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目次
「dodaの評判はいい?」
「登録すると、どんなメリットがある?」
転職活動でdodaを利用しようと思っていて、dodaについてくわしく知りたい人もいるでしょう。
この記事では、転職事情や企業人事に精通している松本利明さんに、実際にdodaを利用した人の口コミを基にして、dodaのメリット・デメリットについてお聞きしました。登録後の転職活動の流れも詳しく紹介します。
dodaってどんなサービス?
出典:doda 公式サイトより
人材業界大手のパーソルキャリアが運営するdodaは、転職サイトと転職エージェントの両方の機能があります。そのため、Webサイトには企業に直接応募する求人と、エージェントサービスの保有求人の2種類が掲載されています。
求人を見分けるには、求人情報内の応募するボタンの色を確認しましょう。エージェントサービスを利用する求人は、以下のようにオレンジ色のボタンで「応募する(エージェントサービス)」と記載があります。
ふたつの違いを知っておけば、「企業に応募するつもりだったのに、間違ってエージェントサービスの申し込みをしてしまった」などの間違いが防げます。
応募ボタン | 応募方法 | どんな人に向いているか | |
---|---|---|---|
(1)直接、企業に応募する求人 | 求人情報の詳細を確認して、「応募する」ボタンをクリック。応募情報が直接企業に届く | ・自分で求人を探したい人 ・自分のペースで転職活動を進めたい人 |
|
(2)エージェントサービスを利用する求人 | 求人情報の詳細を確認して「応募する(エージェントサービス)」ボタンをクリック。dodaのエージェントサービスにまずは登録が必要 | ・転職活動のサポートを受けたい人 ・自分に合う転職先のアドバイスが欲しい人 |
また、dodaは全国展開していて、営業拠点は12拠点あります。
北海道 | 北海道 |
---|---|
東北地方 | 宮城 |
関東地方 | 東京、神奈川 |
中部・東海地方 | 静岡、愛知 |
関西地方 | 大阪、京都、兵庫 |
中国・四国地方 | 岡山、広島 |
九州地方 | 福岡 |
dodaは幅広い企業と取引があり、求人数は20万件以上と非常に多いです(※)。おもな職種分類別の求人件数は以下のとおりで、幅広い職種を掲載しています。
※2023年3月時点、非公開求人を含む
求人件数
職種分類 | 公開求人 |
---|---|
営業職 | 2万1134件 |
企画・管理 | 1万6992件 |
技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア) | 2万4943件 |
クリエイター・クリエイティブ職 | 4565件 |
販売・サービス職 | 5572件 |
事務・アシスタント | 3477件 |
※2023年3月時点
専門家に聞いた!
dodaを利用するメリット・デメリットとは?
dodaを利用するメリットやデメリットについて、転職事情や企業人事に精通している松本さんにお聞きしました。
dodaを利用するメリットは以下のとおりです。
<dodaを利用するメリット>
- バランス型の人材が多く、悪評が少ない
- 幅広い企業やエリアの求人を保有している
- 先駆者的なコンテンツをいち早くリリース
1. バランス型の人材が多く、悪評が少ない
dodaの特徴として、キャリアアドバイザーはバランス型の人材が多いです。そのため、選考を受けることをごり押しされることがあまりなく、対応が丁寧で紹介される求人数も多いため、利用者からの悪評が少ないです。
2. 幅広い企業やエリアの求人を保有している
dodaは、業界トップクラスの求人を保有している大手の転職エージェントです。多数の求人が掲載されていて、キャリアアドバイザーからも情報を得られるため、データベースのように情報源として活用することができます。情報を多く知ることは、キャリアの選択肢を増やすことにつながります。
3. 先駆者的なコンテンツをいち早くリリース
ハイキャリア層向けの診断テストをリリースするなど、新たなコンテンツをいち早くリリースすることもdodaの特徴です。大手ですがフットワークが軽く、ユーザーが知りたいことや役立つものを先駆けてつくろうとする企業姿勢があります。
そのため、ユーザーにとっても有益なコンテンツに出合える可能性が高いといえるでしょう。
続いて、dodaを利用するデメリットについても聞きました。
<dodaを利用するデメリット>
- いつの間にかエージェントサービスに登録してしまうことがある
- 担当者によって、面談の質に違いがある
- 担当者変更で、情報がうまく引き継がれないことがある
1. いつの間にかエージェントサービスに登録してしまうことがある
転職サイトとエージェントサービス両方の機能があります。そのため、転職初心者や初めてdodaを活用する人が、企業に直接応募したつもりでエージェントサービスに申し込みをしてしまうことが起こりえます。
エージェントサービスが取り扱っている求人の場合は、「応募する(エージェントサービス)」というオレンジ色のボタンになっていますので確認しておきましょう。
ただし、転職サイトとエージェントは併用すると、得られる情報量が増えます。転職活動を有利に進めるためには、サイトとエージェントどちらも利用してみることをおすすめします。
2. 担当者によって、面談の質に違いがある
dodaは大手企業が運営しているため、キャリアアドバイザーのスキルや経験、得意な業界や職種にもばらつきがあります。そのため、面談の質は担当者のスキルによって左右されます。
親身にキャリア相談に乗ってほしい人は、大手の転職エージェントに加え、特化型や中小の転職エージェントなどにも登録するのがいいでしょう。複数のアドバイザーの中から、ノウハウや自分との相性を比較して、アドバイザーを選ぶのが現実的です。
3. 担当者変更で、情報がうまく引き継がれないことがある
社内異動や退職などが理由で、転職活動中に担当者が変わることがあります。そんなときは、後任への引き継ぎがスムーズに進むよう、後任の担当者に自分の希望条件などを再度伝えるなど働きかけるといいでしょう。
手間はかかりますが、後任のキャリアアドバイザーと信頼関係を築くことが、自分の転職活動をうまく進めることにもつながります。
doda公式サイトへ→dodaに登録したらどうなるの?
転職活動の流れを紹介
dodaのエージェントサービスに登録してからの転職活動の流れについて、利用者の声や松本さんのコメントを交えて紹介します。
登録~内定までの流れ
- 登録、職務経歴書の記載
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人紹介
- 求人へ応募
- 選考(日程調整、面接対策、面接、面接後のFB)
- 内定~転職
<実際の利用者データ>
年齢・性別 | 居住地 | 職業・職種 | 過去の 転職回数 |
転職理由 | |
---|---|---|---|---|---|
Aさん |
31歳男性 | 神奈川県 | 病院事務 | 1回 | 年収アップ |
Bさん |
32歳女性 | 東京都 | 人材派遣業・経理 | 3回 | リストラの様子を見て転職を決意 |
Cさん |
54歳男性 | 東京都 | 資産運用会社 | 3回 | キャリアプランが行きづまった |
1. 登録、職務経歴書の記載
dodaのエージェントサービスを利用する際は、Webサイトから登録手続きを行うか、エージェントを利用する求人に応募します。面談の前に履歴書・職務経歴書の送付を依頼されるので、作成して送付します。
2. キャリアアドバイザーと面談
キャリアアドバイザーとの面談は、対面か電話、オンラインいずれかを希望できます。面談では、これまでの職務経歴や転職理由、転職先の希望条件などを質問されます。
転職する時は期待と不安がセットです。アドバイザーは現在の転職市況や企業の状況がわかるので、素直に質問するといいでしょう。大手エージェントは求人側と紹介側の部署が別々であることが多いです。そのため、実務レベルの仕事内容など求人の細かなところまで掴んでいるアドバイザーと、そうでないアドバイザーがいるのも事実。
求人や企業について詳しく知りたい場合は、書類選考が通った後に、アドバイザー経由で質問するといいでしょう。
3. 求人紹介
面談で話した条件や経歴などを基に、キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれます。
dodaは業界トップクラスの求人数を保有していて、可能性が少しでもあれば、数多くの求人を紹介してくれるのが特徴です。
自分の可能性と選択肢を知り、ゴリ押しされるのではなく、じっくりとアドバイザーと向き合って転職活動を進めていきたい人におすすめです。
4. 求人へ応募
紹介求人で興味をもったものがあれば、応募したいことをキャリアアドバイザーに伝えましょう。キャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書を添削して、企業側に書類を送ります。
転職初心者や一人で転職活動をするのが不安な人は、積極的にアドバイザーの指導を受けることをおすすめします。転職経験があり、転職活動に不安が少ない人は、業界トップクラスの求人数をもち、転職サイトとエージェントの機能をもつdodaを利用すると、マイペースに転職活動を進められます。
5. 選考(日程調整、面接対策、面接、面接後のFB)
書類選考に通過したら、面接の日時調整をしてくれます。面接対策を希望する場合は、キャリアアドバイザーに相談してください。
面接後はアドバイザーと情報を共有して、選考の状況や企業側の所感などを確認してもらいましょう。
書類選考に落ちると心が折れそうになるでしょう。そんなときは、アドバイザーに落ちた理由を確認してもらうのが得策です。なぜなら、選考に落ちた理由が求職者の能力や経験不足が原因ではなく、実はミスマッチやオーバースペックのこともあり、求職者自身には問題がないケースもあるからです。
6. 内定~転職
内定が決まると、労働条件を通知する「オファーレター」という書類が送られてきます。オファーレターには年収や福利厚生などの待遇、仕事内容などが記載されています。内容を把握したうえで、合意できたら内定承諾の旨を伝えましょう。
【参考】doda利用者の転職活動まとめ
求人紹介 | 応募数 | 面接数 | 内定数 | |
---|---|---|---|---|
Aさん(31歳男性・病院事務) |
3日に1度のペースで紹介 | 10社 | 0社 | 0社 |
Bさん(32歳女性・人材派遣業・経理) |
回答なし | 1週間に10社程度 | 30社 | 8社 |
Cさん(54歳男性・資産運用会社) |
1メール当たり5~10社ほど紹介 | 2社 | 1社 | 0社 |
結論!dodaはこんな人におすすめ
これまでの情報を総合して、dodaをすすめたい人と、向いていない人について、松本さんにお聞きしました。
おすすめできる人
dodaは取り扱っている求人数が多く、転職活動をする多くの人が転職活動のデータベースとして活用したい転職エージェントです。
特に以下のような人におすすめです。
- 初めて転職活動をする人
- 自分のペースで転職活動を進めたい人
- 自分の市場価値を知りたい人
初めて転職活動をする人や異業種転職を考えていて、自分のキャリアならどんな選択肢があるのか知りたい人に向いています。
そして、バランス型のキャリアアドバイザーが多く、応募をぐいぐい勧めてくることはあまりなく、ていねいでねばり強いタイプが多いです。
担当アドバイザー以外でも、企業の事情に詳しい社内の適任者をアサインしてくれるなど、チームワークが強いところも特徴。自分のペースで転職活動を進めたい人にもおすすめです。
また、今すぐの転職を考えていなくても、自分のキャリアでどんな転職の選択肢があるのかがわかるため、自分の市場価値を測る目的でも活用できます。
こんな人には向いていない
dodaに向いていないのは、以下のような人です。
- 親身に相談に乗ってほしい人
- 外資系や専門職など、転職先を絞り込んでいる人
大手企業なので社内の人事異動が多く、担当者が変更になることがあります。そして、キャリアアドバイザーの数が多いこともあり、親身にキャリア相談に乗ってくれるかどうかは担当者によって差があります。
また、外資系企業に行きたい、専門職として転職したい人などは、dodaのような大手転職エージェントだけでなく、業界特化型の転職エージェントを併用するのがいいでしょう。
特化型エージェントの方が深い業務知識をもっているので面談のレベルが高く、企業の情報に精通しているケースが多いからです。
登録前に知っておきたいdodaのQ&A
dodaへの登録を考えている人に向けて、登録前に知っておくといい情報をお伝えします。
dodaの担当者について
dodaの担当者に関する質問について答えます。
Q. dodaの電話はしつこい?
A. 社員数が多いのでアドバイザーにもよりますが、dodaの電話の頻度は一般的で、比較的適切なタイミングで電話がかかってくるようです。
転職初心者の場合、応募を迷いすぎてチャンスを逃すことがあるので、そういった場合にフォローの電話がかかってくることもあります。
Q. 面接対策はやってくれる? 他サービスと比べてどう?
A. 面接対策はありますが、内容についてはキャリアアドバイザーによって個人差があります。定型のマニュアルどおりのアドバイザーもいれば、独自のノウハウを教えてくれるアドバイザーもいるでしょう。
また、面談対策をしてそのとおりに受け答えができたとしても、必ずしも内定をもらえるとは限りません。面接対策は本番で緊張しないための予行練習と捉えましょう。
Q. 言いにくい転職理由の場合は、どう伝えればいい?
A. キャリアアドバイザーとは、率直に転職理由を共有しましょう。ただし、注意点があります。面談に限らず企業との面接時も、転職理由をネガティブに伝えないことです。
例えば、「営業経験があるけれども、もう営業はしたくないので営業企画の仕事がしたい」と考えていたとしましょう。しかし、そのまま伝えるとネガティブに聞こえますよね。そして、営業企画経験がない場合、営業企画への転職は難度も高いです。基本的に、転職はこれまでの経験を評価する場だからです。
そのため、「営業をやめたい」というネガティブな部分にフォーカスせず、キャリアアップを意識した話し方をおすすめします。具体的には、「営業企画をしたいと思っていますが、現在は経験がないので、まずは営業から始めることも考えています」というような伝え方です。
Q. 担当者を変更したい場合は、どうすればいい?
A. dodaに限らず、転職エージェントに「担当者を変更してほしい」と依頼しても、「上司が情報共有してフォローします」という対応で、担当者変更は行われないことが多いですが、dodaはチームワークが強いため、「どうしても」という場合は相談してみてもいいでしょう。だたし、チャンスは一度まで。担当変更の要望を繰り返すと、「紹介先にも同じような対応をとるかもしれない」と思われ、クレーマー認定されてしまう可能性があります。
dodaの手続きについて
dodaを利用する際の手続き方法について説明します。
Q. dodaのログイン方法は?
A. dodaの公式サイト右上の「ログイン」をクリックし、以下のログイン画面からログインをします。
公式サイトより引用
Q. dodaの退会方法は?
A. 担当のキャリアアドバイザーに退会したい旨の連絡をするか、Webサイトのマイページから退会手続きをしてください。
Q. dodaに再登録は可能なの?
A. 再登録はできますが、大手のエージェントの場合、一定期間が過ぎると登録者の個人情報を削除するケースがあります。その場合は、再登録でも新規登録と同じようにWebエントリーする必要があります。
また、以前の担当者に連絡するという選択肢もありますが、前任が異動などでいない可能性もあるので、Webサイトからエントリーする方法が確実です。
Q. 履歴書や職務経歴書の用意は必要?
A. キャリアアドバイザーとの面談までに、履歴書や職務経歴書の送付をしてほしいと言われることが多いので、作成してみましょう。実際の企業での書類選考のときには、アドバイザーが書類の添削をしてくれます。
Q. 希望者は全員登録できるの?
A. dodaに限らず、転職エージェントには独自の登録基準があります。おもに年齢や経験、転職回数、休職期間が長いなどの基準です。登録希望者の職務経歴に合う求人がない場合も登録できないことがあります。
大手の転職エージェントは、ある程度機械的に基準を設けていますが、特化型のエージェントは、例えば年齢が高かったとしても経験がマッチしていれば登録できることも。
また、登録基準は常に同じではなく、転職市場の状況によって変化します。例えば、リーマンショック直後とここ数年を比べると、求人数が増えています。そのため、転職エージェントの登録基準も緩和されている傾向にあります。
Q. キャリアアドバイザーとの面談場所は? 電話でも可能?
A. キャリアアドバイザーとの面談は、対面の場合dodaを運営しているパーソルキャリアの拠点である各オフィスで実施されます。オンラインや電話での面談を希望することも可能です。
Q. 企業スカウトは来るの?
A. dodaにはスカウトサービスがあり、企業から直接スカウトメールが届きます。以下のような特別なものもあります。
- プレミアムオファー
- 面談確約オファー
プレミアムオファーは、企業が一人ひとりの経験やスキルを見て、厳選して送付しているオファーです。書類選考はありますが、企業が厳選して送っているため、通常より書類選考通過の確率が高いです。
面談確約オファーは面談が確約されているので、書類選考はありません。内定獲得につながる可能性も高いといえます。
まとめ
dodaは転職サイトとエージェントサービスの両方の機能をもつため、幅広く求人情報をチェックできます。自分のキャリアの可能性を広げるためには情報収集が必要なので、転職活動をする人は、データベースとして活用するために登録しておきましょう。
注意点としては、キャリアアドバイザーの数が多いため、面談やサポートの質が担当者によって違うこと。外資系企業へ転職したい人や専門職の人は、大手転職エージェントで情報収集しつつ、特化型の転職エージェントを併用するのがおすすめです。
また、dodaはユーザーに役立つコンテンツをいち早くリリースしているため、有益な情報を得られる可能性が高いです。そのため、転職活動を始めるときには優先して登録しておきたいサービスです。
出典:doda 公式サイトより
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