医師転職サイトのおすすめを希望・シーン別に紹介!プロ厳選12サイト

医師転職サイト

目次

「医師の転職サイトは本当に役に立つ?」
「医師の場合、結局人から職場を紹介してもらうのがベストでは?」

一般的な職業では転職サイトによる転職活動が主流ですが、医師の間では「今ひとつ転職サイトの実態がつかめない」という方が多いようです。

そこで、株式会社リクルートメディカルキャリアで代表取締役を務めた雨宮玲於奈さんに、医師転職サイトの基礎知識をはじめ、正しい選び方などについてお話を伺いました。

雨宮玲於奈さんプロフ用

株式会社スマートエージェンシー 代表取締役社長 CEO

雨宮玲於奈さん

医師や薬剤師の人材紹介大手「株式会社リクルートメディカルキャリア」にて代表取締役を務め、医師と医療機関のマッチングに尽力する。
その後リクルートホールディングスやグループ会社の執行役員や取締役を歴任、人材領域で活躍。現在は「株式会社スマートエージェンシー」の代表取締役としてベンチャー企業を中心に営業戦略支援。また同時に複数社の社外取締役・社外監査役を担う。

SELECTorが教える!

医師転職サイトでどんなサービスが受けられる?

医師の転職というと知人の紹介などをイメージするかもしれませんが、医師専門の転職サイトを活用するのも有効な方法です。

 雨宮さん取材-01

転職サイトには、医師のキャリア構築はもちろん、医療業界のトレンドや地元の医療事情などに精通した転職エージェント(コンサルタント)が在籍しています。そんな頼もしい存在が先生方の転職をフルサポートしてくれるのです。

エージェントに「こんな職場に転職したい」「こんな働き方がしたい」と希望を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれます。
さらに有益なアドバイスをしてくれますし、転職先と年収の交渉まで引き受けてくれます。忙しくて転職活動に手が回らない先生方にとって、この上なく頼もしい味方といえるでしょう。

これらのサポートは、知人の紹介や自分一人での転職活動では決して得られない大きなメリットです。
転職サイトを上手に活用すれば、理想の職場が見つかる可能性をグンとアップできるでしょう。

SELECTorが教える!

医師転職サイトは「どんな転職をしたいか」によって使い分ける

医師専門の転職サイトは10社以上存在しています。
何となく大手や有名なサイトを選んでしまいそうですが、各社で大きく特徴や強みが違うので、いい加減に選んではいけません。

「自分がどんな転職をしたいか」、つまり希望やシーンによって使い分ける必要があるのです。それを踏まえたうえで、おすすめ転職サイトをまとめました。

希望・シーン 転職サイト おすすめの理由
病院・クリニックに転職したい エムスリーキャリアエージェント
m3_logo
・医療機関の求人数が多く、質も良い
・全国の求人を保有し、地方の医師にも対応可能
・医師専門の優秀なエージェントが在籍
産業医・製薬など「企業」に転職したい リクルートエージェント
ra_logo
一般企業の求人が豊富で、さまざまな求人を網羅的に紹介可能
民間医局
logo-minkanikyoku
幅広い求人を保有しており、企業求人も豊富
「さんぎょうい」の医師マッチングサービス
logo
産業医に特化しているので専門的なサポートが可能。ノウハウも豊富
一般企業に転職したい リクルートエージェント
ra_logo
・一般職種(業種)の求人が豊富
・求人数、エージェントの能力など総合力が高い
マイナビDOCTOR
md_logo
総合人材紹介大手の強みを生かし、求人の幅が広い
スポットや非常勤で働きたい MRT
mrt_loog
・スポット実績が日本最大レベル
・全国の求人を網羅
民間医局
logo-minkanikyoku
・スポットの求人が豊富
・麻酔科の求人に強い
将来開業したい DtoDコンシェルジュ
dtod_logo
開業支援事業を展開しているので開業のノウハウが豊富。長期的に手厚いサポートが受けられる
専門医を取得したい 民間医局
logo-minkanikyoku
リサーチ能力の高いエージェントが専門医取得の環境が整っているか事前に確認してくれる
リクルートドクターズキャリア
rdc_logo
エージェントに相談したい リクルートドクターズキャリア
rdc_logo
・業界経験豊富なエージェントが在籍
・対面でのキャリア相談も可能

さらに詳しく、それぞれの転職サイトを紹介していきます。

病院・クリニックに転職したいなら

エムスリーキャリアエージェント

m3career

出典:https://agent.m3.com/

公式サイトへ

病院・クリニックを希望するなら、エムスリーキャリアエージェントをおすすめします。
医療機関との関係性が深く、病院の求人数を多く抱えていますし、圧倒的な知名度を誇る医療情報サイト「m3.com」を運営していることで医療機関から厚い信頼を獲得しています。それにより条件の良い求人も必然的に集まってくるのです。

エージェントも優秀で交渉力に優れ、全国区で事業を展開している点も魅力です。

「こんな病院・クリニックで働きたい」と要望を伝えれば、頼りになるエージェントがさまざまな提案をしてくれるでしょう。

産業医・製薬メーカーなど「企業」希望なら

リクルートエージェント

リクルートエージェント

出典:https://www.r-agent.com/

公式サイトへ

医療機関ではなく、製薬メーカーなど企業で働きたい場合は、医師専門の転職サイトにこだわる必要はありません。一般職も紹介可能な総合転職サイトの方が幅広く仕事が探せるでしょう。

特におすすめなのがリクルートエージェント。人材紹介大手のリクルートが展開するサービスで、エージェントの能力も、求人の量もトップクラス。質の高いサービスが期待できるはずです。

民間医局

minkan-ikyoku

出典:https://www.doctor-agent.com/

公式サイトへ

民間医局はとてもバランスの取れた転職サイトで、さまざまな求人をまんべんなく保有しています。製薬メーカーや産業医の紹介も豊富です。

また全国17ヵ所に支社を持っているので、地域の情報に詳しいエージェントとコミュニケーションをとりながら転職活動を進められます。地方の先生も安心して利用できる転職サイトですね。

「さんぎょうい」の医師マッチングサービス

sangyoui

出典:https://www.sangyoui.co.jp/

公式サイトへ

産業医を希望している先生におすすめのサービスです。
「さんぎょうい株式会社」は、企業における社員の健康維持活動を全般的にサポートしている会社です。当然産業医の紹介も得意としており「産業医を希望する医師と企業をマッチングさせる」ことに強みをもち、ノウハウも豊富です。

産業医を希望する先生を、求人の紹介から企業との調整などあらゆる面でサポートしてくれます。

医師のキャリアを生かして一般企業に挑戦したいなら

リクルートエージェント

リクルートエージェント

出典:https://www.r-agent.com/

公式サイトへ

一般企業を希望するなら、医師専門ではなく、総合転職の大手転職サイト、リクルートエージェントをおすすめします。

求人の量と質、そしてエージェントの能力など、総合力に優れたサービスを受けられるでしょう。先生の新たなキャリア構築を支援してくれるはずです。

マイナビDOCTOR

マイナビDOCTOR

出典:https://doctor.mynavi.jp/

公式サイトへ

医師のキャリアを生かして新たなキャリアを描くなら、マイナビDOCTORもおすすめです。
医師転職のノウハウが豊富なエージェントが在籍していますし、人材紹介業の大手であるマイナビグループの力を生かして、さまざまな職種、業種の求人を紹介してくれるでしょう。

スポットや非常勤で働きたいなら

MRT株式会社のスポット検索サービス

MRT株式会社

出典:https://medrt.com/

公式サイトへ

MRT株式会社は、常勤、定期非常勤、スポットなどさまざまな医師紹介サービスを展開しています。
ここで紹介する「スポット検索サービス」は、紹介実績が国内トップクラスです。

リアルタイムで更新される求人情報の中から、科目や希望勤務日、さらには希望給与額で求人を絞って検索可能です。「この日に働きたい」と思ったときに気軽に利用できるでしょう。

対応地域は都市部のみならず地方全域を網羅しているので、日本全国の医師におすすめできます。
3万人以上の医師が登録していることからも、信頼性と質の高さがうかがえますね。

民間医局

minkan-ikyoku

出典:https://www.doctor-agent.com/

公式サイトへ

民間医局は総合力が高く、さまざまな働き方の求人をバランスよく保有しています。
もちろんスポットにも強く、勤務地や時間帯の希望はもちろんのこと、「宿泊費支給」などのこだわり条件で求人を検索可能です。

また、民間医局で注目したいのが麻酔科の案件紹介に強いという点です。いくつかの医療機関でスポット勤務というケースのある麻酔科の先生は、ぜひ活用したいサービスといえるでしょう。

将来開業したいと考えているなら

DtoDコンシェルジュ

DtoDコンシェルジュ

出典:https://www.dtod.ne.jp/

公式サイトへ

開業を予定している先生には、DtoDコンシェルジュをおすすめします。
運営会社の総合メディカルは、転職支援事業のみならず「医師の開業支援事業」を展開しているので開業に関するあらゆるノウハウを有しています

開業を念頭に置いた転職をしたいと伝えれば、必要なノウハウやスキルを学べる求人を紹介してくれるでしょう。

専門医の取得を目指せる職場に転職したいなら

リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリア

出典:https://www.recruit-dc.co.jp/

公式サイトへ

専門医の取得を目指して転職するなら、本当にその職場で専門のスキルを学べるのか、指導医が在籍しているのか、といった「実態」の事前把握が重要です。

そこで頼りになるのが、リクルートドクターズキャリアのエージェント。
総合力が高いのはもちろんですが、職場の実態を把握するリサーチ力はかなりのものです。入職後に後悔しないためにも、リクルートドクターズキャリアのエージェントに相談することをおすすめします。

民間医局

minkan-ikyoku

出典:https://www.doctor-agent.com/

公式サイトへ

民間医局もエージェントの能力が高く、専門医を取得したいという先生を全面的にバックアップしてくれます。

本当に専門医を取得できる環境が整っているか、プロの目でリサーチしてくれますし、豊富な求人の中からベストな選択肢を提示してくれるでしょう。

エージェントにキャリアプランを相談したいなら

リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリア

出典:https://www.recruit-dc.co.jp/

公式サイトへ

エージェントは求人を紹介する役割ではありますが、同時に先生のキャリア構築をサポートする相談役でもあります。
「まず相談をしてみたい」「キャリアについて聞いてほしい」という先生には、業界経験豊富なエージェントが多く在籍しているリクルートドクターズキャリアをおすすめします。

多くの医師から相談を受け、キャリア構築の後押しをしてきたエージェントだからこそ、先生の話にしっかり耳を傾け、今後のキャリアについて適切なアドバイスをしてくれるでしょう。
原則、対面でじっくり話をできるのも魅力です。

SELECTorが教える!

医師転職サイトを使えばこんなメリットが

続いては、転職サイトの具体的なメリットを紹介します。「こんなことまでしてくれるの?」と驚くようなメリットもあるかもしれません。

医師転職サイトを利用するメリット

  • 豊富な求人から条件に合った求人を紹介してくれる
  • 応募から面接の日程調整まで面倒な手続きをおまかせできる
  • 履歴書などの書類作成をサポート・添削してくれる
  • 求人情報からは見えない職場の実態を教えてくれる
  • 年収など待遇面を交渉してくれる
  • 豊富な経験をもつエージェントが最適なキャリアを支援してくれる
  • トライアル(お試し)勤務可能な求人を紹介してくれる

豊富な求人から条件に合った求人を紹介してくれる

転職サイトは豊富な求人を保有していますので、エージェントに希望条件を伝えれば、それに合致、もしくは近い求人を紹介してくれるでしょう。
例えばエムスリーキャリアエージェントの保有求人数は、絞り込みなしで約1万3千件を誇ります(2020年12月現在)。

求人が多ければ選択肢が増え、理想の職場に巡り合える可能性も飛躍的に高まるはず。

病院やクリニックといった職場の希望はもちろん、年収などの待遇面も遠慮なくエージェントに伝えてください。
先生は「希望を伝えるだけ」で、あとはエージェントが動いてくれますので、忙しい先生にはもってこいのサービスといえるでしょう。

雨宮さん取材-02

応募から面接の日程調整まで面倒な手続きをおまかせできる

自分一人で転職活動をする場合、応募や面接の日程調整などの面倒ごとも自分で対応することになります。

一方で転職サイトを活用すれば、エージェントがこれらを一手に引き受けてくれます。先生に優秀な秘書がついてくれるようなイメージですね。
転職活動にかかる手間を格段に減らせるでしょう。

履歴書などの書類作成をサポート・添削してくれる

「転職したいけど応募書類をまとめるのが苦手なんだよな……」という先生にうれしいのがこのサービスです。

エージェントは応募先の医療機関・企業の採用担当者が「どんな医師を欲しがっているか」を熟知していますから、それに合わせて先生の経験を可視化し、応募先に合わせて的確なアドバイス・対応をしてくれます。

それにより、理想的な環境・業務内容の職場に転職でき、さらに入職後のキャリアアップの実現へとつながるでしょう。

求人情報からは見えない職場の実態を教えてくれる

入職前に聞いていた待遇・条件と、入職してからの実態がかけ離れているというケースはわりと多いものです。

具体的な例では「専門医の取得ができる」と聞いたから入職したけれど、実際は忙しさに追われてそれどころではなかったというケースもあるようです。

エージェントは職場の実態についても詳しく把握しており、その医療機関・企業のリアルを知っています。もちろんその情報を先生にも教えてくれるので「転職前後のギャップ」が解消され、失敗のリスクを格段に減らせるのです。

年収など待遇面を交渉してくれる

これはとても価値のあるサポートといえます。
年収交渉というのはなかなか切り出しにくいものですし、交渉にはテクニックが必要です。「自信がある」という先生は少ないのではないでしょうか。

転職サイトのエージェントは交渉のプロでもあり、先生の経歴や能力をしっかり医療機関側にアピールして、より高い年収額を引き出してくれるでしょう。
もちろん絶対ではありませんが、エージェントにまかせてみる価値が十分にあるのは間違いありません。

もちろん年収だけではなく、勤務形態などについても希望があればエージェントに伝えて、より希望に合う条件で交渉してもらいましょう。

豊富な経験をもつエージェントが最適なキャリアを支援してくれる

エージェントはただ求人を紹介し、医療機関側とやりとりをするだけではありません。
医師が医療のプロであるように、エージェントは転職マッチングのプロフェッショナルです。

「今後どんなキャリアを積んでいくべきか」「自分にはどんな仕事が向いているのか」といった相談にしっかり向き合い、豊富な経験を生かして真剣に答えてくれます。

エージェントとの出会いが、今後の医師人生が好転する大きなきっかけになるかもしれませんよ。

トライアル(お試し)勤務可能な求人を紹介してくれる

「正式に入職する前に、“お試し”で働いてみたい」と考えたことはありませんか?
転職サイトによってはそんな希望にも対応可能です。

具体的に言いますと、まず非常勤で働くことで「職場を試してみる」という形になります。非常勤で職場の雰囲気や勤務実態をしっかり把握し、問題がなければ常勤として正式に入職しましょう。
これらのプロセスを踏めば、転職後のミスマッチも起こりにくいはずです。

SELECTorが教える!

医師転職サイトには意外なデメリットも?

転職サイトには多くのメリットがある一方で、デメリットがあることもお伝えしなければなりません。

転職サイトの活用前にデメリットについてもしっかり把握し「自分がそれを許容できるか」について判断しておきましょう

医師転職サイトを利用するデメリット

  • 相性の悪いエージェントに当たってしまう可能性も
  • 良くも悪くもエージェントの能力に左右されてしまう
  • 転職を急かされてしまう可能性も
  • 医師の希望より「契約報酬の良さ」を優先してしまうエージェントも

相性の悪いエージェントに当たってしまう可能性も

エージェントは医師転職のプロではありますが、人間である以上「相性」の問題が生じる可能性があります。「優秀ではあるけど、何となく合わないな」というタイプもいるかもしれません。

転職は人生の重要な岐路だからこそ、エージェントとの信頼関係は非常に重要なポイントなのです。

もし相性が良くないエージェントが担当になってしまったら、遠慮なく担当者の変更を申し出ましょう。直接は言いにくいでしょうから、転職サイトの問い合わせフォームから連絡するといった形でも問題ありません。

雨宮さん取材-03

良くも悪くもエージェントの能力に左右されてしまう

エージェント一人ひとりに能力差があるのもまた事実です。先生へのヒアリングからしっかりと希望をくみとる力、条件に合った求人を探し、紹介する力、医療機関側と交渉する力など、さまざまな要素で差があるものです。

もし優秀でないエージェントに当たってしまった場合、転職活動に影響が出てしまう可能性もあります。
初回面談や、それ以降のやり取りでサポートのレベルに違和感があったら、早めに担当者変更を申し出るか、他の転職サイトを利用しましょう。

転職を急かされてしまう可能性も

エージェントによっては「成果」を急ぐあまり、連絡のペースが早すぎたり、特定の求人をゴリ押ししてきたり、といったタイプもいるようです。

急ぎの転職であれば問題ありませんが、「じっくり求人を吟味したい」と考えている先生にとっては、エージェントとのスピード感のズレがストレスになってしまうことも。

対策としては、急ぎの転職でないことや、連絡頻度の希望などを伝えましょう。対応を変えてくれるはずです。

特別な事情がないかぎり、転職は急ぎすぎると良い結果をもたらしません。じっくりと進めるべきです。

医師の希望より「契約報酬の良さ」を優先してしまうエージェントも

転職サイト(エージェント)は、医師と医療機関をマッチングさせて、医療機関側から報酬を得るビジネスモデルです。

求職者である先生はいっさいお金を支払う必要がありませんが、その構造は「エージェントが高い人材紹介料(報酬)を得られる職場を紹介してくる」というリスクもはらんでいます。
万が一エージェントがこちらの希望を聞いてくれず、特定の求人をゴリ押ししてくるという不自然な行動があったら要注意です。「なぜ、この求人をおすすめしてくるのか」という背景を理解し、納得したうえで進めたいところです。

とはいえ大多数のエージェントは、先生の希望どおりの職場を紹介し、転職後にイキイキと働けるようサポートすることを信条としています。安心してください。

SELECTorが教える!

転職に失敗した3人の医師。失敗回避の方法とは

転職は誰でも理想的な職場を求めるものですが、転職後に「最初に聞いてた話と違う!」「転職なんてしなければよかった……」とため息をつく医師が多いのも事実です。

ここでは、実際に転職に失敗してしまった3人の医師のケースを紹介します。よくある失敗ケースなので、同じ失敗を繰り返さないための参考にしてください。

雨宮さん取材-04

転職先の財政状況が悪く……40代 男性 Aさんのケース

ある人材紹介会社から求人を紹介してもらいました。提示された条件もとても良く、納得して入職したのですが、いざ働き出してみると医療機関の財政状況がかなり悪いことがわかりました。当然、当初の年収提示額には届かず、「聞いていた話と全然違う」という状態に落胆し、結果的に短期での退職を余儀なくされました。

失敗を回避するには?

医療機関の財政状況は、外からはなかなか見えにくいものです。入職前後のギャップをなくすには、とにかく「確認」が重要。何となくの口約束ではなく、しっかりと明確な確認をすべきです。

エージェントを活用すれば、医療機関の財政状況などの内情を把握していますし、より精度の高い「確認」作業を代行してくれるでしょう。

おすすめの転職サイト

医療機関の内情をしっかり把握し、総合力のあるエージェントがそろっているエムスリーキャリアエージェントがおすすめです。

エムスリーキャリアエージェント

m3career

出典:https://agent.m3.com/

公式サイトへ

専門医のスキルを習得できると聞いていたのに……30代 男性 Bさんのケース

ある専門医の取得を希望して求人を探した結果、その専門医についての知識をしっかり習得できるという病院が見つかりました。
勤務を通じて、その病院ならではの学びやスキルも得られそうだったので入職したのですが、実際は違いました。当初説明を受けていた仕事はあまりできず、それ以外の仕事が大半で……。何のために転職したのかと途方に暮れています。

失敗を回避するには?

こちらもAさんのパターンと同様、入社前後のギャップによる失敗ですね。

やはり事前の確認がすべてといえそうです。医療機関側で本当に専門医取得の学びが得られるのか、指導役の医師が存在するのか念入りに確認する必要があります。とにかく実態の把握が大事です。

おすすめの転職サイト

医療機関側の実態だけでなく、転職した後にどのような勤務をするのか、しっかりと確認してくれる手厚いサポート力をもつエージェントがいるリクルートドクターズキャリアと民間医局をおすすめします。

リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリア

出典:https://www.recruit-dc.co.jp/

公式サイトへ

民間医局

minkan-ikyoku

出典:https://www.doctor-agent.com/

公式サイトへ

ヘルプの異動先で想定外の激務をまかされ……50代 男性 Cさんのケース

ある病院に入職したのですが、その医療機関グループで新たな医療法人が設立されました。 それにともなって新規施設へのヘルプ異動になってしまいました。私としては想定外のことであり、今では激務にあえぐ毎日です。近いうちに転職したいと考えています。

失敗を回避するには?

入職前に、実際どんな働き方をするのか、異動の可能性はあるのか、しっかり確認する必要がありましたね。現時点で異動の可能性がなくても、今後の見通しなどまでしっかり確認すべきです。

おすすめの転職サイト

医療機関の今後の展望などをしっかり情報収集できるエージェントがいれば、事前に「異動のリスクがある」といった情報を得られたはず。

だからこそ情報収集力に優れたエージェントが在籍しているMRTがおすすめです。MRTは、非常勤とスポット勤務のマッチング数では日本最大級です。実績があるからこそ、MRTは他社よりも「今現在の職場環境がどうなのか」という瞬間的な職場環境の把握が可能なのです。

MRT株式会社のスポット検索サービス

MRT株式会社

出典:https://medrt.com/

公式サイトへ

【まとめ】失敗体験談から見えてきたこと

3人の失敗談に共通するのは、とにかく「事前の確認が足りなかった」という点。「本当にこの条件で働けるのか」についてしっかりと確認しておく必要があるのです。「言った言わない」のトラブルを避けるためにも書面などで確認できれば理想的ですね。

それに付随して「事前の情報収集」もとても大事になってきます。これに関しては先生だけでは限界がありますから、医療機関側の内情を把握している転職サイトを有効に活用すべきです。

SELECTorが教える!

医師転職のギモンに答えます(Q&A集)

転職は人生で何度も経験するものではありませんから、わからないこと、見えてこないことが多いはず。そこで、実際に転職エージェントが先生方からよく聞かれる疑問を集めましたので、お答えしていきます。

転職サイトについて

Q. 転職サイトの利用が誰かにバレてしまうのでは?

A.「転職活動をしていることが上司や同僚に知られたらマズい!」という先生方も多いことでしょう。
そこはご安心ください。人材紹介のエージェントはプライバシーマークを取得している企業が一般的ですし、組織の慣習として徹底した情報管理教育がなされています。

エージェントは、先生方が「転職活動がバレることを不安に感じている」ことを重々承知しているのでなおさらです。もし担当のエージェントが、先生が現在働いている職場と取引があるとしても、絶対に先生個人の話を医療機関側に漏らすことはありません

また、あえて担当の先生が所属している病院・クリニックへの連絡をさせないようオペレーションを分けて運用している会社もあります。
どうしても心配だという場合は、エージェントに守秘を徹底するよう伝えておきましょう。

Q. 転職サイトはどれくらいお金がかかる?

A. 結論から言いますと、求職者である先生にはまったくお金がかかりません
人材紹介会社は厚生労働省の許認可事業(有料職業紹介事業者)で、採用する医療機関側から成果報酬を受け取るビジネスモデルであるためです。

Q. 専門医を取得したいけれど、指導医がいる医療機関を紹介してくれる?

A. 転職によって専門医を取得したい場合は、エージェントに希望を伝えましょう。

指導医が在籍している医療機関や、取得実績のある医療機関を紹介してくれるはずです。
失敗体験談でも紹介しましたが「最初の話と違う!」とならないよう、本当に専門医を取得できる環境なのかどうかしっかり確認しておきましょう。

Q. 将来開業したいけれど、開業ノウハウを得られる医療機関を紹介してくれる?

A. 将来的に開業を考えている場合、勤務を通じてさまざまなノウハウを獲得したいもの。
その要望をエージェントに伝えれば、最適な医療機関を紹介してくれるはずです。
開業において何が必要なのか見えていない場合でも、まずはエージェントに相談してみましょう。

医師の転職全般について

Q. 転職の際、転職回数や就業期間がネックになる?注意点は?

A. 一般的な職業では、転職を繰り返していると「何か問題があるのではないか」と企業側から警戒され、選考で不利になるものです。

一方の医師に関しては、転職の回数によって選考が不利になるケースはあまりないようです。特に民間の医療機関を中心に活躍している医師ならば3、4回以上の転職も珍しくありませんし、それが選考に悪い影響をもたらす可能性は低いでしょう。

理由としては地域偏在、科目偏在といった医師不足が挙げられます。また、さまざまな医療機関で多くの症例を経験し、専門医として特定の分野に精通した医師、もしくはゼネラリストとして地域医療を包括してカバーできる医師などはむしろ優遇されるはずです。

とはいえ、これらの話は全ての医師に当てはまるわけではありません。エージェントにしっかり相談するなどして万全の体制で転職活動に臨みましょう。

Q. 医師が転職するきっかけやタイミングは?

A. 医師が転職するきっかけ、つまり「転職理由」にはさまざまなパターンがあります。
例えば年収を上げたい、キャリアアップ(チェンジ)をしたい、業務的な負荷や待遇への不満がある、などがおもなパターンでしょう。人間関係という方も珍しくありません。女性の先生であれば、妊娠や出産などのライフイベントも挙げられます。

いずれの理由だとしても、転職を考えたときに大事なのは「今の職場で本当にこれらの理由(問題)が解決できないか」という視点です。解決の糸口がどうしても掴めないようであれば転職を本格的に考え、新天地に活路を見出しましょう。

また、昨今のコロナ禍によってキャリアチェンジや転職など、大きな変化を求めている先生もいるかもしれません。その場合は一度冷静になり、あせらずに足元を見つめ直すべきです。
自身のキャリアをどう構築していくかという原点に立ち返って判断しましょう。

Q. 医局を円満に退局するには?話の進め方は?

A.「所属する医局を退局したい」「現在所属する病院を退職したい」と思っても、話を切り出せずいつまでも辞められない……。そんな医師は多いものです。

まずは辞めたい理由を明確にし、「○○に挑戦したいから退局する」「今後のキャリアを考えると退局以外にない」など、医師としての生涯を見据えたキャリアプランをもつことです。

とはいえ、転職はなかなか勇気のいる意思決定ですから、転職サイトのエージェントにサポートしてもらうのも有効な手段です。
伝え方のコツやタイミングなど、後腐れが起こらない円満退職のためのアドバイスをしてくれるでしょう。

Q. 臨床から自由診療へ転身する理由やタイミングは?

A. 美容整形やレーシックなど多岐にわたる自由診療。医師にとって保険診療から自由診療へと転身する最大の魅力は年収の高さではないでしょうか。2000万円を超えるケースも珍しくありません。

また自由診療は勤務形態の自由度が高いケースが比較的多く、プライベートの時間などを確保しやすいという点も魅力のようです。

医師としてのキャリアは臨床医であり続けることが一般的ではありますが、今や自由診療にも先生が活躍できるキャリアはたくさん存在します

いずれにしても大きなキャリアチェンジといえるので、年収の高さだけにとらわれず「やりがい」なども考慮して慎重に考えたいところですね。

雨宮さん取材-05

【まとめ】転職に悩む先生方へ

転職は、医師にとって大きな人生の岐路です。
だからこそ悩みや不安も大きいものでしょう。そんなとき、一人で抱え込まずに転職サイトのエージェントに相談してください。

登録の前に、この記事で紹介した転職サイトの選び方を参考にしていただければと思います。
転職サイトのエージェントは、先生の転職を力強くサポートしてくれるでしょう。上手に活用して、理想のキャリアを描ける転職先を見つけてくださいね。

TOP