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おすすめのコーヒーミル10選│バリスタが選び方やお手入れのコツなどをわかりやすく解説!

小池美枝子さん-mv

目次

毎日自宅でコーヒーを飲む方は多いと思いますが、「カフェや喫茶店で提供される挽きたての豆で淹れたおいしいコーヒーを、自宅で楽しめたらいいのに……」と思ったことはありませんか? コーヒーミルがあれば、そんなおいしいコーヒーを自宅で楽しむことができます。

今回は、コーヒーマイスター兼バリスタトレーナーの小池美枝子さん監修のもと、コーヒーミルを徹底解説! コーヒーミルの選び方やお手入れのコツなど気になるポイントを解説します。また、編集部が厳選したおすすめのコーヒーミルもご紹介していますので、あわせて参考にしてください。

コーヒーミルの基礎知識

コーヒーミルとは、焙煎したコーヒー豆を粉にする道具のこと。家庭でおいしいコーヒーを飲みたい場合は、このコーヒーミルが欠かせません。
まずは、コーヒーミルを使うメリットや種類について、コーヒーマイスターでバリスタトレーナーの小池さんに伺いました。

小池美枝子さん.prof

コーヒーマイスター、バリスタトレーナー

小池美枝子さん

「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」2006年サイフォン部門優勝、「ジャパン コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップ」2013年準優勝など、数々のチャンピオンシップ出場を経て、現在はジャッジを務める。書籍『女性トップバリスタが教えるエスプレッソ&コーヒー』監修。茨城県にある「コーヒーアカデミー ドンマイスター」でワークショップを開催している。
ホームページ:https://lit.link/miechokoike

コーヒーミルを使うメリット

コーヒーは、豆の挽き方ひとつで味わいが大きく変わります。コーヒー豆は挽くことで空気に触れる面積が増えて酸化が進み、劣化するスピードが加速するため、淹れる直前に豆を挽くことがマストです。コーヒーミルがあれば、挽きたての粉でおいしく香り高いコーヒーを淹れることができます

また、コーヒー豆は挽き方によって風味が変わります。店頭で豆を挽いてもらう方も多いと思いますが、店では特に注文しないかぎり、毎回同じ粗さで挽くため、味も一定です。コーヒーミルがあれば、細挽きにしてエスプレッソを淹れる、粗挽きでちょっと薄めに淹れるといった、気分や好みに合わせた挽き方ができ、味の変化を楽しめます

コーヒーミル

コーヒーを抽出する際、紙のフィルターをドリッパーにセットするペーパードリップ、金属製のフィルターでこすフレンチプレスなど、いくつかの器具を使い分けている方は、器具に合わせた挽き目にできることもポイントです。

コーヒーミルのタイプ

コーヒーミルは大きく分けて、電動タイプ手動タイプがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

<コーヒーミルのおもな種類>
   
タイプ メリット デメリット 向いている人
電動
コーヒーミル-電動型
・ラクに豆を挽ける
・豆を挽くスピードが速い
・一度にたくさんの量を挽ける
・稼働音が大きい
・場所を取る製品が多い
・コンセントが近くにないと利用できない
・すぐにおいしいコーヒーを淹れたい人
手動
コーヒーミル-手動型
・小型で持ち運びやすいものが多い
・インテリア性が高い製品が多い
・豆を挽く感触、音、香りを楽しめる
・豆を挽く作業に疲れてしまう
・一度に挽ける量が限られている
・挽き目の調整が難しい製品がある
・コーヒーを淹れる工程を楽しみたい人

電動タイプ|すぐにコーヒーを淹れたい人向け

電動タイプのコーヒーミル

使い勝手の良さが魅力の電動タイプ。見た目や大きさもさまざま

電動タイプのコーヒーミルは、短時間で均一な粗さの豆を挽きやすいタイプです。スイッチひとつでラクに豆を挽くことができるため簡単ですし、豆を挽くスピードが速いこともポイント。一度にたくさんの量を挽けるタイプも多く、毎日のようにコーヒーを淹れる人、家族の人数が多い人、すぐにコーヒーを淹れたい人にも向いています

稼働音が大きい傾向にあることや、場所を取る製品が多いこと、また、コードレスタイプを除き、コンセントが近くにないと利用することができないため、注意が必要です。

さらに、電動タイプのコーヒーミルは「プロペラ式」「コニカル式」「臼式」の3種類があり、それぞれに豆の挽き方が異なります。方式ごとのおもな特徴を説明します。

     
方式
特徴 メリット デメリット
プロペラ式

プロペラ式
刃がプロペラのように回転して豆を粉砕する方式 ・手入れがしやすい
・価格が手頃である
・音が大きい
・均一に挽きづらい
・挽き目の調整ができない
コニカル式

コニカル式
円すい状の刃で豆を切り刻むように粉砕する方式 ・均一な粒度になる
・稼働音が静か
・挽き目の調整が可能
・手入れ、メンテナンスが面倒
臼式

臼式
凹凸の多い刃ですりつぶすように豆を粉砕する方式 ・均一な粒度になる
・挽き目の調整が可能
・メンテナンス時、はけで豆を取り除く必要がある
・豆が刃に引っかかることがある

プロペラ式は、プロペラ状の刃を回転させて豆を粉砕するタイプ。水洗いできる製品もあり、手入れがしやすいこと、価格が手頃なこと、コンパクトな製品が多いことなどから、初心者にぴったりです。一方、デメリットは、音が大きな製品が多いことや、挽き具合の調整が難しく均一に挽きづらい傾向にあることです。

円すい状の刃で豆を切り刻むように粉砕するコニカル式は、挽きムラが少ない傾向にあります。機種によってはかなり細かく粉砕できるため、エスプレッソに適した極細挽きに対応できるモデルもあります。電動タイプの中では稼働音が静かな製品が多いことも特徴です。ただし、刃を取り外すことができず、メンテナンスが少し大変な場合もあるため注意が必要です。

臼式は凹凸の多い刃でコーヒー豆を粉砕するタイプ。均一な粒度になりやすく挽き目の調整も簡単ですが、刃の間に豆が残っていることが多いため、慣れるまでは少しストレスを感じることも。刃を取り外して掃除ができない製品が多いことにも注意が必要です。

方式まとめ

「プロペラ式」「コニカル式」「臼式」それぞれの刃の構造を知ると、より自分に合ったコーヒーミルが選びやすくなります

手動タイプ|コーヒーを淹れる工程を楽しみたい人向け

手動タイプのコーヒーミル

商品によっては、「インテリア」としても楽しめる手動タイプのコーヒーミル

手動タイプのコーヒーミルは、手作業で豆を挽いている間は、ゴリゴリという音や豆の感触、挽きたての香りなどコーヒーを淹れるまでの工程を楽しめることが最大の魅力です。また、小型の製品が多いため、持ち運びがしやすい特徴があります。据え置きタイプの場合は特にデザイン性の高い製品が多いことから、インテリアとしても楽しめます。

ただし手作業ゆえ、豆を挽く作業を続けていると疲れてしまいがち。また、小型の製品が主流のため容量が少なく、一度にたくさん挽きたい方には向きません。電動タイプのように、操作ひとつで挽き目を調整することができないため、希望の挽き目にするのが難しく感じる方もいます。

すばやくラクに豆を挽きたい方、一度に3杯以上淹れることが多い方は電動タイプを、じっくりと豆を挽く工程を楽しみたい方、仕事先やキャンプ、旅行先などに持ち運びたい方には手動タイプがおすすめです。

専門家が実際に使っているコーヒーミルは?

小池さんが自宅や出張レッスンでメインで使用しているコーヒーミルは、「Melitta Japan(メリタジャパン)のVario」。コニカル式で、挽き目が40段階と細かく調整でき、ペーパードリップやネルドリップ、フレンチプレスなどのあらゆる抽出器具に対応できます。重量があるので安定感があり使いやすいことも魅力。

最近購入したというUSB充電式の電動コーヒーミルは手挽きミルのようなフォルムですが、臼式で挽き目の調整が可能なタイプ。出先や、ちょっとだけ挽きたいときに愛用しているそうです。

Melitta JapanのVario

小池さん愛用の電動コーヒーミル。数ある中でもよく利用しているのが、Melitta JapanのVario

【専門家直伝】コーヒーミルの選び方

ここからは小池さんに伺った、コーヒーミルを購入するにあたってチェックしておきたいポイントを紹介します。

【コーヒーミルを選ぶ2つのポイント】

  1. 「サイズや容量」で選ぶ
  2. 「利用シーンや目的」で選ぶ

「サイズや容量」で選ぶ

まずは、何人分のコーヒーを淹れたいのか考えます。1人あたり10gが目安
4人分の豆を一度に挽きたいのであれば、10(g)×4(人)=最大容量が40~50gは必要です。多めに飲みたくなる日もあるかもしれませんから、人数分ギリギリではなく少し余裕のある最大容量のものに決めることがポイント。4人家族であれば、最低でも最大容量が50~60gのミルを選ぶとよいでしょう。

手動タイプは最大容量が30g程度のものが多く、量が増えるほどに労力も必要になるため、容量が大きなコーヒーミルを求めている場合、必然的に電動タイプを選ぶことになります。

コーヒー粉

コーヒー粉は1人分あたり10gが目安。ゆとりあるコーヒータイムを過ごすため、少し余裕のある最大容量のコーヒーミルを選びましょう

「利用シーンや目的」で選ぶ

コーヒーミルを選ぶにあたり、初心者なのか、またファミリーなのかこだわり派なのか、使う状況や場所、目的によっても選ぶポイントが変わってきます。

     
初心者向け ラクにスピーディに豆を挽くことができる電動タイプ
大人数向け ラクにスピーディに豆を挽け、最大容量が大きい電動タイプ
こだわり派向け 豆の挽き方が細かく調整できる電動タイプ
アウトドア向け 持ち運びに適したコンパクトな手動タイプ

初心者向け

初心者の方は、簡単に操作ができるミルがおすすめ。ワンタッチでラクに、スピーディに豆を挽くことができる電動タイプを選びましょう。ホッパー(コーヒー豆を入れるお椀形の部分)を取り外せるタイプや、本体が軽くひっくり返しやすいタイプなら、掃除もラク。プロペラ式なら手入れもしやすく手ごろな価格のため特におすすめです。

大人数向け

家族で飲むときやパーティなど、一度にたくさんの豆を挽きたいなら、容量が大きいミルを選びましょう。たくさんの豆を手動で挽くのは大変なので、ラクに、スピーディに豆を挽ける臼式(フラットカッター)の電動タイプがおすすめです。大型のミルが多いため、設置スペースの想定コンセントの位置確認も忘れずに。

こだわり派向け

コーヒーにこだわりがある人であれば、コーヒーを淹れる濃さや抽出する道具に合わせて豆の挽き方を選びたいところ。細かく挽き目調整ができるコニカル式の電動タイプがおすすめです。

アウトドア向け

キャンプや登山など、アウトドアで利用する人は、持ち運ぶことを前提としたコンパクトな手動タイプが便利。ハンドルなどを外すことができれば、荷物がかさばらないため、パーツをどこまで分解できるのかもチェックしておきましょう。

アウトドア コーヒーミル

アウトドアで使う場合は持ち運びに便利な手動タイプのコーヒーミルが◎

【専門家監修】おすすめコーヒーミル10選!

数あるコーヒーミルの中から、編集部おすすめアイテムをピックアップ。小池さんのアドバイスを参考に、利用シーン・目的別のおすすめコーヒーミルを紹介します。

初心者向けコーヒーミル

まずは、初心者の方におすすめのコーヒーミルを紹介します。

商品(メーカー)
コーヒーグラインダー7660JP(ラッセルホブス) oceanrich自動コーヒーミル G2 UQ-ORG2BL(ユニーク) バリエ シンプルECG64-1L(メリタジャパン)
イメージ画像
ラッセルホブス/コーヒーグラインダー7660JP ユニーク/oceanrich自動コーヒーミル-G2-UQ-ORG2BL メリタジャパン/バリエ-シンプルECG64-1L
公式サイト価格
5500円
7680円
3300円
種類
電動
電動
電動
方式
プロペラ式
臼式
プロペラ式
最大容量
60g
約30g
70g

※価格はすべて税込です

豆を挽くのも粉の移動も簡単・スピーディ

ラッセルホブス/コーヒーグラインダー7660JP

ラッセルホブス/コーヒーグラインダー7660JP

出典:Amazon

価格(税込) 5500円
種類(手動/電動) 電動
方式 プロペラ式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 125×125×215mm
本体重量 1.1kg
素材 AS樹脂、ステンレス
水洗い 不可
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ 1.3m
付属品 掃除用ブラシ
消費電力 150W
最大容量 60g

豆を入れてスイッチを押すだけなので初心者にも簡単。スイッチを押す時間の長さで挽き目を調整するタイプで、約10秒で中挽き、20秒以上で極細挽きと好みに合わせて挽くことができます。最大60g(7~8杯分)の豆を一度に挽くことができるため、来客時などにも重宝します。豆を挽いた後、グラインディングボウルを取り外すことができるため、ドリッパーに粉を移す際、本体ごと傾けて入れるわずらわしさがないこともポイントです。

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手頃なプロペラ式の中では使いやすい1台。豆を入れるグラインディングボウルを取り外しできるので、掃除がしやすいです。ステンレス製のため、静電気も気になりません。安定感のあるフォルムも使いやすいでしょう。ただし、稼働音は大きめです。

1台で豆を挽いて保存まで。コードレス充電式ミル

ユニーク/oceanrich自動コーヒーミル G2 UQ-ORG2BL

ユニーク/oceanrich自動コーヒーミル-G2-UQ-ORG2BL

出典:Amazon

価格(税込) 7680円
種類(手動/電動) 電動
方式 臼式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 90×90×195mm
本体重量 約582g
素材 セラミック
水洗い 可(本体以外水洗いOK)
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ コードレス
付属品 クリーニングブラシ、メジャースプーン、滑り止めシート
消費電力 リチウム電池式
最大容量 約30g

コードレスのため、場所を選ばずあらゆるシーンで気軽に利用できそうなコーヒーミルです。microUSB充電式で、満充電の状態で約10回使用が可能(1回30g細挽きの場合)。豆の粒度はダイヤルを回して簡単に調整が可能で、粒度のばらつきが少ない臼式ならではの仕上がりです。本体上部のキャップと下部のガラス部分を組み合わせると保存容器として使えるため、1台で豆を挽いて保存までできてしまう手軽さが魅力。大さじと小さじ、2WAY仕様の計量スプーンも便利です。

小池美枝子さん.point

コードレスではありますが、サイズはやや大きめ。持ち運ぶには若干かさばる印象ではあるものの、場所を選ばず使えるのはやはり便利です。コードレスタイプの中では、1回に挽ける豆の量が比較的多めなところもうれしいポイント。下部がガラスのため、取り扱いにやや気を使いますが、静電気が起きにくいメリットもあります。

シンプル操作で手入れもしやすい電動ミル

メリタジャパン/バリエ シンプルECG64-1L

メリタジャパン/バリエ-シンプルECG64-1L

出典:Amazon

価格(税込) 3300円
種類(手動/電動) 電動
方式 プロペラ式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 98×98×183mm
本体重量 750g
素材 PP、ステンレス鋼
水洗い 不可
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ
付属品 クリーニングブラシ
消費電力 120W
最大容量 70g

シンプルなプロペラ式の電動コーヒーミルです。スイッチを押す時間を調整することで好みの挽き目にできて操作は簡単。メリタが独自に設計した強力モーターとステンレスカッターで、スピーディに挽くことができます。最大容量はたっぷり70g。使用後は、付属の大型クリーニングブラシで粉を払うだけ。お手入れもラクです。

小池美枝子さん.point

プロペラ式ですが、粒度バランスが比較的良好で、きれいに挽ける電動ミルです。付属のクリーニングブラシが使いやすいところもポイント。本体ごとひっくり返しての掃除が少し面倒ですが、本体の重量がさほどないため、あまり苦にはなりません。

ファミリー向けコーヒーミル

続いて、家族での利用におすすめの大きめな電動コーヒーミルを紹介します。

商品(メーカー)
コーン式コーヒーグラインダー KG366J(デロンギ) フラットカッターディスク コーヒーグラインダーECG71-1B(メリタジャパン)
イメージ画像
デロンギ/コーン式コーヒーグラインダー-KG366J メリタジャパン/フラットカッターディスク-コーヒーグラインダーECG71-1B
公式サイト価格
1万6368円
5545円
種類
電動
電動
方式
コニカル式
フラットディスク式(臼式)
最大容量
310g
200g

※価格はすべて税込です

極細挽きから中挽きまで対応可能

デロンギ/コーン式コーヒーグラインダー KG366J

デロンギ/コーン式コーヒーグラインダー-KG366J

出典:Amazon

価格(税込) 1万6368円
種類(手動/電動) 電動
方式 コニカル式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 135×195×290mm
本体重量 1.6kg
素材 シルバーメッキ
水洗い 不可(本体と刃は水洗い不可)
手入れのしやすさ さんかく
電源コードの長さ 1.8m
付属品 クリーニングブラシ
消費電力 130W
最大容量 310g(ホッパー)

コーン(コニカル)式の挽き刃と低速回転のモーターにより、豆を均一に挽きながら摩擦熱を軽減。香り高いコーヒーを楽しめます。極細挽きから中挽きまで16段階の粒度設定で、エスプレッソやドリップ、ネルドリップなど好みの飲み方に合わせた挽き具合を選択可能。最大容量は310gで、1〜12杯分の豆を挽くことができます。メタリック調の洗練されたデザインも魅力です。

小池美枝子さん.point

エスプレッソに適した細挽きにも対応できるミルです。最大容量が310gで一度に多量のコーヒー豆を挽くことができるため、たくさん飲みたい方や、大人数で飲むシーンが多い方におすすめ。粉を受ける部分が静電気を帯びやすいところが気になりますが、構造が比較的シンプルなため、掃除はしやすいでしょう。

17段階の粒度調整と杯数設定ができる目盛り付き

メリタジャパン/フラットカッターディスク コーヒーグラインダーECG71-1B

メリタジャパン/フラットカッターディスク-コーヒーグラインダーECG71-1B

出典:Amazon

価格(税込) 5545円
種類(手動/電動) 電動
方式 フラットディスク式(臼式)
サイズ(幅、奥行き、高さ) 97×160×255mm
本体重量 1.2kg
素材 PP、ステンレス鋼
水洗い 不可
手入れのしやすさ さんかく
電源コードの長さ
付属品 なし
消費電力 100W
最大容量 200g

粒度が安定しやすいフラットカッターで豆を粉砕する、フラットディスク式。粗挽きから細挽きまで17段階の粒度調整ができるコーヒーミルで、ダイヤルを目盛りに合わせて挽き方を調整します。ワンタッチで杯数設定ができる目盛りもついていて、1杯から最大14杯分・200gまで一度に挽くことが可能。計量の手間がなく、簡単操作で豆を挽くことができます。安全装置を備えているため、小さな子どもがいても安心して使用できます。

小池美枝子さん.point

電動タイプで最大容量200gのホッパーを装備。ワンタッチで杯数設定ができる目盛りもついているミル。5,000円台とリーズナブルな価格で購入しやすいですね。挽き目の調整が難しく、淹れ方を細かく調整したい方にはあまり向かないかもしれません。また、稼働音が大きい点も注意が必要です。

こだわりたい方向けコーヒーミル

挽き方の細かな調整など、細部までこだわりたい方におすすめの電動コーヒーミルを紹介します。

商品(メーカー)
タイマー式コーヒーグラインダー(オクソー) V60 EVC-8B(ハリオ)
イメージ画像
オクソー/タイマー式コーヒーグラインダー V60-EVC-8B(ハリオ)
公式サイト価格
1万8480円
1万6280円
種類
電動
電動
方式
コニカル式
コニカル式
最大容量
約340g
約100g

※価格はすべて税込です

43段階の挽き目調整が可能な電動ミル

オクソー/タイマー式コーヒーグラインダー

オクソー/タイマー式コーヒーグラインダー

出典:Amazon

価格(税込) 1万8480円
種類(手動/電動) 電動
方式 コニカル式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 135×195×330mm
本体重量 約2kg
素材 ステンレス
水洗い ホッパーと粉受けは可。刃は不可
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ
付属品 コーヒースクープ
消費電力 100W
最大容量 約340g(ホッパー)

コニカル式の電動ミルで、エスプレッソに最適な細挽きからフレンチプレス向きの粗挽きまで、淹れ方に合わせて43段階の挽き目調整が可能です。豆を挽きたい量に合わせてダイヤルを回し、秒数を設定する仕組みで、1杯分の豆で約5秒、最大30秒まで時間で挽き量を調節できます。計量が面倒な方に便利な機能です。

小池美枝子さん.point

構造はシンプルですが、挽き目を細かく調整ができる使いやすいミルです。粉受けがステンレス製のカップで、新品のうちは静電気で粉が付着しやすいですが、なじんでくると気にならなくなってきます。

極細挽きから粗挽きまでおまかせ

ハリオ/V60 EVC-8B

V60-EVC-8B(ハリオ)

出典:Amazon

価格(税込) 1万6280円
種類(手動/電動) 電動
方式 コニカル式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 130×185×335mm
本体重量 約1.9kg
素材 ポリプロピレン・POM・ステンレス・ポリアミド(本体)、AS樹脂(ホッパー・粉受け)、ポリプロピレン(ホッパーフタ)
水洗い 外臼は可
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ 0.8m
付属品 お手入れブラシ
消費電力 150W
最大容量 約100g(ホッパー)

エスプレッソ用の極細挽きからコーヒープレス用の粗挽きまで、ホッパーを回して39段階の粒度調整ができるコーヒーミルです。粉受けはフタ付きで、コーヒー粉が飛び散りにくいことが特徴。外臼は水洗いが可能で、手軽にお手入れができることもポイントです。

小池美枝子さん.point

お店で使用しているコーヒーミルを小型にしたような構造で、挽きムラが少なく、使い勝手がいいタイプのミルです。やや微粉がまとわりつきやすいため、ブラシで掃除をして常にきれいにしておきたいところ。粉受けは水洗いが可能です。

アウトドア向きコーヒーミル

最後に、アウトドアにぴったりのコーヒーミルを紹介します。

商品(メーカー)
コーヒーミル・セラミックスリム(HARIO) 栗子C2コーヒーミル アルミ調整ツマミ(TIMEMORE) EMSG-2B(HARIO)
イメージ画像
コーヒーミル・セラミックスリム(HARIO) 栗子C2コーヒーミル-アルミ調整ツマミ(TIMEMORE) EMSG-2B(HARIO)
公式サイト価格
3300円
7980円
1万4080円
種類
手動
手動
手動/電動
方式
臼式
コニカル式
最大容量
24g
20g
24g

※価格はすべて税込です

挽きながら粉の量を確認できる透明ミル

HARIO/コーヒーミル・セラミックスリム

コーヒーミル・セラミックスリム(HARIO)

出典:Amazon

価格(税込) 3300円
種類(手動/電動) 手動
方式 臼式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 150×72×220mm
本体重量 400g
素材 フタ・本体/メタクリル樹脂
ホッパー・グリップ・ハンドルキャップ/ポリプロピレン
臼/セラミック
臼座・調節つまみ/ナイロン
シャフト・スプリング・ハンドル/ステンレス
水洗い
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ なし
付属品 なし
消費電力 なし
最大容量 24g

軽量でコンパクト、持ち運びに便利なミルです。臼はセラミック製で摩擦熱が発生しにくく、熱によるコーヒーの風味を損なうことがありません。つまみを回して粒度を調節できることもポイント。全てのパーツを分解して丸洗いできるため、衛生面でも安心です。

小池美枝子さん.point

中央がくびれているフォルムのためつかんで持ちやすく、本体が透明で目盛り付きなので、どのくらい挽くことができたか見ながら確認できます。「手始めにコーヒーミルを買ってみたい」と考えている人にもおすすめです。

表面加工が上質感を漂わせる手挽きミル

TIMEMORE/栗子C2コーヒーミル アルミ調整ツマミ

栗子C2コーヒーミル-アルミ調整ツマミ(TIMEMORE)

出典:Amazon

価格(税込) 7980円
種類(手動/電動) 手動
方式 コニカル式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 52×―×147mm
本体重量 430g
素材 アルミ、ステンレススチール、樹脂
水洗い 不可
手入れのしやすさ まる
電源コードの長さ なし
付属品 掃除用ブラシ、布製キャリーケース
消費電力 なし
最大容量 20g

ダイヤモンド・パターン加工で重厚感があるデザインが目を引くミル。加工の凹凸により、握ったときに滑りにくく機能的です。硬く耐久性があるステンレスの臼で挽いた豆は挽き目がそろいやすく、微粉の発生も少なめ。ダイヤルをクリックすると、36段階の粒度調節が可能で、さまざまなコーヒーの飲み方を楽しめます。

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刃がステンレス素材で硬さがあり、鋭利な形状のため、豆をしっかりとカットしてくれます。そのため、挽きムラが少ないことが特徴。本体も金属製で持ち運びやすく、アウトドアなど外出先での利用にぴったりです。

電動と手挽きの2WAY

HARIO/EMSG-2B

EMSG-2B(HARIO)

出典:Amazon

価格(税込) 1万4080円
種類(手動/電動) 手動/電動
方式
サイズ(幅、奥行き、高さ) 59×53×332 mm
本体重量 約800g
素材 本体・フタ/メタクリル樹脂、ハンドルツマミ/ポリプロピレン、ハンドル・シャフト・スプリング/ステンレス、バンド/シリコーンゴム、臼/セラミック、臼座・調節ツマミ/ナイロン
水洗い 不可
手入れのしやすさ さんかく
電源コードの長さ コードレス
付属品 なし
電源 リチウムイオン蓄電池3.7V 2200mAh×1
最大容量 24g

軽量でコンパクトな手挽きミル「スマートG」に、電動の「モバイルミル スティック」を合体させることで、電動ミルとしても利用できます。時間的に余裕がある日は手挽きで、疲れている日や時間がない日は電動で、シーンに応じて使い分けることができる2WAY仕様です。リチウムイオン蓄電池式のため持ち運びやすく、好きな場所でコーヒー豆を挽くことができます

小池美枝子さん.point

電動の「モバイルミル スティック」は、ハリオの他の手挽きミルとも利用できます。例えば、先ほど紹介したHARIOのセラミックスリムをもっているのであれば、充電式のモーターだけ購入すれば組み合わせて使用が可能です。

【専門家監修】コーヒーミルQ&A

最後に、コーヒーをおいしく淹れるためのコツや注意すべき点を小池さんにお答えいただきました。おすすめのお手入れアイテムも教えてもらったので参考にしてみてください。

Q.コーヒーミルを上手に使うコツは?

電動タイプの場合

A.挽き目を調整できるタイプの場合、あらかじめ目盛りごとに豆を挽き「挽き具合のサンプル」を作成しましょう。10の目盛りがある場合は10通りのサンプルを作り、アクセサリーケースなどに少しずつ入れておきます。「エスプレッソを淹れるときは〇番の挽き具合がちょうどいい」など覚えておくと、失敗なく希望の濃さのコーヒーを淹れることができます。プロペラ式(後述)の場合は挽き目を細かく調整する機能がついておらず、スイッチを入れている秒数が長くなるほど細かくなる仕組みです。回した秒数ごとに「挽き具合のサンプル」を作成しておくと便利です。

手動タイプの場合

A.まんべんなくコーヒー豆を入れること、ゆっくりと挽くことで粒度がそろいやすく、微粉が少なくなります。
粒度の調節ができる場所は豆を投入する部分や出口部分など製品によって異なり、ネジを回して調整するタイプや、クリックした回数で調整するタイプなど方法もそれぞれです。いずれの場合も、ネジを一番固く締めた状態から少しずつ緩め、粒度を徐々に粗くしていき、好みを探ります。
電動タイプと同様、ネジを回した回数やクリックした回数ごとに「挽き具合のサンプル」を作成すると便利です。

Q.豆をおいしく保つためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

A.コーヒー豆は、できるだけ湿度の変化がない場所に保管してください。ジッパー付きの袋に入れて空気を抜き、光が当たらない場所にしまいます。夏は日中の温度が高くなるため、冷蔵庫での保管がおすすめです。ただし、におい移りの可能性があるため、しっかり密封しましょう。1ヶ月以上の長期保存を考えているのであれば、冷凍することで風味をキープできます。ただし、豆のままで冷凍してしまうと、家庭用のミルでは負荷がかかり過ぎ、刃を傷める原因となります。挽いてからの冷凍がおすすめです。

Q.コーヒーミルの正しいお手入れ方法を教えてください。

A.豆を挽いた後そのままにしていると、微粉や酸化した油がついた状態となり、刃がさびてしまったり、コーヒーの味を損なってしまうことがあります。コーヒーミルに付属のブラシなどを使って粉をしっかりと取り除き、こまめに掃除をすることが大切です。

コーヒーミルの掃除

「絵筆のような形のブラシは細部の掃除にぴったり」と小池さん

また、分解できるタイプやパーツを取り外せるタイプの場合は、定期的に分解掃除も行うとよいでしょう。分解ができない場合は、刃の間に粉が残りやすいため、エアブラシも使いながら粉を取り除きましょう。長期旅行に行く際など、しばらく使わない場合には特に分解掃除をおすすめします。

ブラシ

「ミルブラシとは別に大きなブラシがあると、広範囲をひと掃きできれいにできます」と小池さん

Q.おすすめのお手入れアイテムを教えて!

A.おすすめのお手入れアイテムは、メリタのミルブラシとペンキ用のブラシです。2本を使い分けてコーヒーミルの掃除をしています。メリタのミルブラシは、柄が絵筆のように丸みのあるタイプ。はけのような柄が平たいタイプよりも細部まで掃きやすくおすすめです。ホームセンターなどで購入できるペンキ用ブラシは、繊維が細くハリがあるタイプのブラシです。ミルブラシよりも大きいため、コーヒーミルの周囲に飛び散った粉を掃除する際に便利です。

しなやかな豚毛で細部まで掃き出しやすい

カリタ/クリーニングブラシ #44301

カリタ/クリーニングブラシ-#44301

出典:Amazon

価格(税込) 1650円
サイズ 17×17×190mm
本体重量 21g
素材 毛/豚毛、柄/ラバーウッド、バンド/アルミ

豚毛を使用したクリーニングブラシです。化学繊維と比べて静電気が発生しにくいため、隙間にたまった細かな粉を掃き出すのに最適。柄はラバーウッド製で、くびれたフォルムのため握りやすいところもポイントです。

小池美枝子さん.point

しなやかな豚毛を使用しており、やや不ぞろいな毛先が特徴。ミルの刃の隙間など、凹凸がある細かいところを掃くのに向いています。

密度のある毛でミルの奥まできれいに

メリタジャパン/グラインダーブラシ MJ-1012

メリタジャパン/グラインダーブラシ-MJ-1012

出典:Amazon

価格(税込) オープン価格
サイズ 柄133mm、毛50mm
本体重量
素材

毛の長さが5cmあるため刃の隙間にも毛先が届きやすく、細かいコーヒー粉を取り除きやすいブラシです。くびれがある木の柄は握りやすく、掃除がはかどります。

小池美枝子さん.point

コシのある毛で、密度が高いため、毛先がミルの奥まで届きやすく、微細な粉も掃き出しやすいブラシです。

強力なエアーでコーヒー粉を吹き払う

ハクバ/シリコンブロアーブラシ02

ハクバ/シリコンブロアーブラシ02

出典:Amazon

価格(税込) 1265円
サイズ 全長約146×直径約53mm
本体重量 約50g
素材 シリコンゴム

カメラやパソコンのキーボードなどに付着したごみやほこりを取り除くためのブラシ付きブロアーですが、コーヒーミルの掃除にもぴったりです。付着したコーヒーの粉をブラシでかき出し、ブロアーでひと吹きするだけできれいになります。

小池美枝子さん.point

エアブラシにはスプレータイプの製品もありますが、使用後にガスのにおいが残りがち。こちらは空気をそのまま送り込むタイプのため、においもなく、使い勝手がいいタイプです。

まとめ

  • すばやくラクにたくさん豆を挽くなら電動タイプ工程を楽しむなら手動タイプのミルを選択
  • コーヒーミルは「サイズや容量」「利用シーンや目的」2つのポイントをチェック
  • 家族で使うなら大きめ、アウトドア用はコンパクトなミルをチョイス
  • 挽いた粉の仕上がりにこだわるなら、細かく挽き目を調整でき、挽きムラが少ないミルを選ぶ
  • コーヒーミルの掃除には専用のブラシブロアーがあると便利

今回は小池さんの監修のもと、コーヒーミルの種類や選び方、お手入れ方法などについて解説しました。

コーヒーミルを購入する際は、何人分のコーヒーを淹れたいのか、必要な「容量」を想定し、自宅で使うのか持ち運びたいのか「利用シーン」を考えましょう。「刃」の形状によっても、挽いた粉の仕上がりが変わってきます。

コーヒーの楽しさの幅を広げてくれるコーヒーミル。手動、電動どちらのタイプにもそれぞれ良さがあります。ぜひあなたにぴったりのコーヒーミルを見つけて、コーヒータイムを楽しんでください。

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