届く転職サイトです。

会員の種別は、無料と有料のふたつがあり、有料会員になると全ての求人の検索や閲覧・応募、全てのスカウト閲覧・返信ができます。まずは無料会員で登録してみるといいでしょう(登録時に審査があるため、登録できないこともあります)。

【ビジネスSNS】LinkedIn(リンクトイン)

リンクトイン

出典:https://jp.linkedin.com/

<おすすめポイント>

  • 登録しておくと、スカウトが届く可能性がある
  • LinkedInには自己紹介機能があり、職務経歴を登録できます。転職エージェントのキャリアコンサルタントや企業の人事から、直接アプローチされることがあります。
  • 外資系企業の求人が多い
  • LinkedIn経由では、外資系企業や日系のグローバル求人を提案されることが多いため、外資系企業への転職を希望する人におすすめです。
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2022年3月時点)

営業のキーワード検索 約12万件
販売のキーワード検索 約10万1000件
事務のキーワード検索 約4万3000件
マーケティングのキーワード検索 約3万件
クリエイティブのキーワード検索 約5000件
エンジニアのキーワード検索 約8万1000件

LinkedIn(リンクトイン)は、ビジネスに特化した世界最大級のSNSです。
最近では、リモートワークが定着したことで、日本在住で働ける人材への、海外の企業からのアプローチなども増えています

注意点としては、氏名や会社名などを実名で登録していないと、アプローチされにくいことです。経歴の公開ができて、外資系企業に転職したい人におすすめです。

4.大手と中小両方の転職エージェントを利用する

転職先の方向性が定まってきたら、転職エージェントを利用してみるのもいいでしょう。転職エージェントを利用する際は、大手と中小の併用をおすすめします。

その理由は、以下のようにそれぞれ強みが違うからです。

転職エージェント 大手 中小
特徴・強み 取り扱っている求人数が多いので、多くの求人と出合える可能性があります。 企業との信頼関係が強い傾向があります。また、職種や業界に専門特化しているエージェントも多いです。

中小エージェントは数が多いので、興味のある求人のスカウトを送ってきたエージェントや希望に合う特化型などから3社ほど選び、利用しながら相性のいい担当者がいるところに絞っていきましょう。

【大手】リクルートエージェント

リクルートエージェント

出典:https://www.r-agent.com/

<おすすめポイント>

  • 転職成功実績No.1(※2021年度実績 リクルート社調べ)
  • 正社員や4ヶ月以上の有期雇用をサポートした実績で、No.1を獲得。多くの転職をサポートしています。
  • 非公開求人が20万件以上(※2023年4月7日時点)
  • Webサイトに掲載していない非公開求人が20万件以上あり、求人数が豊富です。
公式サイトへ

おもな職種の求人件数(※2023年4月7日時点)

営業・販売・カスタマーサービス 12万1756件
企画・マーケティング・経営 1万2273件
管理・事務 2万3768件
物流・購買・貿易・店舗開発 4583件
コンサルタント 1万8015件
クリエイティブ 1万8226件
SE・ITエンジニア 8万9849件

リクルートエージェントは、人材業界大手のリクルートキャリアが運営する転職エージェントです。

公開と非公開をあわせると60万件以上の求人を保有(※2023年4月時点)しているため、幅広い選択肢から転職先を探せます。

【大手】マイナビAGENT

マイナビAGENTサイトTOP

出典:https://mynavi-agent.jp/

<おすすめポイント>

  • 20代の転職に強みがある
  • 20代で転職意欲があり、転職エージェントに登録した経験のある人へのアンケートで、信頼されている転職エージェントNo.1に選ばれています。 (※楽天インサイト調べ 2019年1月)
  • 各業界に精通したキャリアアドバイザーがいる
  • メーカー系、IT系、金融系など、さまざまな業種に特化した専任のキャリアアドバイザーがいるので、転職相談がしやすいです。
公式サイトへ

マイナビAGENTは、人材業界大手のマイナビが運営している転職エージェントです。

業界ごとの専任キャリアアドバイザーが各職種の転職事情を理解しているので、希望する仕事に合った転職のアドバイスを受けられます。

【中小・女性向け】LiBzPARTNERS(リブズパートナーズ)

リブズパートナーズ

出典:https://www.libinc.co.jp/service/#libzpartners

<おすすめポイント>

  • 女性に特化した転職エージェント
  • 女性向けの転職エージェントなので、女性特有のキャリアの悩みを相談しやすいです。
  • コミュニケーション職に強い
  • 営業や人事、広報、カスタマーサクセスなどの職種を多く扱っています。
公式サイトへ

LiBzPARTNERS(リブズパートナーズ)は、女性の転職に特化した転職エージェントです。

女性がキャリアや転職に求めることは、年代やライフステージによって変わっていきます。リブズパートナーズは、ライフステージによる働き方の変化に対応する転職をバックアップしてくれます。

5.ハローワークインターネットサービスを利用してみる

ハローワークでは、自分の条件に合う求人が少ないイメージをもつ人がいるかもしれませんが、最近は求人数が充実してきています。

人材を採用したいけれども、あまり採用予算をかけられない企業が、無料で掲載できるハローワークに求人掲載していることも多いです。

Webサイトでの検索ができるので、希望に合う求人があるかチェックしてみましょう。

ハローワークインターネットサービス

出典:ハローワークインターネットサービス

SELECTorが教える!

管理職になることを敬遠する女性は多い

さまざまな女性の相談を聞いていて、女性のキャリアを考えるうえでネックだと感じるのが、「管理職になりたくない」という考えです。

管理職への昇進のチャンスがあっても、「私にはとても無理」「責任がとれない」など、尻込みしてしまう女性は少なくありません。

しかし、管理職にならなくても、企業で働いて年齢を重ねていけば、後輩を育てる責任は多かれ少なかれ負うことになります
それなら、「管理職は難しそう」という先入観を捨てて、チャレンジしてみるのもよいのではと思います。

藤井さん取材03

その際は、以下のようなことを深掘りして考えてみましょう。

  • なぜ、管理職になりたくないのか?
  • 管理職に必要なスキルはなにか?
  • 必要なスキルのうち、自分にあるものとないものはなにか?

もし、管理職になるか迷っているなら、上司に相談してみてもいいと思います。

また、働く女性が仕事のストレスを減らすには、周囲をうまく巻き込むことが大事です。巻き込むといっても、「こうしてほしい」と要望しなくても大丈夫。

まずは困っていることを、身近な人に相談することから始めてみましょう。
相談すれば、心情を相手に知ってもらえますし、背中を押すアドバイスがもらえるかもしれません。

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女性のキャリア形成でよくあるQ&A

女性のキャリア相談でよくある相談や悩みについてお話しします。

  • 仕事もプライベートも頑張りすぎて疲れている
  • 介護と仕事との両立をどうしたらいいか
  • これからの時代は、スペシャリストを目指した方がいい?
女性転職の疑問

Q. 仕事もプライベートも頑張りすぎて疲れている

A. 育児をしながら仕事を両立している人は、どちらも頑張りすぎて疲れているケースが多いように感じます。

「周囲にお願いしても断られるかもしれない。それなら自分でやったほうが早い」と思い、こなせてもしまうのですが、結果的にどんどん負担が増えてしまう場合も。

そんな人に伝えているのは、周囲に対して依頼ではなく相談をすること
「これをやってほしい」というと角がたつかもしれませんが、「困っている」とまずは相談するスタンスで話をすると、周囲は聞いてくれますし、動いてくれるようになります。

Q. 介護と仕事との両立をどうしたらいいか

A. 年齢を重ねていくと、介護と仕事の両立に悩む人が増えてきます。
勤めている会社の、介護についての理解度が低く、転職を考えるようになることも。

最近はテレワークが普及してきているので、介護をする人にとっては柔軟な働き方がしやすくなりつつあります
転職の際は、柔軟な働き方ができるかを意識して企業選びをするといいでしょう。

Q. これからの時代は、スペシャリストを目指した方がいい?

A. 新型コロナの影響があり、先行きの見えない状態が続いています。
不安な気持ちになると、「手に職をつけなければ」と資格を取得したり、スクールに通ったりする人が増えます。

しかし、これからはスペシャリストよりもジェネラリストを目指す時代です。

専門性は時代の変化によってアップデートしていく必要があり、機械化されていくこともありえます。かなり高い専門性をもっていないと、スペシャリストとして働いていくのは難しいでしょう。

なぜなら、景気が悪くなったり先行きが見えなかったりするとき、1人で幅広い仕事ができるマルチな人材への採用ニーズが高まるから。

そのため、フットワーク軽く自分の領域を狭めずに仕事をする人が、キャリアの選択肢を広げていくでしょう。

まとめ

女性の転職活動では、ライフイベントとのバランスを考えて、転職時期に悩む人が多いです。しかし、計画どおりにいかないこともあるので、キャリアに関してチャンスだと思ったときは進んでいくことをおすすめします。

転職活動をするときは辞めたい理由を明確にしたうえで、多くの求人情報を見ながら自分に合う企業を吟味します。活動の際には、転職サイトやエージェントはもちろん、求人検索エンジンやSNSなども活用していきましょう。

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