フリーランス専門エージェントおすすめ7選|専門家が実体験から比較

フリーランス 転職 おすすめ7選

「フリーランス専門エージェントについて知りたい」
「フリーランスになりたいけど収入が不安定なのが心配」

フリーランスになるとスケジュールの裁量が大きい反面、収入が不安定になるため仕事の依頼をしてくれる取引先が必要です。そんなときに活用したいのがフリーランス専門エージェント。フリーランスの方を対象に仕事の斡旋(あっせん)を行う企業です。

フリーエンジニアで成功するためにやるべき54のこと』という著書があり、 自身もフリーランスエンジニアである斎藤さんに、エージェントの仕組みや、おすすめのエージェントについてお聞きしました。

斎藤和明さん プロフィール

株式会社ラブサバイバー

斎藤和明さん

大学卒業後、IT企業に就職。心療内科からうつ病と診断され「現状を変えたい」との思いから、会社員をしながらお笑い芸人となる。ライブ活動を行う過程でうつ病を克服。結婚、妻の出産を機にお笑い芸人活動は引退。2017年人材派遣会社に就職。IT部門の立ち上げを経験し、歴代最速・最年少でIT部門マネージャーに就任。自社や他社の新入社員研修を行いつつ、営業および人事も兼任。19年にフリーエンジニアとして独立。

フリーランス専門エージェントとは

フリーランス専門エージェントは、エンジニアやデザイナーなどのフリーランスの方に、人材を募集している企業の案件を紹介します。

フリーランス専門エージェントの仕組みや、利用するメリットや注意点について説明します。

斎藤さん フリーランス専門エージェントについて

フリーランス専門エージェントの仕組み

フリーランス専門エージェントとフリーランスとの間に雇用関係はありません。フリーランスと参画する案件をもつ企業との間で契約が決まったら、エージェントが企業から報酬を得る仕組みです。

エージェントを利用する場合、以下のような流れになります。

<エージェントを利用するときの流れ>

  1. サービスに登録
  2. 面談でエージェントの担当者に勤務条件の希望を伝え、案件を紹介してもらう
  3. 興味のある案件があればエージェントの担当者に伝え、企業との面接に臨む
  4. 企業と契約を結ぶ

企業との契約は3ヶ月が一般的ですが、案件によっては1ヶ月や半年のこともあります。

また、最近では「プロ契約」を導入するエージェントもあります。(各社により呼び名は異なります)

プロ契約とは

プロ契約とは、案件をもつ企業に対して、フリーランスの方とエージェントが共同で契約をするという契約形態です。1年など長期間の案件への参画をエージェントと約束する代わりに、フリーランスの方はその期間に他のエージェントを利用できない、など一定の縛りがあります

また、プロジェクト参画後に、プロジェクトにメンバー増員ができるように、企業側に働きかけるリーダーの役割を求められることも。その場合はメンバーの参画が決まると、案件の単価が上がるなどのインセンティブがあります。

フリーランスの方にとっては、長期案件が保証されるので収入が安定するメリットがある一方、一定期間別の案件に移れないというデメリットもあります。

プロ契約に向いているのは以下のような人です。

  • スキルに自信がある
  • 長期的にプロジェクトに携わりたい
  • 案件を全うする責任感がある

後ほど紹介する『PE-BANK』『TIME TICKET Pro』などのエージェントはこうした契約形態をとっています。

フリーランス専門エージェントを利用するメリット

フリーランス専門エージェントを利用するメリットは以下のとおりです。

  1. 営業活動を代わりにしてもらえる
  2. エージェント経由でしか取引できない企業の案件と出合える
  3. 自分の市場価値を測れる
  4. 単価の交渉ができる

1. 営業活動を代わりにしてもらえる

フリーランス専門エージェントを利用する最大のメリットは、エージェント担当者があなたの営業活動をしてくれることです。

会社員のときに営業担当者が案件を獲得してきたように、フリーランス専門エージェントはあなたの代わりに営業活動をしてくれます。しかも登録しておけば、複数社の担当が営業活動をしてくれるので、より多くの選択肢から案件を選べます。

2. エージェント経由でしか取引できない企業の案件と出合える

企業が見知らぬ個人に仕事を依頼することはほとんどありません。フリーランス専門エージェントを利用することで、自分一人の営業活動ではたどりつけない案件に出合えます

3. 自分の市場価値を測れる

フリーランス専門エージェントから提示される案件の単価は、いわばあなたのスキルの市場価値です。市場価値を知ることで、思っていた以上に市場価値が高いと自信をもてたり、価値を上げるにはどんなスキルを磨くべきかという視点をもつキッカケになったりします。

4. 単価の交渉ができる

フリーランス専門エージェントが、フリーランスの方と企業との間に入って交渉してくれるので単価について希望を言いやすく、交渉次第で単価を上げることも可能です。

会社員からフリーランスになりたての頃は相場感がわからず、希望月収を会社員時代の月額給料プラス10万円くらいで希望する人が多いですが、実際の相場はさらに高いことも。

まずは、案件をWeb上で公開しているフリーランス専門エージェントのサイトなどで、自分のスキルに近い案件の相場を知っておきましょう。

フリーランス専門エージェントを利用する際の3つの注意点

フリーランス専門エージェントを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

斎藤さん フリーランス専門エージェント 3つの注意点
  1. 長期案件がいいとは限らない
  2. 商流の浅い案件がいいとは限らない
  3. 単価の高い案件には理由がある

1. 長期案件がいいとは限らない

企業との契約は3ヶ月が一般的ですが、案件によっては1ヶ月や半年のこともあります。収入の安定を考えると長期案件がいいように思いますが、そうとも限りません。

長期案件は最初に決めた単価からアップするのが難しいですが、短期案件は契約更新のタイミングで単価の交渉がしやすいです。そして、他に良い案件があったときにも、1ヶ月単位の契約であれば、次の契約更新のタイミングで終了したいという申し出がしやすいです。

長期・短期のどちらを好むかは個人差がありますので、自分に合った契約期間の案件を選ぶようにしましょう。

2. 商流の浅い案件がいいとは限らない

エンド企業との直接取引などの商流が浅い案件は、間に入る企業が少ないため案件の単価は高い傾向があります。そのため、商流は浅いほうがいいように思いますが、実は商流が深い案件にも良さがあります

商流が深いとエンドの企業との距離が離れているので、フリーランスの方が要望を伝えやすいです。私の場合は掛け持ちで案件に参画しているときや、メインにしたい案件の合間に働くときは、あえて商流が深い案件を選ぶこともあります。

3. 単価の高い案件には理由がある

単価が高い案件にはひかれますが、高いのにはそれなりの理由があります。例えば、官公庁や金融系などの案件でテレワークの対応が難しかったりすることも。

個人的には、企業に常駐する案件だと時間の制約がありますし、掛け持ちがしにくいのでフリーランスとしてのうまみが少ないと思っています。テレワークが可能な案件かはきちんと確認しておきましょう。

フリーランス専門エージェントの選び方・活用方法

ここからは、フリーランス専門エージェントを選ぶポイントや活用方法を説明します。

フリーランス専門エージェントの選び方

  1. 自分のスキルに合う案件があるか、単価の相場をチェック
  2. 参画時に受けられるサービスを確認する
  3. 支払いサイトを確認する

1. 自分のスキルに合う案件があるか、単価の相場をチェック

フリーランス専門エージェントの多くは、Web上で案件を公開しています。自分のスキルに近い案件がどのくらいあるかチェックして、単価の相場を確認しましょう。同じような経験を求める案件でも、単価に違いがあったりします。

単価については、大手のエージェントのほうがエンドの企業に近く、案件の単価が高い傾向があります。また、マージン率は一般的には30%ほどといわれていますが、マージン率を公開している企業は10%台に抑えているため、フリーランスが受け取る単価が高い傾向があります。

2. 参画時に受けられるサービスを確認する

プロジェクト参画時に受けられるサービスを用意しているエージェントもあります。税理士の紹介や確定申告の代行サポートなどは、はじめて確定申告をする人には心強いサービスです。 めずらしいものとして、PE-BANK(ピーイーバンク)というエージェントはフリーランスエンジニア専用のクレジットカードを発行しています。 こうしたサービスはエージェントによって違いますので、比較してみましょう。

3. 支払いサイトを確認する

支払いサイトとは、働いた分の報酬が支給されるタイミングのことです。一般的には当月末締めの翌月末払いが多いですが、エージェントや案件によっても違いがあります。レバテックフリーランスは当月末締めの翌月15日払いと早いです。

プロジェクトに参画して、最初の報酬を受け取れるタイミングがいつなのかは確認しておきましょう。支払いサイトをWebサイトに明記しているエージェントもありますが、情報が掲載されていない場合もあるので、その場合は面談時に聞いてみるといいでしょう。

フリーランス専門エージェントの活用方法

  1. 大手2社、中小1~2社に登録する
  2. メルマガで案件情報を収集

1. 大手2社、中小1~2社に登録する

大手だけでなく中小のフリーランス専門エージェントも活用しましょう。中小エージェントの案件は単価が安い傾向がありますが、親身に相談に乗ってもらえたり、メッセンジャーやLINEなどで連絡がスピーディーに取りやすかったりします。

フリーランス専門エージェントは複数の会社に登録することが可能です。それぞれの会社によって得意領域や案件に違いがあるので、大手2社、中小1~2社くらいのバランスで登録しておくのがおすすめです。

その理由はタイミングによって、自分に合う案件がすぐに見つかるとは限らないからです。私の例では、対面での研修事業を自分の会社で準備をしていたときにコロナ禍となり、事業を進めることが難しくなってしまいました。

そのため、急きょ案件を探す必要があったのですが、複数社に登録していたために案件を迅速に見つけられて、非常に助かりました。

2. メルマガで案件情報を収集

フリーランス専門エージェントに登録すると、メルマガなどで案件の情報を定期的に配信してくれる場合があります。参画している案件があるときにも、他の案件情報を知ることができるので、メルマガをチェックしておきましょう。

専門家が選ぶ!フリーランス専門エージェント7選

斎藤さん フリーランス専門エージェント おすすめ

フリーランス専門エージェントは、大手2社、中小1~2社に登録しておくと、安定的に案件を獲得しやすいです。

大手のフリーランス専門エージェントでおすすめするのは以下の3社です。

大手のフリーランス専用エージェント3選

エージェント名 ロゴ 特徴 公式サイト
レバテックフリーランス レバテックフリーランス ロゴ 案件数が多く、参画時のサービスが充実している 詳細を見る
ITプロパートナーズ itpropartners.logo 週2~3日稼働の案件が多く、掛け持ちしやすい 詳細を見る
i-common tech アイコモンテック ロゴ 商流の深い案件も揃えている 詳細を見る

【大手】案件数が多く、福利厚生が充実しているレバテックフリーランス

レバテックフリーランス バナー

出典:https://freelance.levtech.jp/

<おすすめポイント>

  • 累計契約社数5000社以上、常時紹介可能案件数4000件と案件数が多い
  • 福利厚生が充実していて、支払いサイトも15日と早い
マージン率 非公開
支払いサイト 当月末締め、翌月15日払い
案件参画中のサービス ・税理士紹介や確定申告セミナー
・引っ越し、結婚、出産、住宅購入のお祝いあり
・レンタルサーバー、オンライン学習サービス無料
・人間ドックやスポーツジムなどの優待
・レストラン、映画鑑賞、旅行割引
公開案件数                  
ITコンサルタント 172件
データサイエンティスト 193件
ネットワークエンジニア 1063件
インフラエンジニア 4592件
テクニカルサポート 196件
フロントエンドエンジニア 768件
アプリケーションエンジニア 1442件
サーバーエンジニア 2160件
セキュリティエンジニア 196件
データベースエンジニア 781件
テストエンジニア 615件
社内SE 240件

※2021年8月時点

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Web上に案件が多く掲載されているので、自分で案件を探しやすいです。登録後に紹介される案件数も多いです。ただし、面接からの通過率はそこまで高くない印象があるので、選考は少しシビアなのではと予測しています。大手の案件が多い傾向があります。

【大手】週2~3日稼働の案件が多く、掛け持ちしやすいITプロパートナーズ

出典:https://itpropartners.com/

<おすすめポイント>

  • 週2~3日の案件が多く、フレキシブルに働ける
  • 案件を掛け持ちしたい人におすすめ
マージン率 非公開
支払いサイト 当月末締め翌月20日支払い
案件参画中のサービス ・確定申告代行の優待
・FPや税理士に相談できる
公開案件数      
エンジニア 3115件
デザイナー 449件
マーケター 251件
プロデューサー 224件

※2021年8月時点

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斎藤和明さん プロフィール


案件数が多く、案件情報のメールが定期的に配信されてきます。そのため、他の案件に参画しているときも案件の情報収集ができ、希望する案件があったときに連絡できます。週1~2日稼働の案件も多く、掛け持ちしやすいことも特徴です。大手や直請けの案件が多いです。

【⼤⼿】商流が深い案件もそろえており、フリーランスになりたての⼈におすすめi-common tech(アイコモンテック)

出典:https://i-common-tech.jp/

<おすすめポイント>

  • 人材業界大手のパーソルキャリアが運営
  • フリーランスのITエンジニアに特化したサービス
マージン率 非公開
支払いサイト 当月末締めの翌月末日払い(原則)
案件参画中のサービス 不明
公開案件数                    
WEB系エンジニア 65件
業務系システムエンジニア 18件
モバイルアプリエンジニア 7件
データサイエンティスト 9件
機械学習エンジニア 5件
ゲームエンジニア 6件
SREエンジニア 5件
クラウドエンジニア 9件
インフラエンジニア 20件
PM/PMO 18件
ITコンサルタント 9件
社内SE 5件
WEBデザイナー/WEBディレクター 6件

※2021年8月時点

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エンド企業との間に何社か入っている案件も揃えている印象です。商流が深いと単価が安い傾向がありますが、エンド企業からの要望が直接入ってきにくいです。そのため、はじめてフリーランスになった人は、様子を見るために商流が深い案件に入るのも一つの方法です。

中小のフリーランス専用エージェント4選

エージェント名 ロゴ 特徴 公式サイト
PE-BANK PEBANK ロゴ マージン率公開。長く契約するほど、エンジニアの報酬が増える 詳細を見る
TIME TICKET Pro TIME TICKET Pro ロゴ マージン率公開。新規事業で熱意のある担当者が多い 詳細を見る
シェアリ株式会社 シェアリ株式会社 ロゴ 経営陣との距離が近く、法人化を目指すエンジニアにおすすめ 詳細を見る
Tech Biz フリーランス テックビズ ロゴ 税務関係のサポートが充実。交流会が活発に行われている 詳細を見る

【中小】マージン率公開。長く契約するほど、エンジニアの報酬が増えるPE-BANK(ピーイーバンク)

出典:https://pe-bank.jp/

<おすすめポイント>

  • マージン率を公開していて、長く働くほど報酬が増える仕組み
  • 契約エンジニアだけが加入できるクレジットカードがあるなど福利厚生が充実
マージン率 報酬受け取り回数により異なります
1〜12回は12%
13〜24回は10%
25回以上は8%
支払いサイト 主に締日から40日もしくは70日後
案件参画中のサービス ・確定申告のサポート
・IT資格取得支援やITセミナー受講支援
・定期健康診断サポート
・フィットネスクラブ利用の補助
・国内初(※)のフリーランスエンジニア専用「Pe-BANK VISAカード」(※2018年11月自社調べ)
公開案件数        
Webアプリ開発 889件
業務アプリ開発 920件
インフラ/運用/基盤系 309件
PM/PMO/コンサル等 84件
汎用機系 22件
組込系/制御系 95件

※2021年8月時点

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クライアントからの受注単価がオープンになっていて、高単価の案件が多い印象があります。基本的にプロ契約になるので、長期で契約をするケースが多いです。PE共済会という独自の共済会があり、病気やケガなどの入院時に医療費が給付されます。

【中小】マージン率公開。新規事業で熱意のある担当者が多いTIME TICKET Pro

出典:https://tech.timeticket.jp/

<おすすめポイント>

  • エンジニアとデザイナーの案件を扱っている
  • マージン率が公開されていて(11〜16%)透明性が高い
マージン率 11〜16%
支払いサイト 当月末締め、翌月末払い(原則)
案件参画中のサービス ZenPay(前払いサービス)
公開案件数            
サーバサイドエンジニア 48件
フロントエンドエンジニア 33件
バックエンドエンジニア 38件
フルスタックエンジニア 5件
アプリケーションエンジニア 71件
ソフトウェアエンジニア 6件
Webデザイナー 12件
UI/UXデザイナー 18件
Webディレクター 9件

※2021年8月時点

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個人の時間を売買するサービス『Time Ticket』の新規事業です。キーマンになるエンジニアを探していて、エンジニアの獲得に積極的です。熱意のある担当者が多く、今後伸びてきそうなサービスです。

【中小】経営陣との距離が近く、法人化を目指すエンジニアにおすすめシェアリ株式会社

出典:https://share-re.co.jp/share-re-project/

<おすすめポイント>

  • 社長とのランチやイベントなどがあり、経営層との距離が近い
  • 法人化を目指しているエンジニアから刺激をもらえる
マージン率 非公開
支払いサイト 当月末締め、翌々月25日払い(原則)
案件参画中のサービス ・都内の住宅手当
・資格手当
・待機保証(1ヶ月間)
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私がフリーのエンジニアになるキッカケとなった企業です。IT事業以外にもさまざまな新規事業を立ち上げているので、将来的に法人化を考えていたり、他の事業の立ち上げも視野に入れていたりする方には学びのある環境だと思います。

【中小】税務関係のサポートが充実。交流会が活発に行われているTech Biz(テックビズ)フリーランス

出典:https://freelance.techbiz.co.jp/

<おすすめポイント>

  • 開業届から記帳代行、確定申告まで実質無料でフルサポート
  • 支払いのタイミングが早い
マージン率 非公開
支払いサイト 月末締め翌月20日払い(即日払いも応相談)
案件参画中のサービス ・参画中は実質無料で税務サポート
・Udemy、TECH ACADEMYなどの提携サービスあり
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フリーランスどうしの交流会や飲み会、ゲーム大会など、ライトなイベントを頻繁に開催しているので、交流が好きな人におすすめです。税務サポートが充実していて、はじめて確定申告する人も安心できます。

フリーランスとしてキャリアアップしていく方法

斎藤さん フリーランス キャリアアップ方法

フリーランスとして長く働いていくためには、フリーランス専門エージェントの担当者と上手に付き合い、自らキャリアアップやステップアップをしっかり考えていく必要があります。 フリーランスになるときの注意点とともに説明します。

エージェント担当者と上手に関わる3つのコツ

エージェント担当者と上手に関わるために、以下のことを心がけましょう。

  1. 積極的に情報共有する
  2. 案件を掛け持ちするときはあらかじめ相談する
  3. 謙虚に、でも要望はしっかり伝える

1. 積極的に情報共有する

案件を探しているとき、参画中どちらの場合も、積極的に情報を共有しています。

例えば、あらかじめわかっている自分の繁忙期があれば事前に伝えます。そうすれば、担当者も希望に合う条件を探しやすいです。

また、私の場合はときおり子どもの保育園のお迎えがあり、テレワーク中に抜けることがあります。そういった事情もあらかじめ伝えておき、抜けた時間分を稼働して報告しておけば、不要なトラブルが避けられます。

ときには愚痴も伝えます。何も相談せずにため込んでしまい案件を離脱すると迷惑をかけますし、エージェントの担当者にも状況を知ってもらう方がよいからです。

2. 案件を掛け持ちするときはあらかじめ相談する

コロナ禍でテレワークが普及したため、案件の掛け持ちをする人も増えています。しかし、黙って掛け持ちしてメインの案件がおろそかになってしまうと、トラブルの原因になりかねません。

そのため、掛け持ちする場合はあらかじめエージェントの担当者に伝え、きちんと両方の業務を進めておくようにしています。掛け持ちはバランスをとるのが難しいので、フリーランスに慣れてきてから試すのがおすすめです。

3. 謙虚に、でも要望はしっかり伝える

調整や交渉をお願いするときは「お手数をおかけして申し訳ないのですが」と謙虚でありながらも、しっかりと要望を伝えることを心がけています。 会社員のときよりもわがままを言える環境ではありますが、担当者が快く対応してくれるようにバランスを大事にしています。

フリーランスとしてのキャリアアップやスキルアップ

フリーランスになるとどうスキルアップするか、今後どう働いていきたいかは能動的に考える必要があります。選択肢としては、大きく2つあります。

  1. 技術やスキルを極める
  2. 別の個人事業と両立する

1. 技術やスキルを極める

技術やスキルを磨くなら、最先端の技術を扱う案件に積極的に参画することが重要です。

スキルシートに書ける内容を増やしたいなら、さまざまなプロジェクトで広く浅く知識を身につけていくという方法もあります。逆に、一つの分野を深く掘り下げていくなら、資格取得を目指すのも一つの方法です。例えば、インフラ系ならAWS(アマゾン ウェブ サービス) のスキルを求める案件は多いので、AWS認定資格を取得してみてもいいでしょう。

2. 別の個人事業と両立する

個人的には、エージェント経由の仕事以外にも個人事業をもつのがおすすめです。40代半ばまではエンジニアやデザイナーの仕事一本で問題ないと思いますが、40代後半になるとそのまま仕事を続けていくのか迷いが出てくる人も多いです。

フリーランスだからこそ複業はしやすいので、興味のある事業を始めてみたり、資産運用をしたりするなどの選択肢も考えてみていいと思います。

フリーランスになる際の4つの注意点

フリーランスになる前に知っておくべき注意点は、以下の4点です。

  1. 税務の基礎知識
  2. 資金調達
  3. 保険や年金関連
  4. 住宅ローンやクレジットカード

1. 税務の基礎知識

フリーランスになると毎年確定申告をする必要があり、どの費用が経費として計上できるかなども知っておく必要があります。税理士に依頼していいと思いますが、税務の基礎知識を身につけておくと安心です。

2. 資金調達

フリーランスは何が起こるかわかりません。ケガや病気で急に働けなくなると収入は途絶えてしまいます。公庫から融資を受けるなど、有事の際にどう資金調達したらいいかを知っておくといいでしょう。

こういった知識はプロから教えてもらうのがおすすめです。私の場合は税務や資金調達などの相談をまとめてできる『Rコンサルティング』という企業に支援してもらっています。

3. 保険や年金関連

会社員からフリーランスになると、会社の健康保険から国民健康保険に代わり、厚生年金から国民年金に代わるなどの変化があります。こうした点も知っておくといいでしょう。

4. 住宅ローンやクレジットカード

金融面での信用度は、フリーランスになると下がってしまいます。そのため、家を買おうと考えている人は会社員のうちに住宅ローンを組みましょう。クレジットカードの審査も通りにくくなることがあるので、あらかじめ入会しておいた方が安心です。

まとめ

フリーランス専門エージェントを利用するメリットとして、複数の企業が営業活動をしてくれる、単価の交渉ができる、直接個人と交渉しない企業の案件に参画できるといった点があります。 エージェントを選ぶときは、Web上の公開案件で、得意領域や単価の相場をチェックしたうえで、大手2社、中小1~2社を選んでみましょう

フリーランスになると確定申告をする、保険や年金の仕組みが変わるなどの変化があります。税理士などの専門家の知恵を借りながらも、基礎的な知識を理解しておくようにしましょう。

また、スキルアップや仕事の方向性は能動的に考える必要があります。技術やスキルを磨く、別の個人事業と両立するなど自分に合った方向性を考えてみてください。このように仕事の選択肢が広がるのもフリーランスの醍醐味(だいごみ)です。興味がある人はまずフリーランス専門エージェントのサイトをチェックするところから始めてみてください。

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